ジャンプ47号感想
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表紙
「供」と「友」を対比させるというのは、
なかなか上手いキャッチコピー。

ジャンG塾
「ファイナルファンタジーX−2」、発売決定!!
そ、そこまで墜ちたかスクウェア!!!?
X−2って何だよ!? そんなタイトルありか!?
当初、ユウナ編とリュック編という特別Verが
出るという話だったんだが……これがそうなの?
後でリュック編も出るのか? それとも二つを
合わせたのがこのX−2なのか? どちらにしろ、
スクウェアがヤバいことになってるのは間違いなさそう。

スペシャル企画 ついにS.F.トーナメント再開!!
「サブキャラクターをメインに描いてきた『エピローグ編』も
一段落し、ついにS.F.トーナメントが再開!?」

おっ!? エピローグ編いつの間にか終わってたのか!?

シャーマンキング
第201廻 エピローグ5−る!−
終わってねーじゃねえかっ!!
トーナメント再開の気配、微塵もなしっ!!
予定では、この巻頭カラーに合わせて終わるはずだったのか???
ともかく、ゴーレム戦続行中。命を賭けたルドセブの呼び掛けにも
博士は止まることなく、真理砲を撃ち込んでくる。そこに現れたのは
カッコよくなったチョコラブだった。変な石像持ってパワーアップ。
どうやら、チョコラブにまともな戦闘力が宿った模様。
そして、三週かけてサブタイが「止める!」で完成。
このサブタイの真意はよくわからないのだが……。

ONE PIECE
久々にスカっとさせてくれる回。
数話ストレスの溜まる話が続いた後には
必ずこういう回がくる。これは計算してるのか?
サンジの新技は踵落とし。今までなかったのが不思議。

NARUTO
カカシ達のピンチに颯爽と現れた、あれは誰だ!?
そうさ、僕等のヒーロー、マイト・ガイ先生だっ!!
……って、ガイの苗字ってマイトなの???
写輪眼対策も(力技で)万全。何気に凄い人だ。
かつて大蛇丸が属していた組織「暁」とか
裏事情も段々と明らかになってきている。そして
ナルトは自来也とツナデ探しに出発。二人旅なのか。

アイシールド21
一対一になった時の「VS」表記が新鮮かつ効果的。
チームスポーツものでありながら、こういう形で一対一の
ライバル対決を演出するというのは、素晴らしい発想。

テニスの王子様
手塚、敗れる。
この極限状況で「ラケットヘッドが3.2ミリ下がった」
とか冷静に観察してる乾はさすがだ。しかし、その後
リョーマの幻影に関する第三者視点でのモノローグが
同じ形で入ってきているのを見ると、これは乾自身の
モノローグではないのだよね? 物凄く紛らわしいぞ。
そして、決定戦にリョーマが挑む。柱になる時がきた。

アニプリ
「OP&EDが一新!! そして……EDテーマを歌うのは
みんなの投票で選ばれたユニット、その名も
“青酢”だ!!」
複数形のSと掛けてるのはわかるが、何故酢なのか……いや、悩んだら負けだ。

遊☆戯☆王☆国
世界八ヶ国かー。スケール大きくなったもんだ。
昨日、「ガイアの夜明け」って番組で
コナミがニューヨーク証券取引場に上場する
様子をやってたんだが……社長嬉しそうだったなぁ。
コナミという会社には思うところは沢山あるが、
アメリカで健闘している姿を見せられると、
何となく応援したいような気持ちにもなってくる。

Ultra Red
VS相撲!!
いきなり異種格闘技戦としては、面白いものを持ってきた。
鯖折りを極められながら、抜き手で相手の関節を外す、
という攻防も結構見応えがある。意外と化けてきたか?
ところで、鯖折りっていつ禁じ手になったの?
昔はオッケーだったよな、確か。

遊☆戯☆王
神のカードを盗まれたところを、闇バクラに助けられる。
「ペガサスがこの世に残した」とか言ってるんだが、
やっぱりペガサス、あのまんま死んだのか? 

A・O・N
攻防にリアリティーがないのはまあいい。
無茶な必殺技も、キン肉マンチックでよろしい。
しかし「正面から技を受けてたつのはプライドで――
倒れないのは意地――」
という、ロマンティックな
プロレス幻想に寄り掛かったテーマは、今の時代には
どうなのだろうか……? いわばこれは「プロレス内ガチ」
という主張(プロレスには暗黙のルールがあるが、
そのルール内で真面目に戦っているという擁護論)だが、
これをブチ上げるにはニ・三年は遅過ぎただろう……。
今や新日も全日もエンタメ路線にシフト、プロレス内ガチの
幻想を背負っていたNOAHも最近萎んできてるしなぁ。

ヒカルの碁
「日本 中国 韓国 そして三国を追う台湾」
「首を洗って待ってろ ジジイ」
「自分の相手ができるほどの棋士を育て上げるためにですよ」
「お父さん…誰の一手を待っているんだ?」

見所満載。やはり台湾も絡んでくるのかとか、
緒方の目つきが殺し屋くさいとか、名無しのハゲ親父が
突然何て重要なことを言いやがるんだとか、一瞬塔矢行洋に
佐為が憑いているのかと読み違えてしまったとか、
とにもかくにも見所満載。しかし、最大の見所はもしかしたら
アキラの「お水を一杯飲んでこようか」かも知れない。
てめー十五にもなって「お水」とか言ってんじゃねーよ!!

こちら葛飾区亀有公園前派出所
創作寿司対決……と思わせといて、纏×麗子のレズ話。
ま、これはこれでよろしいのではないでしょーか。
とりあえずほら、偽装食品への風刺とかしてるし。
たとえ取って付けたようなものだとしても、さ……。

いちご100%
今回は西野の攻撃です。
キスも出来ずに握手でドキドキ。
何という純情ぶり……!!
ああそして、東・西・北の真ん中で
揺れる真中の心。ほんと、ドロ沼だ。
そういえば、結局南は出てこないのかな?
今出てきたら収拾つかなくなりそーだが。

BLACK CAT
トレイン巨大化……したら氣硬銃ゲット。
読み切り版の能力が今更ついたか……。
けどこれ、デュラムのオーラショットとは
どう違うんだろうか? しかも向こうは
弾切れしないが、こっちは弾切れるぞ。

HUNTER’S MIND
一週置きに休まれるより、まとめて休んで
まとめて載る方が、どちらかといえばいいんだが。
いきなりレオリオは放出系だとか発表されてるが、
本編で能力が明らかになることはあるのだろうか……。

BLEACH
巨大地下室で雨と殴り合い。
修行としては非常にベタだな。意外性に欠く。
まあその辺はこれからに期待か。

Mr.FULLSWING
四大秘球の一つ目、「蛟竜」。
四大秘球とは、また欲張った設定作ったものだ。
見たところジャイロボールっぽいのだが、
それだけではないのだろうな。そして、猿野と
獅子川は特訓の為、牛尾キャプテンの家へ。
牛尾ってやっぱりこういうキャラだったのね。
SPに射殺許可か……もはや日本じゃない。

プリティフェイス
体育祭で、姉妹校との交流試合の助っ人にと
引っ張りだこになる由奈。この話しばらく続くらしい。
今回は野球で次回はテニス。……コスプレ大会か?

SWORD BLAEKER
「いつの間にそんな技を!?」
「ミコトが『無敵の楯』をぶん投げてサーナを
守っただろ…あれをマネしてみただけさ!」

前号感想での疑問解消。そーか、ミコトの楯投げが
伏線になってたのか、読みが浅かった。反省。
グルトニーが元殺人鬼というのも明らかになり、
順調にダーク要素も増えてきている。

ストーンオーシャン
「おまえは…自分が『悪』だと気付いていない…
もっともドス黒い『悪』だ…」

言い訳しながら素数を数えるプッチに、とどめを
刺そうとするウェザー。だがその時、タイミング悪く
徐倫達の乗った車が突っ込んできてしまう。
運命に守られたプッチを倒すことは出来ないのか?
それにしても、どんどんプッチの化けの皮が剥がれていくなぁ。

ボボボーボ・ボーボボ
悟飯&ピッコロさんネタ、ちょっとよかった。
パチコロさん、表情完璧。

ROOKIES
決着。そして、敗れし者に涙と祝福。
しかし、笹崎に勝っちゃったら、もう話
これ以上進みようがない気がするんだが。
終わらないのかな? 甲子園までやるのか?

ピューと吹く! ジャガー
ハマーの使い方に困るつん子さんのレーダーに
今度はジャガーのハマープロデュース法が引っかかる。
にしても……耳水って何なんだろう、成分とか気になる。

目次&作者コメント
「作家・乙一氏が復活させた『ジョジョの奇妙な冒険
第4部』新しい「杜王町」の怪事件。よい!」<飛呂彦>

飛呂彦がノベライズを褒めてるっ!!!!
そ、そんなに出来がいいのかっ!?
それとも今までのがあまりに酷過ぎ――

総評
ここんところ、安定してはいるんだけど
爆発力がないって感じだなー。
マガジンから首位奪還は果たしてないんだし、
まだまだ守りに入る時期ではないだろう。
  何か攻撃的な梃入れをしてもいいかな、と思う。

10/24追記、すでにジャンプはマガジンを
発行部数で抜き返しているのではないかとの
掲示板への投稿がありました。確認してませんが、
そう言われれば、そんなようなニュースを
聞いたよーな気もする……。