チャンピオン50号感想
>>戻る

バキ
復活の猪狩に電話ボックスごと
地下闘技場へ運ばれてしまったシコルスキー。
さあ、ここで第二ラウンドが――
って!! そんなことよりショウちゃんがっ!!
ショウちゃんも一緒に運ばれちゃってるよっ!!
凄えストーリーテリングだ……シコルスキー
なんぞに最早誰も期待していないと知って、
こんな形で作品に緊迫感を与えるなんて……!!
闘えショウちゃん!! 「バキ」の主役は今やお前だっ!!

Switch
ズボンをまさぐってから、ナナシが助けにくるまでに
多少間があったわけで、その間に何かされちゃった
可能性は否定出来ないのではなかろーか?

ドカベン プロ野球編
三冠争いも終わり、いよいよ日本シリーズだが、
本当にどうする気なんだろう? 西武に四タテ
食らわせたら、水島先生を本気で見直す。

TWO突風!
渋谷に集ったチーマーどもの絵が、
適度におざなりなのが、彼等の
知能の低さを上手く表現しているなー。

恋愛出世絵巻 えん×むす
子供、射殺。
どんどん話がダークになっていく……。
しかもそのダークな描写に必然性を
感じない辺りが、余計にダークだ……。

虹色ラーメン
朱扇華、ノーパン疑惑!!
一五七ページの後ろ蹴りしてるコマですよ……明らかに
何も履いてない……ノーパンチャイナなのか……ッ!!
いや、落ちつけ、タイツを着用しているという可能性もある。
にしても、描写としては確信犯だ……作者は確信犯だっ!!
もう、与田さんも麺王杯もどうでもいいッ!!!!

フェイスガード虜
さだまさしだけで一話消化しやがった……。
ある意味、凄い……。

ダンコン
竹田の成長話がいい感じで物語の安定になってるな。

無敵看板娘
酒に酔った美輝、しとやか娘になる。
何でみんなそんな怖がるかなぁ、可愛いのに。
二重人格になってレギュラー化すら希望するのに。

エイケン
色々あったが、銀天蝶編もこれにて完結。
結局伝助に惚れてたというオチなのね。
今回のシリーズ、ストーリーに明確な柱のない
この作品に、新たな方向性を与えようという
試みだったのだろうけど、成功したとは言い難い。

ひもろぎ守護神
表勝己による、幽霊助け。
こういう人情系のエピソードが
この作品の中心のはずなんだが、
あまり印象的な話が出てこない。
今回も話としては小品だし。

ななか6/17TVアニメ情報
TV版声優&放送日決定!!
やっぱりCDドラマ版とは声優変わるのか……。
こういうややこしい業界の体質、どうにかならんのか?
で、CD版でななかだった堀江由衣が雨宮になり、
TV版のななかは千葉千恵巳に。どれみかよー。
そして放送局と時間は、TV東京水曜深夜二時三十五分。
…………熱血電波倶楽部の後番かい。

ななか6/17
あの、スケバンを取ったら美少女のおりん再び。
何と嵐山に惚れて、デートを申し込むことに。
で、すれ違いつつもお互い本当の自分を
出し合って、ハッピーエンド……かと思ったら
おりんは今度は五月に惚れてしまうのでした。
嗚呼、嵐山に春がくるなんて、無理な話だったか……。

キャラメルリンゴ
いい加減、鉄ゲタの秘密を明らかにして欲しい。
何で蟲が腕(というか鉄ゲタ)に上がってきてるのか
さっぱりわかんないよ……筆者の読解力の問題か?

ORANGE
ムサシ、トップ下!!
まずはムサシが馴れないトップ下を
務めることが出来るのかに焦点が
当てられるのだろうが、これがもし
上手くいって、ムサシがトップ下の
楽しさに気付くようなことになれば、
居場所をなくしたコジローがオレンジを出て
敵として立ち塞がるような展開もあるかな?

優駿の門G1
非情に見えたダヤンだったが、その心には
確固たる信念と、深い哀しみがあった。
馬の処分される様子を描くとは……。
決して触れられることのない部分だけに、
ここをきちんとやってみせたのは、見事。

しゅーまっは
彩が誘拐された!! 混乱するおじいちゃん!!
というわけで大変な事態なのだが、それもそのはず、
次号で最終回だったりする……。
ええ!! そんなぁ!! 他に切るもんあるだろがっ!!

新人まんが賞募集のお知らせ
ムテムスの佐渡川準と、放物線の今井智文が対談。
妙にテンションの高い佐渡川と、極めてローテンションな
今井の醸し出すハーモニーが、とても居心地悪い……。
文章は編集が書いてるんだろうけど、実際の現場もたぶん
こんな感じだったのではなかろうか……?

ラフ&ラフ(終)
虎木VS室伏は、虎木の勝利。
そして室伏は腰の治療と留学の為、
アメリカへと旅立っていく。
いつか世界で……その約束と共に。
どうにかきれいにまとめてみせた最終回。
作品としては、あらゆる点で力不足だったが
きちんと終わらせてみせたことは評価したい。

目次&作者コメント
「被害者のことも考えず北朝鮮の宣伝に
協力するフジTVの本社ビルは、お台場から平壌に
移転して欲しいと切に願う。」<伊藤>

言いたいことはわかるが、そういう政治的な発言を
いち編集者が少年マンガ誌の巻末で言うのはどうなのか――
って、この伊藤って人、26号でも同じようなことを……。
つーか、一応フジはハングリーハートの放送局なんだぞ?

総評
「ラフ&ラフ」が今号で、「しゅーまっは」が
次号で終了。また大幅な誌面改革の始まりか。
しかし、最近のチャンピオンは積極的に
動いているわりに、成果が上がってないからなぁ。
さて、次の新連載攻勢はどう出るか……。