サンデー26号感想
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表紙
サンデーの司令塔、名探偵コナン!!
サンデーの得点王、犬夜叉!!
と並んで、ガッシュがサンデーの切り札扱い!!
コナン・犬夜叉と並び称されるとは……感涙。

ファンタジスタ
イタリア編開始。話数は1から数え直しらしい。
物語は、てっぺいがイタリアに渡ってから、
いきなり一年後。もうすっかりチームに溶け込んでいて、
異文化との衝突とか、そういう描写はあまりない。
そして、てっぺいはプリマヴェーラからトップに
上がる為、トップとの合同練習で見事なシュートを決める。
どうやら下積み時代はすっ飛ばして、さっさとプロ編に
行くみたいだな。しかし、てっぺいの顔、鋭角化してるなー。

犬夜叉
珊瑚を守る為、風穴で最猛勝ごと妖怪を吸う弥勒。
久々に弥勒がかっこいい。珊瑚に対する気持ちを
初めて明確に言葉にしたか?

名探偵コナン
どうやら、また蘭と和葉が襲われそうな展開。
いくら何でも容疑者と偶然に会い過ぎだろ……。

一番湯のカナタ
青龍刀は、カナタ達と共生する生物らしい。
この設定はSFマインドがあってグッド。
そういえば今回、サブタイが美神の頃に
おなじみだった、名作からの引用になってるな。
「その1」じゃなく「01」なところがSFマインド。

金色のガッシュ!!
敵のコンビネーションに苦しめられ、大ピンチの
ガッシュと清麿の前に、待ち合わせの相手、
ティオと恵がやってきた!!
超増刊掲載の外伝と、こうリンクしてくるとは。
それにしても、敵、驚くほど意外に強いな。
特に偽ウーピー。何で生身であんなに強いんだ……。
それと、外伝の一言感想。
ティオ萌えー。以上。

MAJOR
左打者の大河には、スライダーは打ち易かった。
というわけで、今までの苦労は何だったんだってくらい、
あっさりとヒット。そしてバッター吾郎。
前回かすりもしなかったスライダーを、またもや
あっさりジャストミート。ボールは高ーく飛んでった。
結局……打つんじゃん。

鳳ボンバー
「見損ないましたで!!」「ホンマもんの男…!!」
「それが男でしょうが!!」「ええ度胸やないけ。われェ!!」
「どかんかいワレェ!!」「どいてたまるかァ!!」
「なんで脱いでんだ――!!?」「男なら腕相撲で勝負――!!」
「んぬあ!!」「ふぬ――!!」「おああッ!?!」

熱血バカ度120%!!!!
素晴らしい……!! 素晴らしいマンガだこれは!!
今、この閉塞感溢れる現代社会に、よくもまあ
こんな作品を送り出してくれたものだ。
そうだぜ!! もはや鬱も萌えも時代遅れだっ!!
これからは熱血だぜ、熱血ッ!!!!
しかし、この作品の熱血は何か致命的なものを
取り違えているような気も、しないではない。

かってに改蔵
物語のヒロインはトラブルメーカーのたとえ、
ほとんど高橋留美子キャラじゃねーか。
それと、久米田康治の中では、あずまんが大王の
ヒロインはゆかり先生ってことになってんのか?

焼きたて!! ジャぱん
高級メロンを使っても、それはメロンが美味いのだ!!
パンで勝負しとらん!! と、ちゃんと公平な評価を
下してくれる黒柳は、本当にいい奴だ。
そして次の勝負、河内の相手は、「お袋の手」を持つ
給食のおばちゃんだった。新人なのか、この人……。

旋風の橘
竹刀が曲がって見えるのは、目の錯覚……らしい。
では、人が真上にぶっ飛んで頭から落ちてくるのも
目の錯覚なのだろーか? っていうか錯覚であってくれ……。

史上最強の弟子 ケンイチ
ついに梁山泊へと赴く兼一。
もうみんな、増刊版とか読み切りで、
師匠連中のことは大体知ってるんだから、
あんまり引っ張らないでいただきたい。

からくりサーカス
フランシーヌ人形の話を聞き、その存在に迷いを持つ正二。
一方、現代では、ギイが黒賀村までやってきていた。
さて、フランシーヌ人形に続いてギイも出てきて、
物語はさらに混沌の度合いを増す。これからは
過去と現在が交差するような物語構成になるのかな?

DAN DOH!!Xi
エバ、胸にベルト巻いてラミアの真似。
そして気付かないダンドー。
結局ラミアより新庄と拓さんの方が
大切なのか? 笑顔が違うもんなぁ……。

うえきの法則
ロベルト十団に入りたきゃ、巨石背負って三日間立ってな。
んな無茶な……と普通思うが、植木は見事やり遂げる。
そういえば子供の頃、「魁!! 男塾」で虎丸が一年間
天井を支えてたって話読んだ時、素直に感動したっけなぁ。
だからこの話も、年少読者は素直に感動するのかもなぁ。
こうして歴史は繰り返していくのか……。

モンキーターン
洞口のダンプ、クッピーを直撃。
あーあ、これで青島さんに振られるな、洞口。
しかしクッピー大丈夫なのか?
まさか試合後倒れてそのまま、なんてことないよな。

総評
ファンタジスタ第二部。
てっぺいの顔を、ちゃんと成長させているのに好感。
今回はよくわからないが、たぶん身長も伸びているのだろう。
こういう、思春期の主人公が、精神の成長に合わせて
身体的にも変化していくって表現、ありそうであまりないんだよな。
最近では「ヒカルの碁」がやってるくらいか?
とにかく、「成長」をきちんと描こうという作者の意思が伝わってきて、
心強い。あとは……やはり新たな萌えキャラの登場に期待だな。