8月(上)
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8/10(日)

金色のガッシュベル!!
恵&ティオや鈴芽やウマゴンが登場したせいで
原作と比べて間延びした感はあるが、原作と
比べなければそれほど問題があるわけでもない。
ま、要するにこれはこれでよし、ということで。

アストロボーイ・鉄腕アトム
作画も脚本も演出も実に気合入ってるんだが、
何かが足りない。その何かがわからない……。
時間が足りないのか、バトル描写に遊び心が
足りないのか、テーマの掘り下げが甘いのか、
そもそも掘るべき場所を間違えているのか?
本当に何なんだろう、この微妙な上滑り感は。
悪くはない、決して悪くはないんだけど……。
まあ、エプシロンがエロかったからいいか。

ONE PIECE
残像合戦。
オリジナルコンボでも発動してんのか。
CG処理で、作画は楽が出来てるのか?

8/9(土)

わがままフェアリー ミルモでポン!
色々な要素を詰め込み過ぎかなーと
途中までは思っていたんだけど、
最後には見事に全てが収束していた。
「合体」というのがまずあって、
そこから逆算しての脚本なんだろうが、
まとめ方が実に巧みだ。さすが。

ゲットバッカーズ
無限城再突入編、開始。
敵は炎使いと風使いが出てきた
ということは、残りは土と水か?
しかし、雨流は何するんだろう。
神の記述編の要素も入るのか?

機動戦士ガンダムSEED
死闘の最中、キラ達の出生の秘密が明らかに!?
強引にそういう方向に持っていった印象はあるが、
面白くなるならそれでいい。コーディネイターは
遺伝子上では皆兄弟なのか? それともSEEDを
持っている者だけ特別なのか? キラとカガリの
双子関係もまたわからなくなってきたし、色々と
興味を掻き立てられる。しかしフラガはクルーゼと
自分の関係、知らずにキュピーンやってたのか……。
ところで、実に仲間想いなイザークの問いに対し、
ミリアリアのことばっか回想しているディアッカは
誤解されたまま撃たれるべきだったような気がした。

8/8(金)

(映画)逮捕しちゃうぞTHE MOVIE
春に放送予定だったのが中止になってた逮捕映画。
過去にTBS深夜で二度放送されているのだが、
その際は何故かEDがカットされていた。なので、
完全放送は始めてだったりする。まあ、それで
内容が向上するわけではないんですが……。
しかしそれでも、EDにニトロの歌があると
それなりに決まった感じにはなる、と思う。

(TVK)ダイバージェンス・イヴ
うあ〜、また反転しやがった……。
それにしても、こんな展開速度で
終わるのか? 1クールだよな。

8/7(木)

(映画)おじゃる丸 約束の夏おじゃるとせみら
おじゃるに夏を与えてくれた、
七日間だけの友達。セミの死体を
見付けて、せみら来ないなーと
言ってるその状態ですぱっと終了
させる辺り、思い切りいいなぁ。
普通子供向けだから多少フォロー
するようなこと入れておこうとか
考えちゃうもんだと思うんだけど。
サブちゃんの歌はベストマッチ。

カレイドスター
そらと、育ての両親との絆。
お父さんが来た回で消化不良
だったことがここで活かされた。
そうか、あの時は遠慮があって
思ったこと言えなかったのね。
しかし、妊娠七ヶ月までそらに
教えてなかったのは、そらが
色々バタバタしてたからか?

冒険遊記プラスターワールド
デリィ+ビートマ=ヘソ出しルック。
「デリィ、俺と合体だ」「僕もデリィと
合体したい」「合体してどうだった?」
「最低だ!」など、何か妙にエロい。
けど、やりようによってはもっともっと
暴走できたように思う。もったいない。

8/6(水)

(映画)うる星やつら いつだってマイ・ダーリン
完結編の後、十周年記念という名目で復活。
そういうわけもあってか、作品としては
完全に懐古モードに入っている。キャラや
世界観の説明をして、いつもやっていた
ドタバタを繰り返してみせて、それだけ。
けど、この作品の主旨としてはそれで
いいのだろう。そして伝説へ……。

出撃! マシンロボレスキュー
海賊の幽霊を助けて、お別れエンド、
と思ったら女の子取り憑いてるーっ!!
あの娘、これからもずっといるのか?
いや、可愛いから幽霊でも別にいいけど。
それにしても、ギャグ回はやはり面白い。

ボンバーマンジェッターズ
ゼロとシロボン。
もっと泣かせ全開の話になるかと
思っていたら、笑いも交えてくれて
嬉しい誤算。もちろん、それが
切なさを更に引き立てているのは
言うまでもない。組み立てが上手い。

テニスの王子様
あれ!? ぶっ、分身はっ!?
そこは別にフォローしなくても
よかったのに……原作補完って
やっぱりむずかしいもんだな。

NARUTO
そのおかげでナルトの戦いが
盛り上がるのはいいのだが、
それにしても回想のせいで
リズムが狂い過ぎてると思う。

宇宙のステルヴィア
女の友情大崩壊。けどこんぺいとうで復活。
それぞれが自分の駄目な部分をさらけ出して
泥沼にはまっていく様子が凄く面白い。しかし
こういう話をやるなら、最後まで引っ張るか
もっと序盤に済ませておくか、どっちかの方が
よかったようにも思う。ところで、光太は
別にフラレたわけではないんだよな……?

8/5(火)

(映画)うる星やつら 完結編
ちなみに、昨日放送した「ラム・ザ・フォーエバー」は
録画失敗で前半二十分ばかり観てないので感想ありません。
で、今回完結編。確か原作最終エピソードを脚色した作品。
なので、これまでの劇場版とは根本的に違う。劇場版が
「BD」以降、世界観をメタ的に分解して最終回を作ろうと
していたのに対し、こちらは真っ向勝負であたるとラムの
関係性を突き詰めて、物語の決着を図っている。まさに
正道の最終回。作品としては、ギャグの間が滑り気味なのが
気になるが、ラストへの積み上げと畳み掛けが秀逸で、
思い入れのある人なら涙腺直撃必至。あたるカッコ良過ぎ。
しかし、「BD」と原作準拠の「完結編」が、方向性は
180度違えど、同じくあたるというキャラの表現によって
作品を完結させようとしているところは興味深いと思う。

おねがい☆ツインズ
何か、純愛とか思いやりとか家族愛とか
表向きは匂わせつつ、その実男の方が
立場的に上で、女の子は最後に必ず敬語で
擦り寄ってくる――という構図になって
いる辺り、スタッフの腹黒さを感じる。
まあ、これから色々あるんだろうけど。

エアマスター
作画や演出がいつもと比べ元気ない。
ラストスパートの為に力を溜めて
いるのだと思いたいが……。

8/4(月)

犬夜叉
蛮骨と奈落に過去からの
因縁があったというのは、
いい原作補完設定だと思う。

LAST EXILE
ソフィアが皇帝となり、さあみんなで
ギルドと戦おう、というところで当の
ギルドが薔薇吹雪と共に襲来。ディーオ
びびりまくって崩壊。アレックス、唐突に
ブチキレてさっきまで「祝ってやれ」とか
言ってたソフィアごと攻撃しようとして
怒られる。ここに至るまでの過程には
納得いかない部分も多いのだが、急速に
面白くなってきているので、まあいいか。

8/3(日)

明日のナージャ
黒バラをフランシスと間違えたまま、
デートして好きになってしまうナージャ。
細田演出回らしく、演出・作画ともに
妥協なし。二人の微妙な距離と接近を
描く「空気感」の作り方はやはり天下一品。
キスする際、黒バラの背に手を回すことで
ナージャの中の「女」を表現する辺りも
さすが。だが、今回一番凄かったのは
恋心が昂ぶり過ぎて箸が転げても大笑い
するような状態になっちゃってるナージャを
巧みに演じた小清水亜美の演技力だと思う。

金色のガッシュベル!!
原作で別々の話だった夏休みとキャンプを
上手く一話にまとめて処理した回。ギャグ回
として非常に秀逸。特に顔芸の数々がいい。
ただ、二話をまとめたせいで一つ一つの
ギャグのインパクトが弱まった感じはする。
で、次回からはイギリス編なのだが……何で
鈴芽がいるんだ? オリジナル要素強いのか?

アストロボーイ・鉄腕アトム
地上最大のロボット編。
かつて登場したロボット達をプルートゥの
ターゲットにしたのは一長一短。あのOPの
秘書似ロボットがターゲットだったのには
ちょっと驚いたけど。プルートゥとウランを
結び付けることで、話は上手く整理されている。

ONE PIECE
全編、チョッパーが叫んでるだけの回
という印象。せっかく小泉作監なのに。

8/2(土)

十二国記
しまったーっ!! いつの間に
第二期シリーズ始まってたんだ?
どうやら見逃したのは一話だけ
らしいが、すでに話がわからない。
尚隆と六太の過去話の続き、か?

ゲットバッカーズ
ポール過去編。
友情と裏切りが交錯する
話のわりに、あまりドラマ
ティックな盛り上がりは
感じられなかった。蛮と
銀次の行く末を暗示させる
ポールのセリフはよかったが。

機動戦士ガンダムSEED
虎さん、片腕もなくしてたのか。なら何で
前回わかりやすく見せてくれなかったんだ?
マリューVSナタル開始。義理と人情を
通した上で、戦うならば容赦はしないナタルの
有能さと魅力が際立つ。これだけ有能だったら
そりゃマリューに色々文句言ってたわけだな。
アズラエルの存在が知られ、クルーゼも参戦と
一気に勢力図が整理されそうな勢い。というか、
もう1クールないんだもんな。勿体ない。

釣りバカ日誌
アバレンジャー登場。
ちゃんとアクションしてて
結構びっくりした。

8/1(金)

(映画)うる星やつら3 リメンバー・マイ・ラヴ
前作から更に一歩進んで、ラムがいなくなり、
普通の日常に戻ってしまった友引町を描いた作品。
が、ラムが消えたせいでしのぶの怪力とかまで
消えるのは納得しがたい。そもそも、作品全般に
前二作までの雑多さがなくなってしまい、ラムが
存在する世界すら、あまり魅力的に見えなく
なってしまっている。特にEDの白々しいこと……。
あの幸せな雑多さは、押井守の才能故だったのか?
作画も、総作監もりやまゆうじ・作監土器手司で
女の子は凄く可愛いんだけど、やはりエネルギー不足。

(TVSP)ルパン三世 お宝返却大作戦!!
監督が川越淳ということで、アクションは期待出来るが
それ以外はどーだろーかなぁと不安視していた為だろうか、
すこぶる楽しめてしまった。まず、アクションは期待通り。
飛行機・カーチェイス・剣戟・ガンアクション、そして
追いかけっこと「ルパン」でやるべきアクションは全部
やってみせている。しかも総じてレベルが高い。脚本は
各キャラに過不足なく見せ場を与え、伏線の張り方も上々。
あまりスケールを広げ過ぎず、老怪盗の残した思い出や、
敵側のロマンスに重点を置いたのは正解だと思う。傑作や
名作にはちょっと足りないかも知れないが、よく出来た
アクション映画の佳作と思えば充分過ぎるほど及第点。
ただ、やはり「ルパン」の冠を付けるからには過去作の
オマージュやコピーを要領よくこなすだけでなく、何か
新しいものを見たいと思ってしまうも確かではあるが。