サンデー2・3合併号感想
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表紙
創刊2500号記念号、とのこと。
新連載が一番でかいのは当然。読み切りのあるファンタジスタと
大増ページの烈火のカットがあるのも当然。コナンのカットは看板作品ということで理解出来る。
が! ガッシュのカットがあるのは何故だ? コナンに並ぶほどの人気ということなのか!?

(新)旋風の橘
猪熊しのぶ新連載。
何か色々と邪推してしまったが、実にまっすぐな剣道少年マンガであるようだ。
野性的で田舎者なチビの主人公が、突然大会に現れてド素人丸だしの動きで
強敵をやっつけてしまう。こいつ一体何者だっ!? ――という、今日び珍しい
小細工一切なしの第一話。真っ向勝負をしかけてきた作者の心意気は大いに買うが、
いかんせんあまりにも真っ直ぐ過ぎるきらいがある。もうちょっと冒険してもよかったのでは?
設定キャラ配置その他、現時点では定型過ぎて評価不能。よってしばらくは青で様子見。

犬夜叉
主要キャラが次々と登場するなか、ついに桔梗がやってきた。
孤児達の面倒を見る、睡骨と出会う桔梗。この睡骨も四魂のかけらを持つ七人隊の一人。
だが、睡骨の四魂のかけらには、一点の汚れもない……。
これで七人隊は六人がお目見え。残るは一人。

MAJOR
三船、頭脳プレーで駄目押しの四点目。
最早聖秀に打つ手はない……が、ここへきて大河が燃えている。
勝負はこれから!! ――って、ここから逆転されても読者としては萎えるだけなのですが……。

名探偵コナン
今や女優となった小五郎の中学生時代の同級生、雨城琉璃。あだ名は琉璃っぺ。
探偵ドラマの撮影中、探偵役の役者が殺され、その場には両手を真っ赤に染めた彼女がいた。
小五郎の選択、というサブタイトルが意味深。小五郎・英理夫妻のなれそめのようなものが
明かされるエピソードのようだが、そんなの今更見せられてもなー。

(読み切り)川口能活物語
草場道輝読み切り。
ご存知、日本代表の守護神川口能活を主人公としたW杯企画マンガ。
……の、はずなのだが、読んだ印象ではこれ「松田直樹物語」だ。
ストーリーの中心にいるのは、川口に影響され変わっていく松田の方だから。
キャラ的にも松田の方が立ってるし、最後の最後まで松田視点なもんだから、
読者の感情移入先も、当然松田になる。結果、川口より松田の方に親近感が湧くのである。
何でこうなっちゃったんだろう。これでいいのか、川口能活物語?

金色のガッシュ!!
親父とガッシュが出会った森。そこには今、妖精が住むという……。
森の中で清麿とはぐれてしまったガッシュ。と、そこへ妖精が現れた!!
「ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
うああああああああああああああああああっ!!!! 妖精だーーーっ!! マジ妖精だよっ!!
どんな妖精かは各自サンデーを読め!! ああ妖精だ!! あれはまさしく妖精だっっっ!!
ともかく妖精さんの案内で、ついに二人はガッシュが記憶を失ったと思われる場所へと辿り着いた。
その、隕石でも落ちたかのような破壊跡を見た途端、ガッシュは恐怖に怯え震え出す……。
そして、その体が金色に輝き始めた……。ついにこのマンガのタイトルの意味が明らかに?

DAN DOH!! Xi
エバ・スターリング。その正体は、生き別れたラミアの姉だった!
しかし彼女は、自分から母を奪ったラミアを心の底から憎んでいたのだ。
このホールは偶然にもエバとラミアの母が偉大な記録を残した場所。
その場所で、因縁の姉妹対決が幕を開ける。
ダンドーを介しての姉妹対決か。勝負のあとに、エバがダンドーに惚れて対決続行ってオチになったりして。

烈火の炎
裂神召喚。そして、柳が烈火の炎になる……。
素晴らしく盛り上がるクライマックス。縦見開きが効果絶大。
しかし、柳はヌードにならんのね。じゃあ紅が裸デフォルトなのは紅麗の趣味か?

リベロ革命!!
とりあえずサーブだけ打ってくれれば代わりにリベロが入れる……。
しかしリベロが代わりに出られるのは、交代選手が後衛にいる場合のみ。
四ローテ目には負傷した一馬に前衛が回ってくる、だから……!!
「その3ローテーションの間に勝つんだ!!」
まさに絶体絶命崖っぷち。背水の陣での最終決戦。激痛を堪えてサーブを打つ一馬。
まだ終わっていない、勝負はこれから! ……MAJORもこれくらい危機を煽ってくれればなぁ。

からくりサーカス
いずれ自分の秘密を知る為の「兆し」がやってくる。
勝には家族が出来た。家が出来た。しかし唐突にやってきた「兆し」は、それをたやすく破壊してしまうだろう。
家族がどんなに自分を思ってくれていても、それがやってきたならば、もうこれまで通りではいられない。
サーカス〜最終章〜開幕。また、一年くらいかかるのかな……う〜む。

ファンタジスタ
てっぺいがいないことによって、逆に過去最高のチームとなった水本。決勝トーナメント進出。
てっぺいも最早レギュラー確定ではない、という琴音だが事態はレギュラーがどうこうという次元ではない。
「自分がいないと水本は勝てないと思ってた…思い上がりだった!!」
試合に出たい、と願うてっぺいだが、彼が本当に出るべき試合は何なのか? そろそろ結論を出して欲しい。

うえきの法則
最強の男、ロベルト・ハイドン。
B・Jの敵討ちに燃える植木だが、ロベルトの「赤いシャボン玉に包んだものを重く」
「青いシャボン玉に包んだものを軽く」する能力に、いいようにあしらわれる。
挙句上空高く浮かばされ、落とされる……。植木、最大のピンチ。
しかし、白黒原稿だと赤いシャボンと青いシャボンの区別が全くつかねー。

モンキーターン
申し訳ございません。前回、赤でいくと言ったモンキーターン感想ですが、青に変更させて頂きます。
理由は、サンデーとマガジンの同日感想更新というのが予想以上にきつくて、いくつか赤感想を
削らなければやってられないということが判明した為です。で、何を削るかと考えたら、
やはり中位安定で毎回細かく追わずとも大丈夫なモンキーターンだろうと。そういうわけです。ごめんなさい。
で、波多野VS蒲生。蒲生との真剣勝負の中で波多野、知らず知らずのうちに完全復活。
しかしダービー制覇した頃の状態に戻った波多野と互角に遣り合う蒲生も本物。勝負の行方は果たして?

かってに改蔵
えーっと、そういうわけで、これも青になります。
他誌のギャグマンガが全部青なのに、これだけ赤ってのも変だし。
で、感想。
ラブコメ続行!! 何かよくわからんうちに改蔵と山田さんが付き合うことに!!
ホントにラブコメマンガにする気なんだろうか……。ところでピアニストって何だろう?

ARMS
モニュレイテッドARMSを、肉弾戦で撃破。
結局どーしょもない雑魚だった量産型だが、最後にホワンの手によってリミッターを解除される。
ああ……これをカルナギが全滅させて討ち死になのか。何となくそんな気が……。

HORIZON
のぞきはいけませんっ!! 盗撮もいけませんっ!!
けど、覚醒剤はもっと駄目ですっ!!

トガリ
一つの事件が終わり、新たな悪意が生まれる。
絶対ゲーム作る奴とかいるよね。不謹慎書き込みする奴とか。
>みんな壊れちゃえばいいのに(笑)
けど、この程度の書き込みで「悪意」とか言ってたらネットでは生きていけない。

総評
先週、マガジン感想との同日更新を目指したところ、作業六時間目くらいで力尽きた。
その教訓を活かす為、今回はあえて前回青感想としたものを全部削ってみました。
あっ、ホライゾンはネタ的にタイムリーだったもんで。
けど、やっぱりちょっと寂しい感じ。カメの感想に頭を悩ませないのって。
今号の見所はもちろん妖精!! あれは妖精だ。誰が何と言おうと妖精だ!!