ジャンプ30号感想
>>戻る

表紙
出番ないくせに大見得を切る主人公……。

NARUTO
出番ないくせに扉絵にいる主人公……。
そんな主人公は置いといて、サスケVS我愛羅。
あの山頂での会話がようやく全文判明し、
二人の因縁と戦う理由が明確に。
そして、ついに(一部)明かされるサスケの過去。
盛り上がってきてはいるんだけど、伏線の
使い方が何かもどかしいなー。あまり小出しに
せずにガンガン行っちゃった方がいいのではないか?

遊☆戯☆王
ここで海馬に託されたカードを引かなければ負ける!!
となれば当然引くわけですが、今回はさすがに決戦。
このカードは未来とか、デッキは魂の交差する場所とか、
しまいには「何を引いたかは見なくても分かる」という
演出で、この引きは運命なんだ! と強烈に演出。
これまでのご都合主義との差別化を図る。
けど、やっぱりいつもと同じ展開だよなぁ……。

テニスの王子様
中学でテニスを止めると決めた河村。
なので腕が壊れるのも厭わず波動球合戦。
結果、両者戦闘不能で無効試合。
まさかテニスでダブルノックダウンとは……。
しかし、選手生命を捨ててまで戦った河村に対して
「お疲れさん!!」とか言ってる場合なのか?

プリティフェイス
こんな前にっ!! そしてこんな前でこんな話をっ!!
真鍋が開発した偽巨乳を付けて由奈が登校、
そして由奈の胸がっ!! 包帯でっ――!!
けどこいつ、男なんだよなぁ……。
ともかく、お色気スラップスティックギャグ
としては非常に高水準な出来。男だけど。 

ヒカルの碁
御器曽に格の違いを見せつけて、ヒカル勝利。
一方、北斗杯に向け関西棋院の新星が動き出す。
この世界に関西棋院あったんだ……。
じゃあ結局女流枠とかもあるのか?

第11回ジャンプ小説大賞最終審査結果発表
入選は、21歳女性の猫の話。
佳作は、32歳女性の太平洋戦争の話。
ほんっとこの賞、振り幅広いなー。
しかしさすがに太平洋戦争の方は
審査員もカテゴリエラーだと
思っているようだな。ま、そりゃそうだ。
で、十月にジャンプの増刊として小説誌が
出るらしい。これは新たに創刊されるのか?
つーかジャンプノベルはどうなったんだよ!?

こちら葛飾区亀有公園前派出所
勘兵衛のゲーム会社の老人達を宇宙に連れていくと
嘘吐いて、ごまかし続けるというギャグ。
細かいスペースシャトル知識の散りばめが嬉しい。

ONE PIECE
いざ空島へ、ようやく出航。
ゴーイングメリー号、パワーアップするんだと思ったら
何ですかあれは……? あの羽根とトサカは空島行ったら
外れるんだよな? デフォルトじゃないよな?
黒ひげとは一緒に空島まで行くのだろうか?
ところで、前号読み直して今更黒ひげが「D」だと気付いた。
色々話が込み入ってきてるよなぁ……。

Mr.FULLSWING
水着の次は風呂!! けど、女子マネ増えてないか?
猿野も結局打ち捕られ、一年軍最後の攻撃へ。
こっからまた猿野まで回す展開ってのは……どうなんだ?

MUNBER10
「ホームに負けは絶対あり得ねェってことをよォ」
相手選手を次々に退場にし、ペナルティエリア内での
味方ファールも相手のシミュレーションにし、相手のゴールは
全てファールで取り消す!! 何て奴らなんだテンペスター!!
…………あ、これは違うチームの話だ。
ま、ともかくそんなホームタウンデシジョンもファンタジスタの
前には無力だ、ってことでテンマがスーパープレイを連発。
しかしテンマ、いくら何でも凄過ぎ。逆に萎える……。
大体、現実にはファンタジスタもみんな潰されてんだよっ!!
……いや、別に選手が悪いわけじゃないと思うんだけどね、うん。

いちご100%
卒業式で、最後の思い出作り。
今時第二ボタンネタとは……。
甘酸っぱいですなー。

ボボボーボ・ボーボボ
レーズンの人、本気で怖いな……。

ホイッスル!
「藤村はおそらくこの世代じゃNO.1の実力の持ち主――
カリスマになれるヤツだね」

シゲっていつの間にそんなキャラになってたんだ!?
NO.1!? しかもカリスマっ!?
桜上水時代にそこまでの片鱗って見せてたっけ?
ところで、風祭のゴールは時期的にいっても鈴木だよね?

世紀末リーダー伝 たけし!
ボンチュー、愛と哀しみの咆哮。
そして、リーダー達も続々参戦。
そんな中でたけしが出てくると、
……何故か違和感が。

シャーマンキング
リゼルグ、天使ゲット。
となるとモルフィンはどうなってしまうんだ?
前回のビッグガイビルの笑いって、てっきり
「ホロホロの野郎、強くなりやがって」みたいな
ライバルとしての笑いだと思ってたのに、
単なる悪巧みだったのか。ちょっと残念。

ストーンオーシャン
ヴェルサス、反抗期。
妙なキャラ立ちしてきたな。
「わたしのことか?」と聞く
神父に失笑。いいコンビだ。

BLEACH
自律型スタンド発動!!
本体名・織姫、スタンド名・盾舜六花。
能力・特定の現象を『拒絶』する能力。
六体のスタンドの組み合わせにより、
敵の攻撃を『拒絶』したり、特定空間の
破壊を『拒絶』して怪我を癒したり、
物質結合を『拒絶』して敵を攻撃したり出来る。
破壊力B(スゴイ) スピードA(超スゴイ)
射程距離B(スゴイ) 持続力E(超ニガテ)
精密動作性C(人間と同じ) 成長性A(超スゴイ)
――ってとこでしょうか、まとめると。
しかしまさか、ここまでスタンドしてくるとは……!!
けど攻・防・癒、全て完璧にこなしちゃうと、
あまり駆け引きの要素がなくなってしまうような。

少年エスパー ねじめ
へびと幽霊少女の、心温まる(?)お話。
ちょっといい話っぽくなっただけで、
作品のイメージって結構変わるものだ。

ROOKIES
アウト!!
ああ〜、と読者も一緒に唸ってしまう。
御子柴のやりきれない想いと川藤の言葉、
そして濱中のやる気がどれも真っ直ぐに
伝わってくる。ドラマとはこういうものだ。
しかし濱中、美しく空回ってるなー。

HUNTER’MIND
今回はほんと長いな。W杯でも見てんのか?

BLACK CAT
最後尾。またしても打ち切り危機か……。
今回、イヴはスヴェンを挑発しているのだろーか?
微妙なシチュエーションエロだなぁ。
そっち方向に突き抜けるなら、もっと過激に突き抜けろ!!

(読み切り)しゅるるるシュールマン
もはや読み切りではない……!!
ハマーは結局どうなったのだろうか……。

目次&作者コメント
「いやーバカな話やっちたかなー。でも思いついて
しまったものはしょうがないんだよなー。
で、来週は今回の反動で…。」<恭弘>

だから正気を保つ必要はないって。
シリアスに走る必要なんかないって。
「まぁ〜ずぅ〜しさにぃ〜負けたあ〜いいえ〜
世間にい〜負けたあ〜いつも応援してくれる人達
ありがとうございましたかな!?」<なみえ>

次号最終回なのか……。

総評
プリフェ絶好調。黒猫ピーンチ。
ブリーチは現在、いろんな意味で
微妙なラインを爆走中。
ねじめが確定な以外は何が切られても
おかしくない情勢だ……。
ナンバー10が急速に落ちてくる
可能性が一番高いような気もするが。