マガジン20号感想
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表紙
何で今、尾崎なんだろう……?
こんなでっかく表紙にまで載せてさぁ……。
マガジンの意図が読めねえ……。

巻頭グラビア 尾崎豊
「RAVE」の真島ヒロ先生も尾崎の大ファン!!
何か……いろんな意味でぶち壊しだ。

(読み切り)尾崎豊物語
前後編、合わせて136ページ!!
正直、そんなに読まされんのかよ……といった感じだったんだが、
内容は、青春ものとしてなかなか上手くまとめられた作品で、
意外と抵抗なく読めた。しかし、これは実録マンガでは
いつも思うことなんだけど、「悪役」をやらされている人――
今回でいえば操り人形発言の女教師――は実在の人物なのか?
実録マンガでこういうあからさまなキャラ出されると違和感ある。
ちなみに、筆者は尾崎が嫌いなわけではありません。歌は好きです。
ただ、死者を必要以上に祭り上げて神格化しようとするような
動きがどうにも気に食わないだけです。そういう観点から見て、
今回のこのマンガが等身大の尾崎をきちんと描いてくれることを期待します。
ちゃんと素っ裸で死ぬんだろうなー、後編。

Get Backers――奪還屋――
ようやく復活。これまでの話なんて忘れてるので、あらすじはありがたい。
邪眼VS死邪眼。いつものように、蛮が追い詰められたと思ったら、
実は邪眼で相手を引っ掛けていたというオチ。で、次回は過去語りか?

3・3・7ビョーシ!!
フクに弟子入り志願する少年登場。
フクがモテモテでヤリヤリだと勘違いしての行動だったが、
最後にはフクの本当の良さを理解して、また来ると言って去っていく。
結構いいキャラだと思うんで、準レギュラーになってもいいかも。

探偵学園Q
雪平、湖に沈められそうになって大ピンチ。
キュウも間に合わないかと思われたその時、
タイミング見計らったかのようにQクラス登場。
そして、みんな揃っての最後の推理。犯人は……?
それにしても、雪平さん泣き顔が可愛いなー、うん。

ゴッドハンド輝
レントゲンもまともに見られないテル。
しかし、本番では他の先生がまったく気付かないような
レントゲンの影を見つけ出す。それまさに、神眼!!
このところコンスタントに面白い。看板の一つになってきたかな。

RAVE
ハルに再び立ち上がる時間を与える為、
戦い、倒れていく仲間達。どうにか
立ち上がったハルは、次の一撃に命を懸ける。
少年マンガとしては物凄く王道で、燃える展開
のはずなのに、いまいち盛り上がりに欠くのは
何故なんだろう? 緊迫感が弱いのか?

霊長類最強伝説 ゴリ夫
高山……か?

DRAGON VOICE
お台場ライブ決戦、勝者は――ビートメン!!
これを機にビートメンはメジャーの階段を駆けのぼって
いくそうだが、今後どういう展開になるんだろう?
メジャーになっちゃったら話終わっちゃうような。

空の昴
2オン確実の吾妻ペアに対し、3オンすら危うくなった昴ペア。
3オンの為にはヘッドスピードを上げて飛距離を伸ばすしかないが、
それには……関節を増やすしかない!?
しかし、「唯一の勝機は、人体改造!?」ってヒキの文は
なかなかに名文だな。「なに言ってんだ、団長…!」が余計だが。

クニミツの政
ヤクザの総会に殴り込み。
そんなことしたら余計に先生に迷惑がかかるのでは?

スペシャル対談
真島ヒロ先生VSアーノルド・シュワルツェネガー

何でわざわざ真島ヒロを……!?
他の作家より多く働いてるご褒美か?
しかし自分が演じた主人公の行動を
あっさり否定するシュワは男前だなー。
どうでもいいが、サンデーの安西・武藤対談と
企画がちょっと似てるな。偶然だろうけど。

アソボット五九
何だかんだ言って新連載からずっと感想書いてきたけど、
もうさすがにネタがない……ツラくなってきた……。

平成義民伝説 代表人
ウォーケンのシャクレネタで一話。
可もなく不可もなく、か。
ちょっとパワーダウンしてるなー、大丈夫なのか?

Dreams
息を止めたままバンベルを五十回ひねる。
それが幼少期、九里が父親にされた地獄の特訓だった。
「幼児虐待じゃないの? それっ」
まったくもってその通り。

総評
本当に、何で今、尾崎なんだ……?
そして真島ヒロは何でこんなに優遇されてるんだ?
マガジンの方向性が掴めない……。