3月(上)
>>戻る

3/10(日)

超GALS! 寿蘭
滞納した家賃を払う為にバイトに精を出す美由。
しかし突然帰ってきた美由の母親は勝手に家を売り、
そのまま彼女を捨てて去っていったのだった……。
日曜の朝にこんなもん観せんなってくらいの鬱展開。
美由メインの話はこれでお終いなんだろうけど、
彼女の問題は解決したと言えるのか?
結局、親に捨てられて男に走るって結論だもんな……。

デジモンテイマーズ
ジュリを救う為、命を懸けて戦うベルゼブモン。
レオモンの獣王拳を放ち、どうにかジュリに近づくが……。
「さあ手を掴め!!」「……レオモン」「!!」
というわけでまだジュリに許してもらえず、救出失敗。
まさかここまで徹底的にベルゼブモンを追い込む展開になるとは。
獣王拳放っても駄目なら、もう何やっても駄目なような気がするんだが。
子供向けアニメとしての爽快感を犠牲にまでして、
この作品は一体何処へ向かうのか?

サイボーグ009
002メインの話。
仲良くなった少年に、自分だけ美化したサイボーグ戦士の話を聞かせる002。
その少年の母親に、「ウチの息子に近づくな、無職の駄目人間!」的なことを言われる002。
その母親が火事に巻き込まれ、助けに行ったはいいが、途中で爆発に合い、戦闘用サイボーグの
くせに大ダメージを負ってしまい、捨て鉢になったところを逆に説教される002。
終いには母親と一緒に普通に救助ヘリに救助されてる002。
カッコつけてるんだけど、肝心なところでハズす間抜けな002という、
本シリーズの002像を象徴するような回。まあ、面白いことは面白いんだけど。
しかし、今回の最大の見せ場は、冒頭何の必然性もなく出てくる003のチャイナ服だ。

ONE PIECE
ルフィが突然まともなことを言い出して、ビビと殴り合いに。
女をグーで殴るな!! とか思うのだが、これも「対等」を示す演出なのだろう。
しかし、原作でもそうだが、やっぱルフィが唐突だよなー。
唐突なのがルフィのキャラなんだ、といえばそれまでだが。

3/9(土)

ガイスターズ
セル絵の親父がいきなりCGになったり、
CGのメガスーツがいきなりセル絵になったり……。

企画段階でわかりそうなもんじゃないか……こんな不具合……。
まあ、今回は実は四本腕だったアシュラレオンが面白かっこよかったので、
意外と良編なんだけど。しかし無茶苦茶なアニメだ……どこまで韓国のせいなの?

仰天人間バトシーラー
ウェブナイト・タタリがウェーブライトになって復活。
だぶん、出番減るんだろうな……。タタリの方がキャラ立ってたのに。

RAVE
あらすじ長ぇー。
こういう長いあらすじ観ると、ああ、少年マンガのアニメ化なんだなー、
という気がしみじみとしてくる。だから長くても構わないってことはないが。
今回、内容としては結局ルーンセイヴが発動したってだけだからなー。

PROJECT ARMS
作画はよし。流血をきちんと描写したカツミ殺害シーンもよし。
だが、巨大ジャバウォックが迫力なさ過ぎだ。やっぱ対象物のない孤島じゃあなあ……。

3/8(金)

電脳冒険記ウェブダイバー
ウェブナイツ、全員特攻!!
が、特攻前にジャガオンが助かったことがわかっちゃった為、
どうせこいつらも助かるんだろうなー、といまいち感動出来ずじまい。
そしてケントの前には色違いグラディオンが大量登場。
名前はそれぞれ、アルト・シフト・チルダ等。おざなりな……。

フィギュア17 テレ東ver
戦闘シーン、いらねえ。
Bパートの冒頭で唐突に変身するも、DDとオルディナが
意外に頑張っちゃって、フィギュア17出番なし。
そして、茨城さん一家の事情が再び淡々と語られるのでした。
牛の出産を通じて分かり合う親子。いいものです。

3/7(木)

七人のナナ
神近くんに思いを寄せる杉山さんと、
その杉山さんにナナレンジャーであることが
バレてしまったナナりんとの、友情話。
話を杉山さんとナナりんに絞っている為、
キャラの掘り下げが充分出来ている。
地味に良作。これがこのアニメの行く道か。

おねがい☆ティーチャー
苺が自分と同じ「停滞」にかかっていることを知った桂。
で、苺を停滞させない為、みずほと別れて小石と付き合う決心をする。
って、何でそうなるの??? いくら何でも強引だろう。
「停滞」と「みずほ」と天秤にかけて、停滞を越えることの方が
大事だってことなんだろうが、これまでの積み重ねの総量は
明らかにみずほ>停滞なもんで、観てるこっちは大混乱に陥る。
それに……大体にして小石が納得しないだろ。

ポケットモンスター
OP&ED変更。田村直美のOPは、いまいちノリ悪し。
本編は、民族紛争を扱ったネタ……だと思う。
元々同じクサイハナじゃないか、とか。

BSまるごと大全集・永遠のヒーロー
「鉄腕アトム」
あなたが選ぶベストアニメ大募集・全アニメ紹介

TVアニメ「鉄腕アトム」、その現存するフィルム全187話を
一話三十秒のダイジェストで見せる、鉄腕アトム放送五十周年特別企画。
当然、筆者の年代だと白黒アトムなんて「懐かしのアニメ大集合」とかの
企画番組でしか観たことないわけで、思い入れなんてないのだが、
それでもアトムと聞くと、何か特別なものを感じる。で、実際番組を観ると、
相当古いアニメのはずなのに、違和感をほとんど憶えない。作画はともかく、
動きや演出なんかは、ほとんど今のアニメと大差ないのではないかとすら思う。
結局、動きに限らず日本アニメの全ての基本は鉄腕アトムにあるということか。
マンガだって結局全部手塚に集約されるわけで、アトムを直接知らない
我々も、立派な「アトムの子供」なわけだ。そういう意味でも、感慨深い番組だった。

3/6(水)

キン肉マン2世
うんちょを踏んだスニーカーはゴミ!!
久し振りに見た……アニメでうんちょ……。
すっげーくだらなくって面白いんだが、
よくテレ東コード通ったなー。

シャーマンキング
OP&ED変更。
OPは基本的に旧OPのバンクを中心として、そこに新キャラや
新演出を加え、旧OPを補完・強化している感じ。
わかりやすく言うと、二号ロボが登場したあとみたいな(わかるか?)。
見所はやはり、メイデン様の泣き顔と花組のアクション。
え? チョコラブ? OPにいただけでちょっとびっくりした……。
そしてEDはアンナのイメージフィルム。微妙にエロい。
本編の方はVSボリス編。リゼルグがホロホロを殺しかけました。
本当に、あのグダグダだった原作をよく再構成してるよな……スタッフ偉い。

ヒカルの碁
ヒカルの転機、男の旅立ち、葉瀬中囲碁部決戦。
それぞれのキャラが本当に精一杯やってる感じがして、
何か「青春っていいよな〜」モードに突入してしまう。
この、「新たな一歩を踏み出すならば、今までいた場所とは
お別れしなければならない」というクールな視点。
こういう高い視座を持っていることがヒカ碁の魅力。
今回、演出が「刃牙」でイメージ最悪になってた
谷田部さんだったんだけど、悪くなかったな。
やっぱ実力はある人なんだよね。あれは運が悪かったんだ、うん。

3/5(火)

ファイナルファンタジー:アンリミテッド
みんなが思い出に呑み込まれて幼児退行。
そこに風のコスプレしたようなモーグリが現れる。
自称ソイルの伝道師、かつて風と共に戦っていたらしい。
最初風に見事に忘れられていたが、風の思い出の中にいたらしく、
風の覚醒に一役買ってくれる。そして今週のびっくりどっきり召喚獣――
イプシロン!! また使い回し……と思いきや微妙に違うか?
ともかく謎多きモーグリ仲間入り。次回はルウが再登場。
しかし、こんなペースで終わるのか? あと三回くらいだろ?

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ
ONE TURN KILL。
闇マリクと闇バクラの表情がデビルマン入っててナイス。
ラーにぶっ飛ばされる時のバクラ、最高。
で、アルカトラズに行くぞと社長が宣言したところで、
オリジナル展開に突入。「こんな展開、聞いてないわよ〜」

はじめの一歩
VS千堂、第一ラウンド!!
真っ向勝負で殴り合い!! 凄え作画!! 湯気!! 汗!! 効果線!!
そして第二ラウンド、千堂攻勢!! 一歩、恐怖に呑まれる!!
とにかく一瞬たりとも気が抜けないハイクオリティー。
絵コンテと演出と作監が、それぞれ二人ずついるってのが凄い。

ちっちゃな雪使い シュガー
ピアノを取られてやさぐれるサガ。
失敗続きな上、仲間に先越されてついに倒れるシュガー。
かなりヘビーな展開になってきた。完成度の高い癒し系の作画が、
こうなってくると逆に痛々しさを際立たせてくるなー。

3/4(月)

ラーゼフォン
えっと、何て名前だっけ? 「死に至る病」の奴。
ああ、第十二使徒レリエルですね。久々にフィルムブック
引っ張り出してしまった。とにかくそいつが襲来。
都市をディラックの海(みたいなの)に引き込んでいく。
で、かつて両親をそいつに殺されたキムが綾人と対立したり
夕焼けの中、仲直りしたりで、レリエル(みたいなの)殲滅。
これでキムフラグ成立。全キャラクリアに向けて順風満帆だ!!
………………いいのか、これで?

(新)ロックマンエグゼ
ゲームボーイアドバンスで新生した、ニューロックマン、アニメ化。
設定としては、まあデジモンでウェブダイバーでメダロット。
だが、ネット家電を始めとして、あらゆるものがネットで繋がれた
近未来世界の描写は丁寧で説得力がある。ネットナビという存在も、
荒唐無稽ではない「手の届きそうな憧れ」で、興味をそそられる。
まだ派手さは出てきていないが、子供向けとして明確にターゲットを
絞っているので、作り込みを細かくしていけば、結構良作になれると思う。
あとはプラスアルファの魅力でそれ以上に化けられるかどうか。青で様子見。

犬夜叉
一番盛り上がるシーンでニュース速報!!
宗男議員の証人喚問、日付決定――って、
その程度のことでニュー速流すなっ!!!!

最近ムネオより、ムネオ問題を報道するマスコミの方にむかついてきた。
犬夜叉はオリジナル展開に突入。かごめの妄想はちょっと唐突だった感じ。
次回の紅白巫女は、非常に駄目そうな感じ。オリジナル下手だな、このアニメ。

3/3(日)

激闘! クラッシュギアT
必殺技の使い過ぎで、ガルダイーグル大破!!
調子乗ってたコウヤも、これにはマジ泣き。
意外と脆かったんだな、クラッシュギアって……。
やっぱ800億くらいかけないと駄目なのか。

デジモンテイマーズ
冒頭からジュリのホラー描写。
そして、本編はジュリのお父さん大活躍。
子供を置き去りにしていくような展開だなー。
新生アークの、ジークフリートの馬の名前から取って
「グラニ」ってネーミングも、突っ走ってる。

サイボーグ009
まあ綺麗ではあるが、この程度の作画の為に前回捨てたのか……。
009と、彼が拾い育てた犬クビクロとの、哀しい物語。
いいエピソードではあるんだけど、クビクロを撃った時、
何でパラライザー設定で撃たなかったんだろうとか思ってしまう。
この結末はわかりきっていたものだけに、よほど上手く運んでいかないと
いけなかったのだが、有無を言わせず泣かせるほどの演出力は感じられなかった。

ONE PIECE
ユバ到着&敵幹部集合。
ミス・ダブルフィンガーの声が年取り過ぎな感じする。
それ以外は特に問題なし。それにしても「おかま道」はNGで、
「オ〜〜〜カマウェーイ」って歌うのはオッケーなのね……。

3/2(土)

ガイスターズ
オール韓国作画ながら、なかなか丁寧。
何でこれだけ描けて、キックオフ2002はあんな……。
ま、それは置いといて物語は佳境に突入。
デビル化した親父と再会し、その背に乗ってドビアスへ帰還。
旧友に銃を向けられても「おいおいご挨拶だな」と返す
デビル親父がかっこいい。次回、ギガアルキオンと決闘だ!!
ギガアルキオン……。

RAVE
原作もこの辺から化けてくるので、アニメもこの辺からノってきたか?
瀕死のエリーとハルの会話は、特にどういう演出があるわけでもないんだけど、
まあいい感じ。VSジークハルト戦も、今までと比べればいい部類。
ただ、やっぱり「爆速連携、爆竜の翼」は唐突だよなー。
いつの間に連携技なんて使えるようになったんだ? 補完入れてくれてもいいのに。

PROJECT ARMS
作画復活。演出復調。脚本及第点。
というかここ数話が酷過ぎただけだが……。この程度のレベルは毎回保って欲しかった。
ドクターの最期が原作よりも凝ってる。シルバーやホワンを削って余った時間を
ドクターに回したようだが、まあこれはアリかな。渋い最期でした。

3/1(金)

電脳冒険記ウェブダイバー
衝撃の事実!! グラディオンは実は数百万年前の宇宙人だった!!
何という強引な設定……伏線は色々とあったが、やっぱり無茶だ。
そもそも、電脳世界を守る為の戦いが、何で数百万年に渡る宇宙規模での
戦いとリンクしなければならないのだ? テーマ的に意味あるのか?
そして、そんなグラディオンの過去に感動したジャガオンがいきなり特攻!!
これまた唐突な……そんなに出番が欲しかったのか、ジャガオン。

フィギュア17 テレ東ver
写生を見せっこして、とろとろと早起きして、
牛の乳搾って、牛の尻叩いて、ご飯食べて、
パン売って、DDが宇宙船爆破して、終わり。
いくら何でも何事も起こらなさ過ぎ。
まあ、「北の国から」とか「ハイジ」みたいな
まったり牧場描写は素晴らしいんだけど……。
今回みたいな回は前後編に分けちゃ駄目だわ。