1月(上)
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1/10(木)

ロミオの青い空(再)
いつの間にやら始まっていた、NHK衛星第二でのロミオ再放送。
今回ついに、アルフレドが天に召されました……。
ああ〜、やっぱ目頭がちょっと熱くなった。アルフレドよ永遠に……。
やっぱり世界名作劇場っていいなぁ。復活しないかなー。枠は新設ってことで。

(新)七人のナナ
ついに始まった、今川泰宏最新作。キャラデザ吉崎観音。
クリスタル(アニメではプリズムって言ってたか?)の力で七人に分裂してしまった
ナナが巻き起こす、恋あり受験ありのドタバタコメディ――だと思ってたんだけど、
出だしが意外にしっとりとしていて拍子抜け。京都の背景描写が丁寧で、ああ、今川泰宏も
こういう「美術・背景に力を入れる路線」になったのか……と油断したのが馬鹿だった!!
唐突に空を飛ぶ七人のナナ!! 超絶アクションを魅せながら京都を破壊しまくる七人のナナ!!
これを活かす為の日常まったり描写か!! いや、よくよく見れば日常部分も、ハモッて踊って
妄想空間に突入するミスター味っ子風味の演出が炸裂している。新しい部分と、変わらない部分、
これは今川泰宏の新境地なのか? ともかく、チェックチェック! 赤。

(新)おねがい☆ティーチャー
ウチのクラスにやってきたメガネ美人教師の正体は、何と宇宙人だった!!
WOWOWお得意の、設定で客を釣っておいて好き勝手してやろうアニメ――と思われる。
絵は綺麗、というか美術・背景が綺麗。そして、「ナナ」と同じく精緻な日常描写との
ギャップで、アニメ的な部分を楽しませるという作り。それらは概ね成功している。
黒田洋介脚本が、ちょっと内面的な描写に傾倒していてうざったい気もするが、
ま、その辺はこれからの展開次第か。このアニメの最優先事項はメガネ萌えだしね。
面白くなりそうなんだけど、裏でナディアが始まるからなぁ……どっち取るか、まだ微妙。青。

(新)アクエリアン・エイジ
絶対製作間に合ってないと思っていたので、絵は意外と綺麗に見える。
しかし第一話だってのに、こんな掴み要素皆無なもの放送していいのか?
変身もなく覚醒もなく、ただ雪の降りしきる港町で音楽に夢をかける若者達の、
気だるさ漂わずにはおれない日常を、延々と描写。まあその日常描写とのギャップで
アニメ的な部分を際立たせようという演出(今日同じようなことばっか書いてるな)
なのだろうが、第一話でそこまで辿り着かない脚本というのはどうかと思う。
長い目で見ていれば盛り上がってくるのかな……? とりあえず青。

1/9(水)

(新)キン肉マンU世
キン肉マンといえば子供の頃、友達の家に遊びに行ったら、
「キン肉マンの再放送観てるから駄目」
と断られ、泣いて帰った哀しい思い出があるなぁ……。我ながらアホだが。
そんなわけでキン肉マンU世。Uって機種依存文字だったような気もするが、
2にするのも何か嫌なのでこのまま。化ける人にはごめんなさい。
前置きが長くなったが本編感想。まず、オープニングが非常によろしいっ!!
初代オープニングを意識しつつ、かっこよさを高めたという感じ。久々に燃えるヒーローソングだ。
声優さんは、初代と同じ人もいたりしてイメージは損なわれない。小野坂昌也も頑張っている。
唯一、吉田ミートくんに違和感を覚えたが、最後の「キン肉バスター早口解説」で、
まあこれもアリかなぁという気に。ストーリーは原作を再構成して、ミートくんに出会うところから。
設定も全て原作版なようで、アニメ(王位争奪編)でマリさんと結婚したはずのスグルは
原作通りビビンバと結婚してる。ってことはリキシマンはウルフマンなのか?
エンディングもいい。総じて凄く出来がいい。原作&前作ファンの期待に応えつつ、
Vジャンプなんか読んでる子供層の取り込みも狙えるクオリティー。
これを持って、「テレ東水曜二時間ジャンプ祭り」枠完成。凄いなー。
けど、二時間ぶっ通しでアニメ観るのって、意外と疲れるものもあったり。
なので、ちょっと青感想で様子見。

シャーマンキング
リゼルグ登場。いきなりオリジナル五人娘で嫌な予感を覚えるが、
まあ概ねいい感じ。リゼルグの声は、凄く合ってるシーンと外してるシーンが
混在してて、不思議。演技が固まりきっていないのだろうか? 固まればハマりそう。
しかし、リリララの話は飛ばされたのか? 串刺しさえごまかせば出来ると思うんだけど。

ヒカルの碁
海王囲碁部(というか日高先輩)の嫌味度が増して、より燃え上がる葉瀬中囲碁部。
それを受けて、ヒカルの「おまえ打て」発言が、より重さを増している。
そして、次回の展開も重みを増しそうだ。楽しみ。

ヘルシング
やっぱり何が起こってるのかさっぱりわかんないんだけど、
作画も演出もいいので、観ているだけで楽しめるレベルにはある。
それにしても、隊長さんがあんなに愛されていたとは思わなかった。
次回、最終回。さあ、絵がいいだけの駄作に終わるか、最期に花火を打ち上げるか。

1/8(火)

ファイナルファンタジー:アンリミテッド
ちょっと総集編混じりの新展開。
フングスが死んで、雲が四凱将に格上げ。
地下鉄に乗っているところをオメガに襲われたリサ達は、ファーブラの力に救われる。
そして、オメガから逃れた先でシドと再会。潜水艦に乗り換えて、新たな旅に出る。
ついに飛空艇も出てきたということで、これからは戦艦モノになるのだろうか?
エンディング変更。凝ってるような、手抜きなような、不思議な完成度。
ところで前エンディングのCM、ついに一回しか流れなかったな……。
やっぱ画面構成がドラクエだったのが――

(新)フルメタル・パニック!
テロに屈せずアフガン戦士大活躍アニメ、ついに放送!!
まず、オープニングから気合入りまくり。ヒロインかなめ、脱ぎまくり。
本編の作画も超絶。TVアニメのクオリティーを明らかに超えている……!!
脚本も、「出身地はアフガン!!」と宗介に断言させるあたり、男前だ!!
(単に直すのが面倒くさかっただけかも知れないが)
何か色々あったけど、このクオリティーを手に入れたのであれば結果オーライ。
今後も楽しみ……なんだけど、これ観るとFFが録画出来なくなるんだよな。
どーしよ、またザッピングか? しかし家にいない場合は……。

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ
偽ラーにリシドがやられたショックで、闇マリク覚醒。
城之内の回想に、舞が出てきちゃってるんだけど、それだと次回の展開がおかしくならないか?

1/7(月)

(新)爆転シュート ベイブレード2002
ヤバい……いろんな側面からヤバい……。
オープニングが謎のラップでヤバい。キャラデザが違和感ありまくりでヤバい。
世界制覇したのに町内大会で負けちゃう展開がヤバい。迫力皆無のベイバトルがヤバい。
そして、エンディングが聞き取れない謎の歌でヤバい……。何だこりゃあ……。
どうしても「メダロット魂」を連想する。前作の全てをぶち壊す、非情なる続編。
新キャラの女の子もステレオタイプな委員長で魅力に乏しい。駄目かなぁ、これは……。

Dr.リンにきいてみて
闇の巫女の正体、ようやく判明。
正体が知り合いだったのに、迷わず攻撃仕掛けようとする四神は人として間違ってると思う。
それにしても、中華系なのにちゃんと初詣行くのな、メイリン。まあ三世だしな。

名探偵コナンSP
大阪での、剣道家殺人事件と秀吉の財宝事件を一挙放送。
そういうわけで、今回の主役は平次。ヒロインは和葉。
コナンはもう、いてもいなくても同じという状況。
しかし、原作だとえらいわかりにくかった事件も、アニメだと理解出来るもんだなぁ。

1/6(日)

激闘! クラッシュギアT
観光、怪我の治療、裏切り出張と、それぞれ理由は別ながら北海道にやってきたトビタクラブの面々。
しかしそこでは、来たる世界大会に向けた北海道カップが開催されていた。
そしてそこにはマンガンジ率いる「マンガンジ・ドリームス」の姿があった!
いきなりトップバッターで出てくるマンガンジ、相手を二流呼ばわりしながら第一戦勝利。
だが、観客席にコウヤを見つけたマンガンジは――「とくと目に焼き付けるがいい」
見せてやろう!! 必殺奥義っ!!
覇王翔龍撃ーーーッ!!!!

立ち昇る竜巻ッ!! 吹き荒れるブリザードッ!! 浮かび上がった風水盤から大地割り召喚される
爆炎を纏いしドラゴンッッッ!! 相手ギアを木っ端微塵に粉砕するッ!!
すっ……凄まじい!! これはまさしく聖獣兵器っ!! 800億は伊達じゃない!!
震撼するコウヤ達だったが、そこへさらに裏切りメガネが現れてさらに混乱。
「何で……何がどうなっているんだよ!?」

デジモンテイマーズ
クルモンのシャイニング・エボリューションにより、究極体全員集合。デリーバーとの戦いに挑む。
一方タカト達は、完成したアークでリアルワールドへ帰還することに。
今回を逃すと次はいつになるかわからない。しかしレナモンと留姫が突如別行動。
「私はインプモンを連れて帰ろうと思う。どう思う、留姫?」とのことだが、
それは留姫に訊くよりレオモン殺されちゃったジュリの意見を訊くべきなのではないか?
しかし、レオモン死亡のショックでぶっ壊れていたジュリは、変な電波を受信して、
洗脳されてしまった模様。これはまさかジュリラスボス展開か?

キャプテン翼
次藤がかっこいい……。けど、数年後にはスカイラブの踏み台……。

サイボーグ009
006とロボットとの友情話なのだが、いつになく喋る005の印象が強く残る。
マフラー巻かれたロボットは素敵だが、オチがちょっとラピュタっぽいかな。

こちら葛飾区亀有公園前派出所SP
やっぱり特殊刑事課出るんだ……。出てくる必然性まるでないのに。

ONE PIECE
放送時間が遅くなってオープニングもなし。内容は通常。どこがスペシャルだ!?
エースがユバまで付いてくるようだが、何をさせる気なんだろう?
エンディング変更。チョッパー尽くし。エンディングは1クールごとに変わるらしい。

1/5(土)

ガイスターズ
オープニング変更。
マントをはためかせる悪の大幹部なレオンや、ボンテージハゲ女などが見所。
そして本編も一気にストーリー進展。フラれて大虐殺でキレてビームでお兄ちゃん。
しかし、たぶん編集の問題なんだろうが、画面が微妙に止まるんだよな……。
このアニメ、もうとっくに全話完成しているもの放送しているんだと思っていたが、
もしかしてまだ作業中なのか? 十四話以降って、日本での放送が最初?

RAVE
あー、何かつくづく感じるが、初期のレイヴって、頭悪いよなー……。
いや、じゃあ今はどうなんだと訊かれると返答に困るのですが……。

ドラえもん のび太と翼の勇者たち
いまいち。映画としてもそうだが、「ドラえもん」を名乗る上でいまいち。
まず、世界設定が弱い。同じように亜人の暮らす世界を描いた「竜の騎士」や
「アニマルプラネット」と比べると、その世界の仕組みや独自の文化風習を説明する
描写が不充分で、イマジネーションの広がりを感じない。SF心が足りてない。
脚本の行き当たりばったりぶりは、いつものことといえばいつものことだが、
それにしても今回はちょっと酷い。唐突にイカロスが出てきてからはもう無茶苦茶。
つーか敵をドラえもんが進化させちゃ駄目だろ。あのせいでその後の破壊が全部
ドラえもんのせいに見える。今回、全体的に秘密道具の使い方がなってない。
最後に、エコテーマを前面に打ち出すな。そういうのは隠し味で入れろ。
なーんかもう、SFとか遊び心を忘れて教育モノに走ってるような感じがして、不快だ。

PROJECT ARMS
絵コンテ・演出、亀垣一。作画監督、本橋秀之。
で、確かに作画は最高だし演出もいいんだけど、……前半ほとんど総集編じゃん。
後半にも回想突っ込んでるし、実質普段の三分の一くらいしか内容ないぞ。
奇妙な状態に陥っているなぁ、この作品……。

1/4(金)

スラムダンク(再)
VS陵南戦、決着。小暮株急上昇そのニ。
一話につき作中で一分しか経過しないという恐るべき展開。
そりゃー全国行く前に終わらざるを得ないよな、アニメ。
山王戦やったとしたら、三十秒で一話とか、十秒で一話なんてことになるもんなー。

電脳冒険記ウェブダイバー(ラストだけ)
寝っ……寝てもうたっ!! 起きたら六時二十五分だった!!
何かみんなが花の前で黄昏てんの!! アオイちゃんが泣いてんの!!
「見逃しちゃいけない回だった」感がひしひしと……。普段はビデオ回しとくんだけど、
今日は新日本プロレスの特番を録画予約してたもんだから……。ああ、しくじった……。
しかもその新日の内容がもう……!! 脚本書いた奴、死刑!!
バカにするにもほどがある!! 何あれ? 無効試合にするにも、やりようってもんがあるだろ。
何か新日って、たとえエンタメ宣言しても脚本がクズで大成しなさそう……。
それにしても最近、ジャンル問わず「他はいいんだが脚本のせいで台無し」ってものが多いような。

1/3(木)

アニメ声優でおめでとう
TVガイドに載っている仮タイトルは、「新春! アイドル声優大集合」。
どうしようもない内容なんだろうとは思っていたが、いきなりシスプリ出すことないだろ!!
その後は、声優さんと芸人が戯れながら、合間に新作アニメ紹介を入れるという無難な形に。
それでも、額に「肉」やら「K」やら書いた小野坂昌也と森川智之が漫才やるとか、
七人のナナの中に明らかに仲間はずれがいるとか、久川綾がもう観るに忍びないとか、
新春早々哀しくなるような出来事がいっぱい。タカラの社員なんて気の毒で目も当てられない……。

阿貴的家族
火曜深夜にやっている台湾アニメがこんな時間に放送。
一見してサウスパークみたいだが、内容は毒の強いサザエさん。
つまらなくはないけど、TVアニメとしてはチープな感が否めないと思っていたが、
元々インターネットアニメだったのね。なら納得。よく知らないけど、台湾では人気なんだよね?
最近、日本のアニメを世界に売るなら、海外のアニメも受け入れなければいけないという考えからか、
結構海外アニメ輸入してるけど、どれも今一つぱっとしないよなぁ。パワーパフですら打ち切りだし。
韓国なんて、マンガ大学作ったとかアニメ製作を国家が後押ししてるとか色々言うけど、
だったらさっさと名作出して欲しい。「日本を抜く」って言い出してから、もう何年経つんだよ。
見せられるのはランディムとかガイスターズとか熱血江湖とか、そんなのばっかり……。

ONE PIECE SP(再)
最近ビデオが発売された「海のヘソの大冒険」の再放送。
ルフィの性格がおかしいとかサンジがヘタレだとか、多少の問題はあるが、
綺麗にまとまった話ではある。結局、財宝というのが何だったのかよくわからないけど。

ドラゴンボール 魔神城のねむり姫
ワンピのあとに初期ドラゴンボールというのもオツな構成だ。しかもちょっと似た話。
当時から気になってたんだけど、ドラゴンボール映画って何で原作を再構成したものが
多いんだろう? バンクが使い易いからか? まあTVと同時進行で毎年作ってたしなぁ。
昨日のZ映画から続けて観ていると、クリリンの変転がよくわかる。

こちら葛飾区亀有公園前派出所(再)
「効率さえ上がればクオリティーはどうでもいいってのか!!」
何こっそりと私怨ぶちまけてるんですか、高松監督っ!!

1/2(水)

ドラゴンボールZ 危険なふたり 超戦士は眠らない
お正月といえばドラゴンボール映画。
こうして現代の子供達にもドラゴンボールが知られていくのだなぁと、ちょっと感慨深くなった。
ブロリー復活編ということで、予備知識のない子供にはストーリーがわからないんじゃないかと
気になったが、メイン張っている悟天とトランクスがコミカルに楽しませてくれるので、
初見の人でも結構いける作りをしている。今まであまりそういう視点で観たことなかったんだけど、
ドラゴンボール映画って、アクション映画としてはかなり出来いいんだよね。動きまくるし、
ダレずにラストまで緊張感が持続するし。ストーリーがないのは普通のアクション映画も一緒だし。

ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦
何で「危険なふたり」やったあとに「地球まるごと」なんだ? 子供混乱するだろ。
映画で唯一、ヤムチャやチャオズに出番があることで知られる本作だが、噛ませ犬なのは相変わらず。
味方の人数分、敵出しておきながら、倒すのは全部悟空なんだもんなぁ。酷い話だ。
「地球はどうだかわかんねえけど……お前だけはオラが守ってやる!!」というセリフからも
わかるように、ストーリーの軸は悟空と悟飯の親子愛。この頃の悟空は本当にいいお父さんだった。
その悟空との対比として、悟空とそっくりなターレスが敵として立ち塞がるわけだ。
悟空・悟飯・ターレスの絡みは、文字通り野沢雅子の一人芝居。当時は凄いことするなぁと
驚嘆していたが、後期になると悟空・悟飯・悟天の絡みが毎回のように出てきて、すっかり馴れてしまった。

1/1(火)

カードキャプターさくらSP クロウカード編
これ、コレユイと同じように前に放送したやつの再放送だよねぇ?
似たような番組改変期の度に観ているような気がして、確かな記憶がない……。
そういえば2001年生まれの女子の名前、一位が「さくら」だったんだよな。
このアニメの影響って、どのくらいあったんだろ?

2002年もアニメでジャンプ! 超豪華四本立て!
今日しか見られないマル秘お宝映像! お年玉プレゼントもあるぞっSP

タイトル長え〜。その内容はというと、テレ東系で放送中のジャンプアニメ四本、それぞれの
総集編プラス新作映像の詰め合わせです。それぞれちゃんとOPもあって、完全に独立しているので
感想もそれぞれ独立して書いたほうがいいかな。と、いうわけで――

2002年もアニメでジャンプ! 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ編
スペシャルカード「謹賀新年」!!
三連コンボ「一富士」「ニ鷹」「三なすび」ッ!!

という新作映像で始まる遊戯王の総集編。「謹賀新年」を出す社長が楽しそうでいい。
総集編の内容は、バトルシティでの戦いを、杏子・本田・御伽・静香の四人が解説するという
オーソドックスなスタイル。見所はやはり、「城之内くん……大好きだ」

2002年もアニメでジャンプ! シャーマンキング編
まず、メインキャラ全員で年始の挨拶をする新作カット。
総集編は、パッチ族に冬休みをもらったという葉・蓮・竜が、まん太の作ったという
シャーマンファイト予選のメイキングビデオを、コタツで蜜柑食いながら観るという構成。
シチュエーションだけでも異様に凝っているが、ビデオの内容も凝っている。
キャラの掛け合いに合わせて早送りしたり巻き戻ししたり、まん太が作ったということで
ファウストの目線にモザイクが掛かっていたりする。さらに驚かされるのは、テレビから
流れている映像だということを示す演出として、ちゃんと音声に加工が施されている! 
何もそこまでしなくても……。しかしまだ終わらない! エンディングは葉とアンナの初詣だ!
力入れ過ぎ。スタッフロール見たら、絵コンテ水島精ニ、作監と原画に高見明男……。
不意打ちもいいところ。こんなとこでメインスタッフ使うなよー!! 見逃したらどうすんだ!!
そして最後は竜の「このあとはテニプリだ!」のセリフで締め。だから凝り過ぎだっての。

2002年もアニメでジャンプ! テニスの王子様編
青学テニス部恒例、新春羽根突き大会。
そのメンバー紹介に合わせて、各キャラの所載なプロフィールが流れる。
新作部分と回想部分がほぼ半々くらいの、結構豪華な総集編。
敗者の顔に次々と墨が塗られていくなか、決勝はリョーマVS桃城。
しかしそこへ親父が乱入。決勝戦は時間切れお流れに。
リョーマの顔が墨だらけになるの、ちょっと期待したんだけどなぁ……。

2002年もアニメでジャンプ! ヒカルの碁編
冒頭、佐為のバカ丁寧な年始の挨拶のあと、晴れ着姿のあかり登場。
「これから由香里先生のところへ挨拶に行くんでしょ?」
というわけで、ロジャーラビット状態になって「GOGO囲碁」のメンバーと一緒に
年明けのご挨拶。由香里先生の晴れ着姿には、光り輝くエフェクトが……!!
総集編の内容自体は、本編をブツ切りにしただけの、四本中最もレベルの低いものでしたが。

ドラマ愛の詩SP・キテレツ
コロ助がCGなのでアニメ感想に書くのも間違ってはいない……はず。
しかしこのCGコロ助が、何か粘土細工みたいに見える。
温かみのあるCGを目指したのだろうが、そもそもコロ助はロボなんだから、
多少無機質でもよかったのではなかろうか? 動きはなめらかだったけど。
キャストの問題として、山寺パパはまあギリギリ許容出来なくもないが、
ブタゴリラがやせているのだけは勘弁ならない!! ブタでもゴリラでもないじゃないか!!
キャストで満足いったのは勉三さんくらいか……。ま、全体的にこんなもんかな、という出来でした。
5日から始まるエスパー魔美は、どんなもんだろうか?