チャンピオン51号感想
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(新)スナッチャー窃
あっれぇ……このマンガ、昔読んだことがあるような……?
確か……昔の赤マルジャンプで、常に風船ガム噛んでる主人公
(女の子だったと思う)が古風な名前のアンドロイドとコンビ組んで
厳重警備のデジタル金庫みたいなとこに忍び込んで品物を
盗み出すって話があったはず。ロック解除したらいきなりフーコーの
振り子があって、最後それにガムくっつけて窮地を脱するの。
ちょっと調べてみたんだが……もしやタイトルも同じか!?
とすると、またジャンプからチャンピオンへの移籍組なのか?
そういえば、ハッカー能力持ったサムライの話とかもあったなぁ……。
しかしあの作者だとすると、あれからもう随分経つのに、
全く同じような話を、まだしつこく描き続けてたんだな……。
その執念には頭が下がる。今、こういうSF志向の作品は
少年誌では貴重なので、結構需要はあると思う。青で様子見。

虹色ラーメン
謎の美少女、麗花登場。
……って、唇で正体バレバレだ。
いや、けど髪が伸び過ぎのような気も。
姉妹という可能性も捨てきれないか。

Switch
扉こじ開けるってだけなんだが、
それだけでこの迫力と緊迫感を
出せるというのが凄い。

ショー☆バン
マリックに絡まれ続けるイジュくんが
何かちょっと気の毒だ……。

バキ
大観衆の前で、ジャックVSシコルス開始。
何だ、せっかく観客の前なのに猪狩はやらんのか。
というか、ショウちゃんの出番、もうおしまい?

恋愛出世絵巻 えん×むす
人間狩りの標的となり、狙撃される義介。
ほんとに撃たれたよ……そしてこんなに
危機迫ってるのに、キリンと戯れてるソーニャ。
この作品、一体どういう方向に進もうと
しているのか、さっぱりわからなくなってきた。

無敵看板娘
電車に轢かれてかすり傷を負った美輝。
それを知り、電車になれば美輝に勝てると
悟った勘九郎。電車だ、俺は電車になるのだ!!
しかし、美輝は新幹線と化し迎撃に出る――
「止まれ勘九郎ー!! 東京←→新大阪間を
三時間足らずで走りきるヤツに 各駅停車の
お前が勝てるワケがねえッ!!」

異様なテンションの高さに爆笑。どんどん
切れ味がよくなってくるな、このマンガ。

TWO突風!
別に敵でもない相手に、躊躇なく
目潰しを仕掛けるコウヤ。
なのに何でこんな爽やかに納得
し合ってんだろ、こいつら……。
そういう連中なんだ、という
表現なんだろうけどさ。

ななか6/17
高校三年間、稔二と一緒のクラスでありながら
影が薄かった虹坂さん。引っ越しを前に、
密かに想い続けていたN君との、思い出作りをする。
あー、せつなくて、けどほのぼのとしていて、
実に「ななか」らしいいい話だなー。

ひもろぎ守護神
霊など信じない現実主義者のヨシリン先生。
その信念で、霊を強制成仏させる。
段々とキャラが揃ってきた感じかな。
あとはもう少し女性キャラが欲しいか。

ORANGE
コジローのポジションを体感することで、
今までいかに自分がコジローに助けられていたか
思い知らされるムサシ。いなくなったことで、
むしろコジローの評価がうなぎ登りだな。

エイケン
銀天蝶、モンペコスプレ。
モンペとはまたマニアックな……。
部室も復活して、次回からはまた
元通りの展開に戻るのかな?
今回のシリーズでの唯一最大の収穫は
キャラが一気に増えたことだと思うので、
なるべく新キャラを活かしつつやって欲しい。

ダンコン
椿の覚悟に竹田が震える。
単純ながら少年マンガとして、
やはりあるべき展開だと思う。

キャラメルリンゴ
蟲は普通の忍気も食うので、敵の忍気を
食わせて逆転。いや……けどそれでは
修行になってないのではないか?

しゅーまっは(終)
最期は、彩とおじいちゃんの絆を確認し、
全員(含むしゅーまっは)集合でエンド。
綺麗に楽しく終わってくれて、嬉しいような
寂しいような。萌えマンガ的要素を持ちながら
ギャグとしても安定していた良作だった。
もうちょっと続けて欲しかったけど、ここらで
引いておく方が崩れてから終わるよりはいいかな。

目次&作者コメント
「十九歳の頃、ある組織のメンバーで武闘訓練を
毎週してました。喧嘩がやっぱ武器ですよ。」<藤井>

原作者、やっぱマジモンだったのか……。
しかし、そんなことを偉そうに巻末で語るなよ。

総評
今回、一足早く新連載が始まったが、
次号に載るのは読み切り。本格的な
新連載ラッシュは新年号からだろうな。
さて、どんなラインナップになるのやら。