チャンピオン10号感想
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ハングリーハート
信号機破壊事件をネタに脅され、女子サッカー部のコーチを
やらされることとなった恭介。さすが有名人を兄に持つだけあって、
部員にはモテモテだが、キャプテンの美紀はその兄も知らないサッカー素人だった。
「だって私がサッカー好きになったのは つい最近みたマンガに影響されてだもん」
「翼くんや岬くんや日向くんなら知ってるよ」
まあ……突っ込むまい。
とにかく女子サッカー部のコーチを開始する恭介。兄に教わった最初のこと、
グラウンドの整備を命じる。しかしそこは河川敷。過酷な草むしりに、
部員は一人、また一人と去っていき、結局残ったのは美紀だけになってしまう。
だが……草むしりを終えた時、そのグラウンドの美しさに、がくがく震えるほど感動。
恭介に、涙ながらに感謝の言葉を伝えるのであった。そして、恭介もまた変わり始めた……。

さあ面白くなってきた。と思ったら、
「シリーズ連載『ハングリーハート』の次回登場は本誌19号(4月4日)です」
との衝撃の通知がっ……!! そ、そんな……毎週じゃねえのかよ、陽一……。

バキ
第113話◆緊張
(ドクン)(ドクン)「梢が裸でいる――たぶん――」(ドクン)
(ドクン)「オレの寝床へ入ろうとしてる――裸で――」(ドクン)
「くるッッ」(ドク)(ドク)(ドク)「き……ッッきた〜〜〜」
「入っちゃったよ――フトンに――ッッ」(柔かい)(下着!?)
(脱がすのか!?)「密着してンじゃん肌」(オレが!!!)
(ドクン)「鼓動――」(ドクン)「オレのッッ」
「これじゃ目覚めてんのバレバレじゃん」
(抱き締められてる)「不自然…ッッ」
「オレが気付かずに眠り続けるのはチョー不自然ッッ
「ヤッてやるさ……ッッ」
(何を!?)(セックス)
!!
ふと横を見れば、勇次郎。

エイケン
先生のお見合いを潰す為にドタバタ。
しかし、最後は相手も断りたがっていたということで決着……なのだが、
「子供の頃からの長年の夢だったんですが近々」
ニューハーフになろうと決意しまして」
とかいう断りの理由を「そうだったんですかー」の一言で流すなよっ!!

樹海少年Z001
見開きとはこう使うものだっ!!
という画太郎先生の熱い思いが伝わってくる……素晴らしい。

フルアヘッド! ココ
ザウルス君を失った哀しみに暮れる間もなく、迫り来る巨獣。
そして、我が身を挺してバーツ達を先へ向かわせようとする仲間。
別れの言葉も再会の約束も、交わす時は短く少ない。
容赦なく最終決戦。しんみりする暇など微塵もない!

ORANGE
京都で下柳の息子に出会ったムサシ。
明日の試合、必ず観にこいと伝えるが、その試合、
下柳はスタメンを外されてしまった。
どうやら前回のゴンザレスに続いて、チームメイトの
掘り下げ話、第二段というところかな。

A‐D.O.G.S.
コーンのバットは無敵のバット。人間だってぶっ飛ばす。
何か、脳内麻薬か何かが分泌されてるようだが、
「カサカサ」とかいってるのは一体?

転生ANIMA
何かまあ色々あって(池乃めだかと間寛平とか……詳しい説明は不可能です)、
ウルフとタイガーが子供になっちゃいました。七話目にして設定変更!?

BM〜ネクタール〜
オタクの力に米軍特殊部隊がてこずっている間に、
コンピュータールームへ潜入。手動での電源カットに成功。
つまり日本軍人とオタクは凄くって、米軍と庶民はバカということですね。

七人のナナ
神近くんと同じ学校に入る為、野球で特待生になろう!
というわけで名門校の野球部と野球勝負をすることになった七人のナナ。
しかし勝てるわけがないので、ミニスカパンチラ作戦、敢行!!
パンチラ、パンチラ、パンチラ、パンチラの嵐で相手を惑わし見事勝利。
結局神近くんはその学校へは入らなかったんだけど、そんなストーリーは
どうでもよいのだ!! とにかく、パンチラ・パンチラ・パンチラ!!
これぞパンチラの権化、国広あづさの真骨頂!!

ななか6/17
幼い頃、子供の心を捨てた時の自分を思い出す、十七歳の七華。
今、その子供の自分が、自分の中にいる。しかし父親の再婚問題は
六歳の七華では対処出来ないと、十七歳の七華は父の元へ。
だが……父親と朝霞さんが抱き合っているのを見た七華は、
それこそ子供のように泣き散らしてしまう。父にぶたれ、
家を飛び出した七華。そこへ自動車が……!!
な、何か急転直下の展開なんですが……終わるの???

スクライド
兄、クーガーの技、攻速のシェルブリットでホーリーに殴り込むカズマ。
そこへ再び立ちはだかる蒼乃大気。太陽光を集中させる「太陽=爆焼(サンウェルダン)」で
カズマを焼くが、カズマはシェルブリットを鏡にしてそれをしのぐ。
しかし、カズマの不利は変わらない。何故なら大気は手加減しているのだから。
そして、何故大気が手加減しているのかというと――
「よくぞここまで強くなった……弟よ……!」
ええっ!? 何それ!! 兄弟かよ!! またそんな唐突にっ!!
拳の紋様がその証とか言ってるが、今時拳に紋様刻んでる一族って一体……。

キリエ 吸血聖女
調律士の攻撃をパンチラしながらかわし続けたキリエだったが、
パンツ丸出し状態で敵に捕まり、逆さベアハッグを食らってしまう。
エミリオのおかげでどうにか脱出、パンチラしながら反撃し、
ラーラマリアに貰った銃で、一発逆転をかける!!
結構激しいバトルしてるんだけど、パンチラの方がより激しい。
個人的に、パンチラの権化・杉村麦太と呼びたい。

総評
ハングリーハートがシリーズ連載だというのが、本気でショック。
やっぱりキャプ翼との並行連載は無理だったのか……。
そして、ななかが終わりそうなのもちょっとショック。
こないだ新キャラも出てきてたし、まだ終わらないとは思うんだけど。
その代わり、今号はバキが無茶苦茶な面白さを提供してくれた。
我々がバキに求めているのは、こういう面白さじゃない!! とは思いつつ、
爆笑しちまったもんはしょうがない。勇次郎オチ、最高っ!!