WS 35号

どりる
新連載第二弾。異常に発育のいい女子小学生が無邪気に脱ぎまくるという
規制の網の目を抜ける絶妙な変態設定で人気を博した「よいこ」の石川優吾がサンデーに登場。
さすがにサンデーでストレートに小学生を脱がすわけにはいかないようで、主人公は先生。
しかし精神年齢はまさに幼児! そしておもむろに脱ぐ!
それを妙にしっかりとした男子小学生がフォローする……って結局「よいこ」と構図同じじゃんか。
だが、ヒロインの実年齢が上がっているぶんだけキャッチーさは「よいこ」に劣る。
そこのところをどうクリアして物語に読者を引き込んでいくかが課題かな。

犬夜叉
桔梗も妙に人のいいところがある。……いや、元々いい人という設定ではあるんだけど
どうも悪女なイメージがついちゃってて。ともかく白霊山で再び桔梗と奈落が対峙することに
なりそうだが、この二人の関係はどうなるんだろう? もう鬼蜘蛛は分離しているわけだし。

MAJOR
高校野球は甘くない。
……そーだろぉ、今まで俺達(読者)さんざん吾郎にそう突っ込んできたんだよ。
なのにあいつ考えなしにさぁー。この機会に高校野球の恐ろしさを思い知らせてやって、爺監督さん。

名探偵コナン
ごちゃごちゃしてて読みづらい。三話構成の二話目は「推理編」だから必然的に情報量が多くなる。
それはわかるけど読む気なくすよ、この画面は……。

DAN DOH!!Xi
一時中断とかしろよ! 試合!!
コース上にトルネードって、一歩間違えば大惨事じゃねーか!

金色のガッシュ!!
スズメがまるでヒロインみたいな扱いを受けているっ!
  そんなキャラじゃないはずだけどなぁ。清麿との関係なんて永遠に進展しなくていいのに。

ファンタジスタ
戦い終わって友情が芽生える。この辺りはサッカーマンガのお約束。
さて、これだけの試合をやっちゃったからにはこれから先、半端な展開は許されない。
素直に考えれば海外進出だが、果たして?

うえきの法則
神様争奪バトルの設定があまりにもガッシュと被り過ぎてて、どうもなぁ……。
他のゴールド・エクスペリエンスとかゴムゴムとかユルーッとかサイダネとかは
まだ他誌だから許容できなくもないんだけど。同じ雑誌内で被っちゃ駄目だろう、最低限。

からくりサーカス
ダール死亡。
あまり背景を饒舌に語らせず、受け手の想像に任せるようにしたのはいいと思うが
涙腺を刺激されるほどの感情移入は出来ない。ただ、最期の子供靴に一抹の寂しさを感じる程度。
……ただ、その程度の寂しさこそがこのダールというキャラには合っているのかも知れないが。

天使な小生意気
痴漢オヤジとバトルに発展。いきなりいつもの何でもない話に戻ったような感じだが、
恵のキャラがどこか微妙に変化しているようにも見える。

烈火の炎
葵、意外とあっさり泣き入る。
紅の言葉が意味深だが、柳が炎化するというのか?

かってに改蔵
三木道三、近日入荷。酷ぇ、ワンギャルや平成の裕次郎と同じ扱いかよ。
しかしこのマンガ、最近目線とか伏字とか使わなくなったな。開き直ったのか?

モンキーターン
モンキーまで決めちゃって、このまますんなり復帰となるのかな?
落水した際、事故の記憶がフラッシュバックしてくるとかいうことも考えられるが。

リベロ革命!!
死力を尽くす決勝戦。藤原の圧倒的な力が危機感と共に伝わってくる。
なのに藤原のイタイ人二号が緊迫感を削ぐなぁ。こいつのせいで藤原にミスが出るのが「見える…。」

ダイナマ伊藤!
アンドロ伊藤、まだいたのか。今回はなかなか面白かったです、はい。

ライジング・サン
人間の性――悪なり!!
昔カラテ地獄変、今は軍鶏。刑務所は更正するところではない、悪人を鍛えるところだ!! 説。
まあジョーのように好敵手との出逢いでまっとうに成長していく可能性もなくはないが。

KUNIE
謎の二人組のキャラが立ってきて、いよいよ冒険ものの匂いが漂ってきた。
この先どうなるのか予測がつかないが、学園ものにはそろそろ別れを告げて欲しい。

HORIZON
これは考えていなかった。相撲部員仲間入りですか。
そういえばまだ「仲間集め」の段階だったんだな。何故かすっかり失念していた。
チームメイトの数は足りているという感じだったからだろうな。単純に廃部寸前のラグビー部とかいう
設定にしておいてくれればよかったのに。そうすればもっと序盤から盛り上がれたはず。

ARMS
バイオレット来日の描写は嬉しいんだけど、カツミがついに……。
これで完璧にハッピーエンドは望めなくなったような。どうする気なんだ、これ。

プニャリン
人間関係に整理もついて、プニャリンも横綱昇進。次回最終回、かな?

MISTERジパング
信長ほんとに囚われのヒロインだよ、これじゃ……。
秀吉・信長・日吉の三角関係も成立。信長に認められて恋する乙女のような表情を見せる秀吉、
それを「殿は俺のものなのに……俺のものなのにッ!!」と嫉妬心全開で睨む日吉。
同一人物が恋敵、まさかこんな形で犬夜叉と被るなんて思ってもみなかった。
このマンガ……一体どこへ向かっているんだろう?

SALAD DAYS
初接吻愛
「14歳――夏休み。俺の頭ン中は“キス”によって支配されていた。」
「寝ても覚めても考えるのは“キス”のコトばかり。ゲームやっててもコンビニで立ち読みしてても」
頭ン中は“キス”“キス”“キス”“キス”“キス”“キス”…」
こんなストレート過ぎる欲望をさわやかな話にしてしまう猪熊忍に脱帽。

トガリ
絵的には物凄くかっこよくなってるんだけど、どうもストーリーが迷走している。
咎能力と咎狩の性質が不透明でよく理解出来ない。超能力バトルマンガになるなら
きちんと作中のルールを読者に提示してくれないと。そこさえ処理してくれれば楽しめるはず。

動物のカメちゃん
ジョンがすっかりパシリ扱いなのが哀れだ。

パスポート・ブルー
回想空知は小坂でした。……何かちょっと合点がいかないなぁ。まあ、細かいことはいいけど。
それより女の子の顔をここまでボコボコにする石渡治にいよいよキラーの覚醒を感じる。
死者はあと何人出るのか? 「エネルギーが足りない」とはどういうことなのか?
ラストシーンに向けて目が離せない。