12月(下)
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12/31(水)

(TVSP)雲のように風のように
本放送時、相当心に残るものがあって
何年経っても色褪せず思い出の中にあった
作品――だと思っていたんだけど、今に
なって観直すと「あれ、こんなだっけ?」
という部分も多数ある。特に主人公の声。
展開もかなりすっ飛ばし気味。尺の関係で
仕方ないんだろうけど。しかしそういう
欠点を補って余りある良さは確かにあった。
いい作品だ。それは記憶に違いなかった。

(TVK)ヤミと帽子と本の旅人
「初美を殺してボクも死ぬ!!」
新年一発目にこんなの……。美しい愛の物語を
途中までやっていたのに、どうしてそういう
ヤバい方向に走ってしまうんだ葉月。Aパートで
ガルガンチュアはハッピーエンド。そして初美は
イヴに戻り、いつか葉月の子供となって再会すると
言い残し消える。で、あとは最終回を残すのみ。
しかし、普通に葉月が子供生んでハッピーエンドに
なるとはあまり思えない。もし生んだとしても、
葉月ならその子に危うい愛情を注ぎそうで怖い。
ともかく最終回待ち。他の地区ではすでに放送
終了しているので、ネタバレには注意せねば。

12/30(火)

コロッケ!SP
魔王・若本規夫復活!!
凄いな、ここまで若本だと
いっそ清々しささえ感じる。

CAPTAIN HERLOCK(終)
「男なら、撃て!!」
トチロー>>>その他大勢なんだなー。
ハーロック来なくてもトチロー一人で
どうにかなった感じだし。ファンには
そのトチロー至上主義みたいなのは
物凄く嬉しかったりはするのだが。
オチはどうとでも解釈出来、かつ余韻も
あってよかったと思う。格好よければ
いいんだよな、ハーロックなんだから。
個人的には、台場は撃ったがあえて
外した、ハーロック生きてる、そして
トチロー何故か復活という一番いい
解釈をしておく。ロマン重視ってことで。

12/29(月)

爆転シュートベイブレードGレボリューション(終)
地球マジ崩壊!!
カイ戦の時はイメージだったが、今回は本当に
巻き起こせ大破壊。ブラックホールに吸われる
観客!! 崩壊するビル!! ベイに撃墜される
戦闘機!! 一体どれだけの死者が出ているんだ
と思ったら、壊滅した街で普通にベイバトルを
見物してる子供達……。災害のトラウマで心が
どうにかしてしまったかのようだが、どうやら
死者は出なかったらしい。街も順調に復興中。
これまで聖獣兵器だのサイボーグだの精神世界で
宇宙誕生だの色々やってきたが、最期の最期に
究極点に到達したなぁ。ここまでやってくれれば
文句も出ない。ベイ魂があれば空も飛べるのだ。
三年間、キャラデザ変わったりしつつも王道の
コロコロ系アニメであり続けた。EDの全キャラ
後日談もスタッフの作品に対する愛が感じられて
よかった。スタッフの皆様、お疲れ様でした。

冒険遊記プラスターワールド
せっかくデリィ主役の番外編なのに、
この作画はないじゃないか……。

(TVK)君が望む永遠
それぞれの気持ちを受け、ついに孝之が
決断を下す時がきた。最終回前なのに、
未だ誰とくっつくのか予断を許さない。
どう考えても遥が一番いいと思うんだが、
水月への想いが本物なら遥と別れるのが
優しさってことになるのか。というか
水月は結局、指輪買わせたせいで孝之が
待ち合わせに遅れたんだということは
誰にも言わずに終わるのか……ズルい。

12/28(日)

明日のナージャ
ローズマリー、本当に恐ろしい子……!!
何だかんだ言っても最後にはナージャと
和解するんだろうと思っていたが、院長
先生の死すら利用する姿を見ると、これは
もう救いようないんじゃないかという気が
してきた。最終回で死にそうな勢いだ……。

金色のガッシュベル!!
ウォンレイのカンフーアクションはよし。
鈴芽を映画に誘う清麿は駄目。スタッフは
鈴芽をヒロインにしたいらしいが、やはり
鈴芽は不遇な方がいいと思うんだよなぁ。

アストロボーイ・鉄腕アトム
人間と戦う為、自ら戦士に改造されることを
望む少女ロボット。彼女を巡り対立するアトムと
青騎士の思想。ラストが少し甘かったが、非常に
見応えのある青騎士編のテーマを前面に出した話。
驚くべきはこの脚本をマーク・ハンドラーが
書いているということだ。アトムの一番難しい
部分を理解して書いてくれたことが妙に嬉しい。

(TVK)藍より青し〜縁〜(終)
ティナが結局帰ってきちゃって終了。
終始一貫して、続編OVAでやるネタを
13話に引き伸ばしてやってるような
感覚が漂っていた。よって一話ごとの
内容も薄くなってしまったように思う。
もっと色々出来ただろうに、勿体ない。

12/27(土)

(映画)銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー
「さよなら、私と同じ青春真っ只中の鉄郎さん」
鉄郎って年いくつなんだろう、というか地球って
一体何度滅びかけたり侵略されたりしてるんだろう、
とか何とか色々と考えてしまう999復活編。
新シリーズの導入的に作られているので、もう
思いっきり途中で終わる。で、今のところ続編なし。
作品のいい悪い以前の問題が多過ぎる。企画が
間違っていたとしか言い様がないんだろうな……。

カレイドスター
そら、途中棄権。
大失敗して負けるよりむしろよかったと
個人的には思う。これで完全に、そらは
レイラさんの後追いではなく、自分の道を
模索していくことになる。こうなると
自然とレイラさんやカレイドステージとの
関係も変わってくるはずだが、その辺は
どうしていくのか。「私はレイラさんの
人形じゃない」とか「私の愛したカレイド
ステージは死んだ!!」とか言い放って
新団体設立とかしてくれると面白いんだが。

鋼の錬金術師
焔VS鋼。
中佐がついにギャグキャラ化してきた。
軍の連中も、みんないい味出している。
一方でただのギャグで終わらず重い
部分もきちんと残しているのも手堅い。

(TVK)瓶詰妖精(終)
合身形態での話、もっと観たかった。
真面目に観てなかったけど、これは
萌えアニメだったのか何だったのか。
結構微妙なポジションの作品だった。

(TVK)D.C.〜ダ・カーポ〜(終)
さくらの狂気を沈めて音夢を救ってエンド。
くっつくのは音夢だけど、最終回でメイン扱い
されているのはさくらという不思議な構成。
しかし、半年の積み上げがあったので不満は
それほどでもない。前半は外見がいいだけの
作品だったが、後半にしっかりした中身を
得ることが出来た。見事なものだと思う。
こういう萌え重視の作品こそ、実は長い
スパンでの作品作りが必要なのかもなぁ。

ガングレイヴ
ブランドンとマリアの別れ、そして
ビッグダディ×マリアフラグ成立!!
ええっ!? まさか第一話の娘って!?
そんなこんなで人間関係の錯綜が
面白過ぎる。ついに表面化してきた
ブランドンとハリーの思想の違い。
ついに次回で決定的なものになるか。
何となーく第一話への道が見えてきた。

(TVK)(OVA)円盤皇女ワるきゅーレ特別編
ガングレイヴの方録画しとくんだった……。
第一期と第二期の間に発売されたOVA、
だったと思う。本当に後日談というか、
普通にのんびりとした話。これはこれで
平和でいいんだけど……選択間違えた。

12/26(金)

(映画)わが青春のアルカディア
キャプテン・ハーロック誕生秘話、かな。
初めて観るもので驚くこと多数。しかし
これ本当に正式設定なんだろうかと疑問に
思うことも多数。基本的に、話に整合性が
欠けている為に余計そう思う。あの恋人は
いつの間にどういう事情を知って海賊旗と
コスチュームを手縫いしてたんだ、しかも
死にかけの身体で。というかハーロックと
恋人の関係が説明皆無でさっぱりわからん。
「スタンレーの魔女」を宇宙でそっくり
再現するなど、やはりクロスオーバー的な
楽しみ方をするのが本当なんだろうな。

超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説(終)
「今の私に、このマトリクスを持つ資格はない……」
司令官の立場も、ユニクロンとの戦いも全て捨て
メガトロンとの決闘に挑んだコンボイ。「お前も
戦いが好きなだけのトランスフォーマーだ」という
言葉を肯定しつつ、だが最後には正義が勝つのだと
信じたいと言うコンボイ。身体のパーツ引きちぎり、
物を投げ、トンファー・棒術・バックブリーカーが
飛び交う肉弾戦の果て、互いに似た者同士であったと
認め合う二人。だがメガトロンは最期までコンボイと
馴れ合うことをせず、来世でも宿敵だと言い消える。
戦いは終わった。だがトランスフォーマーの宿命は、
永遠に続くのだ、眠りについたユニクロンと共に……。
素晴らしい作画で燃えまくる肉弾バトルを描きつつ、
テーマ的に完全にコマーシャルアニメを越えてみせた
見事な最終回。子供達とマイクロンのエピソードを
前回で済ませて、この決闘を最期に持ってきた構成に
スタッフの想いを感じる。みんなで一緒に戦って、
ユニクロンを倒してハッピーエンドでも誰も怒りは
しなかっただろうに、ここまで戦士の業を描いて
みせるとは……。今の時代に、こういう題材で一歩
踏み込んでみせた気概に敬意を表したい。全体的には
まあ色々と問題も多かったけど、いい作品だった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。

(TVK)神魂合体ゴーダンナー!!(終)
第二部、予告!!
ええ〜っ、このヒキでそのまま続くのかよっ!?
何てストレスの溜まることしてくれるんだ……。
第二部が楽しみではあるが、第一部への不満で
それは帳消し。一旦終わる以上、もう少しキリの
いいところで終わって欲しかった。生殺しは辛い。
この回にしたって、ほとんど回想な上、石丸博也が
謎過ぎて訳がわからない。第二部で光司を導いて
くれるらしいのでそこは物凄く期待しておくが。

12/25(木)

冒険遊記プラスターワールド
若本声の悪党がビートマとプラストオンして、
さあブラックビートマが大暴れだと思ったら、
あっさり正気に戻って決着しちゃった……。
も、勿体ない……色々遊べるネタだったのに。

無人惑星サヴァイヴ
段々と荒んでいくメノリが素敵だ。
次回でいよいよ過去話か、楽しみ。
ルナのシンクロ能力はルナ自身に
秘密があるのか、それとも湖に何か
あるってことなのか、まだ不明か。
しかし、やること成すこと全てで
迷惑をかけながら、結果的に状況を
改善させていくハワードって凄いな。

(TVK)一騎当千(終)
闘士の運命を投げ捨て、新たな戦いに臨む。
中途半端に終わることを宿命付けられた
作品としては、結構いい落としどころに
辿り着いたなという印象。まあこの作品は
地上派であそこまでやったという時点で
すでに目的は達しているので、話に色々
ケチつけるのは間違っている。とにかく、
パンチラアニメの新たな方向性を示した
ことは評価してもいいんじゃないかと思う。

魁!! クロマティ高校
「でじこもクロマティ高校に来てみたにょ」
来なくていい来なくていい。本編でなかったのが救いだ。

(TVSP)ギャラクシーエンジェル冬休みSP
そんな昔のことでもないのに、OPが懐かしいーっ。
SPとは思えないいつも通りの投げっぱなし振りに
呆れるようでもあり、感動するようでもあり……。
ともかく良作であることを再確認。第四期への期待が
膨らむ。新キャラ投入でフォルテさんがリストラと
噂されたが、そんなこともないようで一安心。

12/24(水)

出撃! マシンロボレスキュー(終)
それぞれの成長を示しつつ、卒業エンド。
決戦は前回で済ませて、最終回は特に
大事件を起こすでもなくあえて普段と
変わらない、しかし当初から見れば確実に
成長した子供達の姿を見せて終了。作品の
空気に合った終わり方。全体として地味な
印象が強いのが勿体ないのだが、丁寧に
作られた作品ではあった。本当の最終回は
正月のSPらしいので、最終評価は保留。

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ
メイド従えて薔薇を愛でる奴が新たな敵か。
スケールが肥大化し過ぎたドーマ編に対して、
カードバトルものとして順当な話にはなりそう。
とりあえず注目は中国代表っぽい人ですな。

NARUTO
テマリのアレ、スパッツだったのかー!!
原作で図解説明が多くてわかりにくかった
話を、テマリの足とかテンテンの脇とかを
異様に綺麗に描き込む作画で乗り切る。
最近、スタッフいい仕事続くなぁ。

(TVK)ヤミと帽子と本の旅人
Aパートを綺麗にまとめてから、
Bパートでついに全員集合。帽子を
取られたリリスが可愛い。というか、
タイトルの帽子ってあれだったのか?

Avenger(終)
途中からまあ真面目に観ていなかったのだが、
それにしたって訳わからん。ここまで見事に
訳わからないと、そういう芸風なんだなぁと
変に納得しそうになるが、諦観したらそれで
終わりだ。せめて怒ってあげるのが礼儀。

R.O.D−THE TV−
アリス、いいキャラだったのになぁ……。
読仙社の暗部が見えてきて、決戦に向け
下準備が始まったという感じ。決戦と
言っても何とどう決戦するのかはまだ
わかんないけど。ジュニアはやっぱり
女の子なんだよな? 結局百合か……。

12/23(火)

(映画)さよなら銀河鉄道999〜アンドロメダ終着駅〜
こちらは内容自体を完全に忘れていた。なので
いきなり松本マンガ戦争ものバージョンで始まって
面食らった。前作のロマンを完全粉砕するような
現実の描写。そうか……タイトルからして「さらば
宇宙戦艦ヤマト」みたいなものなのか、と認識。
そう思えばまあ観られる。ダースベイダーが出て
きたのにはさすがに引いたが、鉄郎がメーテルに
選ばれた理由の補足になってはいるからいいか。

わがままフェアリーミルモでポン! ごおるでん
ラットが思わずヤマネを助けたりしてるな。
正体バラシはいつまで引っ張り続けるんだろう?

CAPTAIN HERLOCK
長官さん、特攻しちゃったか……。
わざと停止してクルーを降ろす
中枢コンピュータの心意気に感動。
劇場版999観たあとだからなぁ。

(映画)ファイナルファンタジー
伝説の大コケ映画、地上波初登場。
長所はCGがリアルなこと、短所は
CGがリアル過ぎること。CGなのに
なんだこの画面の地味さは。加えて
シナリオがライトノベルチックで
とてもハリウッド仕様とは思えない。
OVAならともかくこれで全米公開に
踏み切った度胸と見識には恐れ入る。
CGは本当に凄いんだけどなぁ……。

12/22(月)

(映画)銀河鉄道999
前に観たのは子供の頃だったもので、松本キャラの
クロスオーバー部分がちんぷんかんぷんだったのだが、
ここ最近「零」「ハーロック」「物語」と立て続けに
松本サーガに触れていたのでハーロックやトチローや
エメラルダスが出てくるたびに妙に興奮。公開当時の
観られ方もこんな感じだったんだろうか。作品としては
クロスオーバーに尺を取られ過ぎて、肝心の本筋に
唐突さが目立ったのが残念。しかしそれを差し引いても
やはり傑作。少年期の旅をこれほどロマンティックに
描いてみせた作品は空前絶後だろう。作画面にも
見所多数。そしてなによりゴダイゴの主題歌が最高!!

(映画)頭山
アカデミー賞ノミネートで話題になった当時、
断片的には観ていたのだが通しでは初めて。
個人的にはすでに世界的に評価されている
作画面よりも、国本武春による語りと三味線に
魅力を感じた。アニメってのはやっぱり、
音や声も含めた総合芸術なんだよなー。

(TVSP)ブラック・ジャック 命をめぐる4つの奇跡
出崎版も好きなんだけど、作風が濃過ぎて一般受けは
しないよなぁとは思っていた。なので原作に忠実な
絵柄によるB・Jというのは需要は高いと思う。
ゴールデンタイムということもあり、直接的な描写や
差別的と誤解されそうな要素は極力排除。原作の持つ
ヒューマンな部分を前面に出してきたという印象。
クールさやアイロニーが抜けた反面、非常に観易い。
評判がよければレギュラー化もあり得るって話だから、
家族揃って観られるようにしたこの判断は正解だろう。
濃いのが好きならそれこそ出崎版観りゃいいんだし。

(TVK)君が望む永遠
水月に多少フォローが入ったことで、
悪いのは全部孝之が優柔不断だからだ
という展開に。しかしどう考えても
一番割り食ってるのは孝之なんだが。

ガングレイヴ
更に三年後。ブランドンはメガネに。
なっ、何でメガネ!? イメチェン!?

クロノクルセイド
正直、セリフや展開に安っぽさは
拭えないのだが、演出がハマれば
大化けしそうな予感は漂ってくる。
まあそれまではエロで耐えますか。

12/21(日)

クラッシュギアNitro
前回、兄がキャラ変わったと思ったら
今回は弟が壊れた……。ZDもTBも
追い込まれると駄目なタイプなのか。
というかスタッフも一年かけて育てた
キャラを最終決戦でぶっ壊すなよ。

金色のガッシュベル!!
原作で、「ああこれでズボンはいて
なければなー」と思ったものだが、
アニメで動いてるの観ると、これは
これで悪くないかもなぁ……と。

アストロボーイ・鉄腕アトム
アトラス逆襲。
とはいえメインはDrキリコ(?)と、
それを馬鹿にしまくる素敵な天馬博士の
対決だったり。アトラス、復活の予定は
ないと監督は言ってたと思うのだけど、
人気が高かったんで急遽再登場させたのか?
結局また生死不明になっちゃって残念。
しかしあの様子だと、最終回で颯爽と
アトムを助けに現れそうな気がする。

ONE PIECE
チョッパーの角が帽子についている件は、
単行本最新刊で作者の見解が載ってましたな。
裏でやってたベスト100の声優ランキングが
堂々と田中真弓を出してきたのに驚いた……。

(TVK)藍より青し〜縁〜
今シリーズのヒロインは完全にティナなのか。
ティナの心情を淡々と描写していく演出には、
この作品の本領が感じられてよかった。しかし
最終回前にこれで、オチはどうなるんだ?

銀河鉄道物語
一挙三話放送。
だが、肩に力を入れずサクサク観られる
作品なので、意外と苦にならない。内容が
ド直球で単純に面白いというのも大きい。