マガジン22号感想
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(新)ジゴロ次五郎
加瀬あつし新連載。
高速サービスエリア、通称ナンパーキング
サービスエリアなのに何故パーキング? まあそんなことはどうでもいい。
改造車と無軌道な若者(……)が集うその場所をシメる男、九州男――
の弟、次五郎が主人公。兄はイケメン、弟は美少年なのに、次五郎はブサイク。
しかしあらゆるクルマをエンジン音だけで言い当てる才能を持つ。
最高のクルマを求める次五郎が見出したのは、いわくありげなシルビアだった。
何というか、マガジンにあるべきクルマでオンナなヤンキーマンガ。
ジゴロとかいうからどうなることかと思ったが、ある程度はまっとうな
クルマものになりそうなので、とりあえずは一安心。青だけどね。

クニミツの政
腹マイトで特攻した国光、どうにか手打ちに持ち込む。
しかし納得しない藤代が、タイマン勝負を挑んできた。
どうなることかと思ったら、結局ドツキ合いになるのか……。

3・3・7ビョーシ!!
ハイドとウメの出逢い編。
ハイド十七歳バージョンは痩せてても悪党。
ちなみに現在は十九歳……。未成年だったのか。

はじめの一歩
板垣VS牧野、開始。
牧野の応援に車椅子少年がやってきた。
しかし牧野には容赦ないブーイングの雨が。
それでもめげずにフリッカーで板垣を
攻めたてる牧野。頑張れ牧野っ!!
…………あれ?

探偵学園Q
冥王星。それは、かつて団先生が壊滅に追い込んだ犯罪組織。
その組織が今再び動き出した。メグやリュウをも巻き込んで……。
これからの物語構成はどうなるんだろう?
事件のたびに冥王星の影がちらついてくるのか?
それとも冥王星と正面きって戦うことになるのか?

(読み切り)スーパープロデューサーつんく♂物語
LOVEマシーン大ブレイク編、前編。
R&B路線で売っていこうとしていたモー娘。の前に、
とてつもない怪物が現れた!! 奴の名は宇田多ヒカル!!
天才に、庶民が同じ土俵で戦っても勝てるわけがない。
新たな道を模索するモー娘。とつんく。しかし新たな挑戦も、
もう一人のライバル、鈴木あみの前に儚くも砕け散った!!
「私たち……順位がだんだん落ちてる」
「オレの感覚が世の中からズレてきとる?」

どうするつんく!? どうなるモーニング娘。!?
いやー、何か素で面白いわ、これ。
宇田多の登場に、本気で燃えた。似顔絵はタラコ過ぎだが。
けど、鈴木あみの出演権はどこと交渉したのだろうか?

RAVE
ハル、光の中に消ゆ!!
さらばハル!! 君の勇姿を忘れない!!
「ま…待て」「驚かせてすまない」
「ハルはここにいる 生きておる」

というわけで、ハル消滅はトドの仕業でした。
…………待てコラアアアアアアッ!!!!
何だそのオチッ!! さんざ引っ張っといて
それはないだろっ!! いくらこのマンガが
RAVEだといっても、限度ってものがある!!
いや……だからこそRAVEなのか???
これがRAVEらしい展開というものなのか!?
ま、とりあえず三代目の話くらいは、
ちゃんと今後に生かしていただきたいものです。

ジョー&飛雄馬創刊記念スペシャル対談
ちばてつや×森川ジョージ

あれ? この二人の対談ってこれが初めてだっけ?
表紙共演の時に対談してたような気がしたんだが、勘違いか。
内容はこれまでよく知られていたエピソードばかりなので、
あまり新味はない。ただ、「連載が終わってからも
ジョーが体に染み付いて、本来のボクの絵のタッチに
戻れなくなりましたね……。」
というちばてつやの
発言は初耳。連載後ジョーの顔が描けなくなったって
有名な話と矛盾しているように思うんだが……。
絵柄は変化したがジョーは描けなくなったってことか?

SAMURAI DEEPER KYO
武蔵坊弁慶&牛若丸、復活!!
ついに源平の頃の人まで出てきたよ……。
歴史上の人物が甦るとなると、もう何でもアリだな。
そのうち未来から新撰組連れてきかねない……。

DRAGON VOICE
メジャーになって、今後どう展開させるのかと思っていたら、
ビートメン結成秘話編になってしまった。とりあえず、小休止か。

Get Backers――奪還屋――
よくわかんないんですけど、ヘヴンがトロイの木馬で
ルシファーのゲームにマリーアが介入していたそうな。
で、また理屈はよくわからないんだが、これからは
肉弾戦メインの戦いに移行する模様。で、出番となったのが
「四方守護聖獣」。……これはわかり易い!!

空の昴
副部長、決意のナイスショット。
全てのわだかまりを超え、さあこれからが勝負だ――
って、副部長のボール、入っちゃったんですけど……。
が、頑張り過ぎた……世の中ままならないものだ。

平成義民伝説 代表人
ブスを操る呪術師の力で、日本中のブスが集結。
「む無理やり…無理やりに…関係を……」
哀れサトラレが犠牲者に!!
「も もう僕には…子供番組を仕切る資格はない」
って、あんたやっぱり山ちゃんだったのか……。

アソボット五九
四十九の鍵の一つをゲット。
あと四十八、集められるのか……?
つーか四十九は多過ぎだろ。
ついにこんな位置にまで落ちて、
打ち切りも近いのかと思いきや、
25号で一挙二話&センターカラー。
マガジンよ……引き際を知れ。

総評
ジゴロはどうかなー?
クルママンガになるか、ヤンキーマンガになるかが
運命の分かれ道だろうな。最悪なのは中途半端に両方やること。
しかし、合併号やめて勇んでGWに出したのに、休載が
三作品もあるんだよな……。その辺どうにも不思議。