12月(下)
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12/31(月)

ふしぎの海のナディア ノーチラス・ストーリー
「島編」完全抹殺により、エンディングに到達。
昔の感動が甦る。……反面、余計な知識を身につけてしまった今では、気になる部分も多々ある。
M78星雲から来た宇宙人って何だよ……。「神にも悪魔にもなれる」(マジンガーZ)とか、
「命の始まりを見る」(イデオン)とか、パロディの元ネタがわかってしまうと、素直な感動が失せる。
パロディっていえば、ナディアのあの両手を顔にあてて泣く泣き方、宮崎駿のパロディだよな、やっぱり。
対談か何かで庵野秀明自ら言ってたもんなー、「あんな泣き方する奴はいない」って。
対して最終決戦は、エクセリオンとか、「追い詰められた人が何をするか――」とか、
エレクトラさんのプラグスーツとか、ネオ皇帝再起動時のBGMとか、トップの設定をサービスで
組み込んだり、その後エヴァに組み込まれる設定があったりで、ちょっと感慨深い。
しかし、よくよくジャンとナディアは何もしない最終決戦だよなぁ。ネモ船長の一人舞台。
たとえヤマトのパロディだろうと、格好いいものは格好いいし、面白いものは面白いのだ。
それにしても、あのオチは凄い。あんなインパクト絶大なハッピーエンドはないぞ。
つーか犯罪じゃないのか……。ネモ船長も結局エレクトラに手ぇつけてるし……。

パンダコパンダ 雨降りサーカス
雨降りなんて次元じゃないだろ!! 大災害じゃねーか!!

コレクターユイ総集編
猪木軍VSK−1のアオリ番組(半分くらいスポーツマンNo1決定戦のアオリだったが)
観ている途中で、そういえばコレユイやってるんだっけ? と気がついてラストだけ視聴。
ファイナルエレメントスーツハイパーミラクルダウンロード!! 何度観ても凄い……。
それにしても、こんなしょっちゅう総集編やるんだったら、新シリーズやってくれればいいのに。

大晦日だよドラえもん
初っ端のエピソードが、ドラえもんぶっ壊れ話。おいおい。
携帯電話持ってる人が増えたとか、脚本が現代仕様になってるかと思いきや
時間犯罪者が「二十世紀のガキども」とか言ってる。再放送とはいえ、気を使えよ……。

12/30(日)

ふしぎの海のナディア ノーチラス・ストーリー
恐らくはこれが、「アトランティス」に対するNHKの精一杯の抵抗なのだろうなぁ……。
まあ、本放送時、金曜夜七時半という時間帯のせいでよく見忘れて悔しい思いをした
筆者としては、こんなに嬉しいこともない。そういう意味ではありがとうアトランティス!!
今回は編集版だが、年明けからは本編の再放送も始まるしね。……おねがいティーチャーと被るけど。
さて、そういうわけでひっっっさしぶりに観た「ナディア」だが、やっぱりすこぶる面白い。
ただ、今にして観直すと、コミカルから唐突にシリアスに移行する躁鬱の激しい構成に、
エヴァに繋がる暗い陰が見え隠れしていたりする。特に乗組員に犠牲が出るシーン。
さんざ「船長の判断は正しい」とか「これも運命だったんだ」とか物分かりのいいこと
言わせたあとに、一拍置いて「…………いやだあああ!! 死にたくないぃいッ!!」だもんなぁ。
演出家は鬼か。その後ナディアが登場人物達と禅問答するシーンなんか、もろにエヴァだし。
まあ、それでも明るさを損なわないのが「ナディア」のいいところ。アクションは素晴らしいし、
特殊効果なんかはポケモンチェック入ってるのかも知れないけど、それでも迫力。やはり名作だ。
しかしこの編集版、一体どこまでやるんだろう? 島編すっ飛ばしてエンディングまでいくのか?

デジモンテイマーズ
上記のように、ナディアを観ていた為、今回はデジモンをビデオ録画出来ない。(BS受信機がビデオ側にある為)
しかし!! 今回どうしても押さえておかねばならないシーンがある!!
そう、サクヤモンの進化シーンだ!! より具体的には、その際の留姫のヌードだ!!
デジモンとナディアをザッピングしながら、「その瞬間」が近づいたら、素早くテープを入れ換える!!
かなりきわどい勝負だったが、どうにか成功!! しかし、ほんとにヌードになるとは……。
七・八割、留姫だけは上手くごまかして済ませるんじゃないかと疑っていただけに、結構びびった。
あと、ジュリのお母さんが継母だとかいう話も、かなりびびった。伏線あったっけ?

パンダコパンダ
イッツ・シュールッ!!
素敵っ!! 素敵っ!! 素敵っ!! 何かが変だ!! 何かがおかしいぞこの作品!!
そもそもパンツ丸だし逆立ち開脚するヒロインが変なのだが、脚本や演出もかなりキている。
要するに「高畑勲にとなりのトトロ監督させたらこうなっちゃった」ってことなんだろうが、
それにしてもこの捩れ具合はただごとじゃないぞ。高畑・宮崎作品のわりに、
あまり日の目を見ることがないのもわかるような気がする。

キャプテン翼
嵐のタイガーショット!!
ついに荒波に向かってシュートする、タイガーショット特訓。
しかし、もうちょっと演出大げさでもよかったかな。何か地味。
隼シュートが外れて終わりな新田が憐れ。次藤は一話もらってるのに。

ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説
まず、前置き長過ぎ。TIMいらねえ。そして、映画特報の湯山監督、勘違いし過ぎ……。
で、本編ですが――いやもう、TVシリーズにしやがれと。
このメンバーで、この設定でTVシリーズやってくれと。そもそも金銀編に入った時点で
バトンタッチしておくべきだったろうと。そして、当のスタッフもそうしたいのではないかと。
強く強く思った次第。テーマ的にも原点回帰でいい感じ〜だし、何よりキャラがいい!!
マリナも可愛くて非常によろしいのだが、ロケット団二人組がとにかくいい!!
クール&ダーティ!! どんなに計画が乱されても、余裕の態度を絶対に崩さない!!
そして、主人公の甘っちょろい言葉に動かされたりもしない。徹底的に悪!! かっこいい!!
ポケモンも視聴率下がってるし、やっぱここらで一新するべきだと思うなぁ。
スタッフだってそう思ってんでしょ? つーかTV本編もデジタルにしたいでしょ!?

12/29(土)

ガイスターズ
アイキャッチが加わって、後半戦突入。
今回も、変な踊りあり元老院ありメガスーツありで、
話が進んでるんだか進んでないんだかわからない内容。
メガスーツ、名前も外見もアクションも、かっこよくない……。

仰天人間バトシーラー
クラマックスとオタケビ丸がスーパ―転身。マガサスハンターがイイデスハンターになって仲間入り。
あれ、オタケビ丸は兄弟だから木のピースストーン使えるって話あったけど、
火のバトシーラーはケーン格之神じゃなかったの? 弟子だからOK?

RAVE
冒頭のクソ長い映画風あらすじにテンション激ダウン。
次から次へと繰り出される脱力展開にグロッキー。
いちいち、突っ込むのも嫌だ……。どうにかして……どうにか……。

PROJECT ARMS
あれ? 原作では何とか兄弟とかいうのが警備してなかったっけ?
ちょっと巻き気味なのかなぁ? 演出に溜めがない。忍者パパのアクションも省略気味。 

12/28(金)

バビル2世(終)
さあ、バビル様も最終回。
人類は善だ悪だと論争しながら、人類総洗脳装置(だよなぁ、バベルの遺産)を取り合うバビル2世とヨミ。
結局、これまでまったく出番のなかったヒロインの愛の力でバビル様勝利。ヴァルドゥークに逃げたヨミに対し、
「ロプローーーース!!」超音波攻撃!!
「ポセイドーーーン!!」超打撃攻撃!!
「ロデェェーーーム!!」超目隠しッ!!
……め、目隠し???
ともかく三位一体止め絵アタックでヨミ撃破。遺産の力で人類みんな晴れ晴れとした気持ちになって、
めでたしめでたし。そして、全てを見届けたバビル1世は、バビルの星へと帰っていったのでした。
って、バビルの星!? バビルって星の名前だったのか!! そして、バビル様改め光一も、
ヒロインの待つ家へと帰るのでした。ハッピーエンド。けど、老衰したレオンが生きてたのは
果たしてハッピーと言い切れるのだろうか? 今後色々と大変だろうに。
ともかく、まあネタとしては最高のアニメでした。……やっぱリメイクってむずかしいよね。

そして、次回からはフィギュア17。――ああっ!! 24日のスペシャルってそういうことかっ!!
だが、テレ東チェック修正とか加えられてるんだろうな。一時間なのは初回だけみたいだし。

12/27(木)

フルーツバスケット(終)
最終回。まずは三部作の締め。化け猫夾を説得。
みんなで家へ帰り、夾と師匠の絆も深まり一件落着。Aパート終了。
で、Bパートは恐らくオリジナルでまったりと終わるのだろうなー、と思っていたら、
「慊人さんに会いに行こうと思います」
ええっ!? 慊人と最終決戦やるのぉ!? そ、それは色々と問題があるのでは?
そんな視聴者の気も知らず、慊人のところへ乗り込む透。案の定キレた慊人、
透の髪を引っ掴み暴れる。そんな慊人に、「お辛かったでしょう……」とか
「あなたは生きています!!」とか言って、癒しのオーラを全開にする透。
さしもの慊人も毒気を抜かれ、今度こそ一件落着。アニメもこれにておしまい。
しかし、この最終決戦は蛇足だったんじゃないかなぁ、原作は続いてるわけだし。
もちろん一つのアニメ作品としてきっちり完結させようという姿勢は評価出来るんだけど、
それにしては、最後に完結エピソードを「くっつけた」だけって感じで、美しくない。
Bパートだけで締めようったって、無茶だろう。やるなら、一話使ってやって欲しかった。
ただ、この最終回をもって、この作品の輝きが翳ることはいささかもない。
とにかくあらゆる面でレベルの高い作品だった。原作も、読んでみようかな。

12/26(水)

スクライド(終)
最終回。何がどうしたと語る言葉もない。とにかく、
男が二人いる。殴り合っている。以上ッ!!
という、とてつもなく健やかに突き抜けた最終回。
アルターの謎解きだの、意外などんでん返しだの、そんな野暮は考えるんじゃねえ!!
バカが二人で喧嘩している!! それだけッ!!
ただそれだけを描く!! それだけを描き切る!!
そういう決意の最終回!!

と、筆者は受け取った。つまりは、スタッフがバカになりきったんだと。
このゴチャゴチャとしたややこしい時代に、こういう作品を送り出したスタッフに、
筆者は賞賛を惜しまない。ここに辿り着くまでに、スタッフはどれだけゴチャゴチャと
ややこしいことを考えたのだろう。この単純さは、その果てにあるからこそ美しい。
何かまあ色々と書きたいこともあるのだが、今はそれこそゴチャゴチャと書くべきではない。
いずれまた別の機会にでも書きたい。そういえばコラムなんてコンテンツもあったっけか?
ともかく、スタッフ・関係者の皆様、輝くほどにバカでアホでガキな傑作を、どうもありがとう!

シャーマンキング
原作の改変はあんなに上手いのに、どうして完全オリジナルになると
こう脱力な出来になってしまうんだろう? オリジナル五人娘はこれからも出てくるようだが。
まあ、アメリカ編は原作もグダグダだったし、アニメも色々と大変なんだろうな。

ヒカルの碁
ストーカーアキラの恐ろしさが際立つ際立つ。
改めて冷静に見ると、相当異常だよな、アキラ。周りにかまってる余裕ないとか言ってるし。
ところで今回、アキラVS岸本直前でいきなり色彩が落ちたのは何だったんだろう?
部内の雰囲気が変化したことを示す演出なのか? 外が曇ったことの表現なのか?
それとも何かトラブッたのか? うちのテレビが悪いのか? 何なんだ?

12/25(火)

ファイナルファンタジー:アンリミテッド
フングス、やっぱり死亡。
不死身のフングスも、かつて自分の世界を滅ぼしたカビには敵わなかった。
カビを撒いたのはクルクス。ということはオスカーの差し金。謀殺か……憐れフングス。
とどめは魔剣士との戦いのあと復活した風の、今週のびっくりどっきり召喚獣、その名も――
「メテオマスター!!」……って、誰? メテオになって降ってくる様は圧巻でしたが。
そしてフングスは「やはり貴様は……アン…リミテッド……」と謎の言葉を残し、壮絶に散った。
1クール終了ごとに1ボス撃破、という構成なのかな? 次は誰だ?

はじめの一歩
青木と木村の過去話。
喧嘩に明け暮れながら満たされない日々。初めてのボロ負け。
そして得た、初めての目標。鷹村に一発叩き込む!!
何か古き良き不良マンガって感じで、爽快。幼い宮田君が妙に可愛いのは何故だ?

12/24(月)

フィギュア17 新作アニメ大特集
フィギュア17は新作じゃないし……そもそもテレ東で放送しないし……。
番組の半分は女三人がまったり語り合ってるだけの、まるで「遅く起きた朝は」状態だし……。
何なのよ、これ? TVガイドには「フィギュア17&七人のナナ見所(仮)」ってなってて、
むしろ七人のナナ情報を期待していたんだけど……製作が……間に合ってなかったんだろうなぁ。
まあ、生千羽と生ナオヒトが観られただけでよしとしますか。「心のエンターテイメント」

爆転シュート ベイブレード(終)
ベイブレードで異空間を形成!! 世界を支配することも可能な聖獣兵器の攻撃!!
そんな大ピンチを「強いライバルにわくわくする」「仲間との絆で立ち向かう」という
ドラゴンボールな精神で乗り越えるタカオ。まあ、王道っていや王道。
しかし最終回くらい、作画もうちょっと何とかならなかったのか?
オール韓国だったみたいだけど、きちんと演技してる作画がタカトとライバルの
最後の攻撃時の顔くらいしかなかったぞ……。実況の人なんか、相変わらず凄いことに……。

で、次からは「爆転シュート ベイブレード2002」。
うわ〜〜〜キャラデザ変わり過ぎ!! こんだけ絵面変えるなら設定も一新しちゃえばいいのに。
ついに女の子レギュラーも加わるみたいだし、同人ファンの取り込みでも狙ってんのか?

世界まる見えテレビ特捜部SP
ヨーロッパ日本アニメおたくを追え!
というコーナーで、ヨーロッパのオタクさんをレポート。
ルフィのコスプレしている人がいたのにびっくり。ちゃんと口を引っ張って伸ばす
“ルフィポーズ”を取ってたのに二度びっくり。ワンピース、ヨーロッパで放送してんの?
ヨーロッパのコスプレ女王も取材。DOAの霞、セーラームーン、セーラービーナスときて、
最新作はジョリーン空条!! ジョ! ジョリーンッ!? ストーンオーシャン人気なのか?
そして、伝説のフランス人オタク、セバスチャン現る!!
日本語ペラペラ、林原オタク、前世は日本人、そして「姿 三四郎」のテーマを熱唱!!
「指ガ折レルマデェエ〜〜〜指ガ折レルマデエエエェ〜〜〜!!」
あれ、これ「姿 三四郎」じゃなくて「せがた三四郎」なのでは……?

グラップラー刃牙(終)
最終回なのに、動画が足りてねえッッ!!!!
カクカクしてんだよ!! 動画コマ飛びしてんだよ!! 「天空戦記シュラト」みてえだよ!!
最終回なのにッ!! 最終回なのにッ!! 嗚呼!! 最終回なのにーーーッッッ!!!!
アホかああああああああああああああああああああッッッ!!!!
――このサイトの基本方針として、“無遠慮な罵倒文は書かない”というのがある。
ネット上での批評めいた素人の感想文が、時にクリエイターを再起不能なまでに
叩きのめしてしまう危険性を秘めていることを、とりあえず、筆者は知っている。
だが、物事には限度というものがある。素人にだってブーイングを飛ばす権利くらいはあるはずだ。
と、いうわけで、敢えて書かせて頂きます。月並み&無責任ですが、嫌な人は見ないでね。
――てんめえスタッフゥ!! 一年かけて何やってんだボケエッ!!
動画のスケジュール管理も出来んのかァーー!? アアッ!?
作監の佐藤さんだけは許す!! あんたの絵だけはよかった!!
が、他のスタッフは全員死刑!! 特に脚本家連中ッ!!
てめえら死刑囚大好きッ子なんだから文句ねえだろ!?
全員、絞首状態を10分間継続させて氏ねッ!!
もしくは電気椅子で市ねッ!!
残りのスタッフは緑の液体を吐いて誌ねッ!!
失禁して史ねーーーッ!!!!
アア!? ドコ行った谷田部エエエエエッ!!!!
A級戦犯ーーーッ!!!!
監督交代の意味、ついになかったじゃねえか!!
何しに出てきたんだあんたはッ!?
最期に独歩のメガネ!? どういう演出だそれ!?
力点がズレてんだよーーーッ!!
あんたはもう、世界情勢に考慮して原作とは一部異なって師ねえええええええええッ!!!!

………………ええっと、最後にちょっとだけフォローするなら、あの原作をアニメ化する、という
企画自体がそもそも無謀だったともいえます。しかし、それは動画飛びの言い訳にはならないよね。
これまで、低予算とか、アニメバブルによる人材不足とかで、破綻したアニメは多くあったよ。
冒頭で挙げた「天空戦記シュラト」、最近では「ロスト・ユニバース」「アキハバラ電脳組」、
深夜アニメ最盛期にも結構酷いものがあった。けどさ、みんな最終回には頑張って持ち直したよ!!
何でこんなに頭に来ているかというと、筆者のなかに、何だかんだ言っても最終回は
きちんとしたものを観せてくれるだろうという、スタッフに対する信頼があったんだよ!!
途中、凄くいい回もあったしさあ!! 幼年編ラストとか、怪物対決とか、達人対決とか……。
当然、最終回はそのクオリティーで作ると思うじゃん……。まさか動画飛ぶとは思わないじゃん……。
ああ、もういいや、スタッフも大変だったんだろ!! いいよ、もうそういうことで!!
スタッフの皆様、一年間本当にお疲れさまでした。

12/23(日)

激闘! クラッシュギアT
四連戦最後の戦い……トリをつとめる主人公!! 当然マンガンジに負けるっ!!
コウヤの相手は小学生カートチャンピオンの轟。もちろんカートに乗って登場。
大ジャンプまで披露して、いざ勝負!!――というところでマンガンジから「意味ないから止め!!」
とのお達し。轟、あっさりカートで引き上げ。そしてマンガンジが始めたのは、最新ギアの
デモンストレーションだった。“ザ・レボリューション・クラッシュギア――マンガンジィ――"
80000000000!!
構想10年、総制作費800億円!! GAIKI(鎧輝)ィィ!!

はっ……800億ッ!! 凄過ぎるぜマンガンジ!! しかしコウヤは納得がいかない。
マンガンジを卑怯者呼ばわりして、鎧輝とのバトルを申し込む。一本目、始めこそ互角だったが
800億を投じて作られた、鎧輝の「モーターをスライドさせることによる加速」装置により
「あのスピード……ガルダイーグルの二倍、いや三倍!?」
コウヤ、成す術なく敗退。二本目を前に棄権を促すチームメイト。しかしコウヤはあきらめない。
「オレはやらないで後悔するより、やって後悔する道を選ぶ!!」
奇しくもそれは、コウヤの兄がアジア大会決勝戦で発した言葉と同じものであった。
二十三回のドローの果て、ギア投げてるだけなのにズタボロになった兄。その兄の魂は、
コウヤにも確かに受け継がれているのだ。二本目、再び互角の勝負にまで持ち込んだコウヤ。
だが――鎧輝のモーターが今度は逆方向にスライドする!! 今度はスピンが速くなる!!
「あのスピン……ガルダイーグルの二倍、いや三倍!?」
やっぱり三倍なのか!? そしてマンガンジ気合の一撃!!
「覇あぁあああぁぁぁあッッ!!」
おそるべしマンガンジ(byクロウド)!! ガルダイーグル大破!!
こうして、主人公チームは見事四戦全敗。ボロクソにやられたのでありました。
「オレ達、これからどうしたらいいんだ!?」

デジモンテイマーズ
スーツェーモンとの戦いの最中、チンロンモンが乱入。
どうやらチンロンモンは穏健派らしく、タカト達を助けてくれる。
と言うより、タカト達を敵視しているのは過激派スーツェーモンだけだった模様。
他の聖獣は、真の敵と交戦中。スーツェーモンとしては、その真の敵と戦う為に
さらなる進化を求めていたらしい。で、その真の敵ってのは何なのかというと、
これが「デリーバー」とかいうデーヴァと紛らわしい名前のデリートプログラムだという。
なるほど、デリートプログラムというのは確かにデジモンにとっては天敵だろう。
真の敵がデジモンではなく、世界にあらかじめ用意されていた破滅だというのは、結構面白い。

キャプテン翼
松井の金の玉が潰れたっ!?
第一試合の出会い頭に金的って……会場の萎え具合、想像に固くない。
え〜そんなことよりキャプテン翼。今回は小学生編の総集編。
総集編ですか……。あれだけ原作カットしまくっといてよくそんなもの入れる余裕があるな。
ブラジルでの最後の試合も、ちゃんと「ワールドユースの為に」って言って欲しかった。
それくらいの原作補完、してくれたっていいだろうに。――あっ、どうやら
ヤマノリ汚名返上に成功した模様。素直におめでとうと言いたい。

サイボーグ009
アレク、シウバ相手に意外と健闘。
最後は鼻骨折られてのレフェリーストップとのこと。これは大健闘。試合観るのが楽しみだ。
009は、003のクリスマス里帰り。過去の幻影が003を苛む。
う〜む、雰囲気は好きなんだけど、ちょっとわかりにくい。特に兄の複葉機。また幽霊オチ?
これは、003が旧世代だという新設定から生まれた話なのだろうか?
新設定に沿って解釈すると、フランソワーズが誘拐されてから改造されるまでには
結構なタイムラグがあるんだよな? どうもその辺も掴みづらい。
あ、高山負けた。またあっさりと。

ONE PIECE
アラバスタ編本格開始に伴い、冒頭にアラバスタMAP&あらすじナレーション追加。
これがあるとないとじゃ、アラバスタ編の理解度が段違いになるので、これは英断。
スモーカー大佐の声は、松尾銀三さんに似た声質の人が代役に。違和感は……ちょっとはあるけど。
前回、今回、そして次回予告を観た限り、アラバスタ編はなるべく原作エピソードを
水増ししていく方向にあるようだ。まあ、それが妥当だろうなぁ。

12/22(土)

RAVE
バカばっかりだ……。
敵の筋肉ダルマ&セクシー姉ちゃんとエリーの、ボケ→ボケ→ボケ→ボケ→……のボケ合戦。
唯一のツッコミであるハルも、敵の能力で踊らされているので、まったく突っ込みになってない。
しかも、当然のようにことごとくサムい……。段々と、観ていていたたまれなくなってくる。
どーにかしてくれ……刃牙やフルバとは違うんだ……これは原作いじってもいいんだよ……。

PROJECT ARMS
不審船撃沈!? 海上保安庁被弾!!
うわ〜……。これ、日本以外の国だったら、戦争に発展してるよな……。
そんなこんなでアームズ感想。地上最強の生物、コウ・カルナギの攻撃により、武士昏睡。
この間から、恵が泣きっぱなしであるような気がする。しかし、ジャバウォック発動時の
「湧き水の如き激泣き」のインパクトが強過ぎたせいで、その後の涙にはあまり衝撃を受けない。
ところで、CMでママ・マリアの名セリフを先に使っちゃっていいのだろうか?

12/21(金)

電脳冒険記ウェブダイバー
アオイちゃんに、最高のクリスマスプレゼントを送る為、
ウェブナイツ総出で現実世界との通信を回復させようとする。
結局、通信が繋がったのは一瞬だったけれど、
「今年もおじいちゃんとクリスマスが過ごせたから……」
アオイちゃんを喜ばせることは出来ました。ちょっといい話。
それにしても……こいつ誰だっけ、というウェブナイト多過ぎ。

VANDOREAD 2nd
生まれ故郷に着いたはいいが、男女が共同生活をしていたことを母星が認めるはずもなく、
女達は収容所送り、男(つーかバート)は鞭打ち。野郎の鞭打ち見せられてもなぁ……と、
そこへ実は男だった副長登場。「鞭はこうやって使うんだ!」と乳揺れしながら
鞭を振るい衛兵を瞬殺。「これ以上胸元で何かが揺れるのは鬱陶しい」と勲章も捨てる。
女達はアジトに残していたという居残りメンバーが救出。男側も合流。副長も復帰。
そして、謎のブライト艦長を怯ませる、ニル・ヴァーナの反撃が始まる……。
あれ? そういやヒビキ、今回何もしてねー。

バビル2世
最終回を前に、あらぬ方向へ爆走中!!
雪上を疾走するバビル様、いきなり人間愛に目覚める科学者、変な糸に捕まるバビル様、
「ガラスに囲まれた密閉空間」のせいでテレパシーを遮られるバビル様、
凍るロデム、傷と一緒にズボンの穴まで修復するバビル様、実はテレポート出来たバビル様……。
駄目だ、文章では上手く表現出来ない……。とにかく凄いことになってるんだよ、このアニメ……。