ジャンプ26号感想
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表紙
佐為、やっぱりいないのね……。

ヒカルの碁
第二部突入、大増28ページ巻頭カラー。
とりあえずは、現在のヒカルの立ち位置を
明確に説明した第二部導入部。
アキラとケンカしながらも対等に囲碁を語り、
プロには最強の初段と恐れられる。
顔も背丈もすっかり大人びて、今やもう一人前。
扇子がよく似合う天才肌の棋士へと成長を遂げている。
よくぞここまで立派になったものだ……と、
少しばかり感慨深くなったりもする。
しかし、ここまで成長してしまったヒカルを
主人公に据えての新展開は、なかなかにむずかしい。
ほったゆみのお手並み拝見といったところか。

テニスの王子様
今週のテニ王、あらすじ。
「グレイトー!! よぉく来たな小僧ぉウェルカーム!!」
「よっしゃ燃えるぜバーニング!!」「?」
「くらえっバーニング!!」「い゛――っ」
「つあっバーニング!!」「い゛ぃ――っ!!」
「ぬう゛う゛う゛―――っ!!」「ばあぅ!!」
「なんのっグレイトー!!」「バーニン…ぐっ」「い゛ぃ――っ!!」

「波動球!!」「カモンベイビー」
以下次号ッ!!!!

ONE PIECE
さんざんてこずらされた挙句、ロビンがあっさり鳥ゲット。
しかしその頃、バネバネの実の能力者だったベラミーに
モンブランの金塊が奪われてしまう。ついに怒るルフィ。
ようやくルフィがやる気を出してくれたようで。
ベラミー戦は短く切り上げて、一気に空島編に突入か?

プリティフェイス
理奈と一緒に下着を買いにいく由奈=乱堂。
シチュエーションだけで笑える。
改めて設定の勝利を感じるが、それだけではなく
叶恭弘の、時に繊細、時に破壊的な作画の力も
最大限に発揮されている。表情がイイよなー。

シャーマンキング
巫力の差を思い知らされながらも、戦いに挑むホロホロ。
いきなり親父の背中が……。そしていきなり巫門遁甲習得!?
それにしても、ピノとカジマヒデって、巫力100しか
違わないのか。アニメでは一応神クラス扱いしてもらったのに。

遊☆戯☆王
舌出しシャッフル!!
衝撃映像だな……アホ丸だしだ、マリク。
「うへぁぁぁ」とか言ってるし。

「ホイッスル!」W杯特集
占いで「人望ナシ」と判断されるトルシエ。
他はともかく、これはたぶん当たってる。

碁ジャス!!
SDっ!?

NARUTO
大蛇丸VS三代目火影、最終局面。
ついに三代目の秘術が炸裂……って、
これ結局どういう術なの???
手が出てきて魂(?)引っ張り込んで封印?
ビジュアルと効果が意味不明。ナルトの
九尾封印に似ているようにも見えるが……。

NUMBER10
左足しか使っていないことを見抜かれた天馬。
しかし、創造性を発揮して見事ピエトロを抜き去る。
レアルマドリーで10番を務めた男が、子供に
抜かれるんじゃねーよとか、そもそも天馬の
フェイント無茶過ぎとか、突っ込みは山のように
浮かぶが、まあハッタリサッカーマンガとしては
これでいいのだろう。素でやってたら恐ろしいが。

ボボボーボ・ボーボボ
ドラゴン化にマジで驚いた……。
にしても、第一話で死んだにも関わらず
読者から嫌われてるつけものが哀れだ……。

BLACK CAT
体はコドモ、頭脳はオトナ(?)
その名は――名掃除屋トレイン!!

まさか小さくなるとは……っ!! 予想しなかった、
というか何でそんな展開にするんだよっ!?
訳わからんっ!! 何がしたいんだ矢吹っ!?
梃入れなのかっ!? これで年少読者を取り込む
作戦なのかっ!? そしてクリードはショタに走るのか!?
というか基本的なところで、何故ナノマシンで小さくなるんだ!?
もう……ほんと面白いよなー、このマンガ(皮肉ではなく)。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
前にもやったロトくじネタに、たぶん何度もやってる
金庫破りネタと、今話題のペイオフネタを三体融合。
最終的に、一千万は手に入っているので、オチは弱い。

いちご100%
メガネっ子東城!!(ぽよーん) メガネなし東城!!(はきゅーん)
受験の真っ最中にエロ妄想に取り付かれる真中。
真中の気持ちは完全に東城に傾いて、三角関係が一気に
ドロドロしてきているのだが、真中が受験落ちた場合、
どういう展開になるんだろう? というか今回の話の後に
合格したとか言われても、説得力なさ過ぎだぞ。

ホイッスル!
勝利の後、芽生える友情。そして再び努力。
このマンガにジャンプ三大要素が揃うと、
何故か違和感を覚えるな……。

BLEACH
じいちゃんの言葉を思い出し、今、チャドが覚醒する!!
って、チャド覚醒って何だよ!? そういうキャラだったの!?
もしかして、家族・仲間、全員覚醒するんじゃあるまいな?
そして、みんなで虚バスターズを結成したりするのか?
それはそれで……凄く面白そうではあるが。

世紀末リーダー伝 たけし!
マミーの過去話。
唯一心を許した人を殺される、という
話自体はよくあるものだが、演出の上手さが
それを帳消しにしている。マミーが顔に傷を
付ける理由も、素直に納得出来る。

第11回ジャンプ小説大賞2次選考突破者発表!!
文月いつか・24歳・愛知県。葉月逸夏・34歳・愛知県。
この二人、PNだけ見ると同一人物っぽいんだけど、
年齢が違うんだよな。どういう関係なんだろう?

ROOKIES
赤星の打った球に関川が当たってアウト。
ツーアウト一塁の場面で、バッター安仁屋。
川上は勝負を望むが、監督のサインは敬遠だった……。
ここにきて、再び教育者哲学的なものにスポットが
当たってきそうだな。川藤にも見せ場がありそうだ。

少年エスパーねじめ
いい気になるるきじ。
どんどん本来の持ち味である
アダルトな毒っ気が解放されていくな。
筆者は面白いんだけど、打ち切りは
確実に近づいているような気がする。

HUNTER’MIND
毎回15ページで読みごたえもじゅうぶん!
待てこら。それつまり、落ちるたびにこれ載せるってことかい。
代原も尽きたのか……? つーか15ページぶん金返せよもう……。

ストーンオーシャン
除倫、偶然により辛くも勝利。
しかし、その偶然こそが、過酷な運命の証だった。
久々に、シビレるセリフの応酬。そして何よりも、
これまでの非常にいきあたりばったりっぽかった
ストーリーが、「偶然を求めている」の一言で
いきなり締まってしまったことが凄い。
そうかー、全て運命だったのかー。

ピューと吹く! ジャガー
偽ハマー現る!!
けど本物より格好いい。
っていうかハマーの方が偽物くさい。

総評
ヒカ碁が載ってると、やっぱ誌面が引き締まるなー。
ところで――
プリティフェイスが好調なんですが、この作品見た時、
「こういう雰囲気のラブコメ出すんだったら、
まず先にあの人の作品出してくれよ」と思ったものです。
ええ、しんがぎん先生のことなんですが……。
何か、亡くなったって情報が流れてます。
本当だとしたら残念なんてもんじゃない。
すっげー期待してたのに。最近の赤マルでの読み切りも
なかなか出来がよくて、すぐに本誌に帰ってきてくれると
思ってたのに……。早過ぎる。哀しいというより悔しい。
マジなのか??? 公式アナウンスが流れてジャンプの巻末で
尾田栄一郎や武井宏之が追悼のコメント出すまで信じられない。
ちょっとまだ、ご冥福をお祈りするとかいう気にはなれません……。
あー、猛烈に「リィンカーネーション」読みたくなってきた。
赤マル捨てる時、少し悩んだんだよなー。ああー。