7月(上)
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7/10(水)

シャーマンキング
リーリーファイブとサヨナラ……って別れてねえ!!
蓮VS幹久をここに持ってきて、葉VSリーリーと
対比同時進行させるとか、リーリーの過去とか、
脚本は出来がいい。絵コンテも水島監督なんで上々。
が、作画がヤバい。崩れてるというか、統一感がない。
作監二人いたし、原画人数無駄に多かったし、
相当に追い詰められた状態での製作だったと思われる。
ちゃんとラストまで持つのだろうか? 不安だ……。

テニスの王子様
ヒグマ落としバンク、気合入ってんなー。
試合シーンの演出も、シルエット移動に
色彩変化に眼分割と多種多様。
演出手法がどんどん増えていく……。

ヒカルの碁
伊角さん、やっちまったの巻。
もっと瞳を暗黒色に染めてもよかったような。
全体的に、演出はもっと過剰でよかったと思う。
伊角さん最大の見せ場なわけだし。

.hack//SING
前回話が大きく動いて、どうなるのかと思ったら、
今回総集編でやんの。しかも、全然総集してねー。
ほとんど前回のあらすじ。こんなの総集編とは呼ばない。
何でこんなことに……?

藍より青し
葵の誕生日&七夕に、洋服をプレゼントしようと
バイトに励む薫。しかし、その洋服は先に買われてしまう。
で、誰が買ったのかというと、薫に洋服姿を見せようとした
葵だったというオチ。何てベタベタなすれ違いなんだ。
しかし、あの服似合ってるか? コスプレ衣装みたいだ。

陸上防衛隊まおちゃん
「助けておじいちゃーん!」「幕僚長だ!!」
ひでえ……。幼女を見世物にして防衛隊の人気を高め、
あまつさえ敵と戦わせようとは……。気分悪くなる設定だ。
所々でのオタクネタも上手くないなー。どうも馬鹿アニメを
作ろうとはしているが、スタッフが馬鹿になりきれてない。

朝霧の巫女
普通に妖怪退治ものになってる。
尺が短いせいで話が詰め込み気味になっているのが気になる。

7/9(火)

十二国記
月の影、影の海編終了。
杉本さんは元の世界へ帰還して、
これで出番も終わり……と思いきや、
何か学校で新キャラと遭遇。
まだ何かやるのか杉本!?

G−onらいだーす
煮え切らないエロ。突き抜け切らないギャグ。
う〜む、今のところ単にドタバタしてるだけで
面白さを感じるまでには至ってないなー。

(映画)劇場版ポケットモンスター セレビィ時を越えた遭遇
まず眼を惹かれるのが、細かな描き込みとCGを融合させた背景。
多少の違和感はあるが、森の生命力を雄弁に物語る演出効果を上げている。
ストーリーとしては、タイムスリップしてきた少年との友情話――の方は
実はあまり重要ではなく、「もののけ姫」から小難しい部分を取っ払ったような
エコテーマ話である。エコテーマというのはポケモンのメインテーマの一つなので
それ自体は別にいいのだが、セレビィがディダラボッチになるのはただのパクリだ。
もうちょっと違う表現方法はなかったのか? ストーリーそのものは、過去作品と
比べて矛盾や疑問点が格段に少なく、よくまとまっていただけに残念。
ユキナリとかビシャスとか、ゲストキャラにはもっと使いようがあったと思う。
最後のヘタレるビシャスと取って付けたようなユキナリの正体判明には萎えた。

Witch Hunterロビン
えらいまったりしてるなぁ……。
やっぱり雰囲気アニメなのか。
確かに雰囲気はいい。

ちょびっツ
清水先生に襲われるッ!!
しかしっ! 清水先生は新保とデキていた!!
衝撃の急展開……つーか唐突でついていけん。
清水先生と新保がデキてるなんて伏線、
ちっとも拾えてなかった。まあ拾わせちゃ
意味ない類の伏線だから当然なんだけど。
しかし急激にドロドロしてきたな……。
新EDテーマがばっちりはまってる……。

7/8(月)

ロックマンエグゼ
「ロール様とお呼びっ!!」(ビシッ)
ああっ!! ついにスタッフが開き直ってしまったっ!!
W3の策略により女王様化したロールに、鞭でしばかれるロックマン!!
つーか何だこの異様なまでにエロに特化した作画は!? やり過ぎだろおい!!
これパンチラなんかよりよっぽど教育上よろしくないと思うんだが、いいのか?
最近のテレ東アニメは法の網の目の潜り方が上手くなってきたもんだ……。
しかしこの話、次回に続くのな。スタッフ、まさかノリノリなのか!?

犬夜叉
豹猫族編完結。
これといって盛り上がることもなく、あっさり終わったな。
もっと大きく展開出来るネタだったと思うんだが……。

あずまんが大王
別荘二年目。
今回はゆかり先生のかわりににゃもが暴走。
エロトーク炸裂。何話したんだ……。

SAMURAI DEEPER KYO
第一話に比べたら全然マシな出来。
特に面白いわけでも動くわけでもないが。
「無明神風流」の文字が「天翔龍閃」みたいに
縦に流れる演出にはちょっと笑ったけど。

7/7(日)

電光超特急ヒカリアン
マジバトル後編!!
記憶喪失になるケンタ。子供番組なのにキスシーン。
「なんじゃこりゃあぁぁ!!」と叫びながら殉職。
実は白チャイナ服のミナヨは愛の女神ミナーシャだった。
もう無茶苦茶、誰かスタッフを止める奴はいなかったのか!?
どうやらこれ、ライトニングガルーダの販促回だったようだが、
オモチャの宣伝を逆手に取ってここまで好き勝手やるとはなー。
確かにシリアス展開のおかげでガルーダ格好よかったけど。
しかし、夢オチとかつくもんだと思ってたら、そのまま放置かい。
街とか破壊されてるし、死者だって相当出てるだろうに……。

キャプテン翼
葵新伍登場。
顔も声ももうちょっと幼い方がよかったなー。
しかしそんなことより若島津の「噛ませ犬」発言が
削られてしまったことの方がショック。

サイボーグ009
紺野作監、その代わり動かない……。
ままならないなぁ……。話も、母親に会うという
オチはいいのだが、それ以外が非常にわかりにくい。
アリスって何者? 009との関係は? 黒服の正体は?
細かいこと気にせず雰囲気を楽しむべき回なのか?

7/6(土)

東京ミュウミュウ
赤坂の恋物語。
結局、過去にさよならする為の再会だったという
脚本はいいのだが、後半から作画が壊れ始める。
特に変身後。何か色彩設定おかしくなってないか?

(新)トータリースパイズ
海外アニメ恐るべし!!
これ、もしかしたら今期最高の新番かも……。
チャーリーズエンジェルな設定に日本アニメ調のキャラクター。
そして海外アニメ独特のアップテンポなストーリー。
様々な要素が奇蹟的な融合を果たしている。単純に凄え面白い。
日本アニメ調の部分では、表情――特に眼の演技に驚かされる。
ここまで日本アニメを真似出来るものなのか……。
冒頭に東京のレコード屋出したりして、日本アニメへの
リスペクトを示しているが、単にスタッフが好きなだけでは
ここまでは出来ないよなぁ。戦略的に研究を重ねたに違いない。
アメリカでヒットしている作品らしいが、アメリカ製ではなく
フランス製らしい。フランスか……あなどれん国だ。

RAVE
RAVE誕生秘話。
どーでもいいがシバが生きてるって話、いつしたんだ?
これまでの島編回想だけでは、普通死んでると思わんか?
今回の話は素直にいい話。何でブラックススミス・ムジカは
RAVEの形知った上で剣作ってんだとか気にしなければ。

オーバーマン・キングゲイナー特番&第一話先行放送
キィ〜ングキィ〜ングッ!! キングッゲイナァ〜〜〜ッ!!
やべえ……テーマソングが頭から離れなくなってきた!!
どうしよう、続きが凄い気になる。スクランブル契約してないのに。
富野アニメらしく、相変わらず設定説明などは一切しない第一話で
特番見てないと何が何だかさっぱりわからないのだが、それでももう
世界観とアクションだけでグイグイと引っ張っていく。さすがの膂力!!
「大人のすることか!!」「大人だからするんだろっ!!」など
富野セリフが健在な一方、ターンエーでも見せた細かな笑いの挿入が
一段と上手くなっていて、富野由悠希は今が最盛期なのかとすら思わせられる。
ああ、ほんと続きが気になる……。けど、これだけの為に契約するのはなぁ……。

7/5(金)

爆闘宣言ダイガンダー
絵コンテ・谷口悟朗。……な、何で谷口悟朗???
ともかく、歌舞伎な盗賊タイガマルとゴザル忍者なロウガマルが
ダイガンダーの設計図を狙って潜入。声優が神奈延年と檜山修之で、
熱演もあってキャラ立ちまくり。しかし何故こんなに声優が豪勢なんだ?
全編に渡りバカバカしい展開の連続で、ある種非常に達者な作り。
やはりこの作品、ここ数回で化けてきたような感じがする。

金曜アニメ館
.hack特集、と見せかけて江原正士特集。
何か「二ヶ国語」みたいなことに……。
けど.hackの紹介、ゲームとOVA、マンガまで
紹介されて、何でTVアニメが無視されてんだ?

7/4(木)

(新)ドラゴンドライブ
駄菓子屋の地下にある秘密のスタジアム、
そこでは仮想空間でドラゴンを戦わせるゲーム、
「ドラゴンドライブ」が行われていた。
設定的にはよくある話。その他の部分もあまり
特筆すべきような点は見当たらないのだが、
キャラのリアクションや雰囲気には好感が持てる。
作画が海外頼みっぽいのが気になるが、
化ける可能性は結構高い作品だと思う。
今期の大穴。青で様子見。

(新)ふぉうちゅんドッグす
今時珍しいキャラデザ。初め海外アニメかと思った。
で、いわゆるハム太郎みたいなペットものかと思いきや、
何か……ちょっと暗いぞ? キャラデザも手伝って、
妙なリアリズムがほのぼのした画面の背後に見え隠れ。
まだ判断つかないけど、意外とシリアス系なのか? 青。

ふしぎの海のナディア(再)
ナディア崩壊。
壊れ過ぎだよナディア……キャラ変わってんじゃん。
なるほど、確かに作品が別物に変わってきてる。
今のところはこれはこれで面白いけど。

7/3(水)

王ドロボウJING
夕方六時にシャワーシーンが見られるのはNHKだけ!!

シャーマンキング
「スピリット・オブ・ザ・蓮!!(キラーン)」
スタッフ順調に開き直ってるなー。最近は好き勝手にやってる方が
面白いから、このままの路線で最終回まで突っ走っちゃっていいや。
次回はついにリーリーファイブが退場らしい。別れに一話貰えるとは……。

テニスの王子様
ウエイター役で許斐剛出演。
意外と渋くていい声してるな……。

ヒカルの碁
アキラの自己中オーラに越智ブチキレ。
海王中での教訓を全く活かしてないよなー。

.hack//SING
何でこんな重要回に、録画テープを「あずまんが大王」のと間違えるかな……。
とにかく、これまでのまったり感は何だったんだってくらいの急展開。
ゲームが発売されたんでネタバレを気にする必要がなくなったからか?
ゲームからの伏線も結構あるみたいだし。PS2ないんで詳しくはわからんが。

(新)熱血電波倶楽部
どうしても「ごっつええ感じ」でやってた放課後電磁波倶楽部を思い出す……。
これ、どういう形式で感想書こうかと迷ったんだけど、裏番組の関係上
一方だけ見て一方は見逃すということが往々にしてあるだろうから、
やっぱりニ作品別々に感想書いた方がいいだろうと。で――

(新)陸上防衛隊まおちゃん
まさに電波倶楽部!!
何じゃこりゃあああっ!? 萌えとかおマヌケとか、そういう次元か?
小学二年生がぬいぐるみ型エイリアンと戦うという設定は百歩譲っていいとして、
いちいち「自分は日本を守りたいんです!! 防衛したいんです!! 防衛!!」
などと叫ぶ主人公はどうなんだ!? つーか何、この右翼テーマ???
これはオタクと右翼の関係にメスを入れようという壮大な思想実験なのか?
早くも伝説を作りかねない勢いだ……。とりあえず青。

(新)朝霧の巫女
まおちゃんの後ということもあって、ごくまともな出来に見える。
巫女萌えと妖怪バトルの二本柱に、ギャグが追い付いてこれるかどうかが鍵か。
しかし、やっぱまおちゃんの後だと不利だなぁ……。とりあえず青。

藍より青し
裏番組があまりにアレだった上、今回の出来が素晴らしかったので
反射的に赤にしかけました。今まで裏がフィギュアだったんで
気付かなかった。この作品、とてつもなくレベル高いわ。
前半は薫と繭の出会い話。シチュエーションと演出が見事で、
しっとりと感動出来るいい話。後半は、薫が繭とのキス&朝帰りを
葵に釈明しようとするが、微妙にすれ違ってしまう感情の機微を描く。
ラスト、キスして下さいとお願い(!)する葵に、薫が優しく接吻。
この演出がまた上手い……!! そして、キスされて嬉し泣きする葵に萌え。
あと1クールこの調子でいけば、これは傑作になり得るぞ。

7/2(火)

(新)G−onらいだーす
オタクアニメに徹していて、ある意味男らしい。
ただ、それでもまだ突き抜け方が甘いように感じられる。
もっともっともっともっと過剰なまでに暴走して、
エロ関係でも規制をブチ破って怒られるくらいの覚悟が
必要なのではないか? もっと激しくバカになれ!
とりあえず、今後に期待。青。

(新)Witch Hunterロビン
正式タイトルがわからん。大文字なのか小文字なのか、ロビンも英語なのか?
内容もわからん。前情報が少ない上、第一話でも状況説明がほとんどない。
いわゆる「雰囲気アニメ」かと思ったら、アクションシーンが結構動くし、
ウリがどこなのかいまいち掴めん。全体的なレベルは高いのだが、
それゆえにかあまりにも不親切。付いてきたい奴だけ付いてこいというのか?
確かに付いていくだけの価値はありそうに見えるが……。青で様子見。

天地無用GXP
野球が一時間押したおかげで、ギリギリ空き時間に滑り込んだ。
それでもEDが被るので、そこはカットでいいかなと思ってたら、
ED変更してやがんの……。で、リョーコはともかく何故美兎跳???

ちょびっツ
ラーゼフォンと完っ璧に被った。そんな時に限って海に行く……。
しかし、たとえ防水加工してあるとはいえ、パソコンを海に
入れるのって怖くないのか? その辺りの感覚がわかんねー。

ラーゼフォン
綾なす男の戦い。プラス命の選択を。
いきなり作画が崩れてたり、玲香がテラにいたり、
守がいきなり現れたり、突然スポットライトを浴びた
トニーが「例の法則」の通りにあっさり死んだり……。
何か、いろんな意味で大ピンチだ。
ラストに向けて、こんなんで大丈夫なのか――って、
次回放送が七月三十日!? 一ヶ月も休むんかいっ!!

7/1(月)

ロックマンエグゼ
魚の骨ブレード!! 電撃投網!! アイスヒレラッガー!!
ビーフ指令――つーかマサさん強え!! 完全武装だ!!
正体がバレかけたのを覆面の偽物でフォローってのも完璧!!

名探偵コナン
ゲスト出演、濱マイク(本名だ)。
永瀬正敏、声優上手いなー。
演技力には生身も声も関係ないんだよな。

(新)SAMURAI DEPPER KYO
うっわ〜〜〜、どうしたらいいんだ、これはっ……!!
凄まじく果てしなく限りなく駄目だ。どうしようもない……!!
いきなり隕石降ってくるとか妖怪が襲ってくるとか、そういう
原作改変でのイタさは、ネタとして楽しめるのでまだいい。
問題はどうしようもないほどのテンポの遅さ。センスのなさ。
何、あの全編に渡る妙な間は??? 何、あのギャグの寒さは???
ここをこうすればよくなる、といった点すら見出せない……。
月曜は赤感想がないんで、少しでも期待出来るならこれを
赤にしようと思ってたんだけど……想像を絶する駄目さだった。
これはちょっと、毎回見続けるとは断言出来ない。青で様子見する。
しかし……このアニメ以上に少年マガジンのCMに怒り爆発だ。
あれ、マガジン読者をバカにしてるとしか思えんぞ。