12月(中)
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12/20(月)

Get Ride! アムドライバー

☆ウィルコット議長、特攻!!
全体的にオヤジ作画が迸っていて熱かった。
議長のようなオヤジキャラが、更に年上の子供の頃に憧れた男に
触発されて突っ走るってのは何とも言えずロマンティックだ。

(TVK)帰ってきた! 流星戦隊ムスメット

☆タイトル、再び変更。何かもうよくわからんなー。
一話で一気に決着しちゃったが、
最終回には別に何かカタルシス用意してるんだろうか?

月詠〜MOON PHASE〜

◆最初はいつもの演出かなー、それにしては動きのある画面を
ことごとく映さないのは不親切過ぎるなー、などと呑気に考えていたが。
段々と事態の深刻さが見えてくるにつれ、どこまでごまかし続けるのか
ある意味スタッフの職人芸を楽しむような変な気分になってきた……。
今回、恐らく原画ではなく海外に出した動画に何かあったんだろうと思う。
なので動きのある部分を抜いて抜いて、止め絵だけでどうにかこうにか
場を繋ごうとしたのではないか? まあ元々スケジュールの厳しさがわかってて、
今回はこういう奇抜(?)な演出で乗り切ろうというプランだったという
可能性もなくはないが……それにしては後半なんかお粗末過ぎるしなぁ。
ともかく、年末は大変なんだ、ということで筆者は納得しておく。

12/19(日)

ふたりはプリキュア

☆なぎさが藤P先輩とラブラブ、ほのかはキリヤとちょっと再会。
しかしキリヤの扱いは微妙だなー。復活の芽があるのかどうなのか。
何となくず〜っとこんな生殺しのような状態で、
ほのかとキリヤの関係は扱われ続けるような気がする……。

金色のガッシュベル!!

☆半分以上、回想でした。
しかもシェリーが清麿に自分の身の上話しちゃったよ……。
何もそんな自分の深いところを言わなくても、ただ単に
「ココの洗脳が解けないかも知れないからゾフィスを勝手に倒さないで」と
説明するだけでよかったんじゃないかと……。

こちら葛飾区亀有公園前派出所(終)

☆八年に及ぶ放送が終了。
一応三話あったんだけど、二話は最終回とはまったく関係のない話。
最終話もいまいち不完全燃焼だったのだが、最後のオマケが
キャラ総登場で賑やかに締めてくれて格好がついた。
欲を言えばレアキャラも全部出してくれたらよかったんだけど。

☆八年間、多少の浮き沈みはあれど安定した内容で楽しませてくれた。
特に大部分の監督を務めた高松信司の功績が大きい。
「ガンダムX」DVDのCMはそのお礼かと思ったくらいだ。
この八年、原作の方が(恐らくアニメの逆影響を受けて足掻いたのだろうが)
迷走していたのに対し、アニメは両さんをニコニコ寮に置き続け
「人情喜劇としてのこち亀らしさ」を目指し続けていたのは立派だった。

蒼穹のファフナー

☆最終決戦出撃準備。
母フェストゥムの話は、会話だけで説明されると訳わからん部分が
結構あるのだが、それでも説明してくれるだけマシと思うべきか。
友人関係、親子関係といった近年の作品ではおざなりにされがちな
地味な関係性の積み上げがしっかりとなされているのは好感。
ああ、本当にこの関係性描写が序盤からあったなら大傑作だったのに……。

☆結局、捕らわれのお姫様と化した総士を騎士(ナイト)となった一騎が
助けに行くという構図になったなー。
桜良はどうやら助かったようだが、甲洋はどうなっちゃったんだろう?
あのまんまウルトラマンとして生きていくのか、最終回でやっぱり死ぬのか。
最終回は一挙二話放送で一時間ではなく、一時間で一話なのね。

12/18(土)

マーメイドメロディぴちぴちピッチ ピュア

♪最後の最後にやってきて、いいろころだけハモって
去っていくアクアレジーナ様の狡猾さにシビレた。
カラオケで嫌われるタイプなんじゃないか。
あと、星羅の変身姿が物凄いエロリっぷりでしたなー。

ケロロ軍曹

◎スク水エプロン!! スク水バスタオル!!
エロ燃えメカ燃えギロロ萌え燃え満載の凄まじく濃ゆい三十分。
ここまでオタク全開な回は初めてじゃなかろうか。
一体スタッフは誰だろうと、原画に紺野直幸がいるなぁとか
チェックしながらED観ていたら、最後に、
絵コンテ・カトキハジメ
と出てきて爆笑&納得。
そうか、それであのメカ描写なわけかー。
しかしここまでハジケた絵コンテ書ける人だったんだなー。

メジャー

「おとさんを返してよぉ……」
というわけでおとさん死亡。
上記のセリフはよかったけど、「ソーリーボーイ」は
もうちょっと溜めて欲しかった。全体的に展開が早足。
吾郎の引き取り先騒動もなかったし。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

☆偽ラクス、元はただのそっくりさんかよ!!
クローンとかじゃなくて元々声の似てたファンに整形手術か何か
施しただけなのか……。設定的には現実的だが物語的には
そんなセコい手段でそっくりさん出してどうすんだという気もする。
性格的には本物よりよっぽど可愛いので、動かし方次第では
いいキャラに化けそうな感じはするが……まあ死にキャラなんだろうけどなー。

☆デュランダル――というか池田秀一のカリスマ演説に
骨抜きにされていくアスランという図式がちょっと面白かった。

(TVK)うた∽かた(終)

☆いきなり自分の命と世界とどっち取るんだとかいう
「セカイ系」全開な展開になって置いて行かれた……。
まとまりは悪くないし、技術的にもよかったと思うんだけど、
結局どうということのない話を長々と勿体ぶって語っただけという印象。
このスタッフは、「キディ」でもそうだったけど、
普通にやれば確実にそこそこ面白くなる素材を
好悪真っ二つに分かれるゲテモノ料理にしてしまうんだよなぁ。
作家性が強過ぎる、というのとはまた別の問題があるように思う。

モンキーターンV(終)

☆最初の賞金王で幕。
負けて終わるので、あんまり終わった感じはしない。
これから三角関係だので面白くなることを考えると勿体ない。

(TVK)神無月の巫女(終)

☆えーっと、これはつまり乙女の幻想的な純潔百合世界にいた
二人の少女が、全てを投げ打ってガチンコレズビアンへの道を歩み出す、
という物語だったって解釈でいいのだろーか?
そう考えるととてつもなく難しいテーマを美しく描き切ったと言えるが、
まあ……そんなこと考えて作ってないよな、たぶん。
本来作品を彩る要素であったはずの百合が、ロボや物語そのものすらも
横に押しやってしまった結果、ついに百合アニメファンですら
ちょっと引くような濃厚な場所に行ってしまった……。
これはこれで偉いような気もするのだが……どうなんだろう?

☆何にしろ、1クールでは足りなかったというのが実際のところか。
ソウマの扱いが酷過ぎて涙。姫子とソウマがくっついたら
千歌音が可哀想とか思っていたが、こうなるとはなぁ……。
「オレには地球を救うことくらいしか出来ないけど」というセリフに
この作品の全てが集約されているように思う。

12/17(金)

トランスフォーマー スーパーリンク

☆巨大コンボイ&ガルバトロン、覚醒したら通常作画に。
CGの時より確かに強そうに、そして意思を取り戻したように
見えるんだけど、その演出効果ってCGアニメとしては
敗北宣言に等しいような……。

(TVK)ToHeart〜Remember my memories〜

☆雅史、玉砕。
とてつもなくいい奴だなぁ。それに引き換え
ウダウダしっぱなしで雅史に迷惑かけまくる浩之とあかりに
いい加減フラストレーションが溜まる。
今回もまだすっきり元通りって感じでもないしなぁ。

☆マルチが修理不可能な欠陥を抱えているとのことだが……もしかして、
マルチ「あれ、私今までずっと眠っていたんでしょうか?」
浩之「ああ……起こすのに、三十年もかかってしまったよ……」
みたいな「ドラえもん幻の最終回オチ」とかになるんじゃあるまいな?

12/16(木)

陰陽大戦記

☆アクションのテンポが非常にいい。
というか連続パンチのカウントダウン演出とか、
どんどんクラッシュギアTっぽいバカ演出が増えてきているような。

舞−HiME

☆メガネ、ピンでHiMEなのかー。
執行部長は生贄役? 何か物語上はいてもいなくても
関係なさそうなポジションだから、早いうちに消されないかと心配に……。
想い人消滅設定のおかげで緊張感はあるのだが、
そのぶんヌルイ萌え感情が阻害されてどっぷりと楽しめない歯痒さを感じる。

☆宮村優子がようやく宮村優子らしく喋り出した。
その途端に腹黒さが全開になるのは仕様だろうか。

ジパング

☆侵略戦争論否定。
ま、真っ当な意見の一つではあると思うけど、
結構観ていて変なドキドキ感があるなぁ。
いきなり「エンペラー」とか言われるとちょっとビビるぞ。

ローゼンメイデン

☆心理描写としても演出としても、決まってはいるんだけど、
やっぱりこういう内面語り系の演出はエヴァっぽいという一言で
陳腐さを感じさせてしまう……。
「生きることは戦い」というテーマも、根本的な問題として
人形にそれ語られてもという違和感が拭い切れない。

12/15(水)

NARUTO

☆チョウジ覚醒&死亡。
原作でも思ったけど、矢印と戦闘場所の位置関係がわからんなー。

KURAU Phantom Memory(終)

☆この作品の一番いいところが出た最終回。
しっとりと的確に各キャラの心理を描写しドラマとする。
テーマ的にも「相手との繋がり」「他者との関係性による救いと成長」みたいなものが
よく描けていたと思う。が、そのせいで余計に感じるのは、
そもそも「リナクス」って設定必要だったのか? という根本的な疑問。
何かSF設定が最初から最後まで上滑っていたように思えてならない。
ビジュアル的な表現は面白かったんだけど……。それと中盤間延びした
構成も惜しいかな。1クールでピシッとまとめた方が完成度上がったのでは。
良作には違いないが、所々傷があるのが勿体ない。

リングにかけろ1(終)

◎熱過ぎて爆笑。
風邪で横になりながら見ていたのだが、河合姉が弟をマリオネットにした辺りで
たまらず立ちあがってしまった。分身演出とかゴムゴムストレートとか
姉ちゃんが解説している横で空中コンボ食らう竜児とか、いちいち演出が凄過ぎ。
しかも爆笑ものでありながら、ちゃんと青春ドラマとしても見られるのが偉い。
これだけ無茶やりながら、テーマ語りのところに一種の繊細さがあるのが
車田イズムなんだよなぁ。根本部分が基本的にセンチメンタル。
そこをしっかり再現しているのは、本当に「好き」なスタッフだなという感じ。
もう続編やる気満々な終わり方しているが、実際どうなんだろう?
何も決まってないような感じするけど……どうにか頑張って欲しい。

12/14(火)

スクールランブル

・風邪ひいちゃったんで、簡単に……。

♪水着回もよかったけど、他の回も天満萌えでよかった。

(TVK)げんしけん

☆あの面子で一緒に海に行くというのがファンタジーだ。

巌窟王

☆エロイーズさん病院送り。幻覚描写が凄かった。

12/13(月)

Get Ride! アムドライバー

☆自分の罪に恐れをなして責任回避しようとする議長に、セラの平手が飛ぶ。
しかし何で娘をアムドライバーになんかしちゃったんだろう。
内情を知っているがゆえに、安全だから大丈夫だと思ってたのか……?
そしてキャシーの策略でピュアアムドラ達は悪者に。
それにしても……情報操作に弱過ぎるぞピープル。

ファンタジックチルドレン

☆ようやっと主人公と黒マント軍団が合流。
これで話がまともに動き出すのかな、長かった……。

月詠〜MOON PHASE〜

☆きぐるみモード。
何だこのデザインは、と思わせるも
動きのおかげでどんどん可愛く見えてくる。
こっそり中身がブルマだったりする辺りも細かい。

サムライガン(終)

☆OPがフルバージョンで、あらすじ含めて何と五分。
EDも新曲になっていた。

♪最終回だからなのか、封印されていたエログロを再び全開に。
蜜の鞭打ちは二話のくのいち電撃責めに匹敵する出来。
中原麻衣のあえぎ声もなかなかよかった。
お花ちゃんの猿轡&強制水飲ませも、無意味にエロ作画にしてて笑った。

☆で、話の方はというと……打ち切りというよりは完全に、
「第二部をお楽しみに!!」って感じの作りだな。
でも、第二部ないんだろうな。そもそも原作もちゃんと終わってないみたいだし。
中途半端にしかアニメ化出来ないなら、無理してやらなくてもいいのに。
企画の意図が最後まで不明瞭な作品だった。

12/12(日)

金色のガッシュベル!!

☆ブラゴ&シェリーを崖下に落としている間に、ガッシュ達で最終決戦。
ちゃんと「ライトニングブロンド」云々の、アニメ独自に積み上げてきた
ガッシュVSゾフィスの因縁を活かしていて、アニメの流れならば
当然戦わなきゃ駄目だよな、と思わせることには成功している。
そしてその内容も「心の力」と「信頼」というキーワードを組み合わせ
友情パワー爆発な熱い展開を見せている。
けど、間にこれ挟んで次回またブラゴ&シェリーに戻って決着というのは
ストーリーが分裂し過ぎのような気もする……。

蒼穹のファフナー

☆道生さん死亡回……かと思ってたらそんなもんじゃ済まなかった。
冒頭、黒ファフナーに乗った狩谷先生がフェストゥムに乗っ取られ
ミツヒロを叩き潰すという、重要キャラ二人のあっさりした最期。
そして島で戦闘が始まってみれば、もう阿鼻叫喚の地獄絵図。
剣司と衛のお母さん、そして整備の手塚くんまでもが食われて死亡。
ちゃんと大人が大人の仕事をしながら死んでいくのはいい感じではあるけど。
そしてラストはやっぱり道生さんが自爆。翔子の時の反省を踏まえたせいか、
一応脱出するもののポットを掴まれてこれまた叩き潰されるという凶悪演出。
何ていうか、殺し方がどんどん堂に入ってきてるよな、この作品……。

☆狩谷先生と道生の戦いは、色々伏線もあったので何かしら
最後にやるつもりだったんだろうけど、尺足りなくなっちゃったのかな。
このままだと本当に全滅エンドっぽいんだけど、あと二話でどうなるか……。

12/11(土)

マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ピュア

☆ギャグ回と最終決戦にしかお呼びのかからない
年上三人組がちょっと可哀想だ……。

ケロロ軍曹

☆二話目、冒頭のプテラは何処行っちゃったんだ……?

メジャー

☆ギブソン来日、おとさんにデッドボール――といったことより
吾郎と先生のお風呂がちゃんと描かれていたことに感動。さすがNHK教育だ。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

♪偽ラクス出現!!
あ、ちゃんと喋り方や表情が微妙に違うんだ。
あと本物より若干、胸が大きいような気が……。

☆プラントに無茶な要求叩きつけ、開戦口実作って核攻撃という
地球連合のやり方は、アメリカのイラク戦争でも戯画化しているのだろうか?
それが悪いわけでもないが、そういう設定上の仕掛けばかりが先行して、
作中での説得力がおざなりにされているような感じがする。
リアリティーよりわかりやすさ、という戦略なのはわかるけど……。

(TVK)うた∽かた

☆一夏の引っ越しのことがようやく判明。
で、友達三人はそのこと知ってましたということで、大した扱いにはならず。
……だったら何でわざわざ謎にして、ここまで引っ張ったんだろう?
ラス前ということで色々明かされてはいるのだが、別に明かされても
どってことのないことばかりで、そもそも何でこんなこと
謎にしてたんだろうという気持ちになるばかり。

(TVK)神無月の巫女

「あなたの身体が好き」
千歌音ちゃんが愛のポエムを謡いながら、変態超サド攻撃!!
凄い。何が凄いって、脚本も演出も凄いんだけど、
川澄綾子の演技が一番凄い。地球撃ったあとの哄笑なんか素晴らし過ぎる。
昔はそれこそ姫子みたいな役が多かったのに、いつの間にこんな
変態演技が出来るようになったんだ……。

☆後半の黒百合展開(と呼ぼう)に対して、
前半のロボ戦の中途半端さがまことに惜しい。
こっちもちゃんとしていれば、傑作になれたかも知れないのに。
ソウマ、このまま死亡だと酷い役回りだなぁ。
まあボスロボの声にされたオロチ達に比べればまだマシなのか?

(TVK)φなる・あぷろーち

「そんなに出逢い方が問題ですか!?
権力を持ってるのがお嫌いですか!?」

そりゃまあ、いきなり空から降ってきて家に乱入されればなぁ……。
こっちは野川さくらの問い詰め演技が炸裂。これもまた凶悪な破壊力。
作画もこれまでと比べていきなり三段ぐらいレベルがはね上がっていた。