マガジン4・5合併号感想
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表紙
ボインちゃん1号・2号。
ボ……ボインちゃん…………ですか?

グラビア&ポスターカレンダー
なるほど確かにボインちゃん。つーか、胸にターゲット絞り過ぎだろ。
少年誌で許されるギリギリのレベルを目指してるな。これがマガジンの強み……なのか?

(新)アソボット五九
何で今更SF西遊記なのか? ともかく新連載。
一読して低年齢層向けの作品であるとわかるが、それにしても「アソボット」……。
悟空(五九か)の性格は普通だし、設定はマシュランボーだし、クールな三蔵は最遊記だし、
あらゆる要素において新味がない。戦略があっての新連載なのだろうが、どうにも不可解。
もしかしたらこの先、隠し玉が用意されているのかも知れないけど、このままではキツいだろう。青。

はじめの一歩
うわ、予想通りだ。完璧に予想通りだ。「ホームなのに凄いブーイング」ってとこまで予想通りだ。
予想当たったけど、嬉しくないよ。予想は裏切ってくれなきゃ。こうなりゃ頑張れイーグル!!

GTO
鬼塚、依然瀕死。その頃渋谷は警官から拳銃を奪って逃走。
拳銃の管理はもうちょっとしっかりやっとけ。そして校長VS理事長。
筍子の性悪説とか言い出して、ネットのBBSなんて最低最悪とかのたまう校長。
こういう場合、多少は校長の言い分に共感出来なきゃいけないように思うんだが、
この言動を見る限り、この人は放置プレイも已む無し。理事長も実は助けに行ってたそうだし。

RAVE
ついにドリューとの対決。
みんなが強い強い言うから、どれほどのものかと思ったら、自分で「私は未だかつて負けた事が無い」
とか自慢しやがんの。しかも「キングとも戦った事がある。戦いはドロー」とか
引き分け勝負を偉そうに語りやがんの。何かもうこの時点で萎え萎えなんだが……どうなんでしょ?

探偵学園Q
澪の犯行は、イッちゃったジイサンに洗脳教育を受けた結果であることが判明。
澪が憐れ過ぎる……。こうなると救ってあげて欲しくなるのだが、どうなんだろう。
金田一の時、コナンに「犯人を自殺させちまう探偵なんて殺人者と変わんねーよ」という
歴史に残るツッコミを食らってるからなぁ。自殺はもうさせないだろうけど……。

空の昴
4サム勝負の罠に次から次へとかかりまくって、昴、絶体絶命のピンチ。
団長はたまにナイスショットしたかと思うと、飛ばし過ぎて池ポチャだったり。
団長はほんと、人間余計なことはするもんじゃないということを教えてくれる。

GetBackers――奪還屋――
花月のかつての仲間、雨流俊樹が立ち塞がる。
その能力は「遠当て」。彼は合気道の源流といわれる村雨流掌術の使い手なのだ。
掌術というのは新しい言葉だな。にしても特殊能力なしで衝撃波みたいなの出せるんなら
神のカードとかいらないじゃん。あ、神の記述か。

SAMURAI DEEPER KYO
村雨をボロクソ言う雑魚その一(確か狐火とかいう名前)をブツ切りにして抹殺。
粉塵爆発とか、考えてるのかアホなのかよくわからない攻撃(自分も危険じゃん)を
見せた雑魚だったが、狂の神風(かぜ)の清響(こえ)の前では無力でした。

DRAGON VOICE
JAM DAM DAP 「POP EGG――!!」
というわけで始まった「ポップエッグ」ですが、ビートメンはいきなりシカト攻撃を食らう。
そこへ何故か助け船を出してくれる謎の歌姫セレン。彼女に渡された弾けないはずのギターを
何故か弾き始める凛。謎だらけで次回に続くのだが、謎なんかどうでもいいよなー、このマンガは。

3・3・7ビョーシ!!
女装したまま「殺人ディスコ」へ潜入。そこでDJやってる写真部発見。
殺人ディスコなので、当然暴力行為が吹き荒れる。ボコボコにされながら、
「写真部を巻き込むんじゃねーよ」と啖呵を切るフク。
友達になった理由は、出席番号が後ろだったから。それだけの理由。
それでも友達。必死で頑張る。それに写真部の心がついに動いた。
「俺の友達いじめんじゃねーよ」。友情復活。

総評
今回、えらい感想数が少ない上、おざなりになってるのが結構ありますが
時間がないもので、すいません。今号の見所は……ボインちゃん1号・2号?
新連載は期待していないわけではないんだけど、低年齢を狙ってるくせに
しっかり「!?」を入れてくるあたりがなぁ……。
そういうマガジンの旧態依然とした体質が、何か嫌だ。