サンデー38号感想
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(新)きみのカケラ
気合入ってんなー、という第一印象。
作者の高橋しんの気合もそうなのだが、それ以上に
サンデーが気合入ってるなー、と。
閉じ込みカラーは意表衝かれた。そこまでやるか。
第一話の出来は、雰囲気作りを優先させたせいか、
はっきり言って読みづらい上わかりにくい。
しかし上記で記したような、尋常ではない
気合の入り具合が、先への期待感を煽って止まない。
しかしまだ、現状では霧の中にいるような感じで
作品の色や形、方向性がはっきりしていない。
今のところは青で様子見。しかしこの作品、本当に
傑作になるか訳わからないまま終わるか、どっちかだな。

焼きたて!! ジャぱん
黒柳はハーバード大学を飛び級で卒業するほどの男だった!!
それほどの男が、今やリアクション大王……。
それにしても、今回説明セリフだらけなのに、細かな遊びを
満載させてまったくそうとは感じさせない辺り、さすがだなー。

犬夜叉
肉壁!!
何か、イヤラシイ響き……。
要するに白霊山全体が奈落に
取り込まれていたということか。
巨大化して体内に取り込むなんて、
実にラスボスらしい行動だ。

名探偵コナン
アニメ化の際には、録画を忘れないようにしなくては、
などと思った今回の話。ブラチラか……日テレは、
その程度なら大丈夫だよな? 全員年増だし。

金色のガッシュ!!
前回、あんな状態で引いて、どうする気なんだろうと
思っていたら……こりゃまたはっちゃけたことをしたもんだ。
もうネタからキャラから小道具まで、あらゆるものが濃過ぎ。
しかし、こんな話でも正義の心とか真正面から語ろうとする
作者は本当に立派だ。妙なバランス感覚だよなぁ。

MAJOR
「今からうつむいてたら、空に現れる
勝利の女神を、見落としちまうぜ。」

キザな言い回しだなー。逆に不安になってくるぞ。

ファンタジスタ
「さぁ、我を称えよ!!」
いいキャラじゃん、トト。
クラウディアも過去が判明して、
キャラ立ってきたし、ようやく
役者が揃ってきた感じかな。

からくりサーカス
アンジェリーナ、ギイをかばって倒れる。
ああ、自分のミスでアンジェリーナを
失ったのか、ギイ。最後のセリフで
「ママン」の謎も上手く繋がった。
これであとは貞義が出てくるだけか……。

DAN DOH!!Xi
赤野、負傷しまくりでリタイア。
こんな赤野をリタイアさせるのは、
やはり納得いかないなー。
ラファエルの凄さも全然伝わってないし。

いでじゅう!
ヒロインと不思議少女系のベリ子が柔道部入り。
今回は普通に面白かった。キャラクターが
きちんと機能すれば面白いんだな。

KATSU!
どうやら話は活樹の出生の秘密、
みたいな方向へ行くらしい。
意外とハードな展開を見せていくのか?

うえきの法則
あっさりロベルトを裏切った鈴子。
あっさり鈴子を信用する植木。
あっさり仲間になる二人。
……あっさりし過ぎだよなぁ。

鳳ボンバー
十球勝負で何かを掴んだ啓介。
しかし、立ち直るきっかけが
親父でいいのだろうか?
まだその辺は子供なのか。

史上最強の弟子 ケンイチ
那覇手と首里手とか、脱力とか、順調に薀蓄は増殖中。
一方で、師匠連中のキャラ立ちも順調によくなってきている。
しかし師匠が強過ぎるもんで、敵と師匠が並ぶと
敵キャラの脅威が完全抹殺されてしまうのは問題だ。

一番湯のカナタ
カナタのフィアンセ、ワネット姫登場。
作品がどんどん賑やかになってきているのはいいことだ。

旋風の橘
橘の直感は運命の導きなんだそうです。
何かもう、投げやりな話だなー、それも。
ムー大陸の転生戦士集めてんじゃないんだから……。

365歩のユウキ!!!
みもりの父親は、記憶なくしてるか
封印しているだけなのではないか?
というか、父親よりみもりの豹変の方が
唐突だし怖いぞ。性格変りやすい血筋なのか?

総評
「きみのカケラ」、要注目の新連載ではあるが
子供受けはどうだろうなー。とにもかくにも
今後の展開次第か。しかしどういう話になるんだ?
世界を巡りながら教訓めいたエピソードを
重ねていくとか、そういう方向性なのか?
それとも純粋に冒険活劇なのか? 謎だ……。