4月(上)
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4/9(土)

VIEWTIFUL JOE

☆OP絵&ED絵変更。歌は同じだけどまたバージョンは変わったかな?

☆新展開突入。今度はブルーが捕まった。
前回フォローがなかったジュニアへのVウォッチ渡しが、
ジュニアの葛藤と合わせて描かれたのはよかった。
この作品、実質的な主人公はジュニアだと思っているので、
第二部でも変わらずジュニアの成長が観られそうで安心した。

ふしぎ星の☆ふたご姫

☆とりあえずアイテム紹介とルール提示をする第二話。
まだ出だしなのでわからないけれど、どれみなどと比べて
かなりメインターゲット層を低年齢に下げてきているように感じる。
小学校低学年向けくらいのイメージ。プリキュアは高学年向けだろうから、
競合を避けているということもあるのかな。戦隊シリーズに対する
超星神シリーズと同じようなマーケティング戦略?

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

◎キラとアスランの言い合いは、再び二人が袂を分かった……というより、
ラクス教徒とデュランダル教徒の激しい宗教的対立、みたいに見えてしまった。
結局二人とも、自分の感情と意見と行動が微妙に噛み合っていないんだよなぁ。
感情は自分のものだとしても、その意見や行動に他者の意思が介入している。
両者、不自由であり確固たる正義に辿りつけてもいない、と。
それゆえに、二人が今後どのような道を選んでいくのかは興味深い。
やっぱりSEEDというのは、キラとアスランの激突の物語なんだよなー。
ガンダムがどこまで行ってもアムロとシャアの喧嘩物語でしかないように。

☆で、一応主人公のシンはステラと戦場で再会し、
ようやく本来のカミーユポジションにつけそうな感じになってきた。
再会の場面はもっと劇的な演出でもよかったようにも思ったけど。
あの研究施設の描写はかなりエグかったが、それゆえに逆に
リアリティーを削いでいたような。いくら何でも脳みそ飾ってるのはなぁ……。
それにしても、レイが倒れたという危険情報を入手した上で、
艦長と副長とエースパイロット二人で調査に向かうミネルバって一体……?
あと、ルナマリアのストーキングは結局任務なのか趣味なのかどっちだ!?

☆OP変更。あれ、EDは?
前OPから絵の使い回しが多かったが、本来2クール目に出てくるべき
あれやこれやが3クール目まで引っ張られたのをこれ幸いと使い回したように思えた。

(新)ツバサ・クロニクル

☆ほぼ原作通りの第一話。
真下演出、梶浦サウンドは目立ってはいるが、
それでも原作の雰囲気に最大限配慮している節が伺える。
それほど無茶はせず、とりあえずは手堅く作られていきそう。
声優は馴れればどうにかなりそうな感じ。
しかし「さくら」から継続して観た原作知らない子供なんかは混乱しそうだ。

(映画)クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズ

☆怒涛のアクション作画の連発、というのが映画クレしんの
魅力の一つだったと思うのだが、今回は最後の決戦以外
これといった見せ場がない。シナリオも終盤までは非常にダルい。
また世界観も魅力に乏しい。せっかくの西部劇なのに、
開拓時代の嫌な部分ばかり見せつけられて気が滅入ってくる。
しんのすけとみさえが鞭でしばかれて川に捨てられるシーンなんか、子供泣くぞ。
決戦も、作画もアクションも面白いけど、あれ西部劇じゃないしなー。
そもそも、ハイテンションが最大のウリであるはずの水島努監督作品とは
とても思えないような構成なんだけど、一体何があったんだ?
オトナ帝国の呪縛から逃れようとして、色々迷走しているんだろうけど……。

(TVK)英国戀物語エマ

☆報われなさそうなサブヒロインが出てきて、今後の恋愛模様に期待。
階級差の問題も少しずつ出てきて、深みも増していきそう。

4/8(金)

ケロロ軍曹

☆一話目は冬樹と軍曹の関係及び、冬樹のオカルト好き、
アンチバリア設定などのおさらい。
二話目はモア再登場編。モアの性格、軍曹やタママとの関係のおさらい。
第一期から観ていると同じことを繰り返しているだけなので
多少物足りないが、新規視聴者のことを考えたらこれくらい親切でもいい。
で、次回は……コゴロー&ドロロ再登場編?
まさかギロロより先にドロロだとは……ギロロ何やってんだろう?

4/7(木)

陰陽大戦記

「モモちゃん大きくならないで〜」
あのですねスタッフの皆さん、クール変わりの総集編というのは
多少手を抜いて身体を休め、今後のスケジュールを調整する為に
あるのですよ。あのねほんと……何考えてこんな本気出してんですかっ!?
モモちゃんのエロ式神、物凄い作画でしたよ!? あれ一発ネタ!??
コゲンタの降神より動いていたような気さえする……。
もうこのスタッフの情熱――というかリビトーの迸りは
誰にも止められはしないのかっ!? 一体どこまで行くんだ陰陽大戦記!?

☆OP&ED変更。
マサオミさんが敵になったり味方になったり忙しい。
EDはまたモモちゃんがエロい。どうやら闘神士化は
今回の夢オチで終わりそうだけど、スタッフの愛は不変のようだ。

冒険王ビィト

「お前だとおおおおおっ!?」
第九聞きながら優雅にワイン酌み交わしていたら、
突然グリニデ様がキレて城壊滅。けどそんなグリニデ様に惚れるロズゴート。
グリニデのキレっぷりよりむしろ、ボコボコにされながら
這っていってグリニデの足にキスをするロズゴートのドMっぷりに痺れた。
何でヴァンデルって連中はこう揃いも揃って変態なんだ……。

☆OP&ED変更。
スピードダウンからアップダウンに。けど、あんまりアップしてない。
EDはグルグル回る〜。
ちなみに今回、原画メンバーが凄かったけど
グリニデ様大暴れ以外あんまり印象に残ってない……。

ポケットモンスターアドバンスジェネレーションSP

・映画「おどるポケモンひみつ基地」とグランドフェスティバル編三話を一挙放送。

☆映画の方はいつも通りの短編。気のせいかナレーション担当のゲスト、
回を重ねるごとにランク落ちていってないか……?

☆グランドフェスティバル編は、ハーリーが策謀を巡らせたり
ロケット団が窃盗働いたり色々したものの、最終的には
ごく真っ当なバトルに落ちつき、ハルカはシュウに敗北、
シュウはチャンピオンに敗北という順当な決着。
今回ようやく少し指摘されたけど、シュウのハルカに対する態度は
やっぱり「好きな娘にいじわるしちゃう男の子」なんだろうか?

(TVK)(新)フタコイ・オルタナティブ

☆凄い。作画も演出も物凄い。ユーフォーテーブルの本気がここにある。
ただ、根本的な問題としてこれ「双恋」である意味があるのか???
いや、双恋のキャラを使っているからこそ、この無茶苦茶な世界観が
パロディとして活きてくるというのはわかるんだけど、
そういう同人誌的な作りを商業ベースでメディアミックスの一環として
取り込むのって果たしていいことなのかどうなのか……。
まあ面白ければいいじゃない、という絶対真理の前では
そんな疑問は何の価値も持たないのかも知れないけど。

☆テレコム版で沙羅双樹がゲストキャラ的な扱いだったのは、
こっちでメイン張ることが決まっていたからなのか。
テレコム版があればこそ、沙羅双樹の大活躍を嬉しくも思えるし、
パンチラがありがたくもなる。確かに相乗効果は絶大ではあるなー。
つーか一番笑ったのがOPのあとのテレコム版CMだった。落差凄過ぎ。

鋼の錬金術師(再)

☆映画公開を控えて、再放送開始。
今、第一話を観直すと色々と感慨深い。
まさかロゼがなぁ……あんなことになるなんて……。

ああっ女神さまっ

♪スクルド本格登場。
だからなのか知らないが、ウルド風呂→能登風呂→ベル&スクルド風呂と、
三連風呂コンボ発生。一番胸大きいのはベルダンディーらしい。
あとED変更。バイクで突っ走ってます。

(新)スピードグラファー

・GONZOのオリジナル企画。
スポンサーに「株式会社GONZO」と出てきたが、
自分で作って自分で提供してるのか。この企画に賭けているのか
単にスポンサーが見付からなかったのかどっちだろう……。

☆強いエログロ趣味、冴えない(という設定の)中年オヤジの主人公と、
大人向けを強く意識した作品……だと思うんだけど、
そのわりには冒頭の主人公の社会認識、全体的な世界観があまりにも陳腐。
「巌窟王」かと思ったら「爆裂天使」でした、みたいな脱力感。
また、上でも書いたが冴えない落ちぶれたカメラマンという設定のはずの
主人公がアグレッシブで運動能力も高く妙にカッコいいのは、
脚本と演出が噛み合っていないような違和感がある。
ポテンシャルは凄く高そうだけど、まだ真価が見えてこない。
しばらくは様子見か。

4/6(水)

(新)甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜

☆大人気アーケードゲームを錚々たるスタッフでアニメ化。
どうやらセガ的には第二のポケモンを本気で狙っているらしい。
しかし、出てきたのは恐ろしく質の高い世界名作劇場路線。
濃密に練り上げられた世界観が非常に魅力的だが、
果たしてこの路線で子供は付いてくるのだろうか……と思ったら、
後半の昆虫バトルが凄え。つーか昆虫というより昆虫型ロボバトルだ……。
なるほど、面白いバランスの取り方。作品の質と商業的な成功、
一挙両得を目指す志の高さが嬉しい。
しかし、名作劇場路線の演出はまだまだ詰めが甘いような印象もある。
主人公の心情がもっとダイレクトに伝わってくるとよかったんだけど。
次回以降はストーリー展開にも注目。

(新)アイシールド21

「や〜は〜」
散々、アオリ番組や番宣CMで覚悟を決めさせられていたので、
ロンブー淳のヒル魔にはそれほど違和感を覚えなかった。
その点プロモーション活動は実を結んだと言える。
しかしなぁ……ヒル魔以外にも問題が山積していて先が思いやられる。
栗田の声がイメージと違う。これは聞いていれば馴れるだろうけど、
全体的なキャスティングに対する信頼感がドン底に落ちてしまって
これから新キャラが出てくるたびに身構えなければならない……。
セナの走りの描写が何か安っぽい。これは単純に演出がまだ
固まってないんだろうなぁ。アメフトアニメなんて前例がないわけだし。
しかし目を光らせて襲い掛かってくる敵の描写は原作準拠にしても
もうちょっと気を配って欲しかった。リアリティーなさ過ぎる。
リアリティーとハッタリのバランスを今後どう取っていくのか……。
まあ色々大変そうだけど、とりあえずしばらくは見守りたい。

NARUTO

☆OP&ED変更。前OPが戦闘真っ最中の描写だったのに対して、
今回は戦闘後の描写を抜き出した感じ。
しかしサスケ戦と後日談とカカシ外伝しかもう第一部はないわけだけど、
それでこのOPの間、持つのか? 1クールで変わるわけじゃないよね?

☆イタチとサスケの過去。
原作では過去編を一気にやってからナルトVSサスケに入ったが、
アニメでは交互に描いていく形になる模様。
確かにその方がアニメの構成としては間違いなくいい。

魔法先生ネギま!

☆OPにキャスト名が登場、その影でひっそりと監督名消滅。
というわけで宮崎なぎさ監督が降板。スタッフや設定も一部変更して
正式には十八話から新体制に以降する模様。
まだ今回は旧スタッフのクレジットだが、実質的には
すでにメインは新規スタッフの方に移っているらしい。

◎よって作画急上昇。
いや、本来ならこれくらいで普通なんだけど、
今までが凄過ぎたものでまるで別物になったように見える。
あとは脚本が原作の良さを活かすような形になって、
多少のエロが付けばようやっと本物の「魔法先生ネギま!」になるな。
しかし今回のドタバタ劇は……日本アニメ界の嫌な部分を
これでもかと見せつけられて陰鬱たる気持ちになるなぁ……。
それでもどうにか持ち直して、最後の良心を証明してもらいたいところ。

(新)極上生徒会

☆原案はコナミ主導のメディアミックス企画。
女の子一杯(ラブひな)、黒田洋介(まおちゃん&瓶詰)、
群像劇でほのぼのギャグ(せんせいのお時間)と、
岩崎良明監督のこれまでの集大成のようなテイストの作品。
プラスそれにバトル要素や百合要素が絡んでくるのかな。
キャラの掛け合いや演出は「せんせい」から引き継いでいる感じの
非常に楽しい出来。主人公がハタ迷惑な上、腹話術使いという
訳のわからない設定で今後どうなるか不透明だが、
まあ萌えは他のサブキャラでフォローすればいいのだろし大きな問題はない。
気になるのはキャラデザ。妙に垢抜けない感じ。ED絵が本来だとしたら
相当に損なデザインなのではないだろうか?

(新)LOVELEES

・原作未読。高河ゆんのゼロサム連載作品らしい。

☆前情報から、何となくボーイズラブ系なのかなーくらいの認識だったので、
登場人物が全員ケモノっ子なのにびびった。しかも女の子が異様に可愛い。
なのに主人公は女の子放ったらかしてメガネ美形とイチャイチャ。
そこに突然、小清水亜美声の敵が現れて「不潔」だの「戦闘機」だの
言い合った挙句、また異常に作画のいいバトル開始。
「いきなり四文字!?」とか意味不明な展開で決着後、
子安武人が怪しく微笑んで次回へ続く。
……話や設定はおろか、ジャンルすらよくわかんねーよこの作品。
しかし話はわからずとも美麗な画面作りからスタッフの気合は伝わってくる。
単なるボーイズラブではなさそうだし、女の子も可愛いし、
設定がわかってくるまでしばらくは見続けてみよう。意外と化けるかも。

4/5(火)

(新)エレメンタルジェレイド

・原作未読。原作はスターオーシャン描いてた東まゆみだし、
いかにもガンガン系だと思ってたら、ブレイドの方なのね。

☆飛空艇に乗って空賊をしている少年が、箱の中から目覚めた
人ならざる少女と心を通わし、その少女を武器化して戦う。
もう、これでもかというくらいな超王道RPG風ストーリー。
日本的なゲームファンタジーの要素が全て入っていると言っても過言ではない。
なので、話もキャラも類型的にはなるのだが、それが悪いとは思わない。
王道設定ならば、きちんと王道を歩いて行ってくれればいいわけで。
ただ、第一話の段階では若干脚本に疑問が残る。
主人公と少女のやりとりがいくら何でも不足。
最初、少女を人形だと言っていた主人公がいきなり
「彼女は人間だから渡せない」と言い出すのも唐突だし、
自分の心情を全てセリフで語ってしまうのも芸がない。
どうも原作通りではなく、かなりオリジナル要素が強かったようだが、
脚本・構成がJINKIでやっちまった荒川稔久だけに今後がちょっと心配。

BLEACH

☆OP&ED変更。
OP、ラスボスが恋次みたいだ……何で?
原作者が「前代未聞の凄い試みが」とアオっていたEDは、
観てみたら何てことはない恋次が脱いでいるくらいだった……って、
もしかして1クール十三話で、十三隊全てのバージョンを
新規EDで描き下ろすってことか!?

☆本編は、勇者王な一角が無駄にカッコいい。
アクションも上々。この辺からはテンション上がっていく一方なので、
スタッフの皆さんもインフレに付いていけるよう頑張って下さい。

わがままフェアリーミルモでポン! わんだほう(終)

☆結局、くもっちょ売り切れてたのは偶然なのか……。
結城の方が楓への想いに気が付いて、何か本当に最終回のような幕引き。
どうするのかと思ったら結城と楓が別クラスになるという新展開か。
二人を別れさせてドラマを作るには、結城の方にも気持ちがないとマズいわけね。
というわけで「ちゃーみんぐ」へ続く。

(TVK)愛してるぜベイベ★

☆八時からになってミルモと時間がズレた。ありがたい。
前向きになってきていたミキちゃんだったが、
きっぺいと心ちゃんのサカリまくってる現場を目撃し精神崩壊。
イジメ自殺ネタだけでも重いのに、ベッドイン目撃修羅場までも……。

(新)ガラスの仮面

☆原作は未読だけど……まあ大体内容知ってるなぁ。
舞台設定は現代に近いようだけど、概ね原作通りの模様。
マヤと月影先生のイっちゃった存在感が凄過ぎる。
完全にメーター振り切ってる感じに無茶苦茶をやる
過去の名作(まだ続いてるけど)を今の時代に大真面目にアニメ化する、
という路線としては「リングにかけろ」なんかに近い印象。
勿論、大真面目にやることがネタになるというのは百も承知でのことだろう。
笑って観ることも出来るし真面目に観ることも出来る、良質な作品になりそう。
けど、本当に何で今アニメ化なんだろう……。

(新)攻核機動隊S.A.C.2ndGIG

☆前作に続いての、CS放送作品の地上波版。
OPは地上波バージョンらしい。カッコいいけど、
まるでチャチな3Dシューティングゲームのザコキャラのように
吹っ飛んでいる人に笑った。EDは前作と同じく高速スクロール。

☆少佐、擬体を萌えバージョンに変えた?
ちょっと眼と胸が大きくなっているような。
他は一作目と特に変わらず。ジジイの作画が相変わらず濃ゆいなぁ。
難民受け入れ問題を扱った物語は非常にタイムリー。
しかし地上波放送でどこまで突っ込んだテーマが流せるのか、
前作の時にも省かれた回がいくつかあったが、今回も結構ありそう。
というか、もう二話目が省かれるの決定?

(新)いちご100%

「いちごパンツだった……」
シン・アスカの声で爽やかにそういうセリフ言われると
異次元空間にでも迷い込んだかのような妙なトリップ感があるな……。
とりあえず原作再現度はかなり高い。加えて声優の魅力もある。
なのでそう悪いことにはならないように思う。
迷走を繰り返した原作を再構成するようなオリジナル要素があれば、
意外と面白いことになりそう。
しかしこれ、二話構成にしている意味があるんだろうか……。

4/4(月)

B−伝説! バトルビーダマン炎魂

☆生肩むき出しショタっ子の魅力を振り払い、呪いの炎を甦らせる炎呪。
炎呪の話は毎回、子供向けとは思えない容赦のなさで素晴らしい。
それにしてもあのショタキャラのデザイン……そんな方向でまで
やり過ぎるなよスタッフ。

(新)うえきの法則

◎序盤の展開を圧縮している為、説明ゼリフだらけな上、
展開が無茶苦茶強引。なので今回だけ観た人は切りたくもなるだろう。
しかし我慢してくれ。原作を知っている身からしてみれば、
序盤のこの段階でこのクオリティーというのはあり得ないんだ!!
凄いぞ、これでロベルト十団編以後の覚醒展開になったら
どうなってしまうんだ!? 期待が果てしなく広がっていく……。
作画も非常に良好。つーか何ですかあの森の異常な可愛さは!?
パンチラ寸前のカットとかあったし。スタッフがやる気なのがわかる。
これは、化ける。一種賭けだがそう信じたい。

☆ロベルト戦を冒頭に持ってきたことから考えて、
そこまでは高速展開ですっ飛ばしていくのかな?
1クール目でそこまで行って、2クール目で天界編?
というかこれ全何クールなんだろう……一年はなさそうな気もするが。

(TVK)(新)エルフェンリート

☆CS放送された作品の地上波版。
話の大筋には関係ないが、この作品最大のウリである
エログロ描写に規制満載。生首と乳首取ったらあとに何が残るというんだ……。
しかし場面によっては乳首見えてたりもするし、修正基準がわからん。

(新)創聖のアクエリオン

「何これ!? 気持ちいいっ!!」
河森正浩が満を持して放つ、完全変形完全合体バカアニメ。
まあ「あなたと、合体したい。」というキャッチコピーの段階で
おおよそ見当はついていたけど、とてつもないクオリティーで
バカなことを大真面目にやっていて、非常に好感が持てる。
今時一万二千年前の転生体とかいうネタを出してくるのも、
どこか確信犯な印象。アルジュナは本気っぽくて怖かったけど、
これはいい感じに力が抜けていて、気楽に楽しく観られそう。
基本ラインはゴーダンナーやグラヴィオンと同じような、
萌えと巨大ロボット復権の組み合わせなんだろうけど、
ロボットの方に単に復権で終わらない野心があるので古臭い感じはしない。
その最大の目玉、完全変形合体するCGロボは、デザインもさることながら
CGの出来自体が素晴らしく魅力的。CGロボットアニメの最高峰が観られそう。
最高峰のセルロボットアニメ、ガガガFINALGGGが始まったら
比べて観るのも面白そうだ。

(TVK)(新)こみっくパーティーRevolition

☆序盤はOVA版を放送しているんだっけ?
ともかく、何の説明もないので前作を観ていないとさっぱりわからない。
完全にファン向けの作りをされている。個人的には久し振りに
「同志、和樹!!」というセリフが聞けて嬉しかったけど。
元がOVAなので作画は良好。しかし、OVAからTVオリジナルに
移った途端に作画クオリティーが落っこちたりしないだろうな?
昔、逮捕しちゃうぞでそういうことがあったんでちょっと心配……。

4/3(日)

ふたりはプリキュアMaxHeart

☆ED絵完成。みんなで踊ってるカットの迫力が凄かった。

ゾイドフューザーズ(終)

☆結局真面目に観てなかったなぁ……。
ちょこちょこはチェックしてたんだけど。
真の力を発揮したライガーゼロが伝説のゾイドでした、というオチは
そのまんま過ぎて何だかなぁという感じはしたけど、
最終回のまとまりとしてはそれ以外ないか。
前シリーズであった「ゾイドの生物としての魅力」が
本作では欠けていた印象。未来的な都市を舞台にしていたので
その辺は難しかったのかな。ユニゾンもゾイドのメカっぽさに拍車かけてたし。

・続編のジェネシスはキャラデザが幼くなるのか?
大きなお友達受けを意識してきたのだろうか?

金色のガッシュベル!!

◎OP&ED変更。どちらも素晴らしい出来。
けどOPでファウードの正体がバレてるように思うんだけど大丈夫か?
そして本編も新展開突入記念で一気にレベルアップ。
夕陽の中でのテッドとのやりとり、アース登場の剣豪っぽい音楽など
凝りに凝った作り。オリジナルにもこの半分くらいの労力はかけて欲しかったけど。
ところで先にテッドとアース出しちゃったけど、コーラルQはどうすんだ?

(新)おねがいマイメロディ

☆サンリオのキャラをアニメ化。
マシュマロ通信と魔女っ娘ものを組み合わせたドラえもん系少女アニメ。
設定的にもその他の要素にしても、目新しいものはないが手堅い作り。
ただ脚本も作画も突き抜けたものがないので印象が地味。
脚本が良くなれば低年齢女児向けの良作に、
作画が良くなれば萌えアニメに、それぞれ化ける可能性はありそう。

(新)MAR〜メルヘヴン〜

「集メルHEAVEN」
開始五秒で脱力させられるとは思わなかった……恐るべしMAR!!
基本的には原作通り、ARMの説明をする時のドロシーの
変な説明口調まで律儀に原作通り。ガーディアンがCGで
表現されているのがアニメ独自の見せ場だが、驚くほどの出来でもない。
小雪が可愛かったのはいい感じ。作画も全体的に安定感がある。
まあ、原作通りにやれば原作通りの人気と原作通りの評価を
得られるのではないかと。
アニメオリジナル要素もある、と聞いていたんだけど出てくるのは
いつだろう? それによってアニメ版がどうなるか決まるように思う。

(TVK)(新)こいこい7

☆素晴らしい、早くも今年ワースト1の座を射止めそうな駄目アニメだ!!
パンツとガンダムだけで押し切ろうとする根性の曲がり方が凄過ぎ。
何も考えてないのか計算された悪意なのかどっちなんだろうこれは?
作画……というかキャラデザも萌えを微妙にひん曲げたような
狙いのはっきりしない出来。同じ原作者の「花右京メイド隊」と比べて、
同じ作者の絵からでも、拾い上げる部分が違うだけでこうも変わるのかと
妙に感心してしまった。
ガンダムは一発ネタなのかと思ったら、次回予告でも大量に出ていたので
どうも全話通してやるみたいだな……どこまでやるのか
逆に目が離せない作品になりそうな予感。

まほらば

☆こいこい7が真裏で始まって、ふざけんなTVKと思っていたのだが、
あっち見て荒んだ心がまほらばにチャンネル変えると癒される……。
そうか、むしろTVKによるまほらばへの援護射撃だったのか……。

☆鳴滝荘が戦前からあるというのには驚いた。
何であんな場所にこんな建物が、と第一話で不思議に思ったが、
ちゃんと設定練ってあったんだなー。
昭和の住人と今の住人がそっくりなのは、単に歴史は繰り返すという
ネタなのかな。実はみんな昭和の住人の子孫だったとか、
再び巡り合うことを宿命付けられた転生体だったとかそういうのはなし?

4/2(土)

ロックマンエグゼStream

☆ブライト姫様再登場。
しかしライカと何かいい雰囲気に。フラグ成立か!?――と思ったら、
熱斗が出てきた途端ブライトは熱斗にベッタリ。ライカ撃沈!!
ライカとくっついちゃったら嫌だなぁという気持ちが
ライカ頑張れに変わった……。

◆ところで、川上とも子がAIRマンに襲われるのはギャグなのか???
偶然……なのかも知れないけど、このスタッフはそういうことしかねないからなー。

今日からマ王!

☆新シリーズ突入。
といっても話の区切りとしては今回が第一部完という感じ。
コンラッドの真意が結局わからないまま、勢いで主題歌に乗せて
大逆転になってしまったなー。ラストは感動的にまとめていたけど。
OPは絵だけ変更。EDは歌も変更。どちらもいい出来。
OPに色々新キャラ。第二部のストーリーはほぼオリジナルだそうだけど、
期待は持てそう。

・衛星アニメ劇場の司会が、かかずゆみ&吉田智則に。
たまたまなんだろうけど、NHKも上手いタイミングで
かかずゆみを抜擢したものだ。
これまでと違って「マ王」が終わったあとにもトークあり。

VIEWTIFUL JOE

☆キングVSシックスマジンの殴り合いは、
このアニメとは思えない迫力の作画。
まあ……それが終わって肉弾戦になった辺りから段々と
いつものジョーに戻っていったわけですけど。
それはそれとして、ストーリーは真っ直ぐに熱かった。
シルヴィアとブルーの関係はもっとドラマティックに
盛り上げることも出来ただろうし、ブルーの苦悩にしても
テーマ的な突っ込みが少し足りなかったような印象はある。
しかし、ここまでやってくれれば充分だろう。
スタッフの皆様お疲れ……って新たな敵くるのかっ!?

(新)ふしぎ星の☆ふたご姫

☆おジャ魔女カレイドスターの☆双恋シスタープリンセス。
実際観てみたら、むしろ一番近いのはクレヨン王国だったけど。
とにかくいかにも佐藤順一、いかにも女児向け販促アニメ、
これ以上ないほど狙いまくった大人の仕事で、ちょっとおののいた。
ここまでわかりやすい球を投げられると、むしろ反応に困るというか……。
第一話は得意のマシンガントーク&高速展開で設定とキャラの紹介を
一気にやっただけなので、今後どういう方向に進んでいくのかは
まだ少し見守る必要はありそう。
単なるおジャ魔女の焼き直しや、大きなお友達への媚び売りアニメに
ならないことだけは祈る。

◆しかしあの、スティックの先っぽを捻ると花弁が開くというアイテムは
一体何を隠喩しているんだろーか……?

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

「バカなんじゃないの!?」
シンが核心突きやがった。しかしシンに言われると
お前が言うなと思ってしまうのが困りもの。そういう意味でバランスは取れてるな。
必死で様々なものと格闘しているアスランに対して、
超然と構えているキラの在り方はやはり理解不能。
何であんなバカなことしたんだ、というアスランの質問も、
論点ズラして「プラントが信用出来ません」と持論展開するだけだし。
プラントが信用出来ないのとあそこで乱入して無駄な犠牲出すのが
どう繋がるのかそこを説明しろっての。
つーかプラント側がラクスを抹殺しようとするのはごく当然な
政治的判断だと思うんだけど。前大戦で何をしでかしたと思ってるんだ。
今実際にアークエンジェルがその危険性を思いっきり証明してるし。

☆天使湯は笑うところだったんだろーか?
食堂のきつねうどんといい、すっかり日本(オーブ)的に改装されてるなー。
……頑張って造った地球連合に謝れ。
ディアッカの名を聞いた時のミリアリアの反応は、生々しくて笑えなかった。
嗚呼ディアッカ……結局、春は遠かったのか……。
ルナマリアの物凄いストーカーぶりは一体何だったんだろう?
あれ、任務でやってるんだよね? 途中までは趣味でアスランの
追っかけしてるのかと思っていたもので、デカい盗聴機が出てきた時は
どこまで用意周到なんだよ!? この女コエェェー、と引きまくったぞ。
クローン施設発見で発狂し、ようやくレイの話も動き出す模様。
まあ、何だかんだで面白くなってきているのは間違いないな、うん。

メジャー

♪デス種がズレたんで久し振りにきちんと視聴。
そういう人も多かったと思うんだけど……そんな時に限って
おかさんが茂野にたらしこまれる話かよっ!!
タイミングいいんだか悪いんだかよくわからんなー。
しかし、おかさんの満たされない未亡人っぷりが背徳の匂いを
全編に漂わせていて素晴らしかった。
六郎の悪夢は本気で怖かったけど。

(映画)劇場版あたしンち

☆一時間くらいの中編かと思っていたら、たっぷり九十分以上あった。
母とみかんが入れ替わり、お互いの大変さ、想いを知り母娘の絆が強まる、
という基本ラインはいいんだけど、如何せんそのネタだけで九十分というのは
長過ぎて途中でダレる。劇場版クレしんのような派手なアクションもないので、
展開にメリハリがつかないんだよなぁ。語られる内容は悪くないだけに勿体ない。
父とユズの出番はかなり少なかったが、そのぶん二人共普段見せない
特殊スキルを披露していて結構カッコよかった。

(TVK)(新)英国戀物語エマ

・原作未読。

☆ブリティッシュロマン、っていうの?
19世紀ヴィクトリア王朝時代の英国、という時代にこだわった
美麗な背景、そして雰囲気を演出するキャラの細かな芝居。
メイド萌えを本気でやるとこうなる、という作品の模様。
印象なのだが、ある特定の要素に徹底的にこだわり抜き、
そこを熱烈に支持されている原作を、極めて丁寧に原作の意を汲んで
アニメ化しているという点で、ジャンルは全然違うけど
「BECK」に近いような感じを受けた。
あれは丁寧であるがゆえに、まとまりが少し地味だったが、
こちらもそうなりそうな予感がする。それは別に悪いことではなく、
その作品の持つ魅力を広げるのではなく深化させるという方法論の違い。
好きな人は本当に大好きになるけど、わからない人にはわからない。
そういう作品になっていくんじゃないかと思う。筆者はしばらく様子見。
英国の階級差別問題なんかが出てくるともう少し別の視点も出てくるかな。

ギャラリーフェイク

♪若かりしフジタが屈強な囚人達にケツをいじめられる。
何か本当にこの作品、テレ東規制なんて知らないような感じだな……。

(TVK)(新)IZUMO〜猛き剣の閃記〜

☆幼馴染に起こされる、美少女転校生は昔の知り合いだけど
忘れてしまっていて殴られる、親友に遠慮していたのがバレて恨まれる。
ベタ要素ベタ打ち。ここまでアリモノの組み合わせで作品作られると
それはそれでアリだよな、という気になってくるから不思議だ……。
実際、面白くなる可能性はあると思う。おいしいネタは積め込んでいるのだから
あとは料理法の問題なのだ。どこまでやれるかお手並み拝見。

(TVK)アニメ天国

☆テレビ埼玉辺りを中心に展開されていた情報番組がTVKにも登場。
初めて観たけど凄い……アニメTVが最高の番組に思えてくる……。
あの動かない耽美アニメは何なんだ???
携帯電話で観るコンテンツのようだけど、その為にわざと
ああいう動きにしているのか???

4/1(金)

(映画)坊ちゃん

☆監修に出崎修、キャラデザにモンキーパンチ。
他にも名のあるスタッフ多数。原画に森本晃司もいた。
モンキーパンチデザインによるキャラが気持ちよく動いていて、
爽やかで楽しい雰囲気の作品になっている。主題歌もいい。
原作は……昔ちょっとかじった記憶はあるんだけど、
全然憶えてないんで話の比較は出来ない。
たぶん解釈はかなりマンガチックにされてはいるが、
大筋で原作通りなんじゃないかと。

ケロロ軍曹

☆時間帯変更。合わせてOP&EDも変更。
OPは絵はかなり間に合わせな感じだが、テンポはいい。
EDは……小川直也かよっ!! しかも「坊やだからさ」って言うのかよ!!

☆本編は、一話目が「ガンダム大地に立つ」で二話目が「黒いガンダム」と
初っ端からガンダムネタで押しまくっている。
夏美や秋ママのサービスカットもあったし、どうも時間帯変更で
よりマイルドな路線になるんじゃないかと不安を覚えたマニア層を
ここで繋ぎとめておこうという意図が感じられる……。
変わらないという意思表示をはっきりしてくれたことは嬉しい。
序盤はキャラ数をしぼって、また一人一人紹介編を繰り返す作戦かな。
次回はモアで、次はたぶんギロロで……ドロロまた忘れられそうだな。

☆ところでセカンドシーズンということでやっぱりZネタあったけど、
これはデス種や劇場版Zと合わせたバンダイZ強化年の一環という
意味合いもあったりするんだろうか……?
オールドファン向けの劇場版、若年層向けのデス種、
幼年層向けのケロロ――みたいなガンダム戦略は確実にありそうだが。