サンデー35号感想
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表紙
一瞬、マガジンかと思った。
クロスオーバーと絵、似てるよね……。

(新)ふぁいとの暁
少子化による統廃合でバスケの名門に行くことになった
幼馴染の東野暁と城戸清春。小さい頃から二人きりで
していたバスケだったが、暁のドリブルと清春のシュートは
名門でも充分通用するレベルだった。だが、暁だけは
レギュラー候補のBチームから落とされてしまう。
落とされた理由は、「試合中ヘラヘラ笑ってるから」。
暁はバスケが楽しくて笑っていただけなのだが、
名門のコーチはそういうの嫌いらしい。で、暁は落ちこぼれを
辞めさせるためのFチームに回されてしまう。どうなる暁?
第一話としては、まあ普通だなぁという印象。
というか今時「三軍から這い上がる」なんてベタなネタよくやるな。
まあヨソでも「弱小校に入って打倒名門」なんてベタなネタやってるけど。
つーか二つ合わせりゃMAJORだな、凄いぞMAJOR!!
……何でMAJORの話になってるんだ。青で様子見。

犬夜叉
犬夜叉VS蛮骨、最終局面。
こないだっからずっと最終局面のような気もするが、
今度こそ本当に決着着きそうな気配濃厚。
しかし、これで蛮骨出番終わりなのかな?
蛇骨が何か生き残ってるっぽいから、蛮骨もまだ目はあるか?

焼きたて!! ジャぱん
海野カツヲ、実は既婚者!! 実は三十一歳!!
カビパンまで食って新人戦に出たのは、
美人の奥さんとイチャイチャする為!!
よって勝者河内!!!!
最近、パン関係なくなってきてないか……?
そして最後には、三姉妹最後の一人、雪乃登場。
脚しか出てないのに、キャラ立ちまくりだ。

(読み切り)まじっく快斗
「あら…泥棒のくせに…探偵みたいなしゃべり方をするのね…」
自覚あるならこのフキダシの山をどうにかして下さい、青山先生……。

金色のガッシュ!!
男の名はデュフォー。恐怖を感じず、機械のように冷静に動き、
しかしその胸の内には、強大な憎悪を秘めている男。
魔物の名はゼオン。ロップスの攻撃を歯牙にもかけない
圧倒的な魔力と、情けなど微塵もない冷徹さを持つ魔物。
ついに宿敵の正体が見えてきた。アポロ&ロップスが
リタイアさせられたのは残念だが、演出効果は絶大だ。
しかし、別れも言わせてもらえないというのはキツいな……。

史上最強の弟子 ケンイチ
兼一の妹、ほのかが兄を心配し梁山泊へ。
ついに妹が本格参戦。萌えサイドの強化完了。
これからしばらくは、ラブコメと修行が並行進行かな?

一番湯のカナタ
セイリュート×ブラッド、ラブコメ進行中!!
何か作者公認らしいからなこの二人(人か?)。
それにしてもセイリュート、回を重ねる度に
恐ろしい速度で萌えキャラになっていく……!!

DAN DOH!!Xi
飛天御剣流、土龍閃!!
馬鹿な!? クラブで土の中の小石を打ち出すなんて!!
まさに殺人剣!! ラファエル・バーン恐るべし!!

からくりサーカス
微笑、前編。
タイトルだけでクるものがあるなぁ……。
フランシーヌ人形の命令を聞かない自動人形。
戦いに挑むアンジェリーナ。そしてその後の
正二やギイの様子からすると……。
ええと……駄目だ、まだ何がなんだかわからない。

ファンタジスタ
監督の言葉に惑わされ、自分本来のプレーが
出来なかったロデオが解雇。クラウディアに
キツいこと言われるが、俺達の友情は本物だ、
ってことでテッペイは前に進んでいく。
クラウディアの掘り下げはいつになったら
行われるのだろうか。このままではただのヤな女だ。

うえきの法則
コックに襲われたところで、ロベルトに恋する
メガネっ娘が背後から奇襲!! 二対一に。
それにしてもコックの能力。
「トマトをマグマに変える能力」って、
何をどう突っ込めばいいのやら……。

鳳ボンバー
殴り込み先で天才と対決。
リベロに出てきたイタい人系のキャラだな。
けどまだイタさが足りないな。もっとイタさを!!

かってに改蔵
プライドの安売り!!
「ロベルト・ハイドンの組に入る」
読んでるんだ、ちゃんと……。

(読み切り)ミリ吉四六
チビで変な顔の転校生、吉四六が相撲部に入部。
しかし相撲部は不良に乗っ取られていた。
吉四六は五年間かけて覚えたすり足だけで
不良に挑む。その姿に突き動かされる元部長……。
という、キャラは変だか内容は熱血な作品。
真正面から語るには少々気恥ずかしいテーマを、
変なキャラで中和して伝える……というのが
こういう系統の作品の理想だと思うのだが、
これはそういう化学反応が起こるまではいっていない。
変なキャラが無闇に熱い発言をして更に変になっているだけ。
狙いは悪くないのだが、今回は空振りかなぁ?

旋風の橘
先パイを剣道部に誘う為、店の手伝いをしたものの、
失敗続きでさらに店の仕事を増やしてしまう橘達。
そのせいで先パイの親父さんが倒れるハメに。
なのに、その後の会話。
先パイ「おしまいだよ。」
橘「四人で力を合わせりゃなんとかなるじゃろ!!」
先パイ「だれのせいでこうなっているのか、わかんねェのか!?」

橘「うるさ〜〜い!!」
橘「あきらめから生まれるモンなんか、なにもないんじゃ〜っ!!」
こいつ……馬鹿だ馬鹿だとは思っていたが、ここまでとは……!!
そんな橘に対する柳田のフォロー。
柳田「言ってるコトがムチャでへ理屈で一人よがりで…
でも――妙に説得力がありやがるんですよね、困ったコトに…」

説得力ッッ!?

総評
「ふぁいとの暁」。こういう天真爛漫系の主人公も、
今時珍しい感じだな。――あっ、「旋風の橘」ってのがあったか。
ともかく、久々の新人による新連載なんで、頑張ってもらいたい。
次号の、武論尊とあだち充の読み切りって、どんなんだろう?
武論尊とあだち充……予測出来ない。