9月(下)
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9/30(日)

デジモンテイマーズ
デジタルワールドに生きるデジモンとのふれあい、というのはシリーズ通じての
重要な要素。それを経て子供達は成長していくわけだが、果たして今回、
ヒロカズとケンタはちゃんと成長出来ていたのだろうか? 疑って悪かったと
拝みはしたが、別れ方があまりにも淡白で、ドラマとしては弱過ぎる。
どうもこの作品、前ニ作と比べて勢いが感じられない。

機動天使エンジェリックレイヤー(終)
みさき、優勝しちゃったよ、おい。
ほんっっと〜に最後までルール無用だったエンジェリックレイヤー。
体力ゲージがゼロになってるにも関わらず声援を受けて復活――これはまあ
一種のお約束でもあるし深くは突っ込むまい。しかし――
ヒカルに突然、羽根が生える。
これは何だ? ビジュアル的には見栄えがいいし、ラストバトルにふさわしいかも
知れないが、あまりにも唐突。つーか何で? 何でいきなり羽根が? 誰か説明してよ。
ただ、このルール無用っぷりがいつの間にかこの作品の魅力になっちゃってたような部分も
あるので、これはこれで最終回にふさわしいか。作画も美麗だったし、いっちゃん・王二郎
兄弟のストーキングも見られたし。満足度は高い。

9/29(土)

逮捕しちゃうぞ(終)
いきなり真冬になってたり、温泉シーンの湯気修正が強かったりする辺りに
やっぱりこれビデオ特典だったんじゃないかとの思いが募る。
が、最終回としての出来は前回よりましだ。
日常ドタバタの中で青臭い恋愛劇があって、そこへ突然間の抜けた犯罪者が現れて
みんなで逮捕しちゃうぞ。本来の「逮捕」の姿である。願わくばこれを全体通して
やってもらいたかったが。今シリーズ、色々と引っ掻き回したわりには何一つとして
決着つかなかったからなぁ。解消したコンビもいつでも再結成可能な状態だし。

PROJECT ARMS
カツミとつかの間再会するなど、打ち切りくらった場合を見越しての脚本。
しかしその割に作画の方は最終回仕様じゃない。時に少女マンガ風、時にギャグ顔、
ある時は劇画の如くまたある時はギャルゲーの如し。統一感まるでなし。
ただでさえ情報の少ない予告が今回まったく役に立たなかったこともあり、
第二部への不安は増していく一方だ。一体どうなるグランドキャニオン。

9/28(金)

Z.O.E dolores,i(終)
ついに最終回。
ドロレスッ最大パワー!! 月光蝶は伊達じゃない!!
って感じではあったが、人柱になるオービタルフレーム達のビジュアルや、子守唄に
合わせた過去キャラ登場の演出、そしてジェイムズの鼻水垂らしての号泣などが
感動を呼びまくってくれたので問題なし。いい笑顔で逝ったラダムだが、あの子供は
ラダムとドロレスの子供=現ドロレスってことなのか? この辺はOVA観ろということか。
これだけ感動的に話を作っておいて、最後の最後で爆笑させるのもさすが。
しかし本当に誰がこの作品のここまでのブレイクを予想し得ただろうか?
たとえゲームの宣伝だって、たとえ製作期間が短くたって、たとえテレ東深夜だって、
スタッフに情熱があればこんなに面白い作品を生み出すことが出来るのだ。
……ところで、最後に一つ。――オカマ本部長は放ったらかしですか?

コスモウォーリアー零(終)
え〜っとね。そもそもZ.O.Eと続けて観るのが間違いなんだよね。
これ単体で観ればそれなりにまとまった最終回だと思うんだよね。うん。
絵コンテが迷走してて状況が掴みにくいとか妙にバンクが多いとかセリフが寒いとか
そういうことを言わなければ楽しめたはず。うん。そうに違いない。
けどま、続編観たいとかはとても思えなかったけど。……何か、ちょっと無念。

9/27(木)

フルーツバスケット
1クール様子見の結果、赤くなります。
紅葉と撥春の入学。そこへ慊人までやってきて、由希に対して言葉嬲り。
どうやら慊人、子供の頃に由紀をSM調教していた模様。
しかし由希を透に取られてしまった為、帰り道で透をブス呼ばわりして嫉妬全開。
ああ……何かいいキャラだな、慊人。

魔法少女猫たると(終)
最終回。「もう一人のたると」が双子の妹で、しかもすでに女王様になっていた
ということで、たるとはそのまま庵達と一緒に暮らせて、めでたしめでたし。
徹底徹尾、ゆったりまったりとした作品でした。これはこれでよしか。

NOIR(終)
徹底徹尾、何が何だがさっぱりわからない作品でした。
結局、ソルダとかグランルトゥールとか霧香の出生(何故に日本人?)とかは不明のまま。
幼少期にレイプだが売春だかをされたせいで世界を憎んでいたらしいアルテアが
溶岩に落ちて(何故こんなところに溶岩が?)死亡。霧香とミレイユはノワールとしてではなく
あくまで自分自身として生きていく、と決意してのラスト――と思ったら、最後に謎の銃声ニ発。
何故このヒキで銃声が要る? 二人を生死不明にする必然性はないし、物語的にもテーマ表現面からも
必要不可欠な演出だとは思えない。単に視聴者を混乱させたかっただけなのではないか?
最後の最後で「話題作り」をしておいて次へ繋げようとしているのかも知れないが、
別に続きが観たいとも思わないしなぁ……。

9/26(水)

スクライド
カズマと劉鳳。互いに不信と誤解と怒りが積み重なって、双方ぶち切れファイト。
巻き添えくってロストグラウンド大災害。集合したみんなも一緒にどっかーん。
……はた迷惑な。結局何がどうなったんだかさっぱりわからんし。

シャーマンキング
劉鳳出ずっぱり? 緑川光のシウバは格好よ過ぎて違和感あるなぁ。
オーバーソウル、ホロホロがやってたのを思い出せよ、葉……つーか脚本家。

あぃまぃみぃストロベリー・エッグ(終)
青春ど真ん中な終わり方。
まさかあそこまで明確に変態教師呼ばわりされて追い出されるとは思わなかったけど。
この頭の一部がとろけてしまったとしか思えない設定を、妙に生真面目で冷静な
脚本が支えきったということか。お見事。

9/25(火)

ジャングルはいつもハレのちグゥ(終)
何か最終回って感じがしない……。
「おかえり」「ただいま」でプツッと切っての終了は、もーちょっと最終回の余韻に
浸らせてくれるような終わり方を希望する向きには拍子抜けというか肩透かしというか。
この回単体としての演出としては悪くないだけに、やはり母子再会のドラマは一話前に
片付けちゃっておいて、最終回はジャングルに帰ってドタバタした方かよかったのではないか?
作画の妙やギャグのテンポなどはまさにこの作品の集大成的なものだっただけに、
この終わり方ではフラストレーションが溜まる。もっと観たい。もっと観たかった。
と、いうわけで続編希望。……ガンガンアニメは続編に恵まれないというジンクスもあるけどさ。

スターオーシャンEX(終)
これは、アリだ。
レナがアンチ十賢者派が送りこんだ救世主探しの巫女だという設定と、クロードをワープさせた
転送装置が、かつてソーサリーグローブによって滅ぼされた星に残っていたものだという設定は
原作より筋が通っていて、説得力がある。細かい部分(レナに憑依してたのは何者? とか)は
不明のままなんだけど、それでも脳内補完が効くだけの要素はあるので納得は出来る。
聖なる光がフェイズガンだったというのも、第一話とちゃんとリンクしていて整合性がある。
原作ゲームでほぼ無意味なアイテムだった古文書をきちんと活かしていたのもいい。
そして懸念されていたラスト。ここでも原作で謎な存在だったジーネを出してきて「時を止める」
という荒技。これは凄い。原作を壊さずアニメも破綻させず、さらにちゃんと続編が作れる設定!!
よっぽどスタッフは頭を捻ったに違いない。そしてこれはスタッフが真面目にこの作品に
取り組んでくれていたことの証しだ。観続けていてよかった。裏切られなくてよかった。
だから、この最終回はアリである。

ところでファイナルファンタジー日本海は微妙だなー。
ま、裏番組が諸般の事情(主人公がアフガンゲリラ、とか)で流れちゃったので、観るには観るけど。

9/24(月)

グラップラー刃牙
原作再現度はなかなか。ただ、これ地上波放送しても本当によかったんだろーか?

9/23(日)

デジモンテイマーズ
デジタルワールド突入……なのだが、どうにも「冒険!!」って感じじゃないなー。
観てて楽しそうじゃないし、逆に陰鬱になるくらい。これじゃデジモン漂流教室だ。

機動天使エンジェリックレイヤー
別に今回が最終回でもよかったのではないか?
雨の中、母子で互いの想いを語りあった時点でドラマ的な決着は完全に着いてしまった。
作品全体の盛り上がりとしてもここが最高潮だろう。これだとラストバトルがただの
エピローグになってしまう。最後の最後までこの作品はバトルを中心に据えることは
なかったということか。……ラストバトル、せめて作画と演出だけでも頑張って。

9/22(土)

逮捕しちゃうぞ
切り捨てたキャラ達を埋め合わせの如く総登場させ、本来の「逮捕」らしいドタバタ劇で締め。
何というか、全てにおいて中途半端で終わっちゃったという印象。
だが、こういう状態で幕を引く方が未来に向かってるって感じでいいのかもなぁ……などと
考えながらスタッフロールを見終わると、その後次回予告が
さっ、最終回じゃなかったんかいっ!! 次回温泉!? お前それビデオの特典だろっ!!
放送スケジュールが狂って一話余ったな! そんなんありか? 完結編なのに!?

PROJECT ARMS
赤ジャバウォック激強。綺麗な作画と相俟ってド迫力。
ほんと、ジャバウォックの登場回は外れがない。打ち切りは回避されたようなので
次の出番にも期待が持てる。……あれはまた凄いことになるんだろうな。

9/21(金)

Z.O.E dolores,i
素晴らしい。ちょっと他の言葉が浮かばないくらいとてつもないテンションのプレ最終回。
軌道エレベーターの緻密な設定が素晴らしい。リンクス一家の痺れまくるカッコよさが素晴らしい。
エイリアンの如き動きを見せるレプターや、いちいち乙女チックな動きを見せるドロレスなど、
一連のメカ描写が素晴らしい。ラダムの妄想結婚式と現実のバトルを交錯させる演出が素晴らしい。
その中であえてジェイムズとラダムを殴り合わせて、第一話のヤクザにボコられた情けない
ジェイムズを視聴者に思い出させ、ジェイムズの成長をわからせる脚本が素晴らしい。
そしてラダムがレベッカをゲーム・OVA版に出てくるヴァイオラと勘違いするという謎なシーンを
挿入する、メディアミックス魂が素晴らしい。いやほんとに素晴らしい。
次回いよいよ最終回。当初誰にも見向きもされなかったこの作品を、歴史と記憶に残る傑作と化す
ことが出来るのか? その答えも素晴らしいものであることを願って、次回を待つ。

コスモウォーリアー零
敵自身が攻撃する時、バリアは一瞬解除される。
もの凄ーくベタだがこのアニメにはこういう王道が似合う。
しかし、0.13秒しか隙がないのに「撃てーっ」とか言ってて間に合うんだろうか?
……それは言っちゃいけないのか、やっぱり?