4月(上)
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4/10(水)

シャーマンキング
超・占事略決ゲット。
ハオの精神世界で処理するってのは上手いなー。
設定的にも無理はないし。今回は巫力アップの
きっかけ作りに過ぎないので、原作で蓮達が
まだ技を教わってはいないこととも矛盾はしない。
恐らくはこれで蓮が武神を覚えるってことなんだろう。
メイデン様がちょっと出てきたが、声、堀江由衣か。
EDクレジットが「ジャンヌ」になってて一瞬わからんかった。

テニスの王子様SP
「越前、青学の柱になれ!!」(字幕)
何がスタッフをここまで熱く燃え滾らせるのかっ!?
原作では省かれたリョーマVS手塚戦、まさかここまで
本気の本気で作られるとは思わなかった!! 演出凄えー!!
手塚がスーパーモード発動!! シャイニングドロップショット!!
アホだし笑えるんだが、それを越えたところで心底面白い。
何か浜名監督以下、スタッフに対して感動が止まらない……。
テニ王アニメ化と聞いて、誰もがどうしようもない駄作を予想した。
それが……それがどうよこの出来!! 最高だよ、スタッフの皆様!!
けど……ほんとに何が彼等にここまでの仕事をさせるんだろう?

ヒカルの碁SP
スペシャルというよりは一挙二話放送というべきか。
ヒカルが壁を一つ乗り越え、院生一組へ上がる。
そして葉瀬中卒業式、去っていく加賀と筒井さん。
出逢いがあれば別れがある。何かを得れば何かを失う。
次回もそんな感じの話。人生ってむずかしい。

.hack//SIGN
二話目にして、早くも何が何だかわからない。
謎を振り撒くのもいいけど、見せ場くらい用意してよ。
どういうスタンスで視聴すればいいのかが掴めない。

フィギュア17 テレ東ver
DDとオルディナが頑張ってる間、
つばさとヒカルはみんなと一緒にピクニック。
緊迫してるんだかしてないんだか。ほのぼの〜。

(新)藍より青し
和服萌え〜。
田舎から世間知らずな純情一途しとやか従順な和服美少女が
許婚としてやってきた、という日本男児の妄想爆発な設定。
ただし、萌えを前面に押し出すのではなく、あくまでも
さわやかですっきりとした演出で語られるので、違和感は薄い。
第一話としてはなかなかよく出来ている。ただ、これから
女の子が増えていくと、この雰囲気が壊れそうで怖いが。

4/9(火)

(新)十二国記
暗い! 重い!! そして濃ゆいっ!!
小野不由美原作の傑作ファンタジーのアニメ化、
ということだが、原作知らないんで予備知識はゼロ。
で、軽い気持ちで観て、あまりの濃さにびっくり。
異世界へ行く前段階の話だからというのもあろうが、
とにかく日常描写が陰鬱。突然謎の男が現れて、
強引に戦わされる展開も陰鬱。そして主人公も陰鬱。
作画と演出が濃いのはいいんだけど、話もずっと
このまま濃厚に陰鬱なままなのか? 暫定青。

東京アンダーグラウンド
重力使いと炎使いの戦いに主人公が割り込んで、死亡。
それをヒロインが生き返らせて、主人公が風使いに。
今のところ、ベタだなーという感想しか持てない。

遊☆戯☆王デュエルモンスターズSP
半分総集編かよっ!!

天地無用GXP
宇宙艦隊戦がメインなんだが、いまいち面白くない。
恐らく戦法や演出に目新しさがないからだと思う。
ラットの捕獲機が猫の鳴き声で出てきたのはよかったけど。

ラーゼフォン
とりあえず継続して赤だが、非常に微妙。
裏の内容次第ではあっさり見逃すこともあり得る。
じゃあ青にしときゃいいんだけど、そうすると
月曜に続いて火曜も赤感想作品がなくなっちゃうので。
今回は、完全に総集編だったので、問題なく裏の方を
録画出来たんだけど……次週からは死闘だな。

ちょびっツ
顔に納豆がかかってネットリ。
メイド型パソコンにボンテージ。
ギリギリの場所を突っ走ってるなー。
一応、パソコンとの恋愛の危険性とか
テーマ的な部分も出てきてるんだけど、
そんなのどうでもよくなるなー。
次回は先生と後輩? ラーゼフォン危うし!!

4/8(月)

ロックマンエグゼ
未来の施設紹介、水道局編。
カラードマンとアイスマン可愛い。
アイスマンはこの先もう出番はないのか?

犬夜叉
オープニング変更。あらゆる意味で合ってない……。
オープニングにギャグ効果音被せるのはちょっとなー。
本編はオリジナルで冥加の許婚が登場。
それにしても、洗脳されて脱ぐのが何で犬夜叉なんだよ……。

(新)あずまんが大王
つい最近原作は終了。女子高生達の日常をまったりと、
且つ萌え萌えに描くギャグ四コマ(変な説明だ)のアニメ化。
四コママンガのアニメ化って、実は物凄くむずかしい。
で、どうする気なのかと思ったら――どうもしなかった。
素直に四コマの原作を繋ぎ合わせているだけ。
これはちょっと芸がないような。四コマのノリが死んでしまう。
サブタイの出し方をもう少し工夫すればいいと思うんだけど。
けどまあ、ブルマもスク水もテレ東チェックを突破したようだし、
萌えアニメとしては及第点か。あとはギャグを強化すればよし。

そういや、月曜は赤感想がないな。どうしよ、何か格上げするか?

4/7(日)

(新)電光超特急ヒカリアン
何か変なノリだ……。
熱血と思わせといて、どうやらギャグアニメらしい。
普段内気なのを、一人部屋にこもってヨーヨーやることで
ストレス発散してる主人公とか、働きもせずメシ食ってるだけの
味方組織とか、いつもの千葉繁な敵キャラとか……。
ストーリーとしては前作と繋がっている模様で、チャイナ服の
女の子が前作のヒロインってことらしい。どうでもいいが、
最近テレ東アニメのチャイナ率が妙に高いよーな気が……。
スリットで足見せならテレ東チェックに引っかからないからか?

(新)デジモンフロンティア
いきなり届いた差出人不明のメールに導かれ、やってきたのは
不思議な地下鉄。そこからデジタルワールドへと旅立った子供達は
伝説の十闘士デジモンのスピリットと一体化し、デジモンへと進化する。
設定としてはデジアド+ハリポタ+変身ヒーローもの。いろんな要素を
再構成して作り上げた感じだが、よくまとまってはいるので違和感はない。
これまでのシリーズと大きく変わる点は、パートナーデジモンがいなくなる
ことだが、これにはポケモンの影を払拭するという意味合いもあるんだと思う。
賛否両論あるだろうけど、個人的には英断として評価したい。
キャラやストーリーはこれからを見ないと何ともいえないか。継続して、赤。

(新)ぴたテン
毒電波ストーカー女襲来!! としか受け取れない……。
小六の主人公の隣に、自分は天使だと名乗る女が引っ越してきた。
常に主人公にまとわりついてくるこの女は、果たして本当に天使なのか?
いや、どう見てもあの行動はアブナいだろ……。萌えないよ……さすがに。
作画や演出はいいので、ギャグとして楽しめればまあいいのか?
しかし癒し系として見ると、ちょっと……。これは作品との相性の問題かも。

BSまるごと大全集
「永遠のヒーロー・鉄腕アトム」
あなたが選んだベスト10発表

九時間もやんのかよっ!! 余計なコーナー多過ぎだ!!
特にサンプラザ中野関係!! 全部削れっ!! 詩の朗読なんかいらんわっ!!
番組構成への不満はこの辺にして、注目作の幾つかの感想。

「地球最後の日」
自己犠牲で世界を救う可愛いキャラ、という
「泣かせ萌え」のツボをついたキャラ、ベムが白眉。
つーか後半女装すんのは反則だろ。アトムに対する気持ちは
友情だったのか、それとも……? ラストのアトムが淡白なのが残念。

「ウランちゃん」
何というか、これを見ると、現在日本アニメにはびこる
「萌え〜」だの「パンチラ〜」だのいうのも、結局は
手塚治虫に元凶があるのだと強く感じさせられる。
裸に剥かれて手術台に括り付けられて改造されるしなぁ……。

「ロボイド」
次々倒される仲間ロボットが、本当に個性豊か。
それなのに後半急速に敵側のドラマに比重が寄って、
仲間の死が何だったのかよくわからなくなる。
これほどのアイディアを一話に注ぎ込むなんて、贅沢過ぎ。

「青騎士・前後編」
富野節全開っ!! このころから富野由悠希は変わらないんだなー。
手塚の原作も濃いのだろうが、冒頭に「青騎士型ロボットとは――」
とかテロップ入れてくる富野演出が最高。仮面がちょっとガンダムに見えるし。
ストーリーも演出も、非情で素晴らしい。確かにこれは名作。

「地球最大の冒険」
最終回。有名な最期の特攻は、意外と唐突に訪れる。
あの唐突さは現在なら暴動もの。

今回、数日に渡って鉄腕アトムを十数話見たわけだが、
驚かされるのはその挑戦的な姿勢である。
一話一話に込められたアイディアの量、熱意の量が半端じゃない。
この作品の上に現在の日本アニメがあるというのは、非常に
誇らしいことだと思う。それがわかっただけでも、この企画を
立ててくれたNHKに感謝しなければなるまい。さすがだ、NHK!!

サイボーグ009
ミュートス・終章。第一話以来(だっけ?)の紺野作監。
作画レベルは最高峰。そしてよく動く。
ストーリーも、これまでの不備を帳消しにするくらいの出来。
ただ、00ナンバーが結局最後までミュートスに手も足も
出なかったのが残念だが。まともに戦ってたの001だけじゃん。
このレベルの回が十回に一回ではなく、五回に一回くらいの
割合できてくれるようになればなぁ……。後半戦に期待。

(映画)ONE PIECE ねじまき島の冒険
船盗まれた次の瞬間には妙な格好に着替えてるわ、
画面の左右が切れてて、喋ってるキャラが画面にいない
ことがよくあるわ、エンディングがカットされてるわ……。
何でこう、フジってアニメ映画の放送を軽視するんだろう。
いつものこととはいえ、さすがにちょっと腹立った。
作品自体はまあまあの出来。サービスシーンが無駄に多くてよし。

4/6(土)

(新)満月をさがして
テレ東土曜朝、二時間半連続アニメ枠誕生!!
その第一弾は「りぼん」が放つ種村有菜原作アニメ。
種村有菜といえば「神風怪盗ジャンヌ」だが、今回も変身もの。
ただし、セーラームーン系ではなく、クリーミーマミ系。
死神にあと一年の命と宣告された少女が、死ぬ前に夢を叶えたいと
その死神の力で十六歳の姿に変身。見事オーディションに合格する。
第一話としては、多分に説明的&ご都合主義だが、まあ許容範囲内。
ただ、設定の問題として、十二歳が十六歳になっても、それほど
話に広がりが出ないような気がする。こういう成長変身ものって、
小学生サイドの話が丹念に描かれてこそ芸能サイドが活きるわけで。
そっちの方の説明がほとんどなかったのがちょっと気になる。
けどまあ、かなり期待の持てる作品ではありそう。青で様子見。

(新)東京ミュウミュウ
「御奉仕するにゃんっ!!」
ってことで、「なかよし」が放つ今期最大の爆弾アニメです。
突然「地球には絶滅寸前の動物が二千数百種類……」とか、
えらい深刻なことを言い出した直後に、メイド服の美少女が
乱舞するオープニング。本編開始と同時に、何の必然性もなくブルマ。
常に見えそうで見えない角度でスカートを接写するカメラアングル。
テレ東チェックの限界に挑むヌード。「中に入ってくる……気持ちいい」
等の怪しいセリフの連発。そしてネコミミ戦士に変身!!
いや……何つーかもう、脳が腐る……脳が腐るよぉ……。
設定の腐れ具合も凄いが、それを煩悩全開でアニメ化してしまった
阿部監督も凄い。学校の怪談魂ここにあり。そして、この作品を
阿部監督に預けた時点で、製作者側の思惑も嫌というほど伝わってくる。
この作品は決して! 決して女子小学生向けアニメなんかじゃないッ!!
誰がど〜〜〜見たって狙ってる!! 駄目な大人を陥れようとしているッ!!
こんなのに萌えちゃいけない!! 頑張れ理性!! 負けるな羞恥心!!
え? 何でタイトルが赤いのかって? …………聞くな。

(新)わがままフェアリー ミルモでポン!
少女マンガ原作アニメ三連発、トリを務めるのは「ちゃお」の妖精もの。
恋に臆病な女の子の前に現れたのは、わがままで生意気な妖精、ミルモだった。
恋愛ものかと思ったら、ギャグが結構面白い。こういう作品だと普通、
もてまくる男キャラが嫌味だったりするんだが、彼を取り合う主人公と
ライバル女が、何か狩猟本能全開で、男が段々気の毒になってくる。
ミルモも小桜エツ子の声がよく合ってて、なかなかに可愛らしい。
この枠の三作品の中では、一番まともに楽しめそう。とりあえずは青。

(新)フォルツァ! ひでまる
中田英寿協力による、動物キャラでのサッカーアニメ。
見た目はともかく……これ、意外と面白くないか?
薔薇くわえた豹だの、完全無欠の狼、その名もカイザーだの、
動物ってことも手伝ってキャラ立ちが凄くいい。今時珍しい
真っ直ぐな熱血ストーリーも好感触。エンディングの実写中田や
ヒデからのメール紹介なんかがちょっとイタいが、それすら
ネタとして楽しめれば、これは大化けの可能性充分。青で様子見。
それにしても、同じ日韓合作(作画がオール韓国)なのに、
キックオフ2002とこうまで違うのは何故なんだ……。

(新)ローリーポーリーオ−リー
アメリカ(だよね?)産のフルCGアニメ。
アメリカ産にしてはキャラが可愛い。表情も豊か。
二時間アニメ見続けて疲れた脳を癒すにはいいかも。
それにしてもテレ東、このキャラならパンチラはいいのか?
いや確かにパンツと胴体が一体化してはいるけどさぁ……。

RAVE
OP&ED変更。明らかに前の方がいい。
OPは意外と動いてたからまだいいが、EDはなぁ。
本編は、ケツプリ団登場。笑えるかというと、微妙。

カスミン(終)
第一期最終回。
突然両親が帰ってきて、一緒にアフリカに行くことに。
しかし霞家の面々との絆が、カスミを霞家へと留まらせる。
相変わらず、この両親勝手だよなー。そして内面がない。
これ、作品を暗くしない為の処置として、両親の性格
明るくなってるけど、本質的には娘を捨てた駄目親だよな。
霞家でのイビリもそうだけど、ドロドロの元ネタを
強引に明るくしてやってたって感じがする。
しかしそれが成功したかどうかは……。
秋から始まるという第二期では、その辺どうなるのか?

(新)天使な小生意気
OPがイメージと違うな。これ、ギャグアニメじゃなかったのか。
作画は、本橋作監ということもあってか、西森絵がちゃんと動いてて
びっくり。けど、西森絵ってアニメにはすこぶる向かないとも思った。
声優は……まあいいんじゃないのかと。個人的に、林原めぐみは許容。
原作最初の方のストーリー忘れてたもんで、女を振る源造に違和感あり。
全てにおいてしばらく見守らないと何ともいえないな。青。

4/5(金)

(新)爆闘宣言ダイガンダー
ダダダダッダッダッダッダッダダ〜〜〜!!
という熱血系の主題歌はいいのだが、作画のテンションが妙に低い……。
記号としての熱血を描いているだけで、画面から熱が全く伝わってこない。
それは本編も同様で、冒頭の夢オチから一連の状況説明セリフ、そして
バトルの展開に至るまで、全てがお約束。見事なまでにオリジナリティー皆無。
ここまで徹底しているところを見ると、これは意図的にそうしているのだろう。
子供向け玩具宣伝アニメとして、完全に割り切って作られた作品ということか。
しかし、子供向けに作るのに、それ以外の要素を排除する必要はないと思うんだが。
せめてキャラデザ・メカデザにはもうちょっと気遣ってもよかったのでは?
化ける可能性がないわけじゃないが、今のところは青。

4/4(木)

七人のナナ
神近くんの乗った飛行機に非常事態発生。
ということでナナレンジャーが助けに行くのだが……。
何かもう、無茶苦茶。脚本と演出がついに暴走を開始!!
五重塔を割って登場するナナレンジャーロボに爆笑!!
今日はマンガ版がまったりしてると思ったら、
アニメの方が暴走したか……。
たまにはこういうのもいいな。

ふしぎの海のナディア(再)
WOWOWノンスクランブルが、フルメタ以外のアニメを
放送しなくなっちゃった為、こっちをゆっくり観られるように。
今回はノーチラス号の乗組員となったジャン達が、キングを
追い掛けて船内を爆走。キャラの表情の変化が楽しい。
そしてネモ船長が、対消滅エンジンと説明と共に、
「科学は知恵の実を食べた人間の罪も背負っている」
という言葉をジャンに伝える。この辺は真面目にSF。

4/3(水)

キン肉マン2世
チェックメイトの足が変な方向に曲がってる絵。
かなり気持ち悪いんだけど、こういうのはテレ東オッケーなのね。

シャーマンキング
ハオとアンナの出逢い。そして花組襲来。
花組が強過ぎて、萌えとかそういう概念は吹っ飛ぶ。
そしてボロボロにされた葉達を颯爽と助けるアンナ。
男キャラの立場がどんどん弱くなっていく。
これでメイデン様が現れたらもう……。
ところで次回、超・占事略決が早くも葉達の手に
渡るようだが、そうすると……蓮はどうなるんだ?

(新).hack//SIGN
ゲーム・OVA等とも連動した大型メディアミックス企画。
TVアニメ版は、主に体感ネットゲーム世界を舞台に展開するらしい。
細かい設定がまだまだ不明なので、とりあえず今回は雰囲気を楽しむ。
で、感想ですが、個人的には非常に好感触。作画は美麗だし、
音楽も(多少目立ち過ぎの感はあるが)ハイレベル。キャラクターも、
性格はともかくデザインはよし。しかしこの感想、ノワールの第一話と
ほとんど同じなんだよな……。最大の問題は真下監督の姿勢だな。
どういう方向にこの作品を持って行こうとしているのか?
それがはっきりするまでは、青。

フィギュア17 テレ東ver
放送日変更。最終判断は裏で始まる「藍より青し」を
見てからになるが、とりあえずは赤のまま。
お芝居の内容が自分の境遇と被さって、演技が演技で
なくなってしまうヒカル。そんなヒカルの
「魔法をかけられたら私のこと忘れちゃう?」
という質問に、真面目に悩んだ末「忘れないよ」と
答えるつばさ。そして、地球を離れる直前になって
新たなマギュアが発見され、結局ヒカル達はもう少しの間、
地球に残ることになる。つばさを再び戦わせることを
心配しつつ、それでも地球に残れることを喜ぶヒカル。
ヒカルの感情の動きの拾い方が、いつもながら本当に丁寧。

4/2(火)

(新)東京アンダーグラウンド
設定がありきたり過ぎとか、セリフが説明的過ぎとか、
色々問題はあるが、まあギリギリ及第点かなー。
よくも悪くもガンガンアニメ。原作知らないんで、
あとはストーリーがどう転がっていくのかが注目点。
まあ筆者はスタオーEXが楽しめた人間なので、
見続ければ意外とハマりそうな気がするんですが。
それにしても伊達監督、これと「旋風の用心棒」を
同時進行していたのか……? いろんな意味ですげー。

フルメタル・パニック!
FF:Uが終わって、ようやくこっちをゆっくり
楽しめるようになるのかと思ってたら、東京UGに
少し気を引かれ始めてしまった……どうしよう?
今回は、マオVSテッサの大ゲンカなのだが、
何よりの見所はテッサのスパッツですな。
作画の気合が凄まじい……。

(新)天地無用! GXP
とにかく不幸を自分を中心に振り撒きまくる主人公が、
ギャラクシーポリスに入隊することになってさあ大変、
ということなのだろうが……状況設定がさっぱりわかんねー。
あるんだか無いんだがよくわからない「天地無用」との
繋がりも、理解しにくさに拍車をかける。いきなり
天地先輩の家とか言われてもなぁ……。
早口やさりげないギャグなどのワタナベシンイチ演出は、
かなり良好に機能しているので、あとは脚本の問題か。

(新)ちょびっツ
いや、改めてアニメで見せられると……とてつもない設定だ。
美少女型のパソコン。東京の人はみんなパソコン持ってる。
オレもパソコン欲しい。ゴミ捨て場でパソコン拾った。
めちゃくちゃ可愛い。起動スイッチはどこだ?
まっ……まさかこんなところに起動スイッチがっ!!
この一連の流れ……正気の沙汰じゃねえよなぁ……。
作画は良好。演出も上々。そして何より、起動スイッチの
場所が原作通りだったので、脚本にも抜かりはないと見た。
原作、それほど知っているわけではないのだけれど、
テーマ的には意外と深いところへ突入していくようなので、
アニメの方もこれからの展開に期待。ただ、裏番組に
ラーゼフォンがくるので、感想は青。

4/1(月)

(映画)名探偵コナン 天国へのカウントダウン
トリプルヒロイン制による、映画第五弾。
ヒロインの活躍度は、哀>歩美>蘭。
萌え度は、歩美=哀>>>>>>蘭。
蘭……原作、TVに続き映画でも扱いが悪くなってる……。
脚本は、伏線を全て消化してみせる本格ミステリー構成。
作画の出来とも相俟って、完成度は高い。
いつも通り冒頭に入る予備知識講座も、親切でよし。
けどコナンって、一年に一度映画だけ見てれば、
大体ストーリーも何も全部わかるよなー。TVでの
高視聴率の秘訣も、この一見さんに優しいところなんだろう。

永遠のヒーロー鉄腕アトム・1
アトム初登場作品のアニメ版、「アトム大使」を放映。
鉄腕アトムをまともに見たのはこれが初めてだったんだけど……、
いや、これは凄い……。もちろん絵の動きは悪いんだけど、
そんなのどうでもよくなるくらい、脚本が凄い。

地球そっくりの進化を遂げた星から、地球人そっくり――
御茶ノ水博士のそっくりさんもいる――の宇宙人が、
地球に移民しにやってくる。しかしそれにより食糧難が発生。
そこで秘密警察の局長は、宇宙人狩りを開始することになる。
「私だって人間だ、妻も子供もいる。その家族が餓えているんだ!
それこそ残酷なことだとは思わないかね!?」

そして、見た目はまったく同じの地球人と宇宙人が戦争を始めようとする。
そこでようやくアトムが登場。アトムは宇宙人側に、覚悟の証として
自分の頭部を置いていく。そしてアトムは局長を説得しに行くのだが、
「バケモノめ!! お前に人間の気持ちはわかるまい!!」
とまで言われてしまう。その時、当然アトムには頭部がない。
最後は死に恐れを抱いた局長が命乞いをし、宇宙人は体を縮小して
地球の片隅でひっそりと暮らすことになる。これにて一件落着……なのだが。

落着なんかしてないんだよこの話。結局地球人と宇宙人は
相互不可侵条約を結んだだけで、わかり合ったとはとてもいえない。
そもそも地球とまったく同じ進化をしてきた宇宙人の星が、
何で滅びてしまったのか? 彼らの星と地球には唯一違いがある。
それは、アトムがいるかいないか。深い、いくらでも深読み出来る。
こんな重い話を毎週放送していたのか……そりゃ確かに伝説だわ。