1月(中)
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1/20(日)

デジモンテイマーズ
母子の会話の末、再び新宿に集う留姫とジェンリャ。
きちっと対話して母離れした二人と比べて、電話でごまかしたタカトは駄目な奴だ。
だが、感情移入出来る主人公としては正しい。それにタカトには、ジュリと対決するという
大仕事がある。まあ、次回復活のベルゼブモンがレオモン殺害の責任を取るという展開もあるけど。

コメットさん☆
王子様も見つかったので、帰還命令を出されるコメットとメテオ。
コメットさんは断固帰らないと決意するが、メテオさんは故郷のことを考えて、
お世話になった老夫婦に思い出を与えたあと、地球を去る。
これはコメットさんも地球とお別れエンドになるのかな?
ラストに戻ってきて……という展開も、この作品の作風からすると考えにくい。

キャプテン翼
シュナイダーとかピエールとかビクトリーノとかヘルナンデスとか出てきて、
ようやくリメイクものっぽい補完が入ったなという感じ。こういうオリジナルなら大歓迎。

サイボーグ009
及第点レベルにまで持ち直した。
作画安定、演出上々。兵器産業に翻弄される民衆を描く脚本もなかなか。
ただ今回、最大にして最悪の失敗は、次回予告で先の展開がモロバレになっていることだ。
いや、確かにアイツがアイツなんだってことはわかってたけどさあ……予告であんなあからさまに……。

ONE PIECE
やっぱり原作通りに展開しているなかに、突然エースが出てくると違和感あるな。
まあ原作知ってるが故の過剰反応なんだろうけど。次回からオリジナルなので、その辺の心配はもうない。
しかし砂漠の海賊かー。そういやキャプテン・クッパ最近チェックしてないなー。

1/19(土)

仰天人間バトシーラー
妹のピンチに、お久し振りでゴルゴネス登場。闇のバトシーラー決定。
ジャンヌとのライバル関係は多少残っているらしい。よかった。

RAVE
蒼天四戦士の一人だったクマに知識のレイヴを託され、
テン・コマンドメンツ、音速剣バージョン「シルファリオン」発動。
「知識のレイヴを得たら剣が音速バージョンになる」というのが、何か不可解な感じするんだが、
要するにこれは「五十二の関節技は体が知っているから必要に応じて勝手に出る」みたいなもんですか?
ストーリー自体は、今までで一番まとも。クマ(正式名失念)が格好いい。

PROJECT ARMS
過去編、いくら何でも端折り過ぎ。
アリス関係以外の部分は全面カット。あれじゃキース・ホワイトが何者なのか
さっぱりわからない。声が井上和彦だったのはよかったけど。
まあ仕方ないないっていや仕方ないんだろうけど……不思議の国くらい見たかったな。

1/18(金)

VANDREAD 2nd(終)
王道一直線っ!! な最終回。
ただ、あまりにも王道過ぎて、ストーリー的にはまったくと言っていいほど新味がない。
偉そうなボスが主人公達を否定して、それに「仲間」とか「未来」とかいう単語を
駆使して主人公が食ってかかり、最後は友情パワーでボスの自爆攻撃を止める。
ほんっとーに、几帳面な子供の塗り絵のように、一切定型からはみ出さない。
大量に配置されたキャラも、定型通りに職務を全うしているだけという印象。
ミスティなんて、結局最後まで「ディータの恋のライバル」以外のものにならなかった。
ただし、その「定型」がそれぞれ非常にハイレベル、且つ総体としてまとまっているので
一個の作品としての完成度はべらぼうに高いという、面白い結果になっている。
意図的にオリジナリティを排除し、とにかく技術で押していくという戦略の勝利。
1stと2ndの間を空け、作画レベルを維持したことも勝因の一つなのだろう。
こうなると、3rdがあるんじゃないかと期待してしまうのだが、さて、どうなんだろうか?

フィギュア17 テレ東ver
第二話の前編。前編なので、これ全て日常描写。
しかし、やっぱりそれが面白い。北海道の美しい自然描写をバックに、
溌剌としたヒカルと、そんな彼女に振り回されながらも、徐々に彼女に
惹かれていくつばさの様子を、丁寧な作画と細やかな演出で描いていく。
とにかく、地味に激しく萌える。何だか職人芸を思わせる。
ただ、やっぱりこれ、一時間連続で観てこその作品なんだろうなー。

1/17(木)

ロミオの青い空(再)(終)
衛星第二で朝九時からやっていた再放送も、今回で終了。
ロミオと仲間達とのお別れのシーンが、やっぱり胸にくる。
名作だなー……ほんとに。こういうアニメを再放送してくれるNHKは何気に偉い。
次回からは赤毛のアンの再放送――って、あれ!? TVガイドには家なき子レミって
書いてあるのに!! どっちかっつーとレミの方観たかったんだけどなー。

七人のナナ
七人のうち、誰が学校に行くかで勝負。神近くんの手を握るのは誰だ!?
ということなのだが、演出や展開は、悪くいえば古臭い、よくいえば温故知新な感じ。
とにかく動きで楽しませようという意図が見える。当たり前のことをきちんとやる姿勢は評価。
しかしまだ「手堅い」以上の感想が持てない。キャラの魅力も、マンガ版ほど出ていないし。

おねがい☆ティーチャー
結局、ナディアは「ノーチラス・ストーリー」で飛ばされた回だけチェックすることにした。
先生との関係を問われた矢先、先生と一緒に体育館倉庫に閉じ込められてしまった主人公。
先生が地球人とのハーフという話を聞き、自分も病気のせいで三年間仮死状態だったことを明かす。
秘密を共有し合い、親密さを増す二人。そこで校長に見つかった。どうにか言い訳しなければ。
そこでおじさんが思いついた言い訳は――「二人は実は結婚してるんですよ!!」
んなバカな言い訳あるか! と思うのだが、主人公も「ぼくは本当は十八だから結婚出来る」と
その言い訳を押し通す。つーか学校側はそんな複雑な事情を抱えた生徒がいるってことを
把握してなかったのか? 入学する時年齢チェックぐらいしろよ……。
ま、面白い展開であることは確かだが。やっぱり好き勝手やる気なんだな、スタッフは。

アクエリアン・エイジ
戦闘シーンの音楽がいい。あと、拷問首輪少女がエロい。
それ以外は前回と同じく、駆け巡る青春。
堅実なのはいいけど、じっくり構え過ぎるのも考え物だと思う。

1/16(水)

キン肉マンU世
あ、やっぱりキン肉マンの声は古川登志夫なのか……。
覚悟はしていたが、残念だな……テリーとロビンが昔のままなもんで特に。
何が原因なんだろう――って、そりゃギャラ以外にはバンチしかねーよなー。
そんなにバンチが憎いのか、集英社!? いや、先に喧嘩売ったのは向こうか?
ともかく、そういう政治的なゴタゴタでファンの想いが踏みにじられるというのは……哀しいね。

シャーマンキング
スピリットオブファイアに食われるまで、今回出てきた三人が
原作リリララ編で瞬殺された奴らだってことに気付かなかった。
ってことはリリララ編は完全にカットってことですか。何でー?
今回のオリジナル展開自体は、リゼルグ仲間入りの動機強化として優秀。
ただ、ホロホロはコロロなんか憑依合体させて、何する気だったのだろうか?

テニスの王子様
思えばこの頃が原作の一番面白い時期だったかも知れない。
敵側にドラマがあり、駆け引きと精神力がぶつかる勝負があり、
派手に必殺技が飛び交い、戦い終わって友情が芽生える。
まさに少年マンガだった……すでに過去形なのが哀しいところだが。

ヒカルの碁
アキラの震えっぷり、原作五割増。アキラのキレっぷり、原作十割増。
アキラに限らず、みんながみんな、原作より喜怒哀楽(主に哀)が激しい。
声があり音楽がありカラーで絵が動くというアニメの効果を、今更ながら痛感させられる。
素晴らしくドラマティック。申し分のない出来。え、エンディングの観月ありさでブチ壊し?
まあ、それは触れないことにしましょうや……。

ヘルシング(終)
うわー、何か凄いことが起こってるなー、けど何がどうなってるのか全然わからないや。
あ、セレスが出血。アーカードやられた。ヘリ落ちた。インテグラいつの間にか捕まってら。
ああ〜何か犬走ってるよ犬。アーカードがよくわかんないけど復活してきたぞ。
お、敵の変なハゲがドラゴン出したぞドラゴン。セトがいるとか言ってるよセトとか。
大迫力の画面だなー。ドラゴンボールみたいだ。あれ、アーカードの髪が溶けてるぞ。
あれ、ハゲが串刺しだぞ。終わったのか。そうか。最後はワインを握り潰してエンドか。
え〜〜〜っと、それで…………結局何がどうしてどうなったんだよっ!!!!

1/15(火)

ファイナルファンタジー:アンリミテッド
冒頭からシドのソイル講座。アイとユウは潜航艇内を探検。旧エンデイング曲が今更かかる。
艇内ではみんなが揃って吹き矢の練習。何故、吹き矢? その答えは後半のバトルで明らかに。
敵モンスターの襲来に対し、「吹き矢キャノン!!」「吸えーっ!!」「吹けーーーっ!!」
というわけで、潜航艇ジェーンの主砲が吹き矢なのです。何でそこだけアナクロなんだ……!?
戦闘後、何故か落ちてきた風をカニハンドで拾い上げ、人工呼吸――は未遂。
最後はピストの海パズル講座。要するにステージクリア型RPGになるらしい。
今回、原画陣は結構豪華だったんだけど、実際の作画は今一つな感じだった。何でだ?

フルメタル・パニック!
作画はもう激鬼綺麗。パンチラもあり。
けど話が進まない。ギャグもなければバトルもない。
全てにおいて出来がいいけど、ハメを外さない優等生みたいになってる。
もうちょっとハジけてくれても文句は出ないと思うけど。

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ
前回、舞が夢に出てきたけど、どうする気よ補完。
城之内が「お前なんか出てこなかった」と嘘をつく。
…………いや、そんなことすんなら夢に出てこない方がよっぽどよかったのでは。
そして、マリクの闇のゲーム変更。仲間の記憶が消えていくというものに。
ええっ!! 拷問しないのっ!? そんなああああっ!!

1/14(月)

爆転シュート ベイブレード2002
委員長が今のところ邪魔者にしかなっていない。
ベイブレードというのは女性キャラが極端に少ないこともあって、
男の世界を描くものというイメージが出来てたせいもあるだろう。
次回から変化してくるようだが、結局「見守る女」に落ち着くのか?

Dr.リンにきいてみて
邪悪モードと通常モードをころころ使い分けながら、妹の唇を狙う兄貴。
何かすっげードロドロした展開をみせているな。
兄貴の正体がバレた際の混乱ぶりが今から楽しみだ。

犬夜叉
弥勒と珊瑚の関係、一歩進展。
頬を朱に染める珊瑚が可愛いが、それ以外は作画・演出とも普通。

1/13(日)

デジモンテイマーズ
意志持つアークのおかげで子供達は無事リアルワールドに帰還。
それぞれ家族と感動の再会。リョウの親もちゃんと来ていた。
なのにジュリの親だけ、「あんな勝手な娘、知らん!」と来てくれない……。
そ、そこまで家庭環境に問題あったのか、ジュリ。見かねたタカトがジュリを
両親のいる長野まで送っていくことに。新幹線での二人旅。しかしジュリは何も話さない。
面と向かって話の出来ないタカトが席を一つずらす演出が、何だかとってもジュブナイル。
まあ、ジュリが壊れてるのはデ・リーパーに洗脳されちゃってるせいもあるんだけど。
とにかく最終局面に入って、ますます面白くなってきている。ダレまくった中盤から、
ここまで見事に持ち直してくるとはなぁ。このまま最後までいって欲しい。

キャプテン翼
「小学生時代の食堂の借り」事件がなかったもんで、松山ここで初登場。
美子とのラブロマンスあり、「上がれ! 上がるんだ!」あり、イーグルショット(の原型)ありで、
なかなかおいしい役どころ。本当に、翼以上にキャプテン向きだよな、松山。
そういえば前回触れるの忘れた新エンディング。ロンドンブーツかよ……。
思い出しついでにもう一つ。いつだか、小学生時代の若林の怪我について、
「試合中に怪我するんじゃなく、交通事故に合わなきゃ」と書いたが、最近古本屋で
原作を見直したところ、若林の怪我は試合中で正しかった……。あれ……? おかしいな、
Jでも旧アニメ版でも、確かトラックの荷台から落ちてくるものを避けるだか何だかして
怪我してたような気がするんだが……。筆者の記憶違いでしょうか?

サイボーグ009
今度は007の過去話。かつての恋人の娘と、恋人と演じるはずだった舞台を演じる。
007のキャラが前回と違い過ぎるようにも思うんだが、まあ渋い007も格好いいか。
最後に、実は彼女と007は親子なんじゃないか的なものを匂わせて終わるのは上手い。

ONE PIECE
原作通りの部分では画面にも写らないエースが、オリジナル部分になると
唐突に出てくるのは、やっぱり違和感ある。今回からいよいよビビが叫び出したが、
ユバに着くまでにオリジナルストーリーがある模様。この切羽詰った状態で寄り道すんのか……。

1/12(土)

ガイスターズ
戦争になるわタワー倒壊するわクーデター起きるわサイボーグレオンが唐突にキレるわで
とにかく大騒ぎの急展開。始めっからこのペースで話進めて欲しかった……。
後半戦に突入してからいきなり面白くなってくているが、ランディムの前例がある為、油断は禁物。

仰天人間バトシーラー
火のバトシーラーは、スギサークに決定。
あ、なるほど。スーパー転身ではなく、ドラーゴンを守護竜に変えられるかどうかで
バトシーラー判定をすることになったのね。弟子の成長についてケーンが触れないのが残念。

RAVE
よかった……ムジカが来てくれて本当によかった……。
これでボケしかいないパーティーに締まりがでるってもんだ。

PROJECT ARMS
一話でドラッケン部隊関連の話を処理。
絵は綺麗になってくれてありがたいのだが、展開が駆け足なのが気になる。
何か、次回のアリス過去話まで一話で終わらせるような感じだし。
やはりカリヨンタワー編と共に春で終了なんだな。完結編は原作終了を待ってOVAか?
エンディング変更。主演声優四人によるユニットらしい。まあ、悪くはないか。

1/11(金)

VANDREAD 2nd
最終回前に、味方戦力大集結。
これまで関わった人々が一堂に会しての最終決戦というのは、やはり燃える。
あまりにもパターン過ぎるような気もするが、それがこの作品には合っているのだろう。
しかし、それでもガスコさんが生きてたってのは、ちょっと萎えたが……。
CG戦闘は超弩級の出来映え。CGロボ戦とはこういうものだったのかと、教えられる思い。

(新)フィギュア17 テレ東ver
CSで月イチ放送中のフィギュア17が、テレ東深夜に緊急参戦。
一話一時間の作品なのだが、一時間放送なのは今回だけ。次回からは二話に分けての放送となる。
さらに、本来ビスタサイズらしいのだが、テレ東バージョンは左右が切れている。
そして、テレ東といえばテレ東チェック。お風呂シーンやヌードシーンは全面カット。
何だかなぁって感じだが、それでも地上波で放送してくれるのはありがたい……かな。
さてその作品の内容はというと、前半トゥハート、後半ベルセルクといったところか。
高橋・千羽コンビ作品の持ち味全開。特に前半の日常描写の丁寧さは凄まじいものがある。
朝起きて、鍋を火にかけて、犬に餌やって、食事して、髪とかして、近所の人に挨拶して、
バス乗って、風景見て、バス降りて、校門潜って、下駄箱開けて、上履き履いて、下駄箱閉めて――
と、学校行くまでの小学生の行動をほとんど余すことなく全部描いている。北海道という
舞台設定もあって、とにかくゆったりまったり、気弱な女子小学生の日常を写生する。
で、後半になるといきなりUFOが降ってくるはベルセルクの使徒みたいなのが出てくるはの
バトル展開となるわけだ。やはりこれも「日常とアニメ的な部分のギャップ」を楽しませる作り。
ただ、他作品と違うのは、その日常まったり描写の方がバトルより面白いということ。
二回目以降、その日常前半とバトル後半が完全に分かれる為、演出効果がどうなってしまうのか
気になるところではあるが、まあ観続けて損はないだろう。金曜は観るもの減るし。赤。