2005年TVアニメ感想総評
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はじめに

恒例、TVアニメ感想総評。
05年に放送され最終回を迎えた作品の、
個人的ランキングトップ10を発表します。
まずルール説明。前年とほぼ同じく、

脚本・構成評価(脚本の整合性、意外性、全体構成などを評価)
作画・演出評価(良作画に支えられた良演出の質・量などを評価)
声優演技評価(印象的な芝居、役の適格性などを作品単位で評価)
主題歌・劇中音楽評価(劇中BGMと主題歌の印象度を評価)
独自性・作家性評価(斬新さ、新鮮さ、独自視点などを評価)
コミュニケーションツール評価(話題性、ファン間での盛り上がりを評価)
萌え・サービス描写評価(官能に訴えかける描写の質量、適格性を評価)
クオリティー安定度評価(作品全体を通じての安定度を評価)
キャラクター魅力評価(人気、魅力的キャラの作品における質量を評価)
爆発度評価(一瞬のきらめき、瞬間的な燃焼度の高さを評価)

以上10部門でそれぞれトップ10を選出、
上位から10〜1点を与え、最終的な合計点で
総合トップ10を決定します。
前年からちょっと変わったのは、OP・EDの映像を考慮せず、
主題歌とBGMだけで純粋に評価するという点ですかね。
純粋に、といっても結局筆者の主観なんで
大して違いはないんでしょうけど。

エントリー作品は以下の通り――

B−伝説! バトルビーダマン炎魂
Get Ride! アムドライバー
UG★アルティメットガール
ファンタジックチルドレン
月詠〜MOON PHASE〜
レジェンズ〜甦る竜王伝説〜
まほらば
ピーチガール
トランスフォーマー ギャラクシーフォース
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
好きなものは好きだからしょうがない!!
ギャラリーフェイク
グレネーダー〜ほほえみの閃士〜(WOWOW・地上波)
まじかるカナン
アークエとガッチンポー!! てんこもり(含む無印)
陰陽大戦記
冒険王ビィト(エクセリオン含まず)
らいむいろ流奇譚X
舞−HiME(舞−乙HiME含まず)
ああっ女神さまっ
スターシップ・オペレーターズ
魔法先生ネギま!
JINKI:EXTEND
Xenosaga THE ANIMATION
テニスの王子様
お伽草子
巌窟王
マシュマロ通信
スクールランブル
tactics
ふたりはプリキュア(MH含まず)
VIEWTIFUL JOE
魔法少女隊アルス
ジパング
MONSTER
GIRLSブラボー セカンドシーズン(無印は含まず)
ロックマンエグゼStream(無印・アクセス・ビースト含まず)
学園アリス
ボボボーボ・ボーボボ
BECK
わがままフェアリーミルモでポン!わんだほう(他シリーズは含まず)
わがままフェアリーミルモでポン!ちゃあみんぐ(他シリーズは含まず)
遥かなる時空の中で〜八葉抄〜
ツバサ・クロニクル第一期
英國戀物語エマ
フタコイ・オルタナティブ
スピードグラファー
極上生徒会
LOVELEES
エレメンタルジェレイド
攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG(地上波)
いちご100%
エルフェンリート(地上波)
創聖のアクエリオン
こみっくパーティーRevolition
ゾイドフューザーズ
こいこい7
メジャー第一期(第二期は含まず)
IZUMO〜猛き剣の閃記〜
はっぴぃセブン〜ざ・テレビまんが〜
ぱにぽにだっしゅ!
機動新撰組萌えよ剣TV
アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル
ToHeart2
ガン×ソード
奥さまは魔法少女
あかほり外道アワーらぶげ
勇者王ガオガイガーFINAL-GGG-
かみちゅ!
涼風
ARIA The ANIMATION
ラムネ
フルメタル・パニック!TheScondRaid
タイドライン・ブルー
パラダイスキス
魔法少女リリカルなのはA’s
SHUFFLE!
トリニティ・ブラッド
苺ましまろ
ぺとぺとさん
ハチミツとクローバー
バジリスク〜甲賀忍法帖〜
D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜
銀盤カレイドスコープ
絶対少年
プレイボール第一期
おくさまは女子高生

(順不同)

以上、87作品!!!! ――って、減った!? あれ? 02年から始めて
ずっとうなぎ昇りだったエントリー数が初めて減少!!
87って相当多いんだけど、やっぱり04年の
97というのが異常過ぎたんだなぁ……。
04年に比べて、1クール作品やニ作品で1セットといった
番組形態が減ったことが主な原因かな。
「らぶげ」も今回は一作品扱い。
他、捕捉説明としては、
「アークエとガッチンポー」以外は他シリーズを含まずに評価することに。
特に「ミルモでポン」は「わんだほう」と「ちゃあみんぐ」で
明確に分けます。完全に作風も違うので。
「冒険王ビィト」も、続編の「エクセリオン」が
ほぼオリジナルなので、原作再現をした無印版とは別物と考える。
「メジャー」も第一期と第二期ではキャラデザなど
違いが大きいので分けます。
「ロックマンエグゼ」もストリームで話に大きな区切りがあるので独立。
「プリキュア」も無印とMHでは微妙に方向性が違うので分ける。
「GURLSブラボー」は湯気すっきりのせいで第一期と同一視は不可能。
「舞−HiME」と「舞−乙HiME」は言うまでもないですね。
「グレネーダー」WOWOW版と地上波版はOP&EDが
違うだけなので一つにまとめる。
元々OVAである「ガオガイガーGGG」は
TV放送用として再編集されているので新作扱い。
「攻殻2」も地上波用に再編集があるので新作扱い。
「エルフェンリート」も同様。
例外として、元々衛星で放送された「愛してるぜベイベ★」と
「おジャ魔女どれみナ・イ・ショ」は、
再編集がほとんどないうえ、元の放送が05年ではないので除外。
また、ネットで視聴した「砂ぼうず」は、
画質の粗さなどで作画面での正当な評価が出来ないので除外。
ネットで第一話だけ観た「あまえないでよっ」もさすがに除外。
あと、05年のTVアニメを語るうえで欠かせない
「AIR」は、そもそも観られなかったんで除外……。

エントリー作品も、さすがに全話かかさず観ていたとは言えませんが、
とりあえず作品に評価を下せるだけの部分は観たかなと。
微妙なのは「トランスフォーマーギャラクシーフォース」ですが、
途中をほとんど観ていなかったとはいえ、
最初と最後を押さえたので、まあ全体の雰囲気は把握しているかな、と。
ともかく、いつも通り、

評価は基本的に、筆者の独断

なので、あまり深いこと気にしないで下さい。

1 脚本・構成評価

さて、いつもながらダラダラ書いていると終わらないので、
さっさと進めます。

1位:巌窟王
2位:舞−HiME
3位:ファンタジックチルドレン
4位:GetRide!アムドライバー
5位:絶対少年
6位:かみちゅ!
7位:陰陽大戦記
8位:ガン×ソード
9位:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
10位:ハチミツとクローバー

毎年、このランキングは比較的あっさり決まるんですが、
今回は悩んだ。05年、脚本に問題のある作品多過ぎ……。
トップ3にしても、途中の盛り上げは絶賛に値するも、
オチの弱さをどうしても気にせざるを得なかった。
それでもトップ3なのは、他がそれ以下だったから。
アムドラは素晴らしい部分と駄目な部分が極端過ぎ。
絶対少年は人を選び過ぎる。かみちゅは基本的に単発のネタだし。
陰陽は定型から抜け出し切っていない。ガンソも同様。
デス種は……ああ評価難しい!! なのでこの位置。
唯一、ハチクロは本当に何の問題もない脚本・構成だったんだけど、
原作ありきの作品ということで残念ながらこの位置。
基本的にこのランキングはオリジナル作品優先になっちゃうなー。

2 作画・演出評価

良作画あっての良演出、良演出あっての良作画。
というわけで二つの組み合わせで評価します。

1位:かみちゅ!
2位:フルメタル・パニックTheScondRaid
3位:陰陽大戦記
4位:舞−HiME
5位:ぱにぽにだっしゅ!
6位:LOVELESS
7位:巌窟王
8位:まほらば
9位:ガン×ソード
10位:魔法少女リリカルなのはA's

うっあー、これも難しいーっ!!
つーか05年、突出した作品がないのでいちいち難しいーっ!!
とりあえず、頭一つ抜けていたのが、かみちゅとフルメタ。
で、フルメタには僅かに乱れた回があったので、かみちゅが1位。
あとは、安定したなかに時折どれだけはっちゃけた作画・演出を
挟んできたかという勝負になった。
ランキング外となった作品も、平均値は軒並み高かった。
エマ、デス種、ハチクロ、フタコイなどなど……。
しかし平均値が高くなればなるほど、目立つのは難しくなるわけで。

3 声優演技評価

これも基本的には主観で決めざるを得ないんで、ご了承下さい。

1位:ハチミツとクローバー
2位:MONSTER
3位:舞−HiME
4位:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
5位:巌窟王
6位:まほらば
7位:テニスの王子様
8位:ARIA The ANIMATION
9位:ガン×ソード
10位:ボボボーボ・ボーボボ

トップ2以下、悩みまくり……。
考えてみて改めて思ったのだが、
「声優が一杯いるアニメ」と「声優がいい演技してるアニメ」を
混合してはいけないということなんだよなぁ。
「ぱにぽにだっしゅ!」を入れるかどうかでかなり悩んだが、
あれを演技という視点で評価していいものかどうなのかと。
というわけで、演技の熱や質をあくまで第一に考えて
こんな感じになりました。
感情的な演技が必要とされた作品が目立つなかで、
ハチクロ、MONSTER、ARIAは
静的な演技を求める作品に役者が良く対応していたと思う。

4 主題歌・劇中BGM評価

音楽担当スタッフに関してはそれほど知識があるわけではないので、
基本的に印象第一で。

1位:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
2位:創聖のアクエリオン
3位:ガン×ソード
4位:月詠〜MOON PHASE〜
5位:ぱにぽにだっしゅ!
6位:舞−HiME
7位:ARIA The ANIMATION
8位:魔法少女リリカルなのはA’s
9位:英國戀物語エマ
10位:絶対少年

危ない、途中までアクエリオンのこと忘れてた!!
なので9位まで決まっていたところにアクエリオンが2位に
滑り込んで、他が一つずつズレるという結果に。
しかし、それでも1位のデス種は不動だった。
劇中音楽の完成度だけでなく、主題歌を含めた
音楽プロデュースのレベルで他を寄せつけない。
ARIAはもう少し上でも良かったかも知れないけど、
ヒーリング系なもんでインパクトで劣ってしまったか。

5 独自性・作家性評価

これは、企画の斬新さや画面の新鮮さといった
独自性の部分を上に見て、次にテーマへの深度といった
作家性の部分を計っていきます。
まあ、かなりいい加減な基準ですけど。

1位:巌窟王
2位:ハチミツとクローバー
3位:ぱにぽにだっしゅ!
4位:ファンタジックチルドレン
5位:絶対少年
6位:魔法少女隊アルス
7位:BECK
8位:レジェンズ〜甦る竜王伝説〜
9位:スクールランブル
10位:アークエとガッチンポーてんこもり

上位は順当。
アルスが低過ぎる感じもするけど、あれは絵作りは特殊だったが
中身はかなり正統派だったので。
逆に見た目は今風でも中身で無茶やっていた
ぱにぽにや絶対少年の方を上に評価。
ぱにぽにとスクランって、萌えアニメという体裁を装って
アニメ番組という構造自体で遊ぶという点で同じだと思うんだけど、
この面子の中だと残念ながらスクランが落ちちゃうなぁ……。
アークエは阿貴的家族からの発展形なので
フラッシュアニメ手法自体はあまり評価対象に出来ないが、
設定と話が充分独特になっていた。

6 コミュニケーションツール評価

これは放送中の盛り上がりもそうだけど、
これだけ作品数が多い中で、放送後も一定の話題性を
確保し続けているというのも評価の目安になるかな。

1位:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
2位:ふたりはプリキュア
3位:魔法先生ネギま!
4位:テニスの王子様
5位:舞−HiME
6位:スクールランブル
7位:巌窟王
8位:ハチミツとクローバー
9位:SHUFFLE!
10位:かみちゅ!

これも上位はすんなり決まったが、下位で悩んだ。
いちご100%やToHeart2は原作人気であって
アニメが話題になっていたわけではないだろうし、
その点スクランとSHUFFLEはアニメ版の話題が
純粋に盛り上がったことで評価出来るかなと。
巌窟王とかみちゅは受賞による世間への露出、
ハチクロは一般層への広がりを考えてランクイン。
しかし、終了後にも話題が持続してる作品って、
改めて考えるとほとんどないな……。

7 萌え・サービス描写評価

単にエロければいいということではないです、
男女を問わずセクシャルな表現に果敢に挑んでいるという、
そのチャレンジスピリッツみたいなものも評価したいなと。

1位:LOVELESS
2位:スピードグラファー
3位:絶対少年
4位:ぱにぽにだっしゅ!
5位:舞−HiME
6位:UG★アルティメットガール
7位:GIRLSブラボー セカンドシーズン
8位:SHUFFLE!
9位:ガン×ソード
10位:フタコイ・オルタナティブ

ただパンツ見せとけばいいって感じの作品は除外。
で、まず上位ニ作はセクシャルな表現がそのまま
作品のテーマに直結し、その表現方法も独特で面白い。
絶対少年がここにあることが不思議な人もいるかも知れないが、
これこそある意味1位だと思う。あのフェチっぷりは他の追随を許さない。
舞−HiMEは主になつきと静留のおかげ。
UGは巨大化女の服が溶けるという設定だけで
1クール貫き通した漢気に。ブラボーはR15の威力を
存分に発揮した第一話と泥レス回を評価。他の回は低調だったけど。
ぱにぽにとSHUFFLEは正統派サービス描写を
真摯に突き詰めていったという感じがする。
ガンソはキムタカキャラの新境地。隠した方がエロいこともある。
最後はフタコイ。作画力もテーマ性もサービスも
おしなべてレベル高いのに、それぞれが噛み合っていないのが惜しかった。

8 クオリティー安定度評価

同程度の安定度なら、当然1クール作品より2クール、
2クール作品より4クール作品の方が評価は高くなります。
細かいデータを取っているわけではないので、
あくまで印象評価になりますが。

1位:MONSTER
2位:陰陽大戦記
3位:ハチミツとクローバー
4位:ぱにぽにだっしゅ!
5位:ガン×ソード
6位:スクールランブル
7位:かみちゅ!
8位:フルメタル・パニック!TheScondRaid
9位:フタコイ・オルタナティブ
10位:攻殻機動隊S.A.C2ndGIG(地上波)

1位はもう考えるまでもない。原作再現アニメとして珠玉の完成度。
2位も4クールの長丁場で凄まじいクオリティーを維持し続けていた。
3位〜6位は2クールで高値安定していた作品。
7位〜9位は1クールでとてつもない作画を見せつけ駆け抜けた作品。
最後に攻殻2。安定度は見事だったが、地上波放送版であるし、
本放送も一ヶ月に二話というスケジュールだったのでこの位置。

9 キャラクター魅力評価

これ、毎年声優評価やコミュニケ評価と被るんじゃないかと思いながら、
あんまり被らないんだよなー。
基本的に原作のある作品は、アニメがキャラを作ったわけではないので
評価は下がります。ただし声優や演出によって独自にキャラを
「育てている」と判断出来る場合、その限りではありません。

1位:舞−HiME
2位:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
3位:Get Ride!アムドライバー
4位:極上生徒会
5位:ふたりはプリキュア
6位:巌窟王
7位:ガン×ソード
8位:創聖のアクエリオン
9位:テニスの王子様
10位:わがままフェアリーミルモでポン!ちゃあみんぐ

最初、デス種の1位は当然だと思っていたのだが、
ふと立ち止まってよく考えると、キャラの半数は前作からの引き継ぎ、
魅力的な新キャラも、デュランダルはシャアインスパイヤだし、
ミーアはラクスからの派生だし、ルナマリアはキャラデザと坂本真綾が全てだしで、
それほど高い評価をしちゃいけないような気になってきた……。
なので1位は舞−HiME。しかしそれでも2位はやっぱり譲らなかった。
何だかんだで、出番はなかったけどシンのキャラは良かったと思うんだよね。
アムドラは客観性を排すれば個人的にはナンバー1。
次、数で極上。プリキュアは、なぎほの以外は基本的に空気なので。
巌窟王は一応古典とはいえ原作持ちなのでこの位置。
ガンソとアクエリオンは比較して考えたのだが、
敵側に魅力的なキャラが揃っていたガンソの勝利。
最後に原作付きの二つ。長年の放送で充分キャラに
声優の力が加わっていただろうという判断。

10 爆発度評価

衝撃的な展開、あっと驚く演出、
他はダメダメでも一瞬の輝きは誰にも消せない!!
そんな瞬間芸に長けた作品をピックアップ。

1位:Get Ride!アムドライバー
2位:創聖のアクエリオン
3位:SHUFFLE!
4位:ラムネ
5位:スピードグラファー
6位:スクールランブル
7位:ぱにぽにだっしゅ!
8位:VIEWTIFUL JOE
9位:魔法先生ネギま!
10位:舞−HiME

まず、アムドラ1位は鉄板。シシーを返して下さい。
アクエリオンは、ネタに関しては模範的バカアニメを計算している風なのだが、
司令の言葉だけは監督の天然がビシバシ感じられた。
3位と4位は方向性は真逆ながら、ギャルゲーアニメの領域を
平気で破壊していく超展開の数々が凄まじかった。
っていうか、どっちも後藤邑子だな……。
スピグラは、本当にどこまで計算でどこから天然だったのか……。
6位と7位は安定度とともにランクイン。
安定しているからこそ爆発が際立つということか。
やっぱりこの二作、方向性が似ている。
10位の舞−HiMEも同じ路線。
で、予算に恵まれないながら時折素晴らしいエピソードを
輩出してくれたジョーが8位、あれだけ注目を浴びながら
散々な出来で叩かれまくり、ついにはヒロインを火葬したネギまが9位。

集計結果発表へ

この形式の利点として、自分で点数付けながら
自分で集計結果が予想出来ないというのがあるんですが、
今回は特にまったく予想が付きません。
03年のSEED、04年のハガレンのような
絶対的本命の不在。さあ一体、どんな結果になるのやら――

05年TVアニメ感想総評
結果発表はこちら!!