12月(上)
>>戻る

12/10(月)

グラップラー刃牙
世界情勢に考慮して原作とは一部異なった内容で放送しております。
そうかっ! 作画がどうしようもないのも、セリフが改悪されるのも、
みんなみんな世界情勢のせいだったのかっ!! そのわりに爆撃シーンはちゃんとあったり、
明らかに米兵な皆さんは盛大に殺されてますが、世界情勢には考慮しているはず。
ああもうっ!! 刃牙が失禁しないのも、殴り合いがショボショボなのも、
余計な描写を増やして緊張感を削ぐのも、何もかも世界情勢が悪いんだっ!!
世界情勢のバカヤロー!! くたばれ言い訳野郎――もとい世界情勢ーっ!!

12/9(日)

激闘! クラッシュギアT
性悪メガネ、将棋指しに負ける!!
天才対決、ということで天才少年棋士と勝負することになったメガネ。
しかし棋士がなかなか現れない。イライラしているところに、
神輿に乗り、般若の面を被って天才棋士登場。
何一つ将棋と関係ない演出だが、ともかく試合開始。苦戦するも一戦目はメガネが勝利。
その際弾き飛ばされた、将棋の駒型のギアが般若面を直撃。
般若面が真っ二つに割れた。しかし、その顔は天才棋士のものではない!!
そこに、会場の高い所から飛び降りてきたもう一人の般若面! 彼こそが本物だったのだ!!
「何故こんなことをした!?」と怒るメガネに対し「意味はない。舐めていただけだ」
と無茶苦茶なことをいう天才棋士。そもそも「偽物を使うなんて明らかに反則」なのだが、
プライドを傷付けられたメガネ、そのまま勝負を続行するとワガママ。しかし思いっきり相手の
心理作戦にはまったメガネは二戦目をあっさり落としてしまう。こうなったら、とメガネも
「明らかにそれはルール違反」なAIチップを搭載する強行手段に出る。
「先に反則したのは向こうなんだからいいんだよ!」とのことだったが、それすら
まったく通用せず、「歩詰めだ!」とギアをひっくり返されてしまう。
完全敗北を喫したメガネ。ギアにやつ当たりしようとしたあと、雨の中叫ぶ!
「オレにもっと強いギアをッ!!」。負けたのはギアのせい、ということらしい。
いや、ほんと素晴らしいまでにバカばっかりだ。

デジモンテイマーズ
タカト&ギルモンの融合合体究極進化で誕生したデュークモンVSベルゼブモン。
タカトが一緒に戦っていることに気付き、デュークモンを応援するカズヒロ達、
レオモンを失った哀しみの中で、それでも戦いを止めようとするジュリなど、
見所は結構あるのだが、戦いを止めたベルゼブモンの回想が長過ぎて激萎え。
もうちょっとコンパクトにまとめてくれると、素直に感動出来たんだけどなぁ……。

キャプテン翼
延長一回で決着。これはまあ仕方がないとして、動きの悪さは気になる。
本来のキャプ翼らしい無茶なアクションを排除するのなら、その代わりに
躍動感溢れる作画を見せてもらわなければ釣り合いが取れない。
それにしても、人間の慣れとは恐ろしいものだ。もう松本小次郎に違和感なくなってきたよ……。

サイボーグ009
意外にしっかりとした潜水艦戦。
だが、デコイとかアクティブソナーとか用語だけ羅列されてもわからない人にはさっぱりだろう。
段々と間口が狭くなってきているような気がする。サザエさんの裏で、大衆受けなど狙えない……か。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
改変期のたびにやってる二時間スペシャル。今回はスペシャル仕様ではなく、
大仏に閉じ込められる話と恒例ボーナス争奪戦の二本立て。
ボーナス争奪戦の冒頭がプロジェクトX。相変わらず、微妙に遅い。

ONE PIECE
二時間スペシャル後半。ドラム編ラストとアラバスタ編の最初を一挙放送。
昔はこち亀人気に乗っかっての「打ち切り回避祭り」みたいなイメージあったが、
最近は関東圏でも視聴率でこち亀を抜いていることがある。犬夜叉を0.1%だけ
上回ったこともあった。マンガと同じくチョッパーとヒルルクがテコ入れになったようだ。
アラバスタ編にこの人気を引き継げればいいのだが……。
今回は古川エース登場に、クロコダイル活動開始、そしてボン・クレーの変身と
見所多し。各声優さん、ボン・クレー口調上手かったなー。家弓ボン・クレーが今から楽しみ。

12/8(土)

仰天人間バトシーラー
二組に分かれてしまった仲間。敵になるつちむすめ。虎になるジャンヌ。
敵・味方の入れ替わりが激しくてちょっと見逃しているとついていけなくなる。
整理すると、敵から味方=ネコマタ丸・ゴルコマチ・ゴルゴネス(里帰り中)
味方から敵=ウェブナイト・リッチナ・つちむすめ・ハロウィッチ――で、いいんだっけ?

RAVE
エリーと一緒に温泉に入り、しおれるプルー。
プルーはまあ可愛いんだが、グリフォンと首を動かす馬(らしきもの)は
きも可愛いを通り抜けて、ただただ不気味だ。今回も「そこに看板出てたもん」の
一言で登場する温泉とか、靴履き忘れて飛び出すエリーとか、随所で唐突極まる物語構成。
ま、エリーよければ全てよしって感じの回ではあるけど。

PROJECT ARMS
何故いきなり作画レベルがこんな極端に向上するのだ……。
もうちょっと力の配分とか考えろよ……。ほんっとに一点豪華主義。
ARMS発動回だけ審査基準が違うのか? それとも発動回しか審査してないのか?
今回のクオリティーの六十パーセントぐらいの出来で毎回やってくれたら、それでいいんだけどなぁ……。
にしてもホワイトラビットの「ジャバウォック」の呼び方は最高だ。

12/7(金)

電脳冒険記ウェブダイバー
小学生のくせに風力発電機を作ってしまうショウさんが、
怪我を負ったカイトの為、手作りイカダで海に沈んだ病院を目指す。
全編に渡りショウが活躍する回。グラディオンがほとんど手も足も出なかった
敵も、ダイタリオンがボコボコに。グラディオン、とどめ刺すだけ。
そしてショウは人参嫌いを告白する時もクール。やっぱショウさんはすげえや!

VANDREAD 2nd
仲間達とはぐれてしまったヒビキは、テレパシーで会話するインディアンのような
人々が暮らす惑星に辿り着く。そこで歓迎を受けたヒビキだが、今のお前は負の心に支配されている、
との指摘を受け「精霊の祠」で己を見つめ直すことになる。自己の内面を見せつけられるヒビキ。
「オレって一体何なんだ!?」と悩むが、仲間の為に戦うんだということで覚醒。
一皮剥けたヒビキは真の戦士、宇宙の中心として地球との最後の戦いに挑む……。
まあ、何というかベッタベタな自己確認話。決戦前のパターンではあるが。
ヒビキが第一世代だったとか、謎のエネルギーの正体が生命体(珪素系生物か)だったとか、
大体の謎解きも終了。意外なものは一つもなかったが、最終決戦への整理はついた。

12/6(木)

フルーツバスケット
申の利津登場。母親(旅館の女将)と性格一緒。加えて女装癖あり。
何かあるたび「ごめんなさい〜〜〜ッ」のネガティブ人間。
子供の頃から出来が悪く、自分のことで謝り通しな母親を見て育った為、
自分の存在意義を見出せないらしい。あの母親が謝り通しだったのは、
単に性格の問題なのではないかとも思うのだが、利津は深く傷付き
女装で己を慰めるようになってしまったわけだ。で、透に逢いにやってきて、
透に励まされ、透に癒される、と。存在意義は自分で見つけるものなのです。
……結局、十二支みーんな透を頼ってるんだよな。十二支専属カウンセラーみたいだ。

おとぎストーリー 天使のしっぽ
ついに動き出した四聖獣に捕らえられたインコ・猫・カメ・ヘビ。
ご主人様には内緒で、残るみんなで助けに向かう。しかし四人は四聖獣に洗脳され、
服もチャイナ服に着替えさせられていた。……だっ、誰が着替えさせたんだぁぁぁっ!?
――それはともかく、この身に代えてもご主人様を守る、と意気込んでいたら、
何とその場にノコノコとご主人登場。しょうがないので戦闘服(?)に変身し、
四聖獣とガチンコバトル。しかし四聖獣の圧倒的な力には敵わない。
みんな一瞬にしてやられていく。(細かい描写をするだけの動画がないだけ、というのは禁句)
傷付き倒れていく守護天使達を見て、事情を呑み込んでないご主人もようやく奮起。
「みんなは、ぼくがこの身に代えても守る!」。決めゼリフ、パクった!

ポケットモンスター
クリスタルバージョンにのみ出てくる、スイクンを追う男ミナキ登場。
ホウオウもスイクンも見たことがあるというサトシに、伝説ポケモン研究家として
嫉妬の炎がメラメラと。しかし、そんなこと言ったらサトシは偽物とはいえ
エンテイにも逢ってるし、ルギアなんか二種類も見てるぞ。

12/5(水)

スクライド
完全武装クーガー、余命幾許もない体で無常に挑む。水守への叶わぬ愛の為に。
そしてシェリスは……大好きな劉鳳の為に、自分の全てである劉鳳の為に、
死にゆく彼に自分の命を譲り渡す。「劉鳳……私は……あなたを……愛しています」
劉鳳が目覚めた時、傍らにはシェリスの衣服が残るばかり、肉体までも劉鳳に溶け込ませ
彼女は劉鳳と一つになった……一緒になれたのだ。「何故だ! 何故オレなんかの為に!!」
叫ぶ劉鳳に、カズマが言う。「お前は今、泣いてもいい」
劉鳳、号泣。

シャーマンキング
前回ちょっと頑張り過ぎたか? 今回はいまいちな出来。
潤ねえさんの「もう決めちゃったもん」は可愛らしく言った方が逆に怖かったような。

テニスの王子様
試合、ギャグ、ちょっぴりラブコメとバライティーに富んだ回。
桜乃の出番が妙に多いように思うんだが気のせいだろうか。最近原作で出番がないだけか。

ヒカルの碁
目隠し碁をさせられピンチに陥ったアキラを、日高先輩が救出。
日高先輩、原作より美人度アップ。反比例して、アキラへの好感度ダウン。
結局ヒカルしか見ていないアキラが全部悪いよなー、これ。

12/4(火)

ファイナルファンタジー:アンリミテッド
謎の屋敷でリサが出会った少年は、子供の頃大好きだったサギソウの思い出……。
で、サギソウって何よ? 子供の頃大切にしていた物や動物が、人の形をして現れる
というのはパターンだが、よりにもよって花? しかもラストになって唐突に
「そういえば大好きだったサギソウが……」とか言われても困る。伏線張ってよ。
それにしても、風の登場シーンは回を重ねるごとにギャグ度を増しているなー。
今週のびっくりどっきり召喚獣はアトモス。もしかして風も呑み込んじゃったんだろうか?

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ
本田と御伽が静香ちゃんと取り合って、うっかり死にかける。
そこに現れるシャーディー。二人を助けるが、シャーディーが人助けするのって、
何かイメージ違うんだが。ともかくシャーディーが遊戯に語る神のカード誕生秘話。
ペガサスに神のカードを作らせたのもシャーディーなんだそうな。
そのせいでペガサスの部下が大勢死んでますが、シャーディーは責任なんか感じてない様子。
それでこそシャーディー、真ラスボス候補。シャーディーの扱いはアニメでもむずかしそうだが
いざとなったらこいつに全責任をなすりつけ、最終回を作ることも出来るな。

12/3(月)

Dr.リンに聞いてみて!
久し振りに観たらふしぎ遊戯になってる……。
ちょっと目を離しただけでこれか……油断出来ない。
兄貴がやさぐれてるのにびっくり。

犬夜叉
竜骨精の声が井上和彦でびっくり。
吐き出す光弾がロボっぽくて素敵。ピキューンピキューン。

名探偵コナン
ほったらかしにされてたからって、ようやく再会した父を鯛で殴り殺すなよ……。
つーか、何故わざわざ鯛? バックにハンマーでも入れときゃいいのに。

グラップラー刃牙
総集編なのはいいよ、作画がオール韓国なのもかまやしない、けどなぁ!!
セリフの改悪が多過ぎる!! 刃牙がジャックの正体に気付いてなきゃ駄目だろ!!
いい加減にしろよっ!! 作画がへたれてもいいッ! 演出が悪くてもいいッ!
それは「面白くならない」だけだから。けど脚本の改悪は「つまらなくしてる」だろッ!!
何でそんなことすんのよ……頑張ってくれよぉ〜。

12/2(日)

超GALS! 寿蘭
温泉行ったら入浴しろっ!!!!

デジモンテイマーズ
怒りの暗黒進化によって醜悪なメギドラモンへと変わってしまったギルモン。
一度はベルゼブモンを圧倒するが、マクラモンを食らい(あっさりした死にざまだったなー)
さらにタオモンとラピットモンの力までも吸収したベルゼブモンに返り討ちにあってしまう。
絶体絶命の危機に、タカトは自分とギルモンの関係に想いを馳せる……。
「ぼくのそうなって欲しいことが、魔法みたいに起こって……」
「でも、デジモンはデータ。魔法なんかじゃなかった……」
「ぼくだって……データなんだ。だって、デジタルワールドに居るんだよ、ぼく……」
「だけど、ぼくがギルモンと過ごしてきた時間は、絶対にリアルだった!」
“自分だけのギルモン”を発見したタカトは、ギルモンと一緒に戦う決意をする。
その時起こった進化こそ、本物の究極進化! 融合合体デュークモン!!
ああ、あの「デジモンの痛みがテイマーに伝わる」って、この伏線だったのか。
ともかくバトルとドラマとテーマが上質に噛み合った傑作回。
このテンションがラストまで持続したらいいな。

サイボーグ009
うわ、微妙。
痺れるくらいいい部分と、あきれるくらい悪い部分がほぼ半々。
0013とのやりとり自体は凄くいいのに、そこに至る過程が不可解だったり、
戦闘シーンの演出はいいのに、シチュエーションに無理があったり。
普通の作品なら充分に及第点なんだけど、これに限ってはどうも評価が辛くなりがち。

ONE PIECE
ヒルルクの桜。
ビジュアル的には申し分ないのだが、どうもチョッパーの泣き顔ドアップや
回想ヒルルクの満面過ぎる笑顔が、演出過多のように見える。
まあ、観てる方のテンションにもよるのだろうが、一歩引いちゃうと……。

12/1(土)

RAVE
馬鹿なッ!! そんなッ!! 奇蹟だッッ!!
特番がRAVEの直前で終わるなんてッ!! ありえねえッ!!
新宮さま誕生というめでたいニュースをぶっ飛ばす、この衝撃! マジでびびったよ!
いや、まあ冷静に考えれば災害発生ならいざしらず、おめでたいニュースで
「子供番組」を潰すのはよくない、という判断なんだろうけど。(アンツは子供番組じゃない)
ともかく無事放送。Wムジカの関係が今明らかに。
え〜っと、結局ムジカってのは苗字で二人は生き別れた祖父と孫だったそうです。
目の前で家族を殺されたって言ってたじゃないかよ……何だ「混乱して遺体確認しなかった」って。
いろいろおかしいのだが、「名乗ることなく別れることで示される家族の愛」という物語は
オーソドックスだが感動的で、時事ネタとしてもちょうどよかったかも。

PROJECT ARMS
静寂。――視聴者が。
ギャローズベル編最大、ARMS全体を通じても屈指の見せ場、グランドキャニオン大虐殺。
子供が空爆で虐殺されるというヤバ過ぎる話をやろうというからには、さぞスタッフも
気合を入れて取り組んでいるであろうと思ったら……。作画グダグダじゃん。
監督自ら切った絵コンテも……止め絵はねぇだろ止め絵は。監督交代の意味、ついになし。
これはもう駄目なのかな……。この調子でどこまでやるの?