サンデー20号感想
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表紙
素晴らしきかな全身スパッツ!!
美しきかな縦割れ腹筋っ!!

(新)史上最強の弟子 ケンイチ
悩んだが、赤で開始。
超増刊連載時のネタをある程度は使い回せるということで、
展開も安定したものになるだろうという読み。
つまりは「秘拳伝キラ」の二の轍は踏まないだろうと。
キラは強引に増刊から繋げて破綻したからなぁ……。
そういうわけで、この仕切り直し新連載は絶対的に是である。
普通に第一話として見ても、非常によくまとまっている。
とりあえず、第一話はスパッツではなくメガネか……。

犬夜叉
睡骨、あっさり悪人化。
そして殺生丸VS蛇骨。
久々に格好いい殺生丸が見られそう。

DAN DOH!!Xi
全英を前に、優香がドライバーを渡しにきてくれる。
そしてラミアと修羅場るか……と思いきや、
ラミア、寝込みを襲われ誘拐される!?
こりゃ全英始まるまで、またしばらくかかるな。

焼きたて!! ジャぱん
二次予選の課題は、数種類のバターの中から
一つを選んで、バターロール様を作ること。
しかし和馬の選んだバターは最低の代物。
しかもバターロール焼き上がるの早過ぎ。
相変わらずヒキが上手いなー。
というか橋口たかし、マンガ上手いよなー。

名探偵コナン
ダイイング・メッセージ。
シャイニング・ウィザード。
似てる……かぁ!?
これ、今号の武藤敬司インタビューに
合わせたネタだったのかな?

MAJOR
サイン無視して気合の直球勝負。
まあ、いつもの吾郎だな。

金色のガッシュ!!
ガッシュ、今日こそはと意気込んで、ナオミちゃんと勝負!!
で、あっさり負けたりライオンが脱走したりと色々あって、
実はナオミちゃんはガッシュのことが好きなんじゃないか
みたいなオチで終わるわけだが…………。
今回の面白さ、無茶苦茶さ、とてつもなさを如何に
文章で表現したらいいものか……。つーか文章表現不可能。
何ていうか、マンガって凄いんだなーとつくづく思った。

旋風の橘
うっちゃり剣道!?
相撲VS剣道。ついに橘が竹刀を捨てた!!
そして力士をうっちゃった!!
もはや剣道でも何でもねえっ!!
しかし!! 何とこの相撲部は実は剣道部だったのだ!!
………………はぁっ??? なっ、何それ!?

ARMS(終)
あれから十年……。
バイオレットは米国国務長官となり、パレスチナ紛争を解決。
武士はサッカー選手としてセリエAで活躍。W杯代表に選ばれる。
隼人はK−1中量級世界大会で優勝。キャロル・十蔵と共に暮らす。
恵は李と一緒にコンピュータソフト会社を経営。何故かメガネ着用。
アルは数々の博士号を持ちながら、大学の講師として活動中。
そして……涼とカツミの間には女の子が生まれた。名前は亜里須。
みんなそれぞれの人生を歩んでいる。あの頃の気持ちは変わらずに……。
で、地球が出てきてエンド。

最後に地球が出てきて、不覚にも笑ってしまった。
スプリガンの映画でも、唐突に地球出てきて終わったっけなー。
まあ、色々あったけどハッピーエンドでよかったのかな。
あれだけやっといて普通に家庭築いてんじゃねーよとか、
意地悪な突っ込みも湧いてこないではないが。
やはり帰還編が蛇足だったように思えてならない。
もしアニメの為に引き伸ばしたんだとしたら残念なことだ。
で、アニメもあの出来だったし……。
しかしこの作品が六年間、驚異のハイクオリティーを維持して
連載し続けられたことは素晴らしいことだし、それを六年間
読み続けることの出来た我々は幸せだった。それは断言出来る。
とりあえず、七月・皆川両先生、お疲れ様でした。

安西信行MEETS武藤敬司
何でいきなりこんな企画が……?
とにかく安西信行と武藤敬司の対談です。
つってもページのほとんどは武藤の技解説。
ドラゴンスクリューが入ってないのが不思議なのだが、
最近使ってないんだっけ? 藤波に気ぃ使ってんのか?
そして安西信行の1ページマンガ。
十五でキャバクラ通いがバレて芸能界を引退した
EE JUMPのユウキが登場。凄えタイミングだ!!

ファンタジスタ
西郷の狙いは水本の攻め疲れだった。
攻めて攻めて、決定的なチャンスをようやく
作り出しながら、得点出来なかったその瞬間、
ついに水本は圧倒的な疲労感に襲われる。
観客席にはファン・ハーレン監督まで登場。
監督の脳裏には、西郷を含めた代表の構図が
すでに浮かんでいる模様。代表再集合も近いのか?

(読み切り)爆裂アナ 黒木一鉄
超体育会系アナが天気予報コーナーをやることになって
さあ大変。スポーツ実況風天気予報開始!! というギャグマンガ。
ネタは悪くないんだけど、今一歩押しが弱いか。

からくりサーカス
アンジェリーナ、花魁メイクがとれて裸になったら
いきなり可愛さ炸裂。「主さんの笑顔が、いっち好き!!」
そして衆人監視の中、裸で正体を晒すアンジェリーナ。
花魁仲間の助けでその場を逃れたアンジェリーナだったが、
雨に濡れ洞窟の中、一人全裸で震えるばかり。そこへ正二郎登場。
何か……シチュエーションが異様にエロいなー。

うえきの法則
正義を捨てた黒影の男に、生き様で挑む植木。
しかし、勉強教えただの公園掃除しただのが
報われなかった程度で正義を憎悪しちゃう
黒影の男って、元々ヤバい人なんじゃなかろうか?

365歩のユウキ!!!
影ベタにみせかけてスパッツの股間に縦スジを描かないよーに。

(読み切り)育ってダーリン
読み切り後編。
前編はかなり照れ隠しのギャグが多かったのだが、
後編は真面目にラブコメしている。凄い。
「恋人同士はいつでも誰でも、同級生なんだ。」
しかもちゃんとこの作品のテーマを示して完結している。
何だかんだ言って、この作品に思い入れあったのかな、久米田康治。

KUNIE
日焼けで風呂に入るとしみる、という話。
それだけでこれだけ話を面白く作れるのはさすが。

総評
新連載攻勢第一弾、「史上最強の弟子ケンイチ」の出だしはいい感じ。
次は椎名高志「一番湯のカナタ」。四畳半SFってことで、
椎名高志の本領を発揮した作品になりそうで、期待大。