チャンピオン36号感想
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(読み切り)不知火・土門伝説
あの不知火と土門が高校時代、幻の勝負を繰り広げていた!!
と、言われても、旧ドカベンはTVアニメの再放送を観ていた程度の
知識しかないので、いまいち乗れないなー……と思っていたら、
不知火・土門の勝負が引き分けに終わったあと、明訓が弁慶高校に
負けたシーンが四分の一サイズに縮小されて完全収録!!
ああ!! このシーンアニメで観た憶えある!!
そうだそうだ、明訓が負けて最終回なんだよなー。懐かしい……。
本来の意図とは微妙にズレたが、ノスタルジーに浸れて大満足。

ドカベン プロ野球編
そして読み切りから続いてオールスター戦。
不知火と土門の勝負が時を越えて再び実現する……という
話だったはずが、清原のフライを岩鬼が背面キャッチなんか
したせいで、セリーグ選手&ファン大激怒!!
そしてファンに向かって突っかかっていく岩鬼!!
「岩鬼やめろ ファン相手の暴力は永久追放だぞ」
なんという急展開!! 不知火と土門の立場は?

ひもろぎ守護神
除霊屋の少年が、舞咲に興味を持って転校してきた。
恋愛要素も加わるのか? それとも退魔ものになるのかな?
まだ方向性が掴みきれない。

虹色ラーメン
確かに鳳の至高のラーメンは美味い、いや美味過ぎる、
美味過ぎて飽きる!! 何より至高のラーメンには
金が掛かり過ぎて毎日はとても食べられない。
対して太陽の究極のラーメン、テーマは粗食!!
ただし粗末の粗ではなく質素の素――って、マンガ違うか。
ともかく勝者太陽。そして、雷蔵の言葉によって
鳳レイも解放され(決してレイプされているのではない)、
物語はクライマックスへと向かって動き出す。
ていうか、本当にこれ終わっちゃわないか?
神宮寺雷蔵も何かいい人になってるし。

バキ
毒手との戦い・2。
つーか毒手使ってないし、今回も攻撃するまで行ってないし。
腕を鞭のようにしならせるというのは、物凄く単純な発想の
ようにも思うのだが、セリフ回しが上手いとごまかされるな。

ショー☆バン
「今日のオレはサイコーだった! 『反省ポイント』なんて一つも無え!」
「きょ今日は“オレひとりの活躍”で勝てた! オレは殊勲者じゃねーか!
なのに…なのに……誰もオレを褒めてくれねえ!」

反省どころか自覚もなし!!
恐ろしい男だ!! 恐ろしい男だ番太郎!!
物陰から先輩達の「小沢は嫌な奴」発言を聞き、ようやく事情を察するも、
反省する気などさらさらなし!! さらには親父に殴られても、
「明日は球場に行かない」と言い放つ始末!! もう誰にも止められない!!
凄まじい状況になってきているな……。初期の頃の爽やかさは何処へ……。

恋愛出世絵巻えん×むす
柳木さんの目を通した、ソーニャの紹介。
ようやくソーニャのキャラが掘り下げられてきたか。
「アホのくせに世の中を渡っているわッ!!」って、
酷い言われようだが、やはり縁結びの力が強いということか。
しかし、身長180以上のドジっ子メイドって、現実にいたら怖い……。

SAMURAIMAN
遮那王VS呪罹、一気に最高潮へ。
いきなり盛り上がり過ぎて読者が置いてかれてるような
感じを受けるのだが、まあ盛り上がってるのはいいことだ。

エイケン
いつぞやと同じように、ちはると美八留を行ったり来たり。
このダブルデート話って、パターン化して今後も繰り返す気みたいだな。

頑張れ酢めし疑獄!!
ラムニー君が一ページ取ってるのは、
ネタ一つ分ごまかす為か?

拳魂
不良達を見事全員KO!!
三ヶ月の修行は無駄じゃなかったんだ!!
――てなわけで、次号最終回。
……扉の「大好評」ってマークは何だったんだ?

キリエ〜吸血聖女〜(終)
ついに黒衣の者との最終決戦。
皆の願いを込めた弾を打ち込むが、黒衣の者は
仕留めきれず、空の彼方へと消えた。
キリエは再び旅に出る。主よ、憐れみ給え――
駆け足、だなぁ……。
アンナロッテとかサンタミカエラとか、
いいキャラ山ほどいたのに、活かしきれなかったし。
それでもまとめきってみせた作者の手腕は素晴らしいが。
しかし、それゆえにもっと長いスパンできちんと
余裕を持って楽しみたかったというのが本音。
杉村麦太は帰ってきてくれるんだろうか?
エロマンガの仕事蹴ってでも、帰ってきて欲しいなぁ……。

でじこのチャンピオンカップ(終)
チャンピオンカップと共に、でじこのマンガも最終回。
チャンピオンにでじこという取り合わせ、最初は
物凄く違和感あったが、いざなくなるとなると……寂しい。

総評
拳魂、意外とあっさり切られちゃったな。
最近面白くなってきてたのに。
次号からまた新連載ラッシュなんで、
席を空けなきゃならなかったのかも知れないけど。
しかし米原秀幸も小沢としおも、帰還早いなー。