2月(上)
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2/10(火)

わがままフェアリーミルモでポン! ごおるでんSP

・二話放送の一時間SP。

◆温泉って……妖精だけかよっ!!
しかも全身タイツだし!!

攻殻機動隊S.A.C

◎オレが笑い男だ!! いやオレこそが本物の!!
いやいやオレが、オレが、オレが――。
というわけでコピーキャット大繁殖。
ストーリー的にもテーマ的にも非常に面白い。
なるほど、この作品は笑い男事件からだというのは本当だった。

◆地上波では数話飛ばされる回があるらしいのだが、
話の本筋に関わるような回を飛ばされると困るなぁ。

PEACE MAKER鐡

◎あゆ姉、身体を売ってお仕事したあと、輪姦虐殺……。
うああ……ここの部分は原作読んで知ってたんだけど、
それでもキツい……あゆ姉の裸体がエロいのがまたキツい……。
単にサービスではなく、魅力的に見せることによって
悲惨さを増そうという演出だろうからなぁ……。

♪が、それでもエロいことはエロい。
近年の地上波作品ではトップクラスの頑張り方。
スタッフ&TV朝日、よくやった。

なるたる

☆狭い世界と大きな世界が接ぎ木のように無理矢理結合され、
何ともいえない嫌な世界観が構築されている。
エヴァ症候群作品の中でも、この作品の世界観や雰囲気は
特に異様さが際立っていて観ている者を不安に陥れる。
そういう点で秀逸ではあるが……。

2/9(月)

(TVK)超変身コス∞プレイヤー

◆ロボ出てきた……。
短時間に超高速で「お約束」を消化していく、
というのが主旨の作品だったんだな、これ。

ガングレイヴ

◎そっらを自由に、飛っびたーいなー。はい! スペリオル〜!!
ゲームのまんまとはいえ、これまでの世界観とは
あまりに違うボブの姿に笑った。
ま、笑いはしたがアクションはカッコいいので問題なし。

♪文治の「兄貴……」に燃え萌え。
本当に、素直じゃないんだから……。
次回で決着戦か?

クロノクルセイド

「見せてあげる、偽善者の意地ってやつを」
テーマ的にもストーリー的にも、やっぱり夕方枠でやるべき作品だよなぁ。
何か凄く勿体ない。

♪シスター三人娘のスカートがめくれたが、
中身がズロースなので微妙。
ズロースフェチな人は嬉しいのだろうが。

2/8(日)

ふたりはプリキュア

☆カードコミューンの遊び方講座。
いわゆる「玩具販促アニメ」というものを長年観ているが、
ここまで懇切丁寧――というか露骨に商品の使い方を
解説するアニメって、初めて観たような気がする。
悪いと言っているわけではない。むしろ逆。
作品の中でしっかりと商品を設定として活かそうとする
スタッフのプロ意識の高さは評価したい。

☆ブラックがライダーキックを披露。
これでスタッフが完全に「女の子の為の仮面ライダー」として
この作品を作っていることが明確になった。
女の子女の子していたナージャが商業的に失敗したことを
反省材料として、女の子だって変身ヒーローやカードを
楽しみたいんじゃないか? という判断をしたのだろう。
それが受けるかハズすかはともかく、当初二番煎じ臭さを
強く感じたこの作品も、意外と野心作なのかも知れないと認識を改めた。

金色のガッシュベル!!

◎戦え!! カマキリジョー!!
というわけでアバレ・剣・プリキュアのあとはカマキリジョーだっ!!
原作でも屈指のすっ飛んだ回を、全力でアニメ化してくれた。
中の人の名前が矢吹とか、トォーで移動とか、立つんだジョーとか
小ネタの追加も素晴らしい。
それにしても、観ててちゃんとカマキリジョーが
ちょっとカッコよく思えてくるのが凄いよなー。

アストロボーイ・鉄腕アトム

◎音楽を愛する感性を得てしまったロボットの選択。
ここのところ、この作品のメインテーマである
「人間とロボットの関係」を扱った回にはハズレがない。
今回も傑作。何故人間はロボットを恐れるのか、
それはロボットが人間に似過ぎているからだ。
だがそう造ったのは人間じゃないか――というロボット側の見解が深い。

☆最近興味深いのは、当初アメリカ向けの規制でそうなっていた
「ロボットが人間を攻撃出来ない」という設定が、
ストーリーの中で大きな意味を持って語られ始めていること。
規制が作家の創造力を喚起する、という好例か。

(TVK)MEZZO

◎アンドロイドに恋した、若き日の原田の話。
感情のまま思い出を破壊しようとするのも人間なら、
それでも思いを捨て切れずに引き摺り続けるのも人間か。
アクションなしでもいけるんだな、この作品。

2/7(土)

プラネテス

◎何かを犠牲にしてでも夢に向かわずにはおれない男達。
情熱と狂気は似ている、というより同じもの。
わかっていても、持っちゃった以上はやるしかない、と。
しかしそれで犠牲にされた側が、みんなハチマキの母のように
文句言いつつ受け入れてくれるような寛容さを持っているとは
思えないわけで、まさに切り捨てられようとしているタナベや
事故に遭った忍者さんの行方が気になる。

カレイドスター

◎みんなを笑顔にするステージを実践していくそら。
本当に、観ていて笑顔になってしまうような映像を作っているのが凄い。

☆そんなステージを観て、レイラさんが復活モードに。
しかし壊れた肩が治るとも思えないので、
一体どういう形で復活してくるのか……?

鋼の錬金術師

☆ラスト達は、エドに賢者の石の情報を探らせているようなことを
言っていたが、それだったら図書館燃やしちゃマズいのでは……?
あの記憶力のいいメガネっ娘がいなかったらどうする気だったんだ?

(TVK)光と水のダフネ

◎な、何かとんでもないバカ作品として化けてきたような!?
第一話で見せた世界観の作り込みは一体何だったんだろう。
もう演出からキャラからバカノリ一直線。開き直ったかスタッフ?
このまま順調に歪んでいけば、伝説を残す怪作になれるかも。

2/6(金)

(TVK)みさきクロニクル

◎いまざきいつき、絵コンテ・演出・作監・第一原画作品。
原画までほぼ一人でやってるってのは尋常じゃない。
食堂のシーンでの構図やカメラワークなど、野心的な試みも多数。
才気とやる気が上手い具合に組み合わさった実にいい仕事だと思う。
調べてみたら、ルクサンドラさん食わせたのこの人だったのね……。

☆物語的にもターニングポイント。
みさきの旅はこれで終わって、ここからは
いよいよ前作で残した謎と決着戦かな。

2/5(木)

無人惑星サヴァイヴ

◎遺跡発見。ルナ、宇宙人家族のビジョンを見る。
そして巨大ザリガニの中から謎のメカが……。
妙なことになってきた。遺跡と宇宙人は予想出来たが
ザリガニからメカって一体……? 生体兵器か何かか?
とりあえず遺跡に新キャラが眠ってるのは確定なのかな。

◆家と滝と遺跡の位置関係がよくわからん。
家から滝までは、川を下らず直進すれば意外と近いのか?
問題は行きは泊りがけだったのに、ザリガニに追われて
走ったらあっさり着いた滝と遺跡の位置関係だな……。

(TVK)超重神グラヴィオンツヴァイ

☆リィルの正体はゼラバイアだった。
それはまあ予想範囲内だったが、サンドマンが
それを知らずにいてぶっ壊れるとは思わなかった。
てっきり事情を知った上で匿ってたのかと……。
今回は各キャラの立ち位置や残った謎を再確認する回だった模様。
斗牙とリィル、斗牙が幼い頃からいたエィナ、ミズキとエイジと綾香。
……あれ、何か一人蚊帳の外に置かれている人がいるよーな?

♪今回、作画は独特だったがサービス精神旺盛だったので問題なし。
ミズキの胸が回を追うごとに暴走している……。

2/4(水)

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ

☆OP&ED変更。何と過去編仕様。
やるのか過去編!? やるとしたら恐らく、
原作をかなり再構成してくるだろう。
原作がかなり消化不良に終わってしまったので、
アニメで「やり直し」してくれるとしたら凄く楽しみだ。

NARUTO

◎三代目火影VS大蛇丸。
忍術合戦としては最高の戦いなので、
上手く描いてくれることを望む。
出だしは上々。木ノ葉丸の描写を
挟んでくる構成も実にいい。

(TVK)BURN−UP SCRANBLE

◎バカでいいんじゃないかと。
深いこと考えずぽけーっと観るには
なかなかの作品になってきたように思う。

マリア様がみてる

♪ロサギガンディアはセクハラ大王だな。

☆黄薔薇革命について、セリフだけで済まされたので
今一つ学園全体での状況が掴めなかったが、
祐巳視点では筋の通った話になっていて充分面白い。

◎キャラの掛け合いが回を重ねるごとに楽しくなってきている。
しかし予告はどこまで暴走していくんだろうか?

十兵衛ちゃん2〜シベリア柳生の逆襲〜

☆ギャグ系の演出は、ちょっと独り善がりで
付いて行けない部分が多いのだが、
シリアスな演出になると力技で組み伏せられて何も言えない。
フリーシャが落ちる前に変身しろよとか突っ込み所も
多々あるのだが、やっぱり演出力で強引に納得させられる。

ハングリーハート(終)

◎傑作だったっ!!
うん、傑作だったよこれは。今多くのアニメ作品が見失っている
大切なものを、この作品は過剰なまでに持っていた。
それは直球の物語であり、魅力溢れるキャラクターであり、
暴走する演出であり、やり過ぎる作画である。
走り出し、止まらなくなり、どこまでも加速していく。
まさしく、連載を重ねるごとに成長していく少年マンガの感覚……。

☆初めヘボだった作者(スタッフ)が覚醒を果たし、急成長していく。
その急成長を我がことのように喜び、愛する読者(視聴者)。
そういう幸せな関係がこの作品にはあった。
そういう状況的陶酔感が、この作品を実際以上の傑作に感じさせてくれた。
だから細かいアラはともかく、この作品は傑作なのだ。

R.O.D−THE TV−

◎囚われたねねねを救出する為、読仙社ビルに突入する三姉妹。
恐ろしく燃えるシチュエーションでのハイクオリティーバトル。
アクションシーンは文句のつけようなく素晴らしい。

☆リーさんがちょこちょこと本音を覗かせているのがいいなぁ。
何か最期に改心して死にそうな感じするけど。

GUNSLINGER GIRL

「真相はこうです」
エリザの死の真相を推理するついでに、
ジョゼさんに脅しをかけるヘンリエッタ。
恋する乙女は恐ろしい……。
彼女達は凄く可哀想な存在だが、
実際問題、物凄い地雷女でもあるわけで……。
単純な同情や倫理観ではどうしようもない
根深い愛憎劇が展開され始めている。面白い。

2/3(火)

わがままフェアリーミルモでポン! ごおるでん

◎ミモモ、産休から復活――って声優設定かい!!
声優の事情とキャラの事情を組み合わせて、
更には子供の新キャラまで作るとは……仲間思いのスタッフだ。

攻殻機動隊S.A.C

♪少佐の性癖は原作準拠なのか!?
ベッドの状況が気になって小難しいセリフが
さっぱり頭に入ってこない……。

PEACE MAKER鐡

☆偽沖田と麿、焼死。
結局何だったんだろうこの人達は……。
ここまで意味不明なオリジナル設定も珍しい。

2/2(月)

(TVK)A−15 超変身コス∞プレイヤー

☆脚本のすっ飛ばし具合がいつにも増してとてつもない。
しかし、話はもうどうでもいいやと思わせる超変身シーン登場。
喘ぎ声上げながらテニスウェアになる、と。
ああ、これがこの作品のウリだったのね。だったら一回目からやれ。

ガングレイヴ

☆第一話再び。
ほぼ再放送であるにも関わらず、これまでの蓄積と
回想シーンの挿入により、受ける印象がまるで違う。
あんなに退屈だった第一話がこうなるとは……。
この視聴者の印象変化まで計算に入れての構成だったのだろうか?
だとしたら……都留&黒田恐るべし。

♪ブランドンをグレイヴと勝手に改名し、
お洒落な帽子と服を用意し、ジェットで飛んでくる
棺桶型のオモシロ秘密兵器を開発してるDr.トキオカ。
十三年間ブランドンを守りながら、
「グレイヴ、今日は帽子を買ってきたよ……」
「お前の為にカッコいい新兵器作ってあげるよ……」
とか言ってたんだろーか。

クロノクルセイド

◎狂気に呑まれるヨシュア。ロゼットの決意。
重い話を真正面からきちんと描いているのに好感。
川上とも子の演技も迫真。

機動戦士ガンダムSEED(再)

☆都合により十四話は休止。
つまり総集編は飛ばすってことか?
それは……むしろ大歓迎だ!!
ま、今回もほとんど総集編みたいなもんなんだけど……。

2/1(日)

(新)かいけつゾロリ

☆原作はほとんど知らなかったもので、
よくある絵本原作の教育アニメなんだろうなーと思っていた。
なのでゾロリが屋台かっぱらったのに本気で驚く。
その後も窃盗・卑怯・詐欺のオンパレード。
そうか、絵本という舞台を使ったアンチヒーローものだったのか……。
こういう路線は面白い。この切り口をどこまで活かせるか楽しみ。

◎作画は非常に良好。よく動いている。

(新)ふたりはプリキュア

ぶっちゃけ、ありえない!!
マズい、何だこの感覚は……凄まじい脱力感が身体中を駆け巡り
骨身に沁みてどんどん芯から毒されていく、というか何というか。
携帯電話型のマスコットという無茶。
カードスラッシュを恥ずかしげもなく出してくる商魂。
敵の名前がザケンナー。
トドメはサンダーブレークからかめはめ波。
ありえない。要素の組み合わせ方が今時ありえない。
作品全体から強烈に放射されるB級っぽさ、二番煎じ臭さに
逆にクラクラくるような中毒性を感じてならない。

☆野心作だったナージャが商業的に滑ったので、
なりふり構ってないのが嫌というほど伝わってくる。
その必死さが妙に面白い。
変身美少女で肉弾戦バトルという、エアマスターが受けたんで
それを日曜八時半の少女向けアニメに使っちゃえという
発想からしてもうたまらない。
あれもこれもと積め込んで、結果異形なものが誕生してしまった。
これどうするんだろう? これどうなっていくんだろう?
そういう先への不安も含めて、妙に面白い。

♪肉弾戦メインなのに、ホワイトにわざわざ
スカートはかせるのはどういう意図なんだろう?
パンチラしないギリギリのデッドラインを攻める気か?

アストロボーイ・鉄腕アトム

◎天馬博士のマッチポンプ作戦により、
ついにアトムが人間に銃口を向ける事態に追い込まれる。
ここではお茶の水博士の言葉で押し留まったが、
いよいよ来るべきものがやって来た感じがする。

☆しかし天馬博士も無茶するなぁ。
横にいるシャドウがちょっと呆れてるように見えるのは、
恐らく伏線なんだろうけど、笑った。

(TVK)MEZZO

☆ポジである前回とリンクさせたネガ回……だと思っていたら、
いきなりOVA版とリンクしてびっくり。引っ掛け構成か。
設定一新ではなく、OVAと繋がってたんだなー。
海空来の出生の秘密まで明らかする仕掛けの多様さ。
これから先も色々仕込んでいそうで楽しみ。

♪地上波では稀に見るリアルレイプ未遂シーンがあったが、
この作品だと別段衝撃的でも何でもないな。