2月(中)
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2/20(水)

キン肉マン2世
ギャグとバトルが両立した小気味のいい回。
テルテルボーイの液晶画面ネタとか、細かなギャグが
積み重なってじわじわ効いてくる。そこにバトルのカタルシス。
このバランスはいい。今後もこの調子でいってもらいたい。

シャーマンキング
作監・高見明男。原画・全員韓国人。
何だそりゃあ……。プラスマイナス・ゼロじゃん……。
まあ、韓国ローテの回に重要なエピソードがきちゃったんで、
高見作監で打ち消したってところなんだろうけど。
確かに、細かな表情の演技なんかは、いい出来になってた。
賛美歌風BGMに乗って登場するX‐LAWSを始めとして、
今回見せ場は盛り沢山。リゼルグも、絶賛不安定中。
アメリカ編、盛り上がってまいりました……と思ったら、
次回、温泉。何で温泉???

テニスの王子様
制限時間10分
左眼のまぶたをやられたな……。持って十五分、
戦闘不能になるまでは恐らく……十分ッ!!!!
というわけでカウントダウン開始です。マジでカウントしてます。
筆者はアニメスタッフを見くびってました。まさかここまでやるとは……!!
凄まじく開き直った演出だ。素晴らしいぞ!! これぞテニプリ演出だ!!

ヒカルの碁
ギャグ佐為のはしゃぎっぷりを始めとした
コメディ演出に、ちょっと違和感出始めた。
絵コンテを新監督自ら切っている点で、不安感増大。
まさか、ギャグパートのたびにこのノリなのか?
新監督のヒカ碁のイメージはこれなのか?
う〜ん、見てる方の慣れの問題……なのか?

Kanon
話が動いてるんだか動いてないんだか……。
一つ一つのエピソードはホームドラマとしていい感じなんだけど、
こう次々とイベントが起きるのって、アニメだとやっぱり違和感ある。
後半戦の展開に期待しておくか。

2/19(火)

ファイナルファンタジー:アンリミテッド
海パズルがいきなり敵の居城へ繋がるという急展開。
そこへ紛れ込んでしまったユウ。伯爵とちょっと仲良くなりかけるが、
伯爵はそんな甘いキャラではなかった。実はこの城にいたユウの両親を紹介。
しかし両親はオメガの研究に夢中、伯爵に一礼すれど、ユウは完全無視する。
ショックを受けたまま脱出したユウ。海パズルは雲のおかげで突破。
前回のオメガ(クリア)−アイの関係に続いて、伯爵‐ユウの関係が成立。
さらに両親の謎に雲の真意と、一気に話が終局へと向かっている気配。
方々で「最終回が近い」との情報も正式に流れ始めたようで……。

フルメタル・パニック!
原作第一巻のラスト……だよね、確か。
ラムダドライバを発動させての超能力ロボット戦。
作画・演出共に高レベルなのだが、どうしても
リアルミリタリー描写とハッタリロボット描写の間で
揺れ動いているように思える。どっちかに振っちゃえば
楽だろうに、それでもその両者をギリギリ成立させている。
かなり凄いことやってるよなー。難しいだろうけど、この路線は支持。

2/18(月)

ラーゼフォン
オープニングの代わりにあらすじ。
変なことしないで本編中で処理してよ……。
で、今回は味方組織との初接触&大人って奴はあぁっ!!――編。
まあ、定番。余計なこと考えなければ充分面白いんだけど、
考えるなってのが無理な話で……。既成作品の連想が頭から離れない。
え〜っと、今回襲来した使徒の名前は何だっけ? 「アスカ、来日」の奴。
ああ、第6使徒ガギエルだ。スパロボαの攻略本に載ってた。

(新)キックオフ2002
日韓共同製作。監督、キム・デ・ジュン。
作画・演出などもオール韓国スタッフ。これぞ真の韓国アニメだ!!
日韓共同作品は結構観てきたが、韓国主導のものを観るのはこれが初めて。
さあ、韓国アニメの真の実力や如何に? 期待に胸膨らませて視聴――
そして……数十分後、腹を抱えてうずくまっている自分がいました。
駄目です。耐えられません。真面目に視聴なんか出来ないッ!!
バビル2世より笑えるよ、これっ!!
動画が足りてないとか、作画が崩れてるとか、そういう次元じゃない。
演出が拙いとか、時代遅れでバタ臭いとか、そんなのはどうでもいい。
問題はっ!! アニメーションというものに対する姿勢が根底からおかしいことだっ!!
例えば、オーバーヘッドのシーンを描くとする。普通は、どうジャンプして
どう体勢を作ってどう蹴るか、ということを考える。そして作画する。
しかし、この作品は違う。オーバーヘッドを描こうと思ったら、
もう蹴ってる絵しか描かない。過程は無視!! 数枚の動画で済ます!!
カンのテコンドーキックなんか、廻し蹴りなのに回ってる絵がないんだもん。
何でそうなるんだよ? 絵コンテ段階での「動き」に対する考察が皆無に近い。
どうしてそうなっちゃうのよ? つーか描いてておかしいと思わんのか???
リミテッドったって必要最低限の動きってもんがあるだろうがよ……。

筆者は、韓国アニメ脅威説というのを結構真剣に憂慮していた。
安価な労働力、国家レベルでの援助、そしてクリエイターの熱意……。
それらがいずれ日本アニメを駆逐するという可能性を、本気で心配していた。
そしてその一方で、韓国アニメが真に素晴らしい作品を生み出したなら、
差別なく、それを受け入れ評価すべきだとも思っていた……なのに……。
何だよこれは? ギャグにも程があるだろう。いや、確かに笑えるけどさぁ。
まあ、かつて日本のアニメを見たディズニーの人間は、「何だこの手抜きアニメは?」
と思ったのだろうから、韓国アニメがこれから発展しないとは言わないけど。
しかしいい加減、ちゃんとした作品を見せてくれないものだろうか。
まあ、この作品はネタとして素晴らしいので、チェックはしますが。

Dr.リンにきいてみて!
地球崩壊!!
もう凄いことになってるよ〜。ついていけないよ〜。
いつの間にこんな無茶な話になったんだ……。
次週最終回。こうなったら行けるとこまで突っ走れ!!

2/17(日)

激闘! クラッシュギアT
「オレは人間なんか信じない!!」
えっと、何か色々あって(パソコンの買い替えを自分のリストラ話と勘違い、とか)、
キョウスケがぶち切れ。人間不信を爆発させる。そんなキョウスケに、
怒りの鉄拳を食らわせるジロウ。トビタクラブ崩壊の危機!! キョウスケの
人間不信を直せるのはコウヤだけだ!! キョウスケの言葉を信頼し、
ガルダイーグルをトルネード&ジャンピング投法でファールゾーンの向こうまで
投げるコウヤ。すると……何とガルダイーグルはブーメランのように戻ってきた!!
そして必殺技発動!! 「シャイニング――」……の後が聞き取れないのだが、
ともかく燃え上がり火の鳥と化すガルダイーグル!! どこから降ってきたんだか
知らないが、巨大な剣を踏み台にして大ジャンプ!! 相手ギアを完全粉砕っ!!
こうしてコウヤ達とキョウスケの信頼は深まり、危機は回避されたのでした。

2/18、追記。必殺技の名前はどうやら「シャイニングソードブレイカー」らしい。
ソードブレイカーだから剣が降ってきたのか……。ちなみに、キョウスケぶち切れ時の
セリフ、正しくは「オレを当てにするな! オレなんかを信じるな!!」
「オレも! お前達も! 人間なんか誰も信じちゃいけないんだああぁぁっ!!!!」
です。

デジモンテイマーズ
究極体進化前に、何故かいきなり自分語りを始める子供達。
ノリノリなのはいいが、視聴者置いてくなよ、スタッフ。
そしてダーク加藤さん発動。マジ怖いよ……。
次回は、赤いマフラー正義のしるし、ジャスティモン登場。
さわやかな戦士って……。正体バレバレだし。

キャプテン翼
「インターナショナルカップって、あのインターナショナルカップか!?」
どのインターナショナルカップだっ!? ワールドカップに合わせてアニメ化して
ワールドカップの情報コーナーまでやってんのに、ワールドカップって言えないのかよ!?
クラブチーム名が変更になるとかならまだしも、これはなぁ……。

サイボーグ009
003のチャイナ!! 003のチャイナ!!
あ、いや、見所はそこだけではありません。とにかく全編に渡り、良好。
006の料理を通して、それぞれの生活を送り始めたサイボーグ達の日常が、
楽しげに、希望を持って語られていく。作画・脚本、共によし。
各エピソードの切り替え時などに見られる演出の上手さも見事。
個人的には、第一話や0010戦決着回並に面白かった。
ただ、何だってこんな脇の回にこれだけの労力を費やすのだろうか?
このレベルのクオリティーを、毎回本編の方で見せてくれたら……。

ONE PIECE
エースメインのオリジナルなのかと思ったら、親子の感動話でした。
そしてエースは退場……。何の為についてきたんだか、いまいちわからなかったな。
もうちょっと派手に活躍させてもよかったのでは?

2/16(土)

ガイスターズ
エレシィアがボンテージで王蟲と合体してデビルガンダム化。
話的に盛り上がってきた上、作画も回復。ラストまで好調を維持出来るか?

RAVE
エリーよければ全てよし。
冒頭の水着エリーだけ、表情(及び胸)の作画レベルが明らかに違う……!!
その力をもうちょっとバトルシーンに注いで欲しいような気も。
次回のハルVSジークハルト、大丈夫だろうか?

PROJECT ARMS
をがわいちろを&谷口守泰のW作監。
で……何であんなに細長いの??? 顔が横から潰されてるように見える……。
原画陣は結構豪華に取り揃えたにもかかわらず、この出来ということは、
よっぽど時間がないのか、何かミスったかってことなんだろうな……。

2/15(金)

電脳冒険記ウェブダイバー
デリトロス城へ突入――と思ったらもう突入しちゃってた。
エンジェや犬ナイツの活躍で、どうにかリュウトの元に辿り着く。
グラディオンの秘密が段々と明かされてきたが、何か唐突なような気も。
それにしても、エンジェは結局エンディングの等身にはならんのか?

金曜アニメ館
今度と月曜からBS2で放送される日韓合作アニメ、
「キックオフ2002」の説明と、韓国アニメ事情の紹介。
で、その「キックオフ2002」なんですが……凄いことになってる。
ボール蹴ってる足が動いてないとか、そもそもボールが転がってないとか、
作画の良し悪しをいう以前に、動画が足りてないんじゃないかと不安にさせる。
監督は、韓国アニメ界の大御所、キム・デジュン(大統領ではない)。
大御所なのか……シュートでキーパーがぶっ飛ぶキャプ翼演出なんかは結構好きだが。
とにかくベイブレとの、日韓共同作品対決が楽しみだ。いろんな意味で。
そして韓国のアニメ事情。冒頭で、「あなたの好きなアニメは何ですか?」との質問。
質問された女性の回答。「ハム太郎が好きです」。そしてハム太郎グッズの紹介。
裏番組だぞ…………いいのかNHK?

フィギュア17 テレ東ver
第四話前編。夏休み中の学校キャンプ。
今回も、とにかく丁寧に買い出し・テント張り・野菜切りと
一つ一つの場面を描いていく。そして、つばさに訪れる出会い。
ピアノ曲に合わせて映し出される学校の情景が美しい。
この「小物を細かくポンポンと追っていく」演出って、
エヴァ以降の定番だけど、使いこなすにはやはり、
ある程度のセンスが必要だと思う。決してお手軽なものじゃない。
最後はDDと彼をヘタレ扱いしたオルディナが出撃。
たぶん、後編であっさり返り討ちに合うんだろーなー。

2/14(木)

七人のナナ
深夜ラジオで326ネタ。
地味ないい話、という印象。今回はナナさまの回ってことでいいんだろうか?
これから個別のナナのキャラを掘り下げていくのかな?

おねがい☆ティーチャー
やっぱりそうだ、「餌を撒いておいて好き勝手する」!!
前回の過剰なサービスは今回好き勝手する為の布石だったのだ!!
超ッ!! 豪速球!!!! 青春ど真ん中、夕焼け告白ッッッ!!!!
これほどまでに直球な告白、筆者は近年ついぞ見たことがない。
夏休み、田舎の高台、夕焼け……このシチュエーションがまた凄え。
「いたしてしまいました」も含めて、よくやったなぁスタッフ。
しかし、脇役二人のドラマでこれだけやっちゃったら、後が大変だぞ。
何か本筋の恋愛の方は、お邪魔虫が増えて、さらにドロドロしてきそうな予感。

2/13(水)

キン肉マン2世
テルテルボーイ戦、続くのかよ……。
「一体どうなるんだ!?」「わははははーーーっ!!」ってヒキが
今時珍しくて、ちょっと笑った。しかしこれ、今の子供に受け入れられるのか?

シャーマンキング
あの、原作でも屈指の名編、ホロホロ物語をほぼオリジナルに作り変えるとは……。
熊殺すくらい、いいじゃないかよテレ東……。オリジナルにするにしても、
原作ホロホロの自然観・宗教観をもう少し打ち出してくれなきゃ……。
今回の話じゃ、単なるエコロジーだよ。あの「人間の半端な思いやりが自然を壊すこともある」
とか「殺した動物は感謝されて初めて神の国へ帰れる」とか、そういう世界観を持っているのが
ホロホロの魅力で、そういう様々な価値観が混在しているのがマンキンの意義深いところなんだから。
まあ、酒とか動物虐待とか宗教的思想とかで、百歩譲って原作通りに出来なかったとしても、
ブルーベルを削ることはねーだろっ!!(結局それが一番頭に来てたりして)

テニスの王子様
竜崎監督と親父の思い出話が、オリジナルストーリーとして挿入。
何でこのタイミングでオリジナルを出してきたかな。
まあ、リョーマの強さの補完説明にはなってたけど。

ヒカルの碁
演出良好。久々に演出家の意志を感じる出来だった。
あの、アキラ・黒バック・アキラ・黒バック・アキラ……という
カット演出は、作画枚数をケチってるように見えてしまうことを
除けば非常に効果的。それ以外にも、見所のあるシーンが多かった。

Kanon
一挙二話放送。ここから放送スケジュールが無茶苦茶になります。
で、一話目の方は記憶喪失の少女を警察・病院に届けることもせず、
勝手に家に住み着かせちゃってドタバタ。二話目は、いきなり妖怪退治。
だっ……大丈夫なのか、このシナリオ? ほんとに最後、感動出来るのか???

2/12(火)

ファイナルファンタジー:アンリミテッド
アイと、心優しきオメガの欠片、クリアとの出会い。
話的には凄く重要な回で、実際アイとクリアの関係はよく描けているんだけど、
絵的なインパクトが、それらを全てぶち壊している。特に冒頭。あれは酷過ぎ……。
素で崩れちゃってる部分と、意図的に崩したはいいがセンス皆無という部分が
ごちゃまぜになって、作品イメージそのものを崩壊させかねない事態を招いている。
もうちょっと何とかならなかったのか。冒頭のシーンは、他にも多々問題あり。
次回は敵の居城に突入。って、早いよ……やっぱり打ち切りの噂はマジだったのか。

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ
いい気になる社長。呆然とする社長。震える社長。再びいい気になる社長。
海馬社長尽くしの回。敗北の予感にビビりまくる社長が素敵。
しかし、海馬VSイシズ戦、二話で決着しちゃっていいのか?
これで春以降、どうやって続けるんだ? それともやっぱり終わるのか?

はじめの一歩
防衛戦で追い詰められた千堂。ついにブチ切れて対戦相手を公開処刑。
千堂の最後のラッシュが凄まじい。レフェリー、止めるの遅いよ……。
これも春で終わるんだよね。ああ惜しいなぁ……続きはどうなるんだろ?

2/11(月)

砂漠の海賊! キャプテンクッパ(終)
この作品の主人公は、サムゲタン様でした。
クッパ……何の役にも立ってねぇ。狂言回しにすらなってない。
途中から話がどんどんアダルトになってきて、最期には結局、
子供向け冒険アニメの体裁を捨て去ってしまったな。
真下監督らしいといえばらしい作品だったが。

Dr.リンにきいてみて!
リンリン、クリスタルパワ〜〜〜、メーイクア〜〜〜ップ!!!!
大爆笑。何だあの変身シーンの気合の入り方は。そしてあの衣装は。
笑かしにかかってるとしか思えないぞ。いや、実際無茶苦茶面白いんだけど。
あのアニメ、一体どういう終局を迎えるんだろう? まるで予想がつかない。