チャンピオン16号感想
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表紙
表紙とは関係ない話なんだけど、
家帰ってきたら戦争始まってました……。

ORANGE
アイコンタクトを切ればラインを切れる、と。
そうか、そういや確かにムサシが止まって
ボール受けてるシーンて、あんま記憶にないや。

アクメツ
もう、生の過去なんてどうでもいいと
思い始めていたんだが、ちゃんとやるのか。

恋愛出世絵巻えん×むす
石鹸ハンマーで集団リンチッ!!
うわあ……ここんとこほのぼの路線に戻ってたと思ったら……。
つーか、肋骨と手足を折った上、飲まず食わずで六日間も
暴行を続けたら、絶対死ぬだろ。ソーニャがよっぽど頑丈なのか、
それとも死なないようにギリギリでコントロールしながら
暴行を続けたのか……。どちらにしろ、とてつもなくグロい話。
一体作者は、このマンガをどうしたいんだろーか?

バキ
扉で「『死』という圧倒的強敵に刃牙はどう挑む!?」とか
言っておきながら、全編ミスターのボクシングみたいなの講座。
今更こんな描写見せられても、凄さは伝わってこないよなー。
結局何者なんだよ? で、刃牙はどうなってんのよ?

ななか6/17
消えゆく六歳ななかの記憶。そんな中、十七歳七華は決意する。
周囲が求めているのは六歳の自分。六歳の自分が消えたなら、
みんなが哀しむ。ならば……自分は六歳の自分を演じよう、と。
これは……読み切り版のオチをブラックに再解釈したような格好だ。
そして、読み切り版にあった要素を出してきたということは、
いよいよもって最終局面ということだろう。とにかく、こうなったら
物語の行く末をただ見守るのみだ――って、次週休みなのっ!?

NANAKA.NET
あーいいなぁ、「ななか7/17」。激希望。

カオシックルーン
ようやく、何でハカナがここにいるのかという説明が。
登場した時に、「何でお前がここに」って一言
入れておいてくれたら混乱しないで済んだのに……。
しかし、ハカナの言動は何か怪しいな。ヒロインと
思わせておいて、実は敵役だったりすると面白いけど。

エイケン
ちはるの女装弟とデート。
女装男萌えは普通、ある程度ギャグに
するものなんだが、これは大マジだなー。
ただ、女装男を描くなら、股間のモノも
きちんと描写して欲しいところだ。

ショー☆バン
マリック、どうにか入部決定。
番太郎とマリックのライバル関係が、
どんどん面白いことになってきている。

フェイスガード虜
男の頭の十円玉の意味がわかんねぇ……。

Switch
(C)石ノ森章太郎って書いてないんだけど、いいのか?

キャラメルリンゴ(終)
戦いはこれからだっ!! 完ッ!!
久し振りに見たな、ここまで清々しい打ち切りエンドは。
もう朝日が眩しくって見てらんないよ……。
いきなりキラリをヒロインとして持ち上げてるのは、
多少強引だが、それでもかなり強烈なヒキとして
機能している。これから面白くなりそうな終わり方だ。
打ち切りエンドとは、如何にして読者に、今まで応援して
こなかったことを後悔させるかでその価値が決まる。
その点においては、結構レベルの高い最終回だと思う。
まあ、再連載を望むほどのもんじゃないのも確かなんだが。
しかし、「RAVE、うえきの法則系の偽ワンピ絵で
ハンターハンターの第一話をやってるNARUTO」が、
最期にそれなりのものになってくれて、本当によかったよ。

スナッチャー窃(終)
H3型核ミサイル!!
最期の最期にまた妙なものを出してきたな……。
ともかく、Dと共にミサイルで吹っ飛んだかと
思われた窃だったが、直った具道達と一緒に、
今日もスナッチャー稼業に精を出すのでした。完。
いやー、それにしてもこの作品ほど、マンガに
おける描写力とは何か、ということを考えさせる
作品はないね。確かに、描写力のなさが最大の
欠点ではあるのだ。だが、例えば今回、あのビルが
吹っ飛ぶ絵が“あの”絵でなかったとしたら、
我々は果たしてこのマンガを愛したのだろうか?
駄目なところが個性なんだよな。人はそれこそを
愛するんだよな。なので、作者はこれからも、
変わらずにそのままのあなたでいて下さい。

総評
リンゴ、窃、ダブル終了。
で、次号からは新連載攻勢。
第一弾はボクシングもの。
原作付きだが……七三太朗かよ。
また、異様に細かい薀蓄が
散りばめられるんだろうなー。