マガジン1号
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表紙
正式オープンを期に今回から始まるマガジン感想……なんですが、
――無理だっ!! いきなり弱音ですがサンデーと同日更新というのは無謀でした!
そういうわけなので、ペースを掴むまでマガジン感想はボリューム少な目でお送りします。
で、マガジンの表紙ですが、これはアイドルグラビアだらけなので感想なんて書きようがない。
いちいち「愛と亜季、どっちが好き?」とか書いてらんないし。

探偵学園Q
う〜ん、何だか今一つ予断を許さない感じの作品ではあるが、とりあえず赤。
神隠し村殺人事件の解決編。発言の矛盾から、犯人は「風馬 澪」と断定。
肝心の殺人・アリバイトリックについては以下次号。しかし、マンガとはいえ、
また、それが狙いなのだろうとはいえ、可愛い女の子が犯人だと陰鬱な気分になる。

Get Backers――奪還屋――
看板……なのかなぁ? 打ち切りとアニメ化の噂が交互に出てるような気がする。いちおう赤。
「なんと本編に登場中の“神の記述”がホントにカードゲームになるぞ!!」
違うだろー。「カードゲームを売る為にマンガを並行展開している」んだろー。
まあそれは置いといて、ルシファー様のカードマジック講座。
トリックはないと言っているが、いずれ量子力学がどーたらとか言い出すに百ペソ。

空の昴
ごめんな……ニコボール……ごめんな……。赤。
ダフり団長とペアを組んで4サム勝負をすることとなった昴。
団長がダフる限り勝ち目はない。その上昴の球までスライスしてラフに。
しかし昴は「ダフらない魔法をかけておきました」とにっこり。
すると本当に団長ナイスショット。これは手打ちにふさわしい足場に打ち込んだということか?

クニミツの政
そもそも筆者はジャンプ信者であり、若い頃は「マガジン憎し」みたいなところがあったのです。
今では視野も広がって、冷静にマガジンを楽しむことが出来るのですが、やはり、どーしても
マガジンのヤンキー至上主義みたいなものだけは受け入れられない。さらにこのマンガには
それに加えて「悪いのはみんな政治家」みたいな短絡的洗脳思想が見えて、拒否反応が出てしまう。
したがって、このマンガが青なのは作品の問題ではなく、単純に筆者の趣味です。ファンの方すいません。
それでもちゃんと読むには読むし、感想も書く時は書きます。
今回は……別に書くことないか。政に神輿、ベタだ。

魁!! クロマティ高校
これは他誌のギャグマンガと同じで、感想書きにくいので青ということ。
腹話術ネタ、意外に引っ張るんだな……一発キャラかと思った。

GTO
もうすぐ終わりそうだし、赤。
ブチキレ渋谷の攻撃により、鬼塚、脳内爆弾破裂!
渋谷も校長に捨てられ、校長も悪事露見で逃げ場なし。
しかし鬼塚、どうせ死なないんだろうが、これでどう死なせないかというのもむずかしい。

はじめの一歩
アニメで完全にハマった。ちゃんと立ち読みしておけばよかった。赤。
鷹村出血。左眼が塞がれる。そして、残る右眼には網膜剥離の疑いが……。
「両眼が見えないと判断した時――躊躇するな 人目など気にするな
リングに飛び込んで体を張って…オレ達が止めるんだ!」

宮田くん、かっこいい。おろおろするだけの一歩とはえらい違いだ。

ROAD〜輝ける道〜(終)
最終回。骨太な人間ドラマを乗せて走りきり、今感動のゴール。
ぶっちぎって優勝しちゃうのはどうかとも思うが、エンターテイメントだしね。
重いもの、考えさせるもの、熱いもの、苦しいものを背負っていても、
少年マンガとして走り切る。そういう姿勢というか、作家性を感じさせるラストだった。
傑作として幕を引いが、気になることに「続編を構想中」とある。
続編……う〜ん、新作の方がいいんじゃないか?

脳みそプルン!
ギャグは感想書きにくい。特にこういうギャグは。で、青。
しかしこのマンガは本当に書きにくい……何書きゃいいんだ?

RAVE
ま、これはね。ある意味ジャンプ信者としてもね。素で面白いこともあるし。赤。
人魚のセリアVS風になるDBを持つリリス。
風になる能力者と水中戦をやる、という展開がどうにも腑に落ちないのだが、
セリアを活躍させたかっただけなんでしょうな。健気ないい娘です。
しかし最近セクシャルな描写が増えているような気がする。端的に言えばエロくなってるっつーか。

勝負師伝説 哲也
アニメやってた頃はマンガも飛び抜けて面白かったんだけど、最近ちょっとパワーダウン気味。青で開始。
ニセダンチと化した哲也、クールなイメージぶち壊しつつ、必死でリキをサポート。
一緒にラーメン馬鹿食いしてまでどうにか勝利。しかし、何故哲也がそこまでせにゃならんのだ?

ゴッドハンド輝
何というか、実に微妙な位置にある。とりあえず青だが、変更もあり。
胎児の心臓手術というとてつもないオペに、ついに院長の黄金の左手が目を覚ます。
……どうでもいいが、こんな真面目で感動的な話を読みながら、手術台の奥さんがエロいとか
思ってしまう筆者は腐ってるんだろうか? 腐ってますか。そうですか……。

シュート!〜新たなる伝説〜
アニメやってた頃はマンガも飛び抜けて面白かったんだけど以下略。青。
シュートが浮いた……そうだよ、これは雷獣――もといテイクオフシュート。
北海の氷壁の猛攻が続く中、テイクオフ寸前でシュートを止めた久里浜。さらに反撃の糸口を掴んだか?

ゴジラを創った男達 本多猪四郎物語
前編では、美形の黒沢明にびっくり。相変わらずどこから事実でどこから創作なのかよくわからん。
今回も、評論家の城塚真という人が、実在するのか創作なのかわからん。
実在だったら酷い扱いだ。そりゃゴジラなんて普通はゲテモノだと思うだろ。
今だって結構そう思われてるのに。ところで、最後に出てくる老人は、作中の誰なの?

DRAGON VOICE
これは真面目に読むべきなのか……ギャグとして割りきるべきなのか? 赤。
CDが売れない! 笑っていいとも乱入宣伝作戦も失敗し、もはや打つ手なしか?
ライバルと発売日が被っただけで売上げがトップ100に入らないって、
こいつらには固定ファンというものがいないのか? と思いきや、熱心なファンがいた。
ボイスレンジャー好きの子供! 子供層から火がついて、一気に行列が出来るまで加熱。
いきなり馬鹿売れしランキング五位。……百位圏外からいきなり五位か、すっげー。
で、その週の一位は謎の女性ボーカル率いる新たなライバル「BABY NAKID」。
「こいつがチャート1位!!」って、お前らの情報収拾能力は一般人以下か。

SAMURAI DEEPER KYO
一応の赤。これもなかなか安定しないなー。
ゆやの命はあと十二時間。胸に浮かんだ十二の星が全て消えた時、ゆやは心臓を青龍に食い破られる。
それを止める為には、五曜星が守る五曜門を突破し、最奥の陰陽殿に辿り着かなければならないのだ!
…………え〜っと、確信犯だし、いちいち突っ込むのも野暮だと思うんだけど、一応、
聖闘士星矢ですか? 聖域の火時計ですか?
途中でセブンセンシズに目覚めますか?
ラスボスは二重人格ですか?

小宇宙を爆発させ、嘆きの地獄門を破壊した狂。女神を救えるのはお前だけだ!

Dreams
青……かな。まあ、何となく。
高速ナックル、魔球KOBE(いろんな意味でこのネーミングはどうかと思う)と150キロを
超える超速球、クロスファイヤーのコンビネーションに、それでも対応し始める九里。
もう無茶苦茶な展開なのに、いちいち「レフト・ライト線へ打った打球の方が飛ぶ」とか
細かい野球豆知識を入れてくる辺り、ちょっと凄い。

わんる〜む
ギャグなので、青。短編ギャグはやっぱりむずかしい。
電波女に振り回される。地雷と電波はイコールなのか?
しかし電波っていえば、シニアだって電波だしなぁ。

霊長類最強伝説 ゴリ夫
これも微妙。マガジンでなければ赤でもいいんだけど……あんまり赤が多過ぎると大変なんで。
ホームレスかと思ったら親父だった。
こう書くと結構ショッキングだが、親父は最強なのでまあいい。
某地上最強の生物なんかと比べちゃうと、あんまり最強っぽく見えないけど。
ともかく高校生による路上ヴァーリトゥード、裏勝負開始。初戦の相手は……でかっ!

3・3・7ビョーシ!!
終わりが近いようだ。青。
再会した旧友にはめられたフクのせいで、麻薬不法所持の嫌疑をかけられてしまったハイド。
その嫌疑を晴らす為の戦いがラストバトルになる模様。ラストバトル……だよな?

Big Star大吉
次号最終回。青。
芸能界に見切りをつけた大吉。大吉を忘れられない舞。
そんななか舞にビックチャンスが。あのハリウッドスター、ブラッディ・ピートとのCM共演。
しかしブラピー(と略すに違いない)はとんでもないスケコマシ野郎だった。どうする大吉?
これを読んで「ゴマキはキスもしたことないんだっ!!」と思い込む奴っているんだろーか。

へなちょこ大作戦Z
短編ギャグなので、青。
遠足で60リットルゴミ袋を出して「ビニール袋に吐くんだぞー」「そんなに吐けません」
というのに、ややウケ。

総評
け……結局全作品感想になってしまった。
今回だけです。次回からは青感想をいくつか削ります。
今号の見所は、やはりKYOの星矢モロパクリ展開かなぁ。
パターンといえばそれまでだけど、もうちょっとヒネれよ、と思う。
次号はRAVEと哲也の合作マンガが載るそうで……地雷の予感。