8月(上)
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8/10(金)

Z.O.E dolores,i
ついにレイチェルとの再会の時。
不思議の国のドロレスから始まって、ドロレス・フラッシュシステム発動、
強化人間レベッカ・大口径ビーム砲から納豆ミサイル&拡散ビーム砲とやりたい放題。
盛り上がりまくるバトルの末、レイチェルは救出されレベッカは敗北、そして号泣。
こうしてリンクス一家はついに感動の再会を……と思ったらママがグーで親父を殴る!
それを見て娘がママを平手で殴る!! しかし殴り合いの果てにお互いを認め合った母娘、
抱き合って号泣。親父も殴られたのも忘れて貰い泣き。そこへちゃっかり兄貴乱入、
殴り合いの時お前どこにいた? と問う間もなくママに抱き付き一緒に号泣。
さらにドロレス乱入で家族全員集合はいチーズ! …………無茶苦茶な家族の誕生。

コスモウォーリアー零
シルヴィアーナの狂った言動にいちいち「よかろう」と付き合うハーロック。
そのままトチローをほったらかして「飛びっきりのいい女に任せたから大丈夫」と酒を飲み出すハーロック。
その「飛びっきりのいい女」エメラルダスに浮気がばれてほったらかしにされるトチロー。
そのほったらかしにされたトチローを監禁・拷問する悪党四人組(主人公の部下)。
そんな無能かつ卑怯者な部下に怒りの鉄拳を食らわせる零。
そんなこんなで杯を酌み交わすことになる零とハーロック。「男」という単語が頻繁に飛び交う。
「次に逢う時は星の海でだ」「すぐに出逢うさ……それが俺達の宿命」

――面白いって、ほんとに。

8/9(木)

フルーツバスケット
正体がバレそうになるのをあの手この手で誤魔化し続けるドタバタ。
パターンなんだけど演出が上手くて実に楽しい。しかしヤンキーとの出逢いは
わかったが、電波の謎は深まるばかり……。何をしたんだ、一体……。

魔法少女猫たると
擬人化されているが、たると達はあくまで猫である。
そこがこの作品の肝であるらしいが、今回は結構その設定が活きていた。
ベランダに追い出されてふてくされるところなんて、なかなかいい。

NOIR
選りすぐりの騎士……ですか? いつも通〜り瞬殺されてましたが。
そんな中ミレイユだけが足引っ張ってましたが、どうやらそれは彼女が
真のノワールではないからだそうな。霧香は本来クロエのもの。
今後のミレイユのポジションがどうなるのか、いまいちわからないが、
霧香=ヒーロー、ミレイユ=ヒロインなのかな? 同人的には逆っぽいが。

8/8(水)

あしたのジョー2
やっぱいいなぁ、輝くゲロ。
BSマンガ夜話でこの間原作の方を扱っていたが、原作ではホセ・メンドーサ戦、
ドヤ街のキャラは応援に来ない。確かマンモス西も居なかったはず。
その理由をマンガ夜話では「梶原節を理解出来ないちばが生み出したのがドヤ街のキャラ達で
それが段々とちばが梶原節を理解し選び取っていく過程で消えていく」と説明していた。
ならば何故アニメ版にはドヤ街のキャラが消えずに残っているのか?
これは監督・出崎統の作品解釈による。出崎はあのラストでジョーが死んだとは思っていないらしい。
ジョーは後ろ向きな燃え尽き願望で戦ったのではなく、前向きに何かを掴み取ろうとしてああなったのだと。
梶原とちばが奇跡的融合を果たして傑作となった原作に、出崎が独自の解釈を持ち込むには
ちばが捨てた牧歌的キャラ達を持ち出してくるしかなかったのだろう。
あのラストシーンの解釈は様々で、出崎のそれが正しいとも間違っているともいえないが、
マンガ夜話ではラストシーンについてこう語られていた。
「ジョーは左を向いてるでしょ。これは未来に向かってるからこうなってるんだよ」

SLAM DUNK(再)
「夢見させるようなこと言うな!」
実は筆者、ジャンプ連載中はスラダンをそれほど重要視していなくて単行本も持っていないんだけど
この回は鮮烈に憶えている。小暮が一気に好きになった。そして三井のあの名台詞。
「バスケがしたいです……」

スクライド
ホーリーVSネイディブアルター本格開戦。
ただ、どっちもろくなのがいねぇというか、単なる暴走族同士の抗争のように見える。
……あっ、だから舞台が神奈川なのか!? 特攻の拓とか湘南爆走族とかあの辺のノリか!?

シャーマンキング
独自の演出に拍車がかかる。完全に原作を「あくまで原作である」として
アニメ用にカスタマイズしている。それが見事に嵌まっているから気持ちいい。
声優も慣れてきたし、アニメ作品単体としての完成度はどんどん上がっている。
  しかし、原作ファンの中には全てを肯定出来ない人もいるだろうが。

8/7(火)

ジャングルはいつもハレのちグゥ
前半と後半、全然違う話のように思うんだが……?
前半は前半だけでちゃんとオチついてるのに、後半最後に強引に前半のネタ絡めて
無理矢理一つの話として収めようとしている。何でこんなことするんだ?

スターオーシャンEX
ディアスの過去話。惨殺シーンは結構エグい。
そして孤独を埋める為の強さしか持たないディアスとの対比でクロードが描かれる。
だが、セリーヌのクロード評「クロードは弱いわ」という点以外、ちょっと賛同しかねる。
そんなにみんなから愛されるキャラか、クロード? まあ弱いほど愛しいというのはあるかもしれないが。
今回、妙なタメ作るからいよいよ新技かと思ったら結局空破斬だし。ディアス師匠に教えてもらった
鳳吼破もクロードには使えない技。これを見て自力で吼竜破を編み出すのか?
――ところでゲームの攻略本引っ張り出して読んでみたら、開発者の一人がしきりに
ユキのコンサートイベントを入れたかったと嘆いていた。……それでか。

8/6(月)

犬夜叉
現代と過去を行き来する痴話喧嘩。この作品のメインテーマであるはずだが
このタイムスリップ設定、原作でもあまり上手く使われてない。かごめと桔梗の関係くらいか。
アニメはこの辺どうするつもりなんだろう? 映画版で少し手をつけるみたいだけど。

グラップラー刃牙
最大トーナメント編に入って以後、ようやく見えた希望の光。
冒頭、克巳の歌に嫌な予感がしたが、それ以外はまずまず。特に克巳VSイスタス(改名してたが)は
作画も良好で、今後の花山戦などにも期待が持てる。次回はオーガ降臨。天内はどうなるか……。

8/5(日)

デジモンテイマーズ
何故ヴァジラモンはあそこまでレナモンにご執心なのか?
二匹で夜の街へ消えていってから何があったんだ? そりゃ留姫だってやさぐれるぞ。

機動天使エンジェリックレイヤー
みんなの夢を守る為にトラブルを隠し通す、という論理がよくわからん。情報隠蔽だろ、それ。
バトルに影響だって出てるわけだし。にしてもいつものことながらバトル描写もよくわからんな、
リーチが長くて攻撃が届かないって言ってたのになんで最後真っ向ガチ勝負で勝っちゃうんだよ。
……けどま、今回は色々と恋愛ドラマの方が充実してたからいいか。

8/4(土)

逮捕しちゃうぞ
「逮捕」最大の謎、課長の名前がついに判明! その名は――花蝶!!
…………なめてんのか?
話としても夏実が今更課長と東海林を天秤にかけるのはどうなのかと。
特殊部隊は次回へ引っ張るようだが、前作のラストも確かそんな話だったような……。

PROJECT ARMS
悪くはない出来。及第点ではある。
しかしこの程度のクオリティーで安定してもらっては困る。もっと上を目指せるはず。

8/3(金)

ルパン三世 アルカトラズ・コネクション
TVスペシャル第13弾。不吉な数字だがその出来は果たして――
まず思い切った構成として、定番だったヒロインを排除した点が挙げられる。
ゲストは全員、敵。これが意外な効果をもたらした。これまでヒロインのドラマに割りを食って
出番を削られるレギュラーが必ず一人二人いたのだが、今回はそれがない。
レギャラー五人それぞれに見せ場が与えられている。特に銭形。久々に有能警官扱いされている。
だが、ヒロインのドラマという柱がないぶん物語自体は弱い。
裏アルカトラズの秘密結社という設定はともかく、後半JFK暗殺を絡めてくるのはいくらなんでも
強引極まる。大体金塊のなかにJFK暗殺の証拠を隠してあるという発想は突飛過ぎて理解不能。
年々弱体化するボスも、今回コロンボかと思わせといてアル・カポネというかなり無茶なことをして
個性を出そうとしているが、やはりスケールが小さい。落石で死んじゃ駄目だろう。
と、まあ長所短所いろいろあったが、個人的にはこれまでのシリーズと比較して悪い部類には
入らないと思う。オープニングのコミカルな動きなど、印象はよかった。

Z.O.E dolores,i
ニコライ=ヤンの最期。ノエルの恋心と共に物悲しさがこみ上げる。
実はヤンが素顔に戻っていたことを示す写真など、きめ細やかな演出の積み重ねに
押し付けではない、さざ波のような寂しく響く感動を受ける。
ドロレスの暴走演出はどうかと思うが、やはりこの作品は傑作となり得る可能性がある。

コスモウォーリアー零
……面白いと思うんだけどなぁ、これ。
懐古趣味ではなく、現在放送されている他作品と比べてみても結構高いレベルを維持している。
キャラクターも立ってきたし、トチローも出てきたし、これからも期待出来ると思うんだけどなぁ。
賛同者は少ないのか……。

8/2(木)

デ・ジ・キャラット
でじこアメリカ進出だにょ!
……………………………………ッッッ!!!!

フルーツバスケット
フルーツバスケットで、おにぎりが仲間になれるわけはなかったのです。
タイトルの由来判明。テーマを表しているのだろうとは思っていたが
こんな珍妙なエピソードに端を発するとは。フルーツバスケットでおにぎり……。
それにしても透のおばさん一家はステレオタイプだなぁ。
母親の形見の着物売って手に入れた米を横取りした上、開き直って嫌味言ったりするタイプだ。

8/1(水)

金剛くんの大冒険
直球ど真ん中。反則なんて止めだ→正々堂々勝負!→やった、金剛が勝った!→
ふはははは! そんな勝負など認めんぞ!→貴様……ダークマッスル!
会場が爆発するぞ!!→ああ、ライバルが逃げ遅れた!→俺が助ける、みんな先に行け!→
金剛〜〜〜っ!!→……そんな、金剛……あなたがこんなことで→――呼んだッスか〜!!→
みんな無事だ! よかったよかった……(エンディング)→…………ふふふ、これで終わりと思うなよ――
未完!!

スクライド
僕のタマがあぁ〜〜!! 手応え……ないぃ!?
いいぞ、馬鹿度が飛躍的に増してきてとてもいいぞ。キャラクターのポジションも固まり
アルター能力もスタンドチックになってきた。このテンションで最後まで駆け抜けてくれ。

シャーマンキング
潤姉さんのスリット! 潤姉さんのスリット!!
やってくれるとは思わなかったよ〜!! テレ東なのによく頑張った! 感動した! ありがとう!!
――えぇ、ちょっと頭を冷やしてその他の部分の感想を。
原作が(恐らくは意図的に)突っ込んだ描写をしない「努力」を、一話使って小気味よい演出で
描いておいたのは今後に活きるはず。オリジナル戦闘も効果的。
単純に「バトルもの」という点ではすでに原作を超えてしまったんじゃないかというくらいの出来。
この先登場のキャラをちらちら見せる伏線もいい。総じて高レベル。何よりもちゃんと潤姉さんの――

あぃまぃみぃ! ストロベリーエッグ
身体測定の回、のわりにそれほど極端なサービスシーンはなし。
胸の大きさを気にするとか、そういう地味な観点からストーリーを組み上げて
しっかりと筋の通った青春ドラマにしている。リアルとはいえないが地に足のついた作品ではある。