8月(下)
>>戻る

8/31(金)

Z.O.E dolores,i
もともとそんな感じはあったが、ラダム壊れる。仮にもOVA版の主人公がここまで
キレた悪役になるとは。キレた悪役といえば始めっから壊れまくってたオカマ。
今回ついに死ぬか? と思ったら何かぎりぎり生き残っちゃったっぽい。火星を生身で走ったり、
いやはやゴキブリ以上の生命力。そして生命力といえばドロレス(強引)。妹にぼろ負けしたが
次回あっさり復活するのか? それとも記憶喪失くらいはしているのか?

コスモウォーリアー零
急展開、というのはそこに至るまでの過程があって初めて成立する。
よって今回のは暴走展開である。前回の零と副長の話なんかどっか吹っ飛ばしちゃって
いきなり物語の核心に突入。女指令官の死に様はかっこいいが、過去話が唐突過ぎておいていかれる。
ハーロックの船の偽物が人間狩りをしていたというのも唐突。メーテルも唐突。零の語りも唐突。
全てが唐突。やはりこういう設定説明に手間取る作品を1クールでやろうとしたのが間違いだったか。

8/30(木)

フルーツバスケット
大晦日のお話。……まあこれは原作ものの宿命ってことで。
ともかく前半はドタバタ、後半はしんみりというバランスの取れた回。
その両方に渡って大活躍の電波。掃除をしても挨拶しても、友達の寂しさを訴えるその時にも
やっぱり電波飛ばしまくり。本当に……何者なんだろう? 来年もよい電波を〜。

ポケットモンスター
サニーゴでアミーゴ! ……何がアミーゴだったんだかは謎。
久し振りに新ポケモンゲット。しかもカスミ。ロケット団との戦いですでに信頼関係は
芽生えつつあったように思うが、きちんとバトルをしてのゲット。そうだよなぁ、きちんと
バトルしないと駄目だよなぁ。最近バトルなしでの「お友達ゲット」が多かったような気がしたから
これにはちょっと感心。ルアーボールもようやく使ってもらえたし。

8/29(水)

スクライド
敗走の傷を胸に向かうはアルターの森。そう、今回は森で修行編! ……またベタな。
数々の危機を越え、辿り着いた最深部。そこで待ち受けていたものはッッ――
スタープラチナじゃねーかッッッ!!!
ここまで盛大に開き直るとは……。しかしまあ、こういうお遊びもたまにはいいかな、
などと甘く考えていたら――「そうか、こいつが……っ」劉鳳の仇!!
ちょっと待てい! 一発キャラじゃないんかい、こいつ! パクリキャラをボスにするな!!
もはや誰にも止められない状態になってきたこの作品。一体何処へ向かうのか? 次回スーパーピンチ!!

シャーマンキング
うん、こういうオリジナルならあってもいい。ホロホロのキャラ掘り下げ話。
演出なんかはなかなかいい感じなのだが、一つ気になったのは「これがバランスのとれた姿か!?」のセリフ。
原作の特徴として、思想的なバランスを損ねないよう極力気を使っている部分がある。
今回で言えば「人間の側にも事情があるのはオレにもわかる」というセリフがそれで、それによって
一方的な自然破壊反対テーマにならないようにしているわけ。しかしアニメでは演出のせいで
どうも自然保護主張が強く出過ぎた感がある。この辺、作品の根幹姿勢に関わってくるので以後注意してもらいたい。

8/28(火)

ジャングルはいつもハレのちグゥ
ハレがあまりにも不憫だ……。何か笑えるレベルを超えるくらい……。

スターオーシャンEX
「セッ、セリーヌ! だ、駄目だよ僕にはが! ……いや、プリシスちゃんが!」
セリーヌよりプリシスより樽なんかい、アシュトン。
ともかく仲間が続々集結。人間関係も整ってきてラストへ向けての準備は万端。
最終回はオリジナルなんだろうけど、ネーデ編は何か別の機会にやってくれるんだろうか?

8/27(月)

グラップラー刃牙
色々細かくシーンやセリフを追加しているが、特にどうという効果があるとも思えない。
肝心の達人の技もあまりキレよく見えなかった。どうも全体としてまだちぐはぐしている模様。

8/26(日)

パワー・パフ・ガールズ
二作共に後味悪い。毒が全然笑いになってないよ……。

デジモンテイマーズ
全編に渡りミョ〜な間が支配する。
加藤さんがキャラ的にハジケたように思ったが、そういえば元々人形で話をするような
電波娘だったっけか。今回は脇キャラがテイマーになる為の準備回だったのかな?
レオモンの声が変わってなかったのは個人的に嬉しい。

機動天使エンジェリックレイヤー
前半の恋愛ドラマはあんなによかったのに、何で後半バトルになると作画までがヘタるのだ?
今回、恋愛関係に一応の決着。虎太郎が珠代の方を選んだのは意外だが、珠代が幸せそうなのでよし。
王二郎の本命がママさんだったというのは正直げんなり。ラストバトルが母子の枠を超えた
女同士の嫉妬と憎悪渦巻くものになったら面白いんだけど。

ONE PIECE
ドラム王国編から岡村明美復帰とのことで、今回から戻るものとばかり思って視聴。
しかし今回はナミが熱出して倒れる回なので、演技が変わってていまいちよくわからない。
……が、どーも時折山崎和佳奈のようにも聞こえる。山崎ナミに慣れたせいかと思っていたら
エンディングクレジット、今回はまだ山崎さんでした。…………ワカンナイモンダナァ。
矢尾一樹のボン・クレーは意外に合ってる。しかし「おかま道」はNGなのか……。

8/25(土)

逮捕しちゃうぞ
中嶋があまりにも情けなさ過ぎて逆に親近感アップ。
そして、中嶋への感情移入度が上がれば、それに反比例して美幸への好感度が下がる。
それを受けて、次回夏実と美幸のケンカ。これは徹底的に人間関係の清算を計ろうという意図なのか?
ここまで来たら最終回は、完全な「逮捕」シリーズ完結編になるしかないか。

PROJECT ARMS
日本警察は本当は強いんですっ!!(桜庭調)
原作でも燃えるシーンベスト5に入る日本警察の大活躍です。
アニメになって冷静に観ると、さすがに警察に手錠を掛けられちゃう超能力特殊部隊って
何なんだろうとか思ってしまうが、まあそれは無視する。今回作画はいまいちだったが
次回から続く名シーンラッシュの為に力を温存しているんだと解釈しておきます。

8/24(金)

学校の怪談
あの! 伝説のパンチラアニメ学校の怪談が未放映エピソードを引っさげて一日限りの大復活!!
本放映時、2ちゃんねるアニメ板のあまりの盛り上がりようにちょっと怖いものを覚えながら、
しっかりスレッドはROMってた筆者。今回、夢の残骸を眺めるように視聴に臨んだ。
やはりこのアニメ、作品としての出来はいい。作画・脚本・演出どれをとっても隙はない。
サービスも満点。明らかに2ちゃんねるなネット画面を出したりしてファンとのキャッチボールを
試みたりもしている。学校の怪談、それはファンにとっては至福の作品。だが、それゆえにそれ以上
広がりを見せることは決してない作品。閉じた楽園というか何というか。
日曜夜7時半。かつての名作劇場枠で子供向けに始まったはずの本作。キャラデザや初期のパンチラは
あくまでマニア層をちょっと刺激しておこうか、という程度のもので、それをメインにしようと
目論んだものではなかったはず。それが何でこうなっちゃったのか? 「口裂け女お蔵入り事件」が
子供向け路線に影を落としたような気もしないではないが、本質的な問題はたぶん別にある。
結局のところ、現在の日本アニメ界が「純然たる子供向けアニメ」を作り出せなくなってしまった、
ということなのだと思う。ジブリですら出来なくなってる印象。そんな中で「子供向け」という
山に挑み、必死でその頂上を目指しながら辿り着いた場所が「伝説のパンチラアニメ」という極北だった
という本作は、日本アニメの代表的一作として名を残されてもいいんじゃないかと夢想したりもするのである。

Z.O.E dolores,i
戦争開始。
誰もが狂ってゆく戦場で、必死で己が「性分」を全うしようとするジェイムズ。
彼は作中の誰より大人でかっこいい。ラダムにしてもオカマにしても結局子供なんだよね、精神が。
その辺りを絡めてラストへ向けて収束させていくのだろうか? しかしジェイムズを立てたラストと
なるとドロレスの扱いがまた難しい。この二人の関係を含めてどう決着させるのか? まさに脚本力の勝負。

コスモウォーリアー零
副長が零を好きだというのだけでもかなり唐突なのに、零が副長に告白するのは無茶苦茶だ。
まあ「お前が必要なんだ。俺と共に生きろ」と言ってるだけだから、副長として必要なんだという
意味なのかも知れないけど。これからの展開に要注目。予告にメーテル出てきたし。

8/23(木)

フルーツバスケット
うわー、色んな意味で凄い回……。
まず、はとりの過去話。何が辛いのかと言えば、単純に結婚を反対されたとかいうことではなく、
結局のところ二人の愛が一族の呪いの前に成す術がなかったという無力感。
二人が本当に何を捨ててでも一緒になりたいと願うなら駆け落ちでもすればよかった。
しかしはとりにはそれが出来ない。他の人間の記憶を消してきたという負い目もある。
だから彼女の思い出をリセットするという選択に「逃げた」。そうせざるを得なかった。その辛さに打たれる。
次に、ラスボス慊人。何者なんだあれは? 正体不明の謎の当主。ただごとではないキレっぷり。
草摩の呪いや宗家に一族が従順なことなど、この作品のハードな部分の謎を一手に握る人物なだけに
その存在の解明が待たれる。今回作品のイメージそのものを変えるほどのインパクトがあった。
最後に、辰の落とし子。……やっぱり。辰はそうなるのではないかと思った。

8/22(水)

スクライド
最悪の脚本。
黒田洋介の自虐ネタなのだろうが、ホントに最悪の脚本書いてどうする。
脚本世界内の萎える展開はそれ自体演出ということで納得出来るが、カズマが脚本世界から
抜け出すきっかけとその後の展開が最悪なのはフォロー効かない。
試合中にヒートアップして呪縛が解けちゃうってのは「一筋縄ではいかない」というより
単純に運がよかっただけだし、脚本家が飛行場の場所教えるのも不自然。劉鳳が止めなかったら
ネイティブアルター奪還されちゃうところだったろうが。「私の脚本は悲劇を持って終わる」って、
それが言いたいが為だけに情報流すなよ。そもそも脚本家のアルター能力自体が世界観から逸脱している。
ストーリー的に絶対必要なエピソードとも思えないし、スタッフ自己満足の一話という印象。
――ところでこのアニメ、オープニングいくつあるんだ?

シャーマンキング
オリキャラ、チャイナじゃねーじゃねぇか!! 上だけチャイナ風の服っての止めろ! まぎらわしい!!
ストーリーの方も一話丸々オリジナルとしてやる意義があまり感じられない。
オリキャラが何者なのかさっぱりわからないし、くノ一キョンシーも謎。何より問題なのは
葉がそのくノ一キョンシーを破壊しちゃったこと。前回あんなに頑張ってパイロン助けようとしてたのに。
壊れ方からしてあれはキョンシーじゃなくて本物の人形だったのかも知れないが、だったらちゃんと
説明しろ。何もかもが説明不足で中途半端。こんなオリジナルならやる必要なし。

8/21(火)

ジャングルはいつもハレのちグゥ
噂の都会編に突入。
しかしヴェダはジャングルにこれっぽっちの思い入れもないのか。
機内の対応と共に、今回ハレがあまりにも不遇。

スターオーシャンEX
巨眼レナ再び。……これはこれでいいような気もしないではない。
恋愛ドラマ的には最高潮に達しなくてはおかしい回なのだが、肝心の再会シーンが酷過ぎる。
お前海岸線に居たんじゃねーのかよクロード! ご都合ワープにも程がある!
ようやく新技を出したのはいいが、鳳吼破なのか……吼竜破は?
ストーリーは佳境に入りプリシス&ボーマンも合流の模様。けどこれ、どうやって終わるんだろう?
まさか黒幕登場→ボロクソやられる→エクスペルがッ→…………第一部完! ――じゃないだろうな。