チャンピオン27号感想
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表紙
サッカー増刊と一瞬区別つかんかった……。

ORANGE
南予サッカー三十五年の集大成、片岡悟大爆発。
しかし元オレンジの二人は、そんな片岡を徹底マークする。
歴史と因縁が織り交ざって、面白い展開になってきている。

ハングリーハート
祝!! TVアニメ化決定!!
確かに、新連載当初にそんな噂はあったんだけど……マジだったのか。
九月からアニマックスで先行放送して、その後十月からフジか。
「ホイッスル!」と違ってフジがつくのは、陽一ブランドの力なのだろうか?
とりあえず、アニメ版のスタッフが知りたい。誰が立てた企画なんだ?
マンガの方は、実は交通事故(出た!!)で左足首が動かなくなっていた
マネージャーや、楽しそうにサッカーに興じる女子部員達を見て、
ついに恭介の中のハングリーハートが動き出す。ボール蹴って感涙。
ようやくチーム結成となりそうだが、次の掲載はアニメ放送直前の八月末。
ってことはこのマンガ、全十話もないのかも……。

バキ
点滴受けながらも、ドイルをボコり続ける克巳。
ボコられながらも、敗北を認めないドイル。
ドイルが何を考えているのかがわからない。
何か企んでるのか? 何かあるならさっさとやってくれ。
で、次号からしばらくは、「アレ」を描く為に隔週連載。

ヤングチャンピオン版「バキ」のお知らせ
ってことで、「バキ」セックス編、感想。
というかまず、ヤングチャンピオン入手に無茶苦茶苦労しました……。
水曜日に探したもんで、売り切れ続出なのかそもそも入荷してないのか、
どこへ行っても売ってない……。どうにか一冊発見しましたが、
苦労した甲斐は――あった!!
何ていうかもう、形容しがたいモノを見たッ!!
人は、男とは、あそこまで間抜けになれるものなのかっ!!
あの服の脱ぎ方は衝撃だった……。板垣恵介の表現力を、
改めてまざまざと見せつけられた。半端じゃねえぜ、板垣恵介!!
とにかく、これはある意味伝説に残るほどの傑作になるかも知れない。
単行本に収録されるのかどうか微妙なので、やはり苦労してでも
ヤングチャンピオン毎週探さなきゃならないだろうなぁ。

ドカベン プロ野球編
寺原、魔球習得か!?
魔球まで覚えさせるのかよ!!
いくら何でも寺原贔屓し過ぎだ!!

ラフ&ラフ
冒頭二ページ、禿げ親父ヒストリー。
何なんだこのマンガは……。何がしたいんだ、笑わせたいのか???
アパート部屋に対して、親父が異様に小さいコマも、笑わせようと
してやっているのか??? それとも何かのメタファーなのか???
訳わからん……謎だらけだ。

SAMURAIMAN
ようやく戦闘開始。
しかし遮那王、いちいち発言が頼りないな。
今一つ燃えない……。

フルアヘッド! ココ
ライツワイズに取り込まれたココ、バーツにとどめを刺そうとする。
だがその時、ライツワイズと同化していたラグの声がココに届く。
「大好きを守る それでいいじゃないか
…………で? 一番の大好きはなんだ?」
「信念を貫け お前ならできる 俺の息子だっ
最初で最後だ 親の言うコトを聞け」

その言葉に、ココ覚醒!!
「ボクの……一番大好きは……バーツだァ!!
信念! 貫くよォ!! 父さんっ!!」

親子の絆が呪縛を破る……というか、それ以上に、
ココのバーツに対する愛が奇蹟を呼んだ、という風に読める。
そして、ライツワイズは巨大化。ついに最終決戦!!

エイケン
美八留の部屋にお泊り。
定番の添い寝シチュエーション。
しかしそこはエイケンらしく、
「ミチャムチャ」「マニン」で「スマタン」。
「寮母さんに気付かれたー!!」のコマが、
何故あんな大迫力なのかが謎だ。

虹色ラーメン
自分が何故ラーメン甲子園に参加しているのか、
その理由がわからなくなる太陽。
理由を、周囲の期待に応える為だと定義して
試合に臨む太陽だったが、そのせいで、職人として
最も大切なものを失おうとしていた……。
太陽の表情って、時々暗黒面に落ちるよなー。

がんばれ酢めし疑獄!!(10/10タイトル修正
ラムニー君とオニムラが奇蹟のコラボレーション!!
「オマエはいずれヒモをねじ切るつもりかぁ!?
殺シテヤルゥ!!!」

熱いオニムラに対し、ラムニー君のアンニュイな
突っ込みは効果抜群だ。

BM〜ネクタール〜
ヘリ、飛行不能!!
しかし、神悟の機転と幡場の体力が、
生存の可能性をゼロにはさせない。
やはりこのマンガは、こういう
ギリギリの状況が一番面白い。

樹海少年Z001
また秘密結社コンボが発動しそうな予感……。
今度は何週続くんだろう?

A−D.O.G.S.
ニシキの幻覚により、リカオンを刺してしまう軼狼。
一方ジャッカルはかつての友に追い詰められ、絶体絶命。
ジャッカルと敵の因縁が唐突過ぎて理解出来ない。
やっぱり巻いてるよなー。予定通りではなく打ち切りなのか?

総評
ハングリーハートアニメ化。
アニメ化というより、アニメ企画を
先にマンガ化してたんだよな、やっぱり。
高橋陽一の個性があまりにも強過ぎて、
そうと気付かなかっただけか。
しかし、アニメ連動企画だとすると、
「スクライド」や「ナナ」のように、
アニメスタッフ名が先に出るのが普通のはずだが、
あえて高橋陽一の名を看板に掲げたのは、
やはりその名にそれだけの価値があるってことなんだなぁ。