6月(下)
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6/30(水)

テニスの王子様SP

・一挙二話放送。

☆二話共に、要するにみんな手塚が大好きだ!!――という話。
あからさまな手塚>>>その他大勢という能力差に笑った。
しかし今回最大の見所は、樺地のチェンジオーバーだよなー。

キン肉マン2世 アルティメットマッスル(終)

☆ジェイドがボロ負けして終了。
ええ〜、これで最終回!? とも思うが
元々そういう予定だったのはEDの映像集からもわかるしなぁ……。
結局今回の放送はゲームの宣伝に過ぎなかったようだが、
続きはいつかちゃんとやってくれるんだろうか?

鉄人28号

☆宇宙から来た擬態生命体の謎。
「かわいそうなゾウ」で知られる戦中における
動物虐殺の話を交えながら語られる男の想いは、
声優の力もあって重く訴えるものがある。
その男の正体が明らかになると、また違った印象に変化。
ともかく今回は「語り」だけで構成する力技の回で、
単に制作費がないからこうなっているのかも知れないが、
こういう仕掛けの多さはこの作品の魅力になりつつある。

サムライチャンプルー

☆男色文化に憧れる異人さん。
話自体はバカバカしくて何の意味もないのだが、
それをとりあえずスタイリッシュにまとめている作画は凄い。
それにしても内容がないというか、語りにくい作品になってきたなぁ。

6/29(火)

わがままフェアリーミルモでポン! わんだほうSP

・オリンピック編の完結とタコのライバル登場を一挙二話放送。

☆冒頭の「そんなバナナ!!」が異様にインパクトあって
何事かと思ったら、プレゼントのキーワードだったのね。

(TVK)神魂合体ゴーダンナー!! セカンドシーズン(終)

◎擬態獣って結局何だったの、とか細かいことは色々とあるが、
まあそれはそれとしてノリの勢いとキャラの魅力で押し切った最終回。
各キャラのその後を観ているだけで、第一部から観てきた者は満足出来る。
ルゥだけ孤独を背負ったままなのは意外だったが、
なるほどそういうキャラだったのかと逆にこれまでの行動に
合点がいった気もする。しかし胸、成長してないなぁ……。
静流なんてまだ成長してるみたいだったのに。携帯バイブ揺れが凄ぇ。

☆結局最後まで観てみると、ゴオと杏奈というのは主人公というより
狂言廻しで、その二人の純愛に照らし出される周囲の恋愛模様こそが
本当に描きたかったものだったのかという感じがする。
そう考えると二人のキャラが一番立ってないのも当然なのか。
ともかく、シナリオには多少問題もあったが、
スタッフが熱意と根性で維持し続けた作画レベルは凄まじく、
それによって描かれるロボとエロは格別であった。
それだけでこの作品は評価出来る。スタッフの皆様、お疲れ様でした。

RAGNAROK THE ANIMATION

◎ロアンが地獄変して狂気キャラに。
今まで役立たずな主人公だっただけに、ギャップが面白過ぎる。
一方、今後の成長物語にも期待が持てる。

爆裂天使

♪大阪編完結。
原画陣にいい面子を揃えたおかげもあって、作画はいい、
というかエロい。メグの乳首の立ち方が凄いことになっている。

忘却の旋律

☆黒船さんの過去。
色々と設定が明かされたり、新たな謎が出てきたり、
バスガイドがあぐらで脱衣というマニアックな描写があったり、
静かな流れでありながら内容は充実している。

6/28(月)

Get Ride! アムドライバー

☆アムドライバーを無邪気に信じる子供達と、
八百長疑惑で不信感を募らせるその父親。
この作品、根底にやはりプロレス的要素があるんだろうなぁ。

(TVK)LOVE LOVE?(終)

☆ラストカットの秘密が明らかになり、
最後は三度目のコスプレイヤー最終回放送で幕。
「コス」とのリンクは多かったけど、
「ヒット」とのリンクがいまいち希薄で残念。
美月、主人公の一人とは思えない扱いだった。

☆この作品の放送形態、販売戦略に関してはただただ感心するしかない。
本当によく考えられている。売り上げに直結するであろう
エロ描写に一切妥協せず地上波の限界を攻めまくったことも評価したい。
しかし三作終了してみると、もっともっとリンクやザッピング的な
仕掛けには凝れたのではないかと感じられて、ちょっと勿体なく思える。
この形態でもう一度、今度はミステリー系の作品をやってみたら
面白くなるんじゃないか、などと考える。
商法としても作品性としても可能性のある形態なので、
出来るなら上手く広げていってもらいたい。

MADLAX

☆絵本、記憶、マドラックス。キーワードで繋がっていく登場人物達。
何かこのまま行くと全員兄弟とかいう展開になりそうな気さえする。

6/27(日)

ふたりはプリキュア

☆さようならキリヤ。
雨の中での告白シーンに始まり、作画・演出共に屈指の出来。
しかしそれでも一抹の不満が残るのは、必死のキリヤに対する
プリキュア二人の言葉に、致命的に説得力がないせい。
恐らく、ドツクゾーン側の事情を視聴者には伝えておいて
主役二人には伝えないという構成上の問題だと思う。
つまりキリヤに自分達の主張をぶつけるだけでなく、
相手の話もちゃんと聞いてやれ、と。
キリヤが好きで戦ってるんじゃないの、見ればわかるだろうに。

金色のガッシュベル!!

☆さようならビクトリーム様。
やっぱ二週で消えるには惜しい人だった……。
最後の「おさらばだ!!」に爆笑。

レジェンズ〜甦る竜王伝説〜

☆マックが土のサーガとして覚醒。
自分がタリスポットと化して変身する様に笑ったが、
あれは笑わせる場面じゃないだろうに。
マックが敵となり、メグが状況に付いていけずに
ぶっ壊れと1クール目ラストの急展開。
まったり日常ネタはもう終わりなんだろうか?

火の鳥(終)

☆六億年の奇跡。
黎明編から始まって未来編で締めるという構成自体は
悪くなかったんだけど、どうせならもっと大胆に
両者を繋げちゃってもよかったように思う。
全体的に、よく頑張ってはいるんだけど一歩足りないという作品だった。
大き過ぎる原作に対して、それでもよくやったというべきか。

せんせいのお時間(終)

・一挙二話放送で最終回。

☆一話目は学校の怪談。
っていうかこの学校自体が謎だらけだ。
結局あのトイレとか落書きとか何なんだよ……。

◎で、最終回は海で水着、温泉で水着。
最終回に一番サービスのいい回を持ってくるとは。
研修の掘先生も出てきてオールキャスト勢揃い。
しかし、まったり温泉で終わるのかと思いきや、
後半とんでもない大スペクタクルな展開に突入。
夢オチでもなかったし……最後の最後にいいのかあんなことして。

☆当初放送時間帯に疑問を持ったが、終わってみれば
日曜の夜にぽけーっと観るには非常に適した作品だった。
岩崎監督の近年の作品と比較しても、抜きん出た出来だったと思う。

6/26(土)

ケロロ軍曹

◎五人目登場。泣かせる過去とクールな現在のギャップが素敵だ。
改名した理由については小雪との出逢いエピソードまでお預けかな。
ゴレンジャーにコブラにスラムダンクと、パロディネタも絶好調。
ブルマやくのいち衣装で萌え方面も絶好調。全方面に抜かりなし。

◆一つどーでもいいことが気になったんだけど、
体育マットの「耳」は下に隠しとかないと危ないぞ。

鋼の錬金術師

☆ギャグ編、焔の錬金術師。
しかしギャグ編というわりにはロイとウィンディの接近遭遇など
緊迫シーンもいくつかあって、単純な息抜き回にはなっていない。
どうせギャグ編ならもっと思い切りバカに徹して欲しかった。
あと、ホークアイ中尉のシャワー、見せる気ないなら意味ないだろ……。

(TVK)美鳥の日々(終)

◎冒頭で綾瀬さんの告白をちゃっちゃと片付けて(……)、
いなくなった美鳥に想いを馳せるセイジ。
一方美鳥は決意を固め、セイジに生身で告白する。
高見沢や栞がEDにしか出てこないのを始めとして、
出番のあった綾瀬、姉貴、耕太もそれぞれ二人の心を代弁する役回り。
完全にセイジと美鳥の心理描写を徹底した最終回。
予想通りの場所に落ちついているので、驚きはないが
作りの丁寧さのおかげで不満もない。強いて言えば、
セイジの方の告白がちょっと弱かったかな、という印象。
まああのシャイな感じがセイジらしさなんだろうけど。

☆いつもの構図で並んで座った普通の二人が、右手にそれぞれ
アイスとジュースを持っている、というラストカットは秀逸。
右手だった頃の美鳥の記憶が失われたままになっている、
という設定とも合わせて、あの楽しかった日々への想いを残しながらも、
新たな日々を二人で紡いでいくんだというテーマを明快に伝えている。
このアニメ、原作以上に原作が隠し持つテーマ性を上手く拾い上げて
見事に作品化していたと思う。彼女が右手になるってのも本来は
単なる変態ギャグだったはずだもんなぁ。それがこんな高尚な形に……。
また、アニメがそういうテーマ性を明確にしてくれたおかげで、
佳境に入った原作の方も違った視点で見ることが出来る。
原作のラストスパートとアニメ化を重ねたのは、偶然の産物だろうが
非常に効果的だった。相乗効果で双方引き立った印象。

モンキーターン(終)

☆SG初優勝で、とりあえず幕。
原作でもここで一区切りなので、いい切り方だと思う。
それにしてもレースシーンは第一話から相当に進化したなぁ。
続編「V」での更なる進化を期待したい。
で……「V」はちゃんと例のうわぁぁぁなシーンやるのか?

(TVK)光と水のダフネ

◎大脱走中にエロ水着チェーンジ。
用意してたのか……つーかいつの間に着替えたんだか。
レナの行動と言動が物凄く素直じゃないというか、
色々と辻褄合ってなくて面白かった。
別にメンバーに嘘付いてまでやるような作戦じゃなかっただろうに。
何か引っ込みつかなくなっちゃったんで、こっそり潜水艦の動かし方
勉強して颯爽登場しごまかしたってことなのか?
あと、助けにきたグロリアを見た時のつかさの表情に笑った。
キスの思い出があるんだな。芸が細かい……。

6/25(金)

魔法少女隊アルス

♪アルスのシャワーシーンがあって驚いた。
NHKは時々地上波の限界に挑むから侮れない。

☆ギャグ顔の崩しが大胆で、まるで昔のギャグアニメみたいだった。
何か作画の方向性がよくわからない作品だ。

6/24(木)

絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク

☆アキの恋物語。
話の流れが予想の範囲から出ないので盛り上がりには欠くのだが、
その代わり小ネタの量が異様に多くて背景で笑わせられる。
あと、花嫁さんはアンナ主席の親戚だってオチが付くのかと思った。
火星の女って、本当にみんなあんな感じなんだなー。

無人惑星サヴァイヴ

☆よき師弟として関係を深めていくポルトとシンゴ。
しかしポルトの身体には異常が起き始めていた……。
サバイバルものとして、唯一やっていなかった「仲間の死」を
ついに扱うことになりそうだ。一体どうなるか楽しみでもあり不安でもある。

♪メルヘン少女。
思ってても言えなかったことを、ついにハワード言ってくれて
内心みんな嬉しかったに違いない。

(新)KURAU Phantom Memory

☆Aパートのサクサクとした展開、主人公クラウの無邪気さと
身体を乗っ取られたあとの変化、父親の葛藤などは非常に面白かった。
が、Bパートになると一気に話が見えなくなり置き去りにされる。
Aパートのノリでじっくりと描いていくか、もしくは過去話は
後回しにしてBパート、つまり本編の雰囲気を始めから見せるか
どちらかに絞った方がよかったように思う。何か中途半端な第一話。
とりあえず、クラウの分身は少女の姿らしいので、
つまりはこれから百合アニメになるってことだろうか?
二話目以降どうなるかしばらく様子見。

天上天下

☆足ザクザクは深夜とはいえよくやったなー。
テレ朝深夜枠は他と比べて規制が緩いっぽい。

6/23(水)

SDガンダムフォース

☆コマンダー・サザビーとの最終決戦。
コマンダー様のファンネルがカッコいい。
それを全弾発射で撃ち落とす復活キャプテンもカッコいい。
実に正統派な盛り上がり。

NARUTO

☆何で今回のタイトルだけ「波紋」の一言なんだろう?
長々とセリフ調のタイトルにするのがスタイルなのに。

鉄人28号

☆鉄人いらないなこの話、と最後までは思っていたが、
ブラック博士が鉄人を見て「私を哀れんでいるのか」と言うシーンは、
この作品における鉄人という存在の意味をよく表わしていて興味深かった。

サムライチャンプルー

☆スクラッチ演出も一部復活し、ギャグっぽいノリを強くした回。
これまでと比べると非常に面白い。しかしそれはこれまでが
駄目過ぎたからなんじゃないかという気もする。
このレベルがこの先も続くかどうかはわからないし、まだ油断出来ない。

銀河鉄道物語(終)

◎最期まで、熱く熱くまとめた最終回。
本当に、古典でしかなくなっていた松本ロマンを
現代にここまで復活させてくれたスタッフには感謝の言葉もない。
しかも、ただ復活させただけでなく、これまで作られた
数ある松本零士原作アニメの中でも屈指の完成度。
筆者が観ている中でも確実に五指には入る。
リメイクではなく、こういう「新作」もアリなんだと
証明してくれた功績はことの他大きいと思う。
どんなにアニメが多様化しても、このテイストは捨ててはいけない。

6/22(火)

(TVK)花右京メイド隊La Verite(終)

☆ほのぼのと日常回帰エンド。
マリエルの謎やら何やらは原作でも決着ついてないらしいので、
まあこの辺が妥当な落としどころではあろうと思う。
全体的に、スタッフが非常にいい仕事をしていた作品だった。
ネタなり作画なりエロなり、毎回見所があって面白かった。
第二期(三期か?)があるかも知れないけど、
このテンションはもう再現出来ないような気がする。

(TVK)神魂合体ゴーダンナー!! セカンドシーズン

◎最終決戦。
とにかく怒涛の展開をハイテンションな作画と演出で盛り上げる。
これまでいまいち熱くなりきれなかった印象だが、
最後にようやく熱血ロボットアニメの真髄を見せてくれた。

☆しかし細かい部分で多少引っ掛かることはある。
ミラがぶちまけた本音に対して、杏奈の回答が優等生過ぎて説得力がない。
結局剣の存在を活かしきれず、ルゥとの和解もなくいきなりトリオ結成。
ゴオなんかより公司の方がよっぽど主人公らしい――などなど。
根本的な問題はサブキャラ、特に世界のパイロットに話数使い過ぎて
ゴオと杏奈の掘り下げが甘いまま最後まで来てしまったということ。
明らかに構成段階のミスだと思う。勿体ないことをする……。

爆裂天使

☆ほんと、大阪を何だと思ってるんだろう……?
というか、話では東京を貶めて大阪を持ち上げているはずなのに、
まったく大阪をいい街だと思えないぞ。
しかしこの話に三話かけるってどういうことよ?

忘却の旋律

☆冒頭でセーラー服が脱がされたり、
グローバル山猫さんが弱過ぎたりした以外は、
ボッカと小夜子の会話メインの静かな回。

6/21(月)

B−伝説! バトルビーダマン

☆正気に戻った妹が可愛かったり
マリリンちゃんが悪女だったり
コバルトブレード壊されたり、
何か色々と面白くなってきている。

Get Ride! アムドライバー

♪滝をバックに百合の花を投げよこしつつ
「お前と一緒にいたい」とジェナスに告白するラグナ。
何だその演出。つーかあの花、どこで見付けてきたんだよ。

☆アムドライバーの反撃開始。しかしシーンはヘタレ中、
キャッシーは段々と壊れ中。チームワーク極めて微妙。
今後への期待と不安がいいバランスで混ざり合っていて、
緊張感のある雰囲気が保たれている。

(TVK)LOVE LOVE?

☆大泉と八神のホテル密会がスクープされ、番組打ち切り。
「ヒット」ではボカしていた打ち切りの真相をここで発表。
そして、これもボカしていたDVDでの復活劇の真相に迫る。
この辺りは本当に入り組んでいて、三部作全てをきちんと観て、
更にはDVD特典の回までチェックしないと理解し切れない。
実によく出来た構成だ……。本当に上手い商法だなーこれは。
さて、あとは作品としてどこまでの完成度を見せてくれるかだ。
最終回は三部作全てを統合したような作りになるのだろうか?

GANTZ(終)

☆第一部最終回。
本当にただ第一部が終わっただけなので、
何の決着もついていない。
物語的にはここからようやく面白くなりそうなので、勿体ない。
もっと余裕をもってアニメ化した方がよかったように思う。
……ちゃんと第二部やってくれるんだろうな?