ジャンプ2号感想
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表紙
リョーマと手塚のシンクロナイズドテニシング。
どうでもいいけど、何でジャンプだけ2・3合併号じゃないんだろう?

ジャンG塾
ああ〜っ、もう! エスターク倒せなくて止まってんだがらネタバレすんなよっ!!
しかし、ピサロが仲間になるってファミコン版に思い入れのある身としては何とも複雑な気分。
マンキンの格闘ゲームはキャラは2D、持霊は3Dなのか。変な試み。

テニスの王子様
まさに『手塚ゾーン』。
手塚ゾーン……もうちょっとましなネーミングはなかったのか。
ともかく南次郎レベルのテクニックで乾を翻弄する手塚。
かつてリョーマを倒した(らしい)伝家の宝刀も披露。完全に最強モードに突入。
乾、三日天下ならぬ三週天下だったな。

NARUTO
ナルトVSネジ、決着。
最後の最後は九尾の力ではなく、ナルトが努力によって身につけた影分身が決め手となった。
それはいいのだが、そこに至るまでの過程が九尾のチャクラで力押しなのがちょっと残念。
言葉とは裏腹に、結局才能で勝負しているように見えちゃうんだよなぁ。

遊☆戯☆王
サイコショッカーで攻勢に転じる城之内。その成長ぶりに遊戯は感動しているが、
海馬は「オレにはわかる…神は奴ごときに微笑むことはない…」と早くも見限り。
それを証明するように、マリクの特殊召喚モンスターが城之内を檻に押し込める。
しかも毎ターン溶岩でダメージ。今度の拷問は火責めか? 凡骨出汁の寄せ餌煮!!

ヒカルの碁
緒方が二冠を達成。アキラは座間と二年越しの再選。
記録係のお姉さん、この二年間に何があったのだ!? いくら何でも美人になり過ぎ!!
そして、塔矢名人は中国の団体リーグに参戦。一方、楊海は謎の囲碁AIを開発中……。
何か妙な展開になってきたぞ。団体戦……ってことはジャンプ伝統の五人組結成か!?
世界大会か!? その先に人知を超えたコンピュータとの戦いが待ち受けるのかっ!?
と、いうことで以下妄想――
世界大会をボロボロになりながらも勝ち進んだ日本選抜チーム。
途中、緒方が交通事故に遭ったり、越智が青木ヶ原樹海に消えたり、
伊角が「あぶり出しでの登録は違反ではない!」と助っ人参戦したり、
和谷が異次元空間に飛ばされたり、倉田が「振り返るな! 振り返るな進藤ーっ!!」と
叫びながら巨大な氷柱に押し潰されたりしたが、どうにか塔矢行洋率いる最強北京チームとの
優勝を賭けた最後の決戦に辿り着いた。父、行洋に対し「ボクに父などいないッ!!」と
憎悪を剥き出しにして挑むアキラ。死闘の末、息子に敗れ去る塔矢行洋だったが……
「これで勝ったと思うな……神の一手に最も近いのは……私ではなく――ぐふっ!」
「アナタハ、モウ、用済ミデス」
塔矢行洋を影で操り、この大会を仕組んだ真の敵、それは――
「お前が全ての元凶だったんだな、スーパー囲碁コンピュータSAI……いや、藤原佐為っ!!」
「フフフ、ヒカル。ワタシハ神ノ一手ヲ極メルタメ、地獄ノ底ヨリ舞イ戻ッタ……」
「千年ノ知識ト現代科学ノ粋ヲ結集シタ今ノワタシハマサニ無敵!!」
「佐為……いやッ、貴様は最早オレの知っている佐為ではないッ! ここで引導を渡してやる!!」
「フハハハハハ! 貴様モ我ガ野望ノ踏ミ台トナルガヨイ! 虎次郎ノヨウニ!!」
激震する大地……迫り来る巨大彗星……人類の未来は……? 今、全てはヒカルの碁に託された!!
ああっ!! ファンの皆様! 石を投げないで下さいっ!!

サクラテツ対話篇
桜テツの土地に開いた魔界への出入口を守る為、魔界の王子ニーチェがやってきた。
しかし、富良兎におちょくられている間に、未来人アリスと桜テツの戦いが激化、
魔界との出入口消滅の危機! それを体を張って阻止したニーチェ……だったが結局
出入口は漬物石により破壊。ニーチェは魔界に帰れなくなり、一人富良兎が喜ぶばかりとなりました。
ニーチェはレギュラー入りするのかな? 宇宙海賊と地底王がスポット参戦で
アリスとニーチェが桜家に居候、それを富良兎が遠目に見て一人楽しむ、と。

もののけ! にゃんタロー
学校の怪談。
同級生くらいに変身した主人公にヒロインが惚れる、というのは「ぬ〜べ〜」でもあったっけ。
そういう点も含めて定番。安定はしているんだけど……う〜んもう一声。

ONE PIECE
戦争終結。
クロコダイルの野望が白日のもとに晒され、人々の誤解も解けた。
だが「失ったものは大きく 得たものはない」。しかし国王は言う、
「過去を無きものになど誰にもできはしない!! この戦争の上に立ち!!! 生きてみせよ!!!!」
戦争の上に立ち、生きてみせよ……か。アフガニスタンの国王もこれくらい威勢のいいこと
言ってみせたら――って、マンガと現実をごっちゃにするのはよくない。うん。

シャーマンキング
シャーマンファイト、しゅ〜〜〜りょ〜〜〜。
おいおいおい、ホントに終わらせたよ! そうなりゃいいとは思ってたけど、
まさか本当に終わらせるとはなー、しかもサブタイトルが「プロローグ」!!
これが……これが迷走に迷走を重ねた果てに作者が導き出した結論なのか!?
ようやく描きたいもの、描くべき道筋、描ききる自信が見つかったということか……。
長いプロローグだったなぁ……。しかし、それに見合うだけのものを得たのだろう。
大切なのは心だ。このマンガに心がこもっているなら、何の問題もない。

ボボボーボ・ボーボボ
ふんどし先輩、伏線だったのか……。

ソワカ
敵の事情なんてあとでいいから、もっとアクションをじっくり見たかった。
二話と三話をまとめて戦闘と武器説明を同時にやったほうがよかったように思う。

Mr.FULLSWING
一年生は所詮中学レベル、レギュラーになれるような奴は一人もいない。
ということで一年を斬って捨てた監督に、辰羅川が食ってかかる。
結果、一年VSニ・三年の対抗戦が組まれることに。一年が生き残るには
試合までの四日間で欠点を克服しなければならない。猿野の場合は変化球打ち。
どうするかと悩んでいた猿野の前に、謎の男が現れる。
あ〜、このシルエットは、ええと、ほら第一話から出てたけど回を重ねるごとに
順調に出番のなくなっていった、あの、猿野の親友の、……あれ、誰だっけ?

ライジング・インパクト
ガウェインVSランスロット。
互いに新しい試みを重ねながら、切磋琢磨しコースを回る。
ガウェインの回想の中の、初めて会った頃のランスロットの顔が
ちゃんと初期バージョンだったりする芸の細かさに脱帽。

BLEACH
母親の墓参り。途中、お前の母を殺したのはお前を襲いにきた虚なのではないか、と
一護に尋ねるルキア。しかし一護は「おふくろを殺したのは……俺なんだ……!!!」と……。
謎の少女が現れたりと、先行き不透明な一護の過去話。イタくてオモい話になりそうで、期待。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
御所河原、久々の登場。パクリ遊園地で大儲け。
やっぱりこういうレジャー・ホビー系のネタは面白い。

ストーンオーシャン
「メメント」って映画らしいです。元ネタは。
映画は、十分間しか記憶を維持出来ない男が体中に彫った刺青のメモや
ポラロイド写真を手掛かりに、自分が何をしたのか思い出すといったもの。
観たわけじゃないので詳しいことはわかりませんが、最近ネタ元がわかりやす過ぎる気が。
敵スタンドの攻撃により、「三つ以上新しいことを憶えられな」くなってしまった徐倫。
こういう心理戦スタンドは久し振りなので、どう打ち崩すのか楽しみ。

(読み切り)SAVE THE WORLD
一週落ちたら二週落ちると思え。で、読み切り。
下手、とも言い切れない微妙なヘタウマ絵。ただ、ギャグは暗いし上手くもない。
これ一作でどうこう言えないので、腕を磨いて再登場していただきたい。

ROOKIES
青。平均レベルが高い為、とくに毎回感想しなくてもいいのではないか、という判断。
若菜に代わりキャッチャーマスクを被るのは、何と赤星。「まぁ天才だから何だってできる」
とのこと。出番がなくて平塚絶叫。しかし本当に悔しいのは若菜だ。今夏絶望。
それでも弱気を一切見せない若菜に、ニコガクが燃える。客も段々傾いてきた。

世紀末リーダー伝 たけし!
ドロップキックしたい。ただそれだけの話。
それだけで一話作っちゃう手腕は大したものだが、面白いかと言われると……。

ホイッスル!
東京VS東北。試合開始。
アフリカン小太郎の身体能力が爆発する。ヘディングの高さに足が届く!
黒人だというだけでみんながみんな驚異の運動神経をしているわけではないと思うんだが、
まあ色々と過去があるのだろうな。なかったらなかったで、それはそれだが。

BLACK CAT
油断するとすぐ下がる……。
ジェノス! ナイザー! ベルガー! 三人揃ってケルベロス!! しゃきーん(決めポーズ)
5のナイザーの武器はトンファー、11のベルガーの武器はバズーカの模様。
トンファーはともかく、奇襲用暗殺チームでバズーカって……。
ともかくリンスはムカつくセフィリアが番人の隊長を辞めることを条件に、
ケルベロスと行動を共にすることを了承。しかしエージェントくらい自前で用意しろよなー。

ピューと吹く! ジャガー
新キャラ登場か? と思いましたが、新キャラあきれて帰っちゃいました。
ジャガーさん、一応笛は上手いんだから吹いてあげればいいのに。

総評
しまった……また全作品感想になってしまった。
今回の注目は断然シャーマンキング。先の読めない展開にまっしぐら!!
……またコラム書きにくくなったけど。あとは黒猫の掲載位置がヤバいってことくらいか。
しかし今回、妙に感想書くの時間かかったなー、と思ったら、
そうだ、ヒカ碁で余計なこと書いたんだった。反省。