マガジン25号感想
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(新)CROSS OVER
有名バスケ部のセレクションを受けにやってきたナツキ。
しかし、偶然知り合った少女、水希に誘われて見に行った
試合で、その有名バスケ部のあまりに傍若無人な振る舞い(主に監督)
にブチキレ。選手として試合に出ると言い出してしまう。という第一話。
ごく真っ当なバスケマンガ、という印象。目を引く設定は、ナツキの
下宿先が温泉で、女湯覗きシーンが無意味にあるというところぐらい。
このままだと、よくて中堅止まりの作品という感じだが……。青。

アソボット五九特別編 sanzo@rei
こんなにも強引で!! こんなにも露骨で!!
こんなにも恥知らずな梃入れ見たことねえッ!!!!

案の定全っっっ然違う話になってるな……。つーかエロ多めのちょびっツ。
サンゾウの性格も全然違うし、ただの学園ラブコメだよな、これ……。
今後世界が崩壊してしまうんだという設定なんか、何処吹く風だ。
というか、世界崩壊させる気なんてないだろ。
「アソボット五九特別編」の表記も、すぐに外すんだろ?
何でさあ、こんなことするわけよ??? 人気なかったんなら
ちゃんと一回打ち切って、それから新たに仕切り直して新連載始めれば
いいじゃないか。編集部主導の企画だから、失敗を認めたくないのか?
何だよその官僚体質は……。そんなことだから大麻(以下自粛)――

3・3・7ビョーシ!!
ホスト狩りのマツ。どうやら単に頭の弱い人みたいだ……。
そういう人は、ちゃんとしかるべき医療施設へ入れてだね……。

はじめの一歩
牧野、1ラウンドで顔ボコボコ。
それでも心は折れない。雑草魂を見せるんだ、牧野!!
本当に、心の底から応援するぞ。頑張れ牧野っ!!
ところで……前回から鷹村がず〜っと片目つぶってるんだけど、
これはもしかして、網膜剥離設定復活か!?

ジゴロ次五郎
伝説のシルビアは、伝説のナンパ車だった!!
ああ……さようなら公道バトル展開……。

クニミツの政
冒頭のバイトの行動→夢で合体のギャグに不意を突かれた。
よくあんなの思いついたなー。純粋に感心。

JUMP MAN〜ふたりの大障害〜
鬼窪先生のキャラ立ちだけ、他を圧倒している。
この人、今後も出番あるのだろうか?

ゴッドハンド輝
ヴァルハラに新しい医師がやってきた。
四宮慧、技術・経歴・性格、どれをとっても申し分ない。
しかし、北見のオペビデオを見ながら彼は呟く。
「ああ……ボクも……こんな作品作ってみたいなァ…」
何か殺人犯と紙一重みたいな奴だ。明確な「敵」の登場か?

RAVE
未来のレイヴを貰いにダルメシアンの待つ島へ。
しかしダルメシアンは、四百年前島を滅ぼしたという
神(一説には巨人)の剣を見せ、レイヴを武器とする
ことへの迷いを告げる。それに神の剣を壊すことで
答えるハル。ダルメシアンはそんなハルを認め、
未来のレイヴを託して消えたのだった……。
また何か妙な設定が出てきたな……。巨人……。
エルハブの人とか、海に映る巨大な人影とか……関係ないよな?

SAMURAI DEPPER KYO
氷の結界に閉じ込め、幻影を見せて攻撃するという、
ありがち過ぎて元ネタを特定出来ないアキラの絶対無敵攻撃に
苦戦する歳世。しかし歳世は、自分の体に亜空間を作り、
攻撃を全てアキラに返して逆転勝利する。これまたありがち。
アニメに関しては、27号で声優発表とのこと。
設定画の次にいきなり声優発表か……作画はどうなってんだ?

空の昴
昴の球は、運悪くピンに嫌われバンカーへ。
「自分はここからカップに入れられる」と、
団長に空振りするよう言う昴。しかし団長は、
それが自分の手首を庇う為の嘘であることを
見抜いていた。堪らず号泣する団長。
と、その涙のせいでクラブがすっぽ抜ける。
ミスショット、と思ったら……ボールは
カップの方向へ飛んでいた!?
最後の最後でとてつもない奇蹟。
ってーかこんなのアリなのか?

Get Backers――奪還屋――
祝!! TVアニメ化決定!!
うわっ!! これまた唐突にっ!!
TBSで十月からか……RAVEの後番? それとも枠新設?
ともかくこれで、RAVE・KYO・GBのマガジン三バカ――もとい
マガジン新世代マンガ三作が全てアニメ化の運びとなった。
しかし……KYOの情報すらろくに出ていない段階でGBアニメ化の
報を打つのって、宣伝としておかしいような気がする。
発表のタイミングとしては、KYOと同時か、KYOのアニメが
始まった直後辺りにやるのがベストだったと思うのだが……。
何か焦りのようなものを感じるんだよなー。まあいいけどさ。
本編では、偽兄貴に翻弄されていた卑弥呼の前に、本物兄貴登場。
ついに「死んだ仲間が復活して助けにくる」段階になったらしい。
こうなるともう何でもありだな。神の記述って都合のいい便利アイテムだ。

アソボット五九特別編 sanzo@rei
新連載(というべきだろう)二話目。
しかしこの、過剰なまでのサービスシーンの嵐は何なんだ?
そんなに人気が欲しいのか? この作品が滑ると何かあるのか?
編集の首がいくつか飛ぶのか? いっそ飛ばしてしまえ、そんなもの!!
ただ……純粋に、先入観やこれまでの経緯を極力無視して読むと、
それなりに面白くないこともないような気がしないでもない……。
いやっ! しかしこんな読者舐めきった展開、認めるわけには……!!

アンケートプレゼント
「sanzo@rei〜アソボット五九特別編〜について質問します。」
“特別編”に望む展開はどちらですか?
1・このまま学園を舞台にしたコメディータッチの展開
2・冒険ファンタジーである“本編”につながる展開

本編の人気がなかったせいでこんな特別編が作られてんだから、
こんな二択したって出てくる答えはわかりきってるじゃないかっ!!
出来レースだ出来レース!! これで読者の声を後ろ盾にして、
堂々と本編の存在を完全抹殺する気だな!! 汚い真似をっ!!

目次&原稿持ち込み募集
「編集者(プロ)に任せな!!」
任せ過ぎて作品の全てを管理されてしまう罠。
その上編集者(プロ)が、大麻不法所持で逮捕されたりする罠。

総評
アソボットもそうだし、GB緊急アニメ化もそうだし、
GW号を巡るゴタゴタもそうだし、そして何より
副編集長逮捕もそうだし……今、マガジン編集部は
どんなことになっているのだろうか???
大変なことが起きているのは間違いないのだろうが、
本当に大丈夫なのか? 立て直せるのかマガジン???