マガジン32号感想
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(新)ぱすてる
海水浴場で働く只野麦。彼女と別れて落ち込む彼の前に、
可愛くてセクシーな女の子、月咲ゆうが現れた。
いい感じでデートして、好感触だったのだが、
風呂覗いて言い訳して平手打ちという黄金コンボを
食らい、そのまま別れてしまう。それでも彼女が好きだと
彼女の行方を探す麦。が、何故か彼女と自宅の風呂場で再会。
これは親の都合で同居とか、そういうベタな展開なのか?
それとも、親父の再婚相手が彼女だったとか、そういう
ドロドロした方向に行ったりするのか? ともかく
サービス豊富な恋愛マンガとして、今のマガジンには
貴重な戦力となりそうな作品。今後の展開を見守りたい。青。

クニミツの政
「あの娘ロリコンに狙われそうなタイプだもん」
真のロリコンは高校生は狙わんだろ。
ま、確かに明日香ちゃんは萌えるけどね!!

風の柔士
西南戦争で素手で二十人を殺したという男、掛札。
破滅的な柔術の姿を投影されたキャラクター。
矢野のライバルとして強烈に立ってくれるといいのだが。

SAMURAI DEEPER KYO
阿国と太白が接触。ほたると紅虎が漫才。
で、紅虎達の後を追って、ほたるも狂の元へと向かう。
村正直伝の薬という回復アイテムが登場したおかげで、
みんな怪我は結構簡単に治る模様。これで連戦も大丈夫。

はじめの一歩
一歩の試合、ついに決定。
相手はフェザー級七位、唐沢拓三。
名前からしてぱっとしない……。
激しく噛ませ犬っぽいんだが、
どうなんだろう?

探偵学園Q
メグ、拉致監禁される。
よく捕まるよなーほんと。
というかもう少し警戒しろ。

Get Backers――奪還屋――
雨流VS十兵衛。秘奥義の激突に花月が割って入るが、
その前にすでに雨流は決定的なダメージを負っていたらしく、
勝者十兵衛。そして三人の間に友情が甦った……と、
そこでルシファーの呪い発動。雨流の心臓が吹き飛んだ……。
雨流死んだか。仲間入りしても面白そうだったんだけど。

CROSS OVER
男が苦手な天然系少女、萠。ナツキに見とれる。
ほんっと、旧友との因縁対決なんてどうでもいいな。

DRAGON VOICE
スナフキンと歌対決!!
「信乃と勇吾の声が…ぶった切られた!?」
「でたーーエンジェルフォーム!
光の声がスナフキンを包み込んだ」
「エンジェルフォームが打ち砕かれた」

相変わらず何が何だかわからんようなバトルだ。
「おまえらロクに恋したこともないんやろ」
とまで完全否定されたビートメンの明日はどっちだ!?

RAVE
レットの予言は、実はまだ生きていた。
命を捨てる覚悟でジェガンに挑むレット。
レットの命は今日ここで尽きるのか!?
――という緊迫した展開で、この扉絵はないだろ。

空の昴
兵頭芯、復活。
背、伸びたの?

アソボット五九特別編 sanzo@rei
<もしかしたらこの先、隠し玉が用意されているのかも知れないけど、
このままではキツいだろう。青。>
(4・5号での第一回感想より)
つまり、ある程度ありえることだとは思っていたわけです。
<本当に、何をそんなに入れ込んでいるんだ、編集部は?>(8号感想)
<それともアソボットに次代のマガジンを背負わせる気なのか!?>(9号総評)
<てめーバクハツ人気とまで言ったからには責任持てよマガジン!!!!>(10号感想)
<マガジンは本当にアソボットに命運を懸けるつもりなのか!?
マガジンの未来は今、アソボットに託されたのか!?>
(10号総評)
<何だかんだ言って新連載からずっと感想書いてきたけど、
もうさすがにネタがない……ツラくなってきた……。>
(20号感想)
<打ち切りも近いのかと思いきや、25号で一挙二話&センターカラー。
マガジンよ……引き際を知れ。>
(22号感想)
<こんなにも強引で!! こんなにも露骨で!!
こんなにも恥知らずな梃入れ見たことねえッ!!!!(中略)
何でさあ、こんなことするわけよ??? 人気なかったんなら
ちゃんと一回打ち切って、それから新たに仕切り直して新連載始めれば
いいじゃないか。編集部主導の企画だから、失敗を認めたくないのか?>
(25号感想)
<これは本気で本編に戻るのか!? 前あれだけ言っといて何だが
本当に戻ってもいいのか!? どうする気なんだこれから!?>
(31号感想)
青表記なのに毎回感想を書いていた――というか書かずにはいられなかったのも、
このマンガから何か特殊なものを感じ取っていたからなのだろう……。
そう、このマンガはおかしかった。どう贔屓目に見てもどーしようもない
駄目マンガなのに、増ページされまくり、打ち切りもなく、梃入れに特別編なんか
始まったりして……どう考えてもおかしかったんだ、このマンガはっ!!
ずっと不思議だった。一体このマンガには何があるのだろうと。
その答えが今、ようやくわかった。筆者の感想は間違ってはいなかった。
マガジンは本当に、このマンガに命運を賭けていたんだ……!!

特報「アソボット五九」この秋
アニメ化決定!!

打ち切るわけにはいかなかったんだ、どんなに人気がなくても、
どんなにつまらなくても、諦めるわけにはいかなかったんだ!!
だってアニメとの連動企画だったんだもんっ!!
投げ出せなかったんだっ!! どんなにマンガがクズであろうとっ!!
編集部の、このマンガに対する想いとは幾許かだったのだろうか?
必死だったんだろうなぁ、いろんな意味で…………。
はっきり言うが、企画立てた奴、及びそれに乗ったマガジン。馬鹿です。
どうしようもなく馬鹿です。泣きたくなるほど馬鹿野郎です。
これを持って、マガジンは終わった、と判断してもいいくらいです。
しかし、いっそ清々しいじゃないか、この見事な自爆っぷり!!
さようならマガジン黄金時代!! 三バカとアソボットと共に散れっ!!
――ま、とにかく特別編も綺麗に終了。本編再開の時期が明記されてないのが
気になるが、まあアニメと同時期には再開しているだろう。
何だかんだで、アニメもマンガも楽しみだ。
なので二十六回目にして、赤に格上げしようと思う。
毒を食らわば皿まで!!

JUMP MAN〜ふたりの大障害〜
やはり打ち切りらしく、次号で最終回。
けど、そうなるとタイトルの「ふたり」ってどうなるんだろう?
親父と息子でふたりなんだと思ってたんだが、親父出番なかったな。

総評
マガジンの戦略が、まさかKYO・GB・アソボットの
同時期アニメ化だったなんて、誰が予想しただろうか?
先陣を切って始まったKYOのアニメを見るにつけ、
この戦略を立案した奴の脳味噌はマルコメ製だったのでは
ないかとの疑念が止まない。もしくはカニ味噌だったとか。
マガジンよ、嗚呼マガジンよ、何処へ行く。