マガジン9号感想
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GTO(終)
最終回。
何というか、最後の最後まで好きになりきれない作品だったなーと、
しみじみ思った最終回でした。校長お咎めなしなのかよっ!!
渋谷、保護観察処分でいいのかよっ!? そんなことで済まされるのかよっ!?
そして……「Qあなたにとって 学校ってなんですか?」
何……あれ? あのワイドショー丸写しの若者表現……。
ザ・ワイド以外に情報源ないんですか、藤沢先生? いくら何でも表面的過ぎる……。
こんなんでいいのかよ……仮にも一つの時代を象徴する作品の、底の浅さだけを露呈して
終わる最終回……そんなんでいいのかよ……もうちょっと突っ込んでくれよ……。
本当に、これが一つの時代を築いた作品の最終回なのか……。
連載当初は確かに時代の表現足り得ていた。だが、いまやその影はなし……。
時代の早過ぎる変化に対応出来ず、結局このマンガも「わかってくれない大人」に
なってしまったのか……。栄枯盛衰、諸行無常。時代ってのは恐ろしい……。

まあ、そういう意味では最後まで時代を表現してはいたのか? 逆説的に。
ともかく、藤沢先生、お疲れさまでした。けど、GTO2は勘弁して下さい……。

はじめの一歩
最高峰の技術と精神の応酬。
しかし、その果てに、鷹村の両目は光を見失った……。
両目共塞がっちゃって、網膜剥離がどうこうとかいう話が
ぶっ飛んでしまってるんだが、大丈夫なのかなぁ?

SAMURAI DEEPER KYO
狂VS四聖天のほたる、開始――と思ったら、
話はDr.ホワイト(いろんな意味で何だかなぁって名前だ)VS猿飛佐助へ。
実験体を殺戮しながら、細かく解説を入れてくれるDr.ホワイトは意外といい奴だ。

アソボット五九
ま、まだ増ページするか……!!

Get Backers――奪還屋――
卵立ての次は、マネキンをガラス越しに取る、水に落ちて濡れない、
そして、車道を目隠しで横断する。成績最悪だった蛮だが、
卑弥呼のピンチに「神の記述」を発動させる。やはり才能だけはある模様。
それにしても、公園で衆人監視のなか半裸になる卑弥呼とヘヴンは、
やっぱり露出狂であるとしか思えない。

空の昴
コースの特性を利用して、団長がナイスショット。
それを見た副部長が何故かヒートアップ。ミスショットする。
何を熱くなってるんだと思ったら、何とこの二人、兄弟だった!!
駄目兄貴とそれを嫌う出来のいい弟か。やっぱ昔は兄を尊敬していたんだろうか。

RAVE
ムジカとレイナ、予想通り共闘。
しかしレイナの言い分は、相変わらず共感出来る部分が微塵もないな。
父の形見、父の形見って、自分勝手にも程があるだろ。
ムジカ、もっと怒ってもいいぞ。

探偵学園Q
お風呂に入って考えて、謎のおばあさんの行動をヒントにして、
メグ、宿題クリア。しかしそのおばあさんはキュウの変装だった……。
二人の仲は一歩前進。ピュアな恋愛してるなー。

魁!! クロマティ高校
「なんでみんなハッキリ言わないんだよ!!」
「だってどう見たってコイツらは
ロボッ…
「それ以上言うな!!」
「何でだよ? 何をビビってるんだよ!?」

ついにメカ沢の神秘のベールが剥がされるのか!? また次回へ続くのかーっ!?

DRAGON VOICE
エンジェルフォームを習得せよ!!
このマンガでこれだけ少年マンガ的な特訓が見られるとは思わなかった。
これがドラゴンボイス進化系――エンジェルボイスだっ!!
ってことはあの超低周波混じりの声は、デビルボイスっていうの?

霊長類最強伝説 ゴリ夫
何のマンガなんだ、これは?
こないだ唐突に出てきたヒカルがヒロイン扱いなのは一体?

総評
GTO終了。
マガジンも大転換期を向かえている。
だが、今のところどういう方向に転換する気なのか全く見えてこない。
アソボット押してる場合じゃないと思うんだけど……。
それともアソボットに次代のマガジンを背負わせる気なのか!?
無茶すんなよ、マガジン!!