ジャンプ20号感想
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表紙
そういやミスフルの表紙って新連載以来初めてか?
カラーは何度かあったけど、表紙はなかったような。

ONE PIECE
マシラの兄弟、海底探索王ショウジョウと出くわすが、
今回もやり過ごして終了。キャラがどんどん増えていく。
話がどういう方向に向かうのか今だに判然としないなー。

第67回天下一漫画賞大発表
相変わらずジャンプの新人は若いなー。
もう新人のほとんどが年下になっちまったよ……。

テニスの王子様
乾の超高速サーブに対し、宍戸が瞬間移動!!
スカッドサーブを素手で掴む特訓をしたそうです。
またしてもベタな修行だ……。けどまあ、
天才、の一言で強さを表現されるよりは余程いいか。

遊☆戯☆王
海馬剛三郎への怨念を糧に、過去を捨て未来を目指す海馬。
現在放送中のアニメオリジナルストーリーと結構リンクしてるのな。
そして、信ずる者の為に戦う遊戯は、海馬の究極龍に対して、
ブラック・マジシャンとバスター・ブレイダーを融合。
久々に都合のいい融合を見た……。やっぱ融合はこうでないとな。

NARUTO
シカマルの危機にアスマ先生推参。
あっと言う間に敵全滅。な、何でそんなに強いの?
何か木ノ葉の教師連中、異様に強くないか?
敵だって一応選りすぐりなんじゃないのかよ。

Mr.FULLSWING
子津の十字架投法に、蛇神は六道眼発動。そして片手打ちで
「臨兵闘者皆陣裂在前!! 剋
と、あっさりホームラン。しかしこれ、監督に言わせると要するに
広角打法なんだそうです。……大袈裟な広角打法もあったもんだな。
そして次のバッターは、軟球を握り潰すキャッチャー三象!!

ホイッスル!
ラッキーゴールで一点先制!!
と、思ったら怒りの九州にあっさり二点とられて逆転。
しかも審判に目をつけられた鳴海が一発レッドで退場。
天国から地獄……サッカーってこういうところも面白い。

「ホイッスル!」ワールドカップ特集
「セクシーで優雅! チャイナドレス万歳!!」
「中国といえばチャイナドレス」って、
この文章書いた人、相当間違ってると思うぞ。
そのくせカットのパオは全然セクシーじゃないし……!!

シャーマンキング
エピローグ。
シャーマンファイト編の最後がプロローグだったから、
かなり転倒してるな。終わりの始まり、始まりの終わりか。
「アンナには会うたびに泣かされた」
これ、かなり強引な辻褄合わせだな……。
単行本二巻でのセリフと整合性を持たせようと
したんだろうけど、そのシーンで葉、アンナが
許婚に決まったこと、思いっきり嫌がってんじゃん。
もう辻褄合わせなんて考えないで突っ走っちゃって
いいと思うんだけどなー。変なとこで律儀だよなー。

世紀末リーダー伝 たけし!
ボンチューの親父が登場。その名もバンチュー。
どうもたけしの父親の死も絡んでくるようだな。
病気で死んだって設定に裏があるのか?

BLACK CAT
扉絵のキョウコ、まさに寸止め!!
前回でエロに開眼したかと思ったが、
やっぱり矢吹健太朗は寸止め好きか……。
そして本編では、そのキョウコが
トレインに惚れるという萎え展開。何だかなぁ。
あと、ケルベロスがこのままマジで死んでたら、
逆に面白いかも知れないとか、ちょっと思った。

第11回ジャンプ小説大賞第一次選考突破作リスト発表!!
この賞は本当に応募者の年齢層が幅広いな……。
下は十五歳から上は……ごっ、五十六歳っ!?
作品名は「正しい不良☆グラフィッティ[中学生編]」……。
☆っ!? グラフィッティ!? しかも中学生編っ!?
よっ……読みてえええっ!!!!

こちら葛飾区亀有公園前派出所
スペースチャンネル5パート2の発売を記念して、
ロボット刑事クララ、再登場。……いや、別に記念しなくても。
今回、ギャグがどうこうより、構図の凝り具合が気になる。
ロボットマンガを意識してるのか?

少年エスパーねじめ
読み切り版でヒロインだった、練川えすてる登場。
顔は可愛いが凶悪。そしていつの間にかエロ写真家に。
強引かつ変態な話の流れが素敵だ。

いちご100%
西野の家にお呼ばれ!!
しかも、明日まで家族は帰ってこない!!
王道だなー、このシチュエーションは。
どうなるんだ? やっぱり予定外に家族が
帰ってきちゃって、ベランダから逃亡したりするのか?

BLEACH
死神を憎む滅却師、石田雨竜現る。
和風の死神に対し、滅却師は洋風らしい。
それにしても、教師との摩擦を避ける為とはいえ、
一護の成績が学年十八位であることに驚き。

ROOKIES
あわやランニングホームランの危機に、
安仁屋のレーザービームバックホームが炸裂。
安仁屋かっけー。その反動なのか知らないが、
今回は御子柴が完全にギャグキャラ。

ボボボーボ・ボーボボ
海で首領パッチがパンチラ。
ビュティとヘッポコ丸のやる気のなさが尋常じゃない……。

(読み切り)ラーマゲドン 拉麺最終戦争
味を如何に表現するかに全てを懸ける男達の物語。
設定は悪くないんだけど、この設定でウンコネタはないだろ。
最後の妙に含蓄あるオチも余計だと思う。

サクラテツ対話篇
終わらない〜、けど続かない〜。
次回の予想がまるでつかない。
もう何が何だか……。

ソワカ
五行の鍵は巨大な鬼神でした。
そいつを俊輔が神封じして、
巨大な槍に変化させる。
要するに伝説の武器だったわけか。
しかし話が早急だな。今度こそ終わるのか?

あっけら貫刃帖
かつて青葉と同じように裂鬼助に誘われ刀狩り衆入りし、
裂鬼助の正体を知って彼から離れた男、可銀が現れる。
これも話が早急だな。締めに入ってきちゃったのか?

ストーンオーシャン
幻の生物、ロッズを追え!!
荒木飛呂彦はどんな番組を観たんですか???
一時期巻末コメントで「ワレワレハ地球人ダ」を
猛烈にプッシュしてたが、その関係なのか?
しかし未知の生物を利用するスタンドって、
そんなのアリかよ。もう無茶苦茶だ。
ところで、洋楽詳しくないんだけど、
スタンド名の「スカイ・ハイ」って、
そういうバンドがあんの? どうしても
マスカラスのテーマを連想してしまうんだが。

じゃんぷる
ありゃま新法「もう、なんでもかんでもカードゲームにしないこと」
そっ、そんなネタをジャンプの読者ページに載せるか……!!

ピューと吹く! ジャガー
うすた京介、2ちゃんねらー確定。
しかしあの、モナーっぽいギコ猫は一体? 新キャラ?
内容だけ見ても、高菜の壊れっぷりとハマーの変態っぷりが
ネットという素材を通じて最高に引き出された素晴らしい回。

目次&作者コメント
「最近、80年代の洋楽を聞きまくってます。」――高橋和希。
「最近、’80年代の音楽を聞いていると泣けてくる。」――荒木飛呂彦。
ネタが被ってるのと同時に、二人の年代差を感じるコメント。
「東先生と食事に行きました。」――澤井啓夫。
「澤井先生と飲みに行きました。」――東直輝。
同じ事件を語っても、「食事」と「飲みに」で性格の違いがわかるコメント。
「先週間違えて2P多く描いて関係者皆々様に大変ご迷惑かけたり」――武井宏之。
そしてこっそり懺悔する人。そういや前号は何か変だった。

総評
ソワカとあっけらが崖っぷち!! いよいよヤバいか。
サクラテツもさすがにもうすぐ円満終了だろうし、
そろそろ新連載が動き出してくるのかな?
そしてマンキンの過去編終了。いやほんとに、作者は
この過去編で完全に一皮剥けたな。素晴らしい出来だった。
これ、アニメ版監督の水島精二にはうってつけの素材だと
思うんだけど、アニメはそこまでいかないっぽいな。
るろ剣追憶編みたいに、ハイクオリティーでOVA化とかいいかも。