7月(上)
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7/10(土)

ケロロ軍曹

☆裏桃華暴走編。
池澤春菜の演技分けが堪能出来て面白かった。
シナリオ的にはもうちょっと突っ込めたかなという印象。

鋼の錬金術師

☆舞台は最初の街へと戻り、物語は収束を始める。
最後のまとめにロゼを持ってくるとは上手いこと考えたものだ。
このぶんなら第一話から最終回まで、
芯の通った物語が出来上がるのではないかという期待感が膨らむ。

☆それにしても各キャラの動かし方が絶妙だなー。
ウィンリィとシェスカを組ませ、ロス少尉達と絡ませた上で
師匠のところに帰すとか、物凄いリンクっぷりだ。

(TVK)(新)DearS

☆要するに宇宙人版の「ちょびっツ」?
何かいかにも愛玩奴隷みたいな設定の美少女宇宙人を
部屋に住まわせることになってさあ大変、みたいな。
しかし最大の疑問として、何で主人公は宇宙人を
迷惑がっていながら警察に通報しないのか???
こういうところはお約束でごまかしちゃいけないと思う。
ロボットアニメの主人公がロボットに乗って戦うのに
説得力ある理由が必要なように、萌えアニメの主人公が
人外少女を拾って一緒に暮らすのにも説得力は必要なんじゃないかと。

モンキーターンV

☆あれ? 「何故麻酔を打たないのか?」という説明が抜けていたような。
あれがないと何で波多野が地獄の苦しみを味わっているのかわからない。

(TVK)(新)ニニンがシノブ伝

・「ドッコイダー」のユーフォーテーブル、最新作。

☆若本規夫アニメ。
面白さの七割方が若本演技に支えられている。
もっと作画や演出でもハイスパートに暴走するような
作品かと思っていたのだが、意外とまったりしていた印象。
キャラが増えてくればレパートリーも増えてくるだろうか。

(映画)AKIRA

・実は通してちゃんと観るのは初めてだったりする。

◎とにかくすげーカッコいい。
もう動きの一つ一つに惚れ惚れする。
最近の「完成度が高い」作画ではなく、とにかく描き手の
エネルギーが満ち溢れているかのような熱のある作画。
モブにしろバイクシーンにしろ破壊描写にしろ、
わざわざ面倒臭くて手間の掛かるような描き方をしている。
個人的にはそういう懐古趣味はなかったはずだが、
これを観るとやっぱり「セルアニメはいいなぁ」と思ってしまう。

☆シナリオ的にも非常に面白い。
当時の時代感覚や作り手の思想が如実に表れていて、
考察していくとキリがないほど興味深い。
戦後民主主義、バブル経済、軍国主義、学生闘争、そして天皇……。
今の時代に観ると理解出来ないような部分も多々ある。
しかし、それでいて基本ラインは金田と鉄雄の関係性の物語として
美しくまとめられている辺りがまた只事ではない。
これだけやっといて、ちゃんと一級の娯楽作品になっている。そこが一番凄い。

7/9(金)

トランスフォーマー スーパーリンク

☆新展開突入――ではなく総集編だった。
地球の人間キャラはこれでしばらく見納めだろうか?

♪アレクサの手が電話のコードをくりくりするカットが長過ぎて、
何かの比喩表現なんじゃないかと邪推してしまった。

7/8(木)

絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク

◎ベス、髪切ってキュベルネスに弟子入り。
ベスとキュベルネスが組むとは結構意外な展開。
グラムを巻き込んで三角関係になりそうな気配だ。

☆ベスとキュベルネスの軽妙なやりとりから、潜水艦戦へ。
話のテンポが非常にいい。そして各シーンごとに
動きなりセリフなり何かしら面白いことがある。
で、今回一番凄かったのはアンナ主席の顔面。

無人惑星サヴァイヴ

☆OP絵&アイキャッチ絵&ED絵が一部変更!!
物凄くびびった。思わずビデオのリモコン落っことした。
まさか四クール目で変えてくるとはなぁ。
普通半年経った三クール目からだろうに。

◎船酔いで半数以上がダウン。そこに大嵐が襲来。
住み慣れた島を出たこともあって、初期の頃の
ギリギリのサバイバル感が復活。
しかし当時と違って今は仲間達の結束がある。
その助け合う様子でみんなの成長を感じさせる辺り非常に上手い。
そしてラストで急展開。これで助かったらルナ凄過ぎ。
また例の発光能力が発動するんだろうか? 新OPでもやたら光ってたし。

☆何か初期の頃と比べて、カップリングが変化しているような。
いつの間にルナとベルがあんないい感じになったんだ?
ハワードとシャアラも「メルヘン少女」発言から急激に接近している。

♪更に今回、妙にエロいアングルが多かったような気がする。
ルナの太ももアップとかミニスカを下からとか。
まあ一番の萌えシーンはメノリ様の豪快なゲロだったわけだが。

KURAU Phantom Memory

◎回を重ねるごとにキャラの魅力も物語の吸引力も
順調に増してきている。丁寧な作画も好印象。

☆遭難した宇宙船の映像が、何かプラネテスみたいだなぁと思ったら
乗ってる人がハチマキの親父そっくりで笑った。
あれは狙ってやってるんだろうか……?

天上天下

☆真夜の理屈がさっぱり納得いかないことを除けば、
結構ハッピーな感じで過去編の前半終了。
で、ここからが過去編の本題……なのに何で次回予告
現在に戻ってるんだ? 過去編ここで打ち切り?
それとも一旦止めてあとに回す構成なのか? わからん……。

7/7(水)

NARUTO

☆OP絵が一部変更。
着物姿の女性キャラにアンコ、シズネ、綱手が追加、
シルエットだった戦闘シーンが見えるように、
最後のナルトパンチが螺旋丸に、など全体的にパワーアップ。

♪そしてED変更。
うわー、何かいろんな意味で開き直ったなー。
線画のイラストに段々と色が付いていくと
水着姿のくのいち四人が現れるというもの。
萌えアニメも真っ青なエロい仕上がり。
実質、絵は四枚しかないのにしっかり楽しませている辺り、
さすがは都留演出&鈴木作画だ。
色が塗られて絵が完成していく過程なんか、
普通に上手い絵の描き方として参考になるし。

(新)ギャラクシーエンジェル

・第四期。

☆相変わらず……というかいつにも増して投げっぱなしの第一話。
もう新規視聴者の開拓とか全然考えてなさそうで、ある意味潔い。
第二話では新キャラ、烏丸ちとせ登場。
病弱&お嬢様&実は腹黒という面白そうな設定だが、
エンジェル隊の新人って話だったのにツインスター隊になってしまった。
これは一体どういうことなんだろう? 何だかんだ言っても
エンジェル隊五人の構造は動かしたくなかったってことなんだろうか?

鉄人28号

☆転送装置ネタ。
スタートレックネタなんだろうか、やっぱり。

サムライチャンプルー

◎スリの青年とフウの出逢い。
個人的に、今までで一番ドラマ的に面白かった。
物凄くベタなのは相変わらずだが、
そのベタさがいい方向に出ていたように思う。

7/6(火)

陸奥圓明流外伝 修羅の刻

☆十兵衛編完結。
天斗の立ち回り作画はなかなか迫力があった。
EDでのキャラ名表記が最後だけちゃんと
「陸奥天斗」「真田圓」になってたのは芸が細かいな。

(TVK)(新)月は東に日は西に

・アニメ魂枠での十五分番組。前半。

☆え〜っと、話がさっぱりわからないのは十五分だからなのか?
十五分番組ならそれなりの話の進め方というものがあると思うのだが。
ただ学校行ってキャラ紹介して空から女の子が降ってきた
というだけで一話というのはちょっと辛い。
キャラや設定もPCゲーム原作をそのまんま
アニメに移しただけという感じで、あまり工夫がない。
まあまだ導入だろうから、これだけで判断は付かないが……。

(TVK)(新)Wind−a breath of heart−

・アニメ魂枠での十五分番組。後半。

☆家がCGかよ、無駄に凝ってるなー、と思ったら
電車も校舎も教室も階段も全部CGでやんの……。
これだと凝ってるというより手抜きのCGにしか見えない。
で、話はまるで十五分前のデジャヴュのように
ただ学校行ってキャラ紹介して屋上で女の子に会って
というだけで一話終了という……。

☆何か似通ったニ作品を組み合わせたことで
お互いの陳腐さを際立たせてしまっているような感じがする。
観終わったあと、二作の印象が混合してしまって
どっちがどっちのキャラだかわからなくなったりもするし。
まあこっちも導入なので、今後話が進展していけば
お互いの個性が明らかになってくるかも知れない。

(新)お伽草子

・プロダクションI・G最新作。

☆作画は、多少TVアニメとして節約している部分もあるが、
アクションの面白さや止め絵の重厚さなど、充分にトップクラス。
ただ、第一話ということを差し引いてもストーリーの吸引力が弱い。
安陪清明はちょっと時期外したんじゃないかなぁと……。
ラブストーリー的な側面が強くなってくれば面白くなりそうな予感はある。
しばらくはまったりと進んで、面白くなるとしたら
中盤辺りから加速度的に面白くなってくる、という類の作品のような気がする。

爆裂天使

☆ジョウとメグの出逢い編。
メグって髪、染めてたのね。
カットによっていきなり乳首が立つのが面白い。
乳首に関しては原画任せで、敢えて統一してないのか?

忘却の旋律

☆迷宮島編完結、と同時に前半戦終了。
セロがモンスターキングだったのは予想外。
後半に向けて色々と楽しみな準備が成されていた。

◎ボッカと黒船の弓矢キャッチ合戦に爆笑。
何であんなんで意地張り合ってんだあの二人。

♪鍵穴に鍵を挿入されて赤面する忘却の旋律。
何てわかりやすい比喩表現。けど、あくまで比喩表現。
ところで小夜子の「私も我慢している」というのは、
寝床が狭いのを我慢しているという意味ではなく、
エロスを持て余しているという意味なのか?
こっちは表現がボカし過ぎて読み取り切れない……。

7/5(月)

Get Ride! アムドライバー

◎ヘタレシーンの危機にダークさん華麗に復活。
超電磁スピン回転攻撃のテンションの高さに笑った。
相方とは色々な意味で気が合ってるんだろうなー。

☆それにしてもシーンの堕落ぶりが凄い。
母性本能くすぐるタイプになってきたな。

MADLAX

♪幼児退行したマドラックスから「一緒に寝て」のお誘い。
狙ってるのは明白だが、何か雰囲気で押し切られる。

(新)GIRLSブラボー

☆湯気濃ゆっ!!!!
何かもう、内容をどうこう言う前にこれだけで評価ガタ落ち。
単にサービスが悪いという以前の問題として、
画面が見えなくて何が起こってるんだかわからない……。
最大のウリであったはずだろうに、何でこんなことに?
U系で放送予定だったのが急遽フジに変更になったのか、
それともフジの規制が急に強化されてしまったのか、
はたまたスタッフがやり過ぎてフジの偉い人を怒らせたのか……。

☆内容については女の子だらけの異世界だの
そこの女の子と現実世界で同居だの、
今時こんなのやるかというような直球。
それと風呂から異世界に召喚される描写が「今日からマ王!」と、
女の子に触られるとジンマシンが出る主人公が「花右京メイド隊」と
被ってるんだけど、偶然なんだろうか? ただ定番設定なだけか?

7/4(日)

(新)マリア様がみてる〜春〜

☆七月に始まってタイトルが春で第一話が正月話。
相変わらず季節ネタが無茶苦茶だなぁ。
ともかく新シリーズ開始。
製作は前作から途切れなく続いているようなので、
作りにまったく迷いも不安もない。完全に続き。
しかし新規の、特にデカレンから乗り換えた子供とその親が
一体どう観たのかは想像も付かない。
原作は本来少女向けなので、百合とかそういう不純な視点がなければ、
意外とナチュラルに受け入れられるような気もしないではないが……。

☆原作ではあるようなのだが、前作では控えられていた要素、
「男性に対する敵視」のようなものが今回は露骨にあった。
女だらけの楽園を逆説的に保証するものとして、
男の無理解が必要だってことなんだろうけど、
男の身からするとやっぱり気持ちのいいものではない。
その辺、今回はより少女向けを意識しているってことなんだろうか?

◆ま、それはそれとして弟の貞操は結局どうなったんだ!?

ふたりはプリキュア

☆忠太郎、渋い……。
何か「まっすぐに行こう」観てる気分だった。

☆キリヤの話は引き摺らないのか、と思っていたら
最後に繋げてきた。ちょっと唐突だったが、やらないよりはいい。

金色のガッシュベル!!

☆レイラは声もアクションもいい感じだ。
砂の地形を使ったダルモスの攻撃など、
今回は原作をかなり大胆に脚色していたが、
そちらもいい効果を上げていた。

レジェンズ〜甦る竜王伝説〜

☆「十兵衛ちゃん2」の時も書いたけど、
他人の話を聞かないことによって
すれ違いのドラマを強引に作るのはどうかと思う。
ヒステリックなメグにも役立たずなシュウにもイライラしてしまう。

(新)アガサ・クリスティーのポワロとマープル

♪民放では絶対あり得ない超豪華キャストによる、
アガサ・クリスティーの有名推理小説のアニメ化――のはずが、
何かオリジナル主人公のせいで萌えアニメみたくなってるぞ!!
OPのスカートのなびき方とか妙にエロいし。
監督とキャラデザのせいなのか?
いや、これはこれでNHKアニメの伝統というものか。
一般向けに高尚なテーマを掲げて作っているように見せて、
その実、絶対にマニア層を裏切らない、それがNHKアニメ。

☆里見浩太郎はもうさすがの一言。声優初挑戦とは思えない安定ぶり。
ミス・パープル役の八千草薫にも期待が持てる。
ただ、推理ものとしては演出に工夫がないと感じる。
キャラと声優だけではいつまでも持たない。
原作をいかに組み立て魅力的なシナリオを作るか、
それをいかに効果的に見せるか、そういう基本が今後どうなるか。

(新)蒼穹のファフナー

・初回一時間SP。
いきなり「ナデシコ」のルリから始まってびびった。

☆元ネタをだ〜っと羅列したい衝動にかられるが、キリないので止め。
ともかく恐るべき既視感の嵐。ナデシコやリヴァイアスや
ラーゼフォンやSEEDの時も相当なものだったが、
まさかそれら全てを巻き込んだ作品が現れようとは……。
けどまあ、それはいいんだ。本編が面白ければ文句なんてない。
が、その本編に問題があるからどうしたものか……。

☆偽りの平和を享受する島に突如敵が攻めてくる、という
ありがちとはいえ燃える設定を持ちながら、まるで盛り上がらない。
状況を知らないはずの子供達が何故かパニックも起こさず、
反発もせず、主人公はごくごく素直にこれといった葛藤もなく
あっさりとロボットに乗ってしまい、あっさりと敵を撃退してしまう。
何で? キャラの誰一人、視聴者と同じ目線に立ってくれない。
これでは感情移入が出来ないどころか状況すら呑み込めない。
更に混乱に拍車を掛けるのが、キャラデザインの見分けの付かなさ。
リヴァイアスやSEEDはもっとキャラ数多かったが、
極端な特徴付けがされていたのでちゃんと見分けが付いた。
しかしファフナーはみんな地味目のデザインなので、見分けが難しい。
平井キャラ本来の持ち味も出ていないように感じる。
つーか主人公と一体化するの、男かよ。

☆とりあえずまだ二話目なので、今後の変化に今は期待したい。
羽原監督はDNでいいドラマの積み上げを見せていたし。
にしても……ここまで狙いまくった作品をよく企画したよなぁ。
今後こういう作品増えるんだろうけど、どれだけ成功することやら。

7/3(土)

マーメイドメロディぴちぴちピッチ ピュア

☆チャイナな新敵キャラ登場。名前は蘭花さん。
しかしあの攻撃方法は一体……女子十二楽坊なのか???

DAN DOH!!

☆OP、映像だけ変更。けどやっぱりバンク。
EDは歌も変わってCG映像。もしかして通常作画より
CGで済ませた方が予算が安く付くんだろうか……。

ケロロ軍曹

☆ドロロの為に街をお花で一杯にしよう作戦。
クルルの作った花なんて、どうせ怪植物化して暴走ってオチだろ、
と思っていたら、非常にハートフルな展開をしていて反省。
が――最後の最後でやっぱりそんなオチになった。不意打ちか!!

♪小雪のバク転シーンで太もものどアップがあった。
パンチラに代わることを色々と発明しているなー。
それにしても小雪のあの動きはまんまカレイドステージの人だ。

鋼の錬金術師

◎行き当たりばったりで旅の行方がころころ変わってるエドに
ぶち切れるアル。一方ウィンリィとシェスカはスロウスの謎に迫る。
スロウスの正体に関しては、アルは勘付いているようだから
エドもわかってはいるのかな。しかしウィンリィは一発で
気付いてたので、あの兄弟は今まで鈍過ぎたのかも知れない。
ウィンリィとシェスカは名コンビ。前回よりギャグ面白かった。
しかしまた、誰かしら死にそうな気配がして嫌なんだよなぁ。
マリア・ロス中尉、今再登場しちゃ危ないって……。

♪ウィンリィの軍服姿はエロス爆発だった。
何故だ? 露出度下がってるのに。これがコスプレ効果なのか?

(TVK)DearS 前夜祭

☆OPはやってたけど、まだ番組正式開始ではなく、特別編の模様。
とりあえず胸揺れと井上喜久子の暴走演技に期待するアニメになるのか?

(新)モンキーターンV

☆セクハラ疑惑から左手首切断へ、一気の急展開を見せる新シリーズ。
ちゃんと切断シーンを見せたのは、テレ東としては立派。
タイトルからして、波多野のリハビリから新必殺技を完成させての
復活劇までをメインに描いていくのだろうか?

(TVK)光と水のダフネ(終)

☆エルピダの真実、おじいちゃんの正体を知り、
マイアは海洋庁ではなくネイレスを選んでエンド。
まあ、驚くことは特にない落ちつくところに落ちついた最終回。
この作品の色からすると、もっと無茶苦茶やって欲しかったけど、
これはこれで丁寧な締めとも言える。文句を付ける出来ではない。

☆そして、今年はまだ半分しか終わっていないが、
この作品が今年最大のダークホースであったことは間違いないと思う。
まさかこんな作品になるなんて、前情報や第一話・第二話の時点では
思いも寄らなかった。スタッフとキャストの悪ノリに感謝。

7/2(金)

トランスフォーマー スーパーリンク

☆宇宙の裂け目に全員突入。
後半戦どうするのかと思ったら、決戦先延ばしにして
別の宇宙に舞台を移すのか。そうなると地球に残った
人間キャラの出番は今後どうなるんだ?
次回は出ずっぱりのようだが、それで見納め?

(映画)おもひでぽろぽろ

◆結婚五年目の六月、私も夫も仕事は順調、
特に夫は仕事がアメリカで話題になったこともあり、
海外への進出を具体化し始めた頃だった――。
夫が人妻とディープキス。突然のW不倫報道。
私は笑って許してあげた。
そんな時、私の前に中学二年生の私が現れた……。

◆中学二年生の私は光の園の戦士として闇の世界の住人と
戦っているつもりでいた。
恐らく小学五年生の頃、父に子役への道を閉ざされたことが
そんな妄想を生み出すきっかけになっていたのだと思う。

◆不倫報道は妙な方向に盛り上がり始めていた。
相手夫婦が突然、離婚を発表したのだ。
しかも相手の男が会見を開くという。
一体どうなってしまうのだろう。私の心は不安に包まれていた。

◆中学二年生の私には共に戦う友達が一人いた。大人っぽくて男子に
生理ネタを振られても爽やかに返すような女だ。とても私には真似出来ない。
ある日、私は彼女にこう言った。
「あんたの変身後の髪型ってパイナップルみたいだけど、
果物の王様はやっぱバナナよねー」
彼女は激怒した。
「もうあなたとは握手してあげないわよっ!!」
困った。彼女と握手をしなければ変身出来ないし、
プリキュアマーブルスクリューも撃てないからだ。

◆不思議な離婚会見だった。相手夫婦は離婚はするが、
同居は続けるのだという。それが新しい家族の形なのだそうだ。
そして相手の男は、浮気し離婚した妻でなく、
何故か私の夫に怒りの矛先を向けてきた。
マスコミに送られたお詫びFAXの「火遊び」という発言が許せないらしい。
妻と子供の名誉を傷付けられた。法的処置も辞さないとまで言っている。
しかし、それでは笑って許した私の名誉はどうなるのだろうか?
あんな男如きが俺の妻を――といった発言の数々。
そんな男と結婚した私の決断は何だったというのか。やるせない。

◆友達と仲直りしようとしたが、なかなか素直になれなかった。
敵に襲われピンチに陥っても、わがままを言って動かなかった。
しかしいよいよ友達が危ないとなって、私は家を飛び出した。
「やっぱり私も戦う!!」
「……裸足でっ!!」
殴られた。友達に殴られたのはそれが最初で最後だ。

◆結局私は芸能界の離婚会見の怖さも辛さも知らずにいたのだ。
私の上辺だけの良妻賢母ぶりを見抜かれていた。いたたまれなかった。
中学二年生の私は、今の私に素直になる勇気を与えに来てくれたのだ。
私は中学二年生の私に後押しされて、思い切り叫んだ。
「ぶっちゃけありえないっ!!!!」

・完。
ていうか何? 何でこんな長文書いてんの自分???

7/1(木)

絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク

◎作監・千羽由利子を始めとしてプラネテススタッフ多数参加。
その作画と共に、今までで一番ロボットアニメらしい展開に。
いつも通り気楽にベスをあしらってたグラムが、
そのベスの危機に初めて必死さを見せる辺りは燃えた。
その後ヤガミがグラム抱えてあっさり逃げたのには笑ったが。
戦闘シーンも2Dと3Dが融合している場面など、実に見事。

☆軍を脱走し、キュベルネスに捕えられてしまったベスは
一体どうなってしまうのかと心配していたら、次回予告で
「キュベルネスの船を乗っ取ろうとするベス!!」とか言ってて爆笑。
本当にこの作品の女性キャラは逞しい……。

無人惑星サヴァイヴ

◎ポルトさん、逝く。
一人一人に声をかけ、最後はシンゴの横で星の海に眠る。
ポルトさんが死んだことにシンゴが気付かず、
次のシーンではすでに墓に埋葬された状態になっているという
場面飛ばしの演出は、一番の見所をカットされたようで不満もあるが
必要以上に生々しくしないギリギリの判断としては容認出来る。

☆ただ、上記の演出だけならよかったんだけど、
その後すぐさま船出の話になってしまうのはさすがに余韻がない。
ポルトさんの死と船出は二話に分けて欲しかったなぁ……。

KURAU Phantom Memory

♪クリスマスはかなりな萌えキャラだ。
そしてこの作品はかなりな百合アニメだ。
何か、視聴の方向性が掴めて嬉しい。

☆作画や演出、全体の雰囲気なども妙に落ちついているというか、
グロい描写やアクションがあるにも関わらず、
不思議と癒し系でいい感じ。

天上天下

☆池田秀一は情念のある濃い目のセリフになると
やはり真価を発揮する。これなら今後に期待出来るかも。

☆バトル描写の方は不満が解消されない。
どうも一枚絵は綺麗なんだけど、単に原作の絵を
トレースしているだけで「アニメ」として面白くなってない感じがする。