2月(下)
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2/28(木)

七人のナナ
アメリカから家庭教師がやってきた。
ムチムチ金髪で変な関西弁の美女……今時こんなアメリカ人……。
で、何だかんだでナナっちが対抗心を出して英会話の試験して
最終的には家庭教師の恋を叶えてあげたりしてハッピーエンド。
恋と受験という作品のテーマに、強引にこじつけた話のような気もする。

おねがい☆ティーチャー
小石をフッって、みずほとベットイン。
予想したよりドロドロしなかったな。小石がイイ子過ぎて。
しかし恭介の「フラグ立てまくりで」って発言は
悪乗りが過ぎるというか、身も蓋もなくなっちゃってないか?

アクエリアン・エイジ
依子が凶悪でイカす。
いきなり設定説明が始まっちゃって、結局そんなことすんなら
今までのドラマの積み重ねは何だったと疑問に思う。
最後まで主人公には細かな背景を知らせない方がよかったような。

2/27(水)

キン肉マン2世
セイウチンがこんなに強くていい奴だったなんて……!!
そして友情パワーで初めてマジになる万太郎!!
熱血な展開になってきたなー。敵との因縁も出てきたし。
ミートくん、バラバラにされたのがトラウマになってるのか……。

シャーマンキング
アンナ、超・占事略決をゲット。
その頃、葉達はアメリカ温泉にいた……何で?
で、例の五人娘とそのライバルを含めたオリジナル話となる。
せっかく温泉行って、女性キャラが幽霊含めて七人も出てるのに、
入浴シーンは野郎ばかり。竜がリゼルグに欲情しまくりで引く。
その代わり、何の脈絡もなくチャイナさんのスリットが。
潤姉さんのおかげで、テレ東に「スリットはオッケー」という
確約が貰えたのだろうか。だとしたら……よくやったスタッフ!!

テニスの王子様
前回のカウントダウン、続かないのかよっ!!
ほんとに単なる一発ネタだったのか、あれ……。

ヒカルの碁
院生試験を受けることを決意するヒカル。
しかし、院生になるとアマ大会には出られない……。
原作でも今だくすぶり続ける、運命の選択。
ドラマ的には激しく盛り上がる。が、脚本のテンションに
乗せられ過ぎたか、演出がちょっと過剰。棋譜の滞空時間、長過ぎ。
他にも、多少演出の過剰や不備が感じられる。
大きな問題があるわけじゃないんだけど……。

2/26(火)

ファイナルファンタジー:アンリミテッド
サボテンダー!!
サボテンダー達の世界を守る為、総力戦開始。
コモディーンの吹き矢キャノン――効果なし。
シドの秘密兵器――あっさり爆破。
リサの氣現術――氣の流れがなくて使えない。
風の召喚獣――久々に出したと思ったらまた使い回し。
役に立たない連中だ……。結局サボテンダー達が自力で世界を守りました。
そして次回はモーグリ登場。ここへきて人気キャラを総登場させるか。
最終回がもう間近なんだな……どう纏める気なんだろう?

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ
闇マリクVS闇バクラ。
表マリクがすっかりいい人になってる。
原作でも思ったんだが、こいつバトルシティでの悪事も
全部闇マリクのせいにして責任逃れする気なのではあるまいか?
ところで、どうやらこれは春以降も続くみたいだな。
何でもオリジナル展開で異空間だかバーチャル空間だかに突入するとか……?

2/25(月)

ラーゼフォン
見知らぬ、ニライカナイ。
というわけで、新しい環境に適応しよう編。
何か次々と美少女が現れて仲良くなっていくギャルゲーみたいな展開。
雨宿りイベントの発生で、まずは恵と打ち解けることに成功。
姉の方は「おかえり」の選択肢で好感度アップ。問題は兄貴と
怪しい関係の久遠を如何に攻略するかだ。……って何の話だ。

キックオフ2002
前回に比べれば、まあまだマシなアニメーション。
しかし時々とてつもないカットが混じっていたりする。
このスタッフは、遠近法って知ってるんだよな……?
だが、動きはともかくストーリーは結構面白い。
カンの傲慢わがまま愛国キャラは、韓国を誤解させるような気もするが、
性格正反対の東洋人二人がイタリアの地で切磋琢磨していくという
本筋はいい感じ。脚本だけは及第点……って、脚本は日本人かよ!

Dr.リンにきいてみて!(終)
世界は滅びてしまった……。
無人の荒野と化した海雲町で、一人絶望するメイリン。
そこへ飛鳥の声が響く。再会を果たす二人。滅びゆく世界で、
永遠の愛を誓い合う……そしてキスを交わす……と――
いきなり世界復活。
ええっ!? そんなあっさりと!! 愛の力で奇蹟が起こったって……。
まあとにかく世界は救われ、人々から闇の鬼の記憶は消え去った。
けど、兄貴が闇の王だったというのはバレたらしい。何でそれだけ……。
妹にあれだけ迫った手前、さすがに一緒には暮らせないらしく、
家を出ることになる兄貴。両親は「血は繋がっていなくても親子」と
言ってくれて、兄貴号泣。意外と涙脆いな、闇の王。そして兄貴は
あずさとヨリを戻してCG電車で何処かへと去っていったのでした。完。

いや〜、それにしても凄い作品だったなー。
始めは恋愛風水もの、プラスちょっと人情ものって感じだったのに、
1クール後半で変身してから、2クール目は美少女戦士もの、
3クール目は恋愛対象が次々覚醒しふしぎ遊戯化、そして4クール目で
兄貴がいきなり「オレはお前を監視する為に兄に成り済ましていたのだ!」
とか言い出して大暴走!! 始めの頃のエピソードが全部ひっくり返るという
怒涛のパラダイム。そしてついには世界崩壊!! 凄いハジケ方したもんだ。
近年、これほどまでに無茶なキレっぷりを見せた作品はなかった。
まさに怪作!! つーかよく原作者が許したなこんな展開!! 三沢監督恐るべし!!
途中見逃しが多かったのが残念だけど、色々と楽しめた作品でした。
スタッフの皆様、お疲れ様。

2/24(日)

デジモンテイマーズ
赤いマフラー変身ベルト、必殺技はジャスティキックのジャスティモン登場!!
がっ、出番少ない!! その上弱いっ!! ガードロモンに助けられる始末!!
今回の主役はジュリに化けてたデ・リーパー。ヌイグルミをブチ破るっ!!
本物のジュリが洗脳されてるんだと思ってたら、入れ替わってただけなのか。
ちょっと残念なような気もする。タカトがジュリ救出にやる気を出しているが、
いいとこ持ってくのはベルゼブモンなんだろうなー、何となく。

ギャラクシーエンジェル
好き勝手やってんなー、という二話。
一話目は、中佐の思い出話……を、登場人物エンジェル隊で行う。
え〜っと、つまり別人なんだけど、外見上はエンジェル隊になってる。
そっくりさんなのか、パラレルワールドなのか、はたまたスターシステムなのか、
よくわからないまま特に説明もせず、中佐の青春時代を語る。かなり実験的な回。
二話目はもう、完全にぶっ飛んだ合体ロボものパロディ。
画面下に主題化の字幕が流れたり、それを宮内タカユキが歌い出したり、
最後に読者からのお便りを紹介したりと、もうやりたい放題。
とにかく冒険心に溢れる作品だ。美少女ものと切って捨てるには惜し過ぎる。

サイボーグ007
DONG WOO ANIMATIONって何処よ?
聞いたことないスタジオなんだが、韓国? 中国? どこに投げたんだよ???
もう顔が崩れてるとかは気にもしなくなったが、動きが無茶苦茶なのはなぁ。
ちゃんと走れよ、加速しろよ、恐竜の走り方が人間と同じなのはどういうことよ?
今回と次回って、当初発表された放送順とは逆になってるんだよね。
ということは恐らく、力を入れた次回放送分が間に合わなくなりそうだったので、
今回の話を海外丸投げで作って穴埋めに回したってことなのだろう。
OPをようやく書き下ろしたことも原因の一つになっているのかも知れない。
しかしなぁ……「捨て回」を作らなければ成り立たない製作状況ってのは、
どうにか改善出来ないものなのか? 今回作監修正すらろくに出来てないだろ。
作画監督“協力”ってなってるもんな……。

ONE PIECE
ゾロに「仲間」を語らせるという、かなり突っ込んだオリジナル。
こんなの普通原作ものでは出来ないと思うんだが、その辺は今回
演出をやった監督の宇田鋼之介と、原作者がきちんと話し合いを
持っているからこそ可能なのだろう。それでも、多少ルフィの性格なんかに
違和感が出てしまったりするんだけど。しかしまあポーネグリフの伏線もあり、
原作補完としては、よく出来た回だと思う。これにてオリジナルは一時終了。

2/23(土)

RAVE
「ギャアアアアアアアアアアッ!!!!」
エリー拷問!! エリー絶叫!! エリー悶絶!! エリー哀願!!
電撃責め、焼き印、言葉嬲り、そして口内に熱線ッ!!
こんなん土曜の夕方に放送していいのか!? 明らかにハードSMッ!!
ストーリー自体は結構面白いんだが、川澄絶叫が全てを違う方向へ誘っていく……!!
本当に大丈夫なのかこれ!? 絶対抗議とか来るぞ。子供、トラウマになるぞ。
今回、絵コンテ渡部高志なんだよな……監督自ら確信犯かい。

PROJECT ARMS
OPの武士がカクカクしてないっ!!
今更直すなよっ!! 恥の上塗りっつーか、傷を広げるっつーか……。
そして本編、これがまた凄い……。キャラの顔が場面によって変わるのは
もう慣れたが、銃撃のチャチさや動きのヘボさはさすがに見過ごせない。
圧巻なのは、涼の高速移動。あれ、演出? 滑ってるようにしか見えない……。
最終回を間近に控え、この有様。このままではバビルや刃牙に匹敵してしまう!!
ところで……シルバーってどうなったんだっけ? もう死んだの? いつの間に?

2/22(金)

ルパン三世 ルパンVS複製人間
「カリオストロより好き」という人も結構いる、ルパン映画第一作。
脚本アダルト、演出コミカル、作画は渋くて悪役はマモー!!
クローンという現代でも通用する(次週放送もクローン映画)
テーマの選択とか、次元と五ェ門が途中退場したりする脚本の妙とか、
今観直すと実にいい味出してる作画とか、ほぼ全ての面で文句のない作品。
しかし、やはりこの映画はマモーだろ!! とにかくマモーが素晴らしい。
ハープ弾いてる登場シーンから、最期の巨大脳みそに至るまで、もう完璧。
筆者の年代だと、ウッチャンナンチャンの内村が「マモー! ミモー!」
ってやってたコントを思い出す。確かにこれほどのインパクトを持ったキャラ、
ネタにもしたくなるだろう。レーザーで焼死する時の動きといったらもう……!!
結局、以後マモーを超える悪役というのは誕生していないわけで、
やはりこの作品が傑作たる所以はマモーなのではないかと。
しかし、何度聞いても最後の「ルパン音頭」は謎だ……。

フィギュア17 テレ東ver
第四話後編。
テントの中でトランプ。負けた人は好きな男子の名前を言うこと。
うわ〜、何か実に色々な意味でこっ恥ずかしい。さらに深夜の校舎探検へ。
とにかく丁寧で誠実で理解のある小学生描写を積み重ねていく。
そしてマギュアとのバトル。オルディナはやっぱり役立たずでした。
細かな伏線、細かな演技。それらが少しずつ編み上げられて、
確かな作品性を構築している。素晴らしい職人芸。
で、次回は写生大会。徹底して細かなイベントを積み重ねる。

2/21(木)

七人のナナ
ナナっちと三人組の料理勝負。
料理は心、とか実に地に足のついたお話。
相変わらず地味に面白く、いい気持ちになる。
しかし、やっぱ口から火ぃ吐いたりして欲しかったような気も……。

おねがい☆ティーチャー
みずほの妹のまほとケンカ。その挙句に惚れられる桂。
惚れられる必要はないだろう……。ちゃんとキスもして、
みずほとの距離が着実に縮まってくる話だけに、
変な禍根を残すのはどうなのかと。ただでさえこれから小石と修羅場なのに。

アクエリアン・エイジ
依子がダークロア化して、陰険女優に。
何か覚醒パートと芸能パートの乖離っぷりが面白い。
けどこれどうやって纏める気なんだろう? 予想がつかない。