チャンピオン41号感想
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Switch
少年の頃からの夢を叶える為、父親から逃げる男。
やはりしばらくは「逃走トリック」と「人情話」を
組み合わせての一話完結で行くみたいだな。
逃走のギミックがもう少し派手でもいいと思う。

元祖! 浦安鉄筋家族
ヨーダネタ。
バアサンなのは何故なのだろうか?
いや――そもそもヨーダに性別あるのか?
作中で男だと明言はされてないよな……。

ダンコン
いざ、応援団へ。
美少女フィギュア作ってる奴がいたりして、
硬派一本にはなりそうもない。どういう方向性に
なるんだろうなぁ。団長のキャラクター次第か。

バキ
守る女が出来たから強いのだ、とは花山の弁。
つまり男の強さとは本質的に、女を守る為に
あるものなのだ、という主張なのだろう、たぶん。
テーマ的に間違ってはいない。いないのだが、
その主張に共感出来るだけ仕掛けが弱過ぎる。
で、結局何で毒効かないの?

恋愛出世絵巻えん×むす
ソーニャが連れてきたのは、聡の父親だった。
幼い頃、生活苦から母の実家である竜造寺家に
預けられた聡は、そこで絶望的な差別に晒される。
そんな時、圧倒的なカリスマを持つ謎の男に
ドラグーンを支配するという野望を植え付けられたのだ。
……ベットに押し倒されながら。
微妙かつ絶妙な描写だ。凄い、さすがは瀬口たかひろ。
あれはヤラレてるのか? というかヤラレていて欲しい!!

ショー☆バン
とてつもない才能を見せつけながら、プレーを続ける番太郎。
「チームワークの足を引っ張る」とは、つまり自分一人で
勝ってやるってことなのかな? チームワークなど無意味だ、と。

ハングリーハート
キャプテン、副キャプテン、そして問題児外国人二人。
サブキャラクターのお披露目という感じだが、
キャラ立ちは皆一様にいい。ジェファーソン公司の
「だろ〜〜〜ん」とか、特にいい。

ひもろぎ守護神
勝己が体から抜けたことで、舞咲の体が浮遊霊に狙われる。
あれ? この設定……どこかで見た記憶が……。
ええっと――ああ!! 「GS美神」で人間に戻ったおキヌちゃんが
浮遊霊に狙われた時の話だ!! パクリってほどじゃないけど
ちょっと引っかかっていたので。思い出せてすっきりした。
そういえば……体に霊が二つ入ってるんで潜在能力を発揮出来るという
設定もどこかで見たような気が……。あれ? 何だったっけ?

ななか6/17
雨宮が思い返す、再会した頃の稔二の話。
荒れてる頃の稔二はほとんど別人だなー。
七華は全然変わってないけど。
第二部に入ってから、七華は初登場だけど、
回想で出てくるってのは、何か意味あるのか?

虹色ラーメン
義綱と姫子は、無事ラブラブになってめでたしめでたし。
しかし、このマンガでも屈指の美形キャラである義綱の
相手を、ああいうデザインにする作者のセンスって素敵だ。

エイケン
エイケン部を潰そうとする生徒会会計委員長、銀天蝶が登場。
クールなお嬢様という感じのライバルキャラだが、この娘は
脱いだり揉まれたり粘液かけられたりはしないのか?
そういうことされちゃうと、出てきた意味ないように思うし。

キャラメルリンゴ
闇忍襲来。
そして、十二英雄忍だったキラカンと、
元十二英雄忍であった揚羽との戦いが始まる。
しかし、最初に「揚羽」と呼ばれてるのに、
何で戦闘中キラカンは「敵は炎の使い手!!」とか
びっくりしてるんだろうか? 最後には
ちゃんと元同僚(たぶんそれ以上の関係)だと
気付いてるし。繋げ方が訳わからんぞ。

頑張れ酢めし疑獄!!
ちょっとブンガク風味な長文と、間で見せる回。
「歴史の授業が怖え! 登場人物がすでに
全員死んでいるって現実が怖え!!」

というのは、ギャグで言ってんのかどうなのか
判断に迷うが、何となく味があっていい。

無敵看板娘
何で鬼丸飯店に客が入ってんのかの考察。
闇プロレス場みたいな扱いなのね……。

SAMURAIMAN
世界に化け物がはびこり出す中、龍馬は一人、
サムライマンとして正義の為に戦っていた。
何でいきなりそんなことしてるのか、いまいち
説明不足でわかりにくい。というか、前回と
話繋がってないじゃん。エピソード一つ
飛ばされたような違和感がある。

目次&作者コメント
「作者の人格がどうであろうと、いい作品はいい作品。
集英社よ。ちゃんとやれ!!」<板垣恵介>
うおお!! 何て男らしいコメントだっ!! さすがは板垣先生!!
しかし、板垣恵介って「たけし!」読んでたんだ……。そのことにまず驚く。

総評
「えん×むす」は順調に面白くなってるんだが、
「ひもろぎ」「Switch」辺りはまだ弱いか。
「ダンコン」はまだまだ先行き不透明。
どうも最近、スタートダッシュのいい新連載が出ないな。