チャンピオン21号感想
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(新)SAMURAIMAN
芹沢直樹新連載。
今回は出だしも出だしで、内容なんかさっぱりわからないのだが、
スケールの大きな話にはなりそうなので、期待は持てる。
ヒロインを巡る二人の男のライバル関係と、空から降ってきた
謎の巨大鎧武者――これはやはり、変身するのか?
詳細がはっきりするまでは、青で様子見。

ORANGE
ムサシの残留を知り、希望を取り戻すオレンジイレブン。
そしてコジローもついに覚醒。オレンジ完全復活。
ゴタゴタも収まって、これからは真っ直ぐにF1を目指せるか。

エイケン
伝助がちはる以外の人とデートしてた……ということは!
「私も伝助お兄ちゃんの彼女になる余地があるって事だー(はぁと)」
そっ、そうきたか!! お姉ちゃんを裏切って許せないとか、
そういう感情は微塵もないわけか!? 百合子恐るべし。
そして体育倉庫でパンツを脱いで伝助に迫り、本気宣言をする百合子。
さらにちはると一緒にデートして、どっちを取るか選ばせる作戦に出る。
ここまで悪魔タイプの女の子って、ラブコメでは珍しいような。

バキ
一命を取りとめたドイル。烈の手作り料理を食べて、ウマいの一言。
そしてにこやかに微笑む烈。「アリガトウ」と答えるドイル……。
ベットで一服したあと、何も告げず立ち去るドイル、
空のベットを寂しげに見つめる烈。何か……とてもアヤシイぞお前等。
そしてドイルは克巳の元へ。新しい男の元へ走るのか、ドイル!?

ドカベン プロ野球編
「雲竜だ」「雲竜じゃない」「いや雲竜だ」「やっぱり雲竜じゃない」――
結局どっちなんだよ? 雲竜なのか雲竜じゃないのか?
とにかく雲竜みたいな強敵登場ってことだな。

ショー☆バン
「お前は鈴原的ピッチャーになりかねない」と指摘され、
反省するどころか「オレと鈴原じゃ才能が違う!」とか
さらに暴走した考えに取りつかれていく番太郎。
ついにはノブチンとキャッチボールしないとまで言い出した。
おいおいどこまで傲慢になってくんだ、こいつは?

フルアヘッド! ココ
巨大閃光がイノガスイーダとラーアジノヴに迫る。
化獣が最終形態になる中、パンクスの自爆は間に合うのか?
いつもキレてるパンクスが、死んだらまた親父の息子になって
酷いことされるんじゃないかと涙を流す。それに対して、
「大丈夫だよ おまえの親父は地獄だ ガーシュや俺らは天国さっ」
と笑顔で励ますバクチが格好良過ぎる。やっぱ一緒に死ぬ気か、バクチ……。

虹色ラーメン
赤城、巨乳看護婦にメロメロで戦線離脱。
長谷川もこの時期に生徒会の方優先させやがって戦線離脱。
というわけで新入部員二人を頼りに、本選に挑むことに。
一回戦の相手は、あの米沢ラーメンの良太の知り合い、
山形赤湯ラーメンの八幡義綱。得意技は辛し味噌ラーメン。
辛し味噌……食ったことないからどんなんだかわかんねー。

スクライド(終)
あれから一年……。
劉鳳は、水守に別れを告げ、シェリスと共に旅に出る。
君島はあやせさんという嫁さんを貰って真面目に働いている。
箕条とハーニッシュは新生ロウレスを率いて仲良くやっている。
その頃、橘あすかは極寒地帯で氷漬けの恐竜を発見していた。
その氷には内部から破壊された跡があり、傍らには
「s・CRY・ed」の文字が残されていた……。
そう、あの男は生きていた。片腕を失い、片目を失い、
それでも運命に反逆し数百万年の時を生き延びたのだ!!
「運命――これほど反逆し甲斐のある相手もいねーな」
「そう思うだろ? あんたも!!」
スクライド、完ッ!!

メディアミックスの枠を超えた、一個の作品として
とてつもなく面白いマンガだった。無駄に熱く、無闇にバカ。
もちろんアニメ版と比較するとさらに面白いという、
メディアミックス作品独自の魅力も存分に発揮されていた。
今回の君島とあやせの結婚なんて、アニメファン感涙である。
一方で、アニメに比べて極端に扱いが悪い劉鳳みたいなのもいるが。
個人的に、黒田洋介の株はこの作品で急上昇。
そして、戸田泰成という新たな才能を発見も収穫だった。
まだアニメブックや最終巻での書き下ろしなど色々あるが、
とりあえず、黒田・戸田両先生、お疲れ様でした。

七人のナナ
ついに受験前日――って、早っ!!
「いい加減な気持ちで受験して欲しくない」と神近くんに言われ、
ナナショック。さらに受験票までなくして八坂扇受験を諦めかける。
そこへ神近くんが受験票を持って現れて……。
今回はギャグなしパンチラなしのシリアス編。
しかしもう受験なのか……意外に早く終わっちゃうのか?

A−D.O.G.S.
涼子が捕まった、ということでアナコンダとアナコンダァーンク勝負。
ダンクされると細切れのところてん状態になります。
そしてリカオンが早速ダァーンク!?
「早くもアナコンダ 一点先制でーすの!!」

ななか6/17
ななかに自分の居場所を奪われていくのが悔しかった、と語る七華。
そして、六歳のななかが出てこれるのは、あと一度きりだと告げる。
一人、録画しておいたまじかるドミ子の最終回を観る七華。
「ユウキくんを助けたのは魔法で大人になったドミ子ちゃんんだけど
『助けたい』って思ったのは ドミ子ちゃん自身じゃないか
大人のドミ子ちゃんも子供もドミ子ちゃんも ドミ子ちゃんはドミ子ちゃん
二人で一人なんだよ――」

その最終回に、涙を流す七華。そして、ななかと稔二の最後の時間が始まる……。
何か、凄く深いな……。七華は結局、自分自身に嫉妬してるわけだからな……。

BM〜ネクタール〜
脱出開始。
混乱する民衆に対し、香ノ宮が号砲一発。
「次にトラブルを起こした人は遠慮なく撃ちます!」
極限状態とはいえ、容赦ねえなー。

樹海少年Z001
無礼講の果てに……みんな溶けました。
「こうして世界は救われた…… 完」
……………………あっ、そうですか。

目次&作者コメント
「『エイリアン9』の富沢先生が手伝ってくださいました。」――国広あづさ。
どういう繋がりがあるのか知らないが、まあ、繋がってても
何ら不思議はない二人ではあるな。どこ手伝ったんだろう?
「瀧さん連絡ください」――漫$画太郎。
ネタ……じゃないかも。

総評
スクライドが終了。サムライマンが新連載。
次回新連載は、内海甲介「キャラメルリンゴ」。
え〜っと、どう見てもRAVE・うえき系の絵柄で
ついにチャンピオンもこっちに手を出しちゃったかと
本編見る前に早くも鬱。しかも忍者だよ……。
RAVE+NARUTOなのか?
とりあえず、第一話を待ってみますか。