チャンピオン33号感想
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バキ
毒虫やら毒草やらを沁み込ませた砂で手を鍛え、
手に毒性を与えたのが毒手。……そのまんまだな。
そして柳は毒手を携え、お疲れの刃牙の元へ。
そりゃお疲れだろーなぁ、あれだけティッシュ消費してりゃあ……。

恋愛出世絵巻えん×むす
三人目のお守り所持者登場。
「学業成就」のお守りの通り、天才的頭脳を持つ小学生、聡。
お付のメイドはメガネっ娘でドジっ娘な雪菜。
義介を動揺させる為、柳木さんにちょっかいを出してくる。
お守りって、そのご利益に対応した能力があるのか?
他に何がある? 家内安全、交通安全、安産祈願……?

虹色ラーメン
嵐の中、病院の前でラーメンを作る太陽達。
そのみんなの想いがこもった虹色のラーメンを
食べて、与田さん復活。そして、太陽も復活を果たす。
与田さん死なないのか。まだ役目が残っているのか?

キリエ〜吸血聖女〜
ラーラマリアの正体判明。
彼女はアメリカ陸軍の少佐であり、
ずっとキリエを監視していたのだ。
キリエとの友情もご破算となり、
一同はぎくしゃくしながらソリアを目指す。
スパイ疑惑は最初からあったが、軍人だったとは。
しかし、何か展開早いな。やっぱ十週くらいで
終わる予定なのか?

ショー☆バン
エラーした清田に「ドンマイ」と言いながら、
態度がちっともドンマイじゃない番太郎。
ついに仲間の信用をなくし孤立し始める。
いよいよ不協和音が表面化してきた。
もう修復不能か、これは?

無敵看板娘
ちょっといい話になってるな。
前回もそんな要素あったけど。

エイケン
結局先生も伝助が好きってことで終了。
――と、いきなりエイケン部全員が
博多にまでやってきて、そのまま
博多観光編に突入。あれ、けど
百合子ってエイケン部だったっけ?

(読み切り)LOVELYDOLL REDLIVER
鈴木ダイ読み切りによる、ゴシックロリータバイオレンス。
若い女をラブリードールとして奪っていく男、フゴーに支配された村。
その村で行き倒れていたところを救われた少女、赤川雫。
雫をラブリードールとしてフゴーに差し出そうとする村人達。
だが、雫こそはかつてフゴーに殺され、怨みを抱いて甦ったゾンビだった――
とにかく、兎のぬいぐるみが凶悪な形の剣に変形し、雫が正体を現す一連の
シーンが全てといっても過言ではない、主人公のキャラ立ち第一の作品。
通常時にはおとなしいく、戦闘時になるとキレまくる雫のキャラはいい感じ。
体を切断されながら戦うというのも、悪趣味でよし!!
A−ドックスのことがなければ連載希望とかも言うんだけど……。
A−ドックス、本当に第二部あるのか?

キャラメルリンゴ
忍書は、持ち主の忍気に反応する。
忍気……。捻りのない名前だなぁ……。
つーか能力のある者が持つと印が
浮かび上がるクジってネタ、
幽遊白書にあったよーな。

しゅーまっは
スクール水着でプールの授業。
しかしみんな、驚くほど胸ないなー。

拳魂
上段蹴りマスターの為、一週間で七万回の蹴りを打つ。
一日一万回というノルマを、どこか楽しそうに
こなしていく拳太。空手が彼を着実に変えていく。
成長描写が上手くなってきたな。素直に面白い。

BM〜ネクタール〜(終)
アメリカ軍の中にも良心的な人がいてくれた、
ということで長い道程ながら希望が見えてきた。
アメリカ政府がUSBMの研究を再開したとかいう
オチはついたが、基本的には明るい最終回。
しかし、どうもすっきりしない。消化不良な感がある。
もっとこう、劇的な終わり方をして欲しかったというのが
正直な感想。だが、この作品は「脱出サバイバル」なのであって
能動的に現状を変えて世界を救ってしまうような終わり方は
テーマに反するのかも知れない、との思いも持つ。
この最終回がギリギリの線だったのかな……?

総評
BMが最終回。次号からは緋采俊樹が新連載。
どんな話なのかは不明だが、とりあえず期待。
果たしてココとBMの穴を埋められるのか?