ジャンプ1号感想
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表紙
びっくりしているメガネの少年が、
ちょっぴり梅図かずお入ってて怖え。

ジャンG塾
ドラクエ8情報初登場。
ダーククロニクル作った会社が開発しているとのことだが、
確かに3Dキャラの感じはそれっぽいな。というか、
これホントに鳥山明デザインなのか? 何か微妙だ。

(新)グラナダ―究極科学探検隊―
いとうみきお新連載。
2002年29号に載せた読み切り、
「ジュゲムジュゲム」の続編と見ていい。
一万年前に消えた謎の超科学文明グラナダの謎を追う
少年二人とマッドな科学者の物語。見所は主人公、
ジュゲムの使う奇想天外な「科学」。今回のそれは
分子結合を一度解除して物体を擦り抜けるという――
まあ、要するに「ドンブラ粉」ですな。描写もまさにそう。
自分を砂にして風に乗って逃げるというラストのオチは、
意外性はあるが、一体どうやって元に戻るのだろうか?
「SFではなく空想科学」を指向しているのだろうが、
ある程度納得のいく理屈付けは必要だと思う。
読者の度肝を抜くようなあっと驚く「科学」の存在も必須。
今のところ、アイディアに弱さが見えてしまうのだが、
今後の展開次第でどうとでもなる課題ではあるだろう。
とりあえず、長い一日とやらを待つ。暫定青。

Mr.FULLSWING
休載明けにこの位置。最近のジャンプは
掲載位置=人気の法則があまり通用しないな。
牛尾が壊れ始めたのはいいのだが、特訓自体は
あんまり面白くなかったな。猿野母は本物なのか?

NARUTO
「だったらこっちから出向いてやらァ!!」
と、格好よく1ページ使って言い放った後、
すぐさま「お前が行っても殺されるだけ」
「少し黙れ」
と自来也に叱られるナルト。
いつものこととはいえ、扱い酷いなー。
そして、ツナデの正体が徐々に明かに。
ああ、ツナデが回復役なのか!!

ONE PIECE
え〜、この空島は、すっかり駄目になってしまいました。
そこで――みなさんには、ちょっと殺し合いをしてもらいます。
そして始まる運命のバトルロワイヤル!!
エネル「戦え……最後に生き残った五人だけが願いを叶えられる」
ルフィ「やめろ、オレはこの戦いを止めたいんだ!!」
ゾロ「オレが戦わなければ、くいなとの約束を果たせない……。
オレには戦う以外ないんだ!! どけルフィ!!」
サンジ「あーあ、くだらないねえ友情ゴッコなんて、
あっ、ゴローちゃんスパゲティ作り直してくれる?」
ウソップ「フフフ……そのうちに戦うのが快感になってくるんですよ!!
!? うわっ、何だこのカニ!! ギャアアアア!!」(脱落)
シュラ「このオレが……せっかくゲームを盛り上げてやったのに……」
ワイパー「ハァァ……、馬鹿かお前は?」(排撃によりシュラ脱落)
ナミ「本当は、あなただった……死ぬ運命にあったのは」(ルフィを庇い脱落)
ロビン「英雄になるんですよォ……英雄にィィ!!」
チョッパー「センパーイ、オレ雇いません? オレ強いですよ。
角強化(ホーンベント)!!」(大量の鹿が襲いかかってくる)

戦わなければ生き残れない!!

ボーリングの王子様
さらばテニス!!
時代は今ボーリングだ!!

ついにタイトル変更!! ていうかボーリング編、
本気で面白いので、もうテニスしなくていいよ。

BLACK CAT
過去編に突入。
サヤの影響で不殺になった抹殺者トレイン。
黒猫時代に不殺になった割には、第一話で
思いっきり人殺してたじゃねーか、という
突っ込みはさすがに野暮だろうか?

こちら葛飾区亀有公園前派出所
山手線ゲーム。何か似たような企画を
TVで見たような憶えがあるのだが……。

遊☆戯☆王
セトVSバクラのディアハ開始。
精霊には特殊能力があるとのことだが、
カードゲーム的な駆け引きというより
スタンドバトルみたいになるのかな?

アイシールド21
試合には負けたが勝負には勝った。
ふがいない自分に涙する桜庭に
リベンジの機会は与えられるのだろうか?
桜庭は、今後どうなるのか予測がつかない。

いちご100%
新キャラは幼馴染属性。
しかも年下。兄妹同然。
妹属性もアリか……。
名前は判明したが、肝心の
苗字が出てこないな。結局
南なのか、南じゃないのか?

ボボボーボ・ボーボボ
魚雷ガール、強し!!
こんな姿になっても、一応真面目に
戦い続ける辺りはOVERなんだな。

Ultra Red
バトルロイヤルで閃VS片桐、早くも再戦。
そして、雑魚を倒した後に閃にいいように
やられる片桐。必殺の一撃をいとも簡単に
耐えられて、呆然とする片桐。……ああ、
こいつ噛ませ犬になる為に生まれてきたんだなぁ。

BLEACH
浦原も斬魄刀持ち。
死神なのか? そうは見えないが。
尸魂界から追放されたとか?

プリティフェイス
急展開の本編と、全く関係ない扉絵……。
美容院は潰れていて、結局由奈の手掛かりは
ないのかと思いきや、由奈を知る美形男登場。
それにしても……由奈(乱堂)は男のくせに
いい尻の形してるなー。何故なのだ……?

シャーマンキング
アンナがゴーレムを仲間にすると言い放ち、
これにてなし崩しのうちに、エピローグ編終了。
チョコラブが贖罪の為、視力を失っていた
というのには驚いたが、同時に安心もした。
それくらいやってくれなきゃ、さすがに
ご都合過ぎる。おかげでラストも締まったし。

HUNTER×HUNTER
ゴンの必殺グーパンチ、ついに炸裂。
こんなに荒い絵なのに、これだけ
迫力を出せる作者の実力に改めて
驚嘆させられる。作画そのものへの
力配分を極力削って、そのぶん
脚本・構成・構図に回すという
作者のやり方は、何だかんだ言っても
やはり正しいのだと、認めざるを得ない。

ストーンオーシャン
神父の新スタンドは、遠隔操作型。
けど、遠隔操作でも別に本体が
目視出来る位置にいる必要はないのでは?
その辺の設定は、もう訳わからなくなってるな。

A・O・N(終)
最期までポエマー魂を貫き徹して、十週死!!
「前に進むことで何かを失うなら――
もともとそれは失う運命なのだ」
「傷付くのは痛いです 負けるのは辛いです
でも一番の恐怖は何だと思う? それは
自分の居場所や存在理由がわからないこと」

作者の血の叫びが聞こえる……全力を尽くし、
夢に賭け、それでも敗れ去る男のブルースが聞こえる。
何だか凄く物悲しい……。主張に実情が追いついて
こないっていうのは、見ていていたたまれないよなぁ……。
やはり、最期のチャンスってことで自分の描きたいことを
真っ向勝負で突きつけたんだろうが、商業誌でやる以上、
もっと大人になるべきだったってことなのかな……。
次回作は、あるのだろうか?

ピューと吹く! ジャガー
20万枚って……凄いじゃん。
しゃぶしゃぶの食べ方がわからなかったって、
確かタモリのネタであったよな。

目次&作者コメント
「ラストチャンスだったのに、どうにも
できないことばかり。つまずき転ぶばかりで
最悪でした。このままでは終われません。」<宗紀>

うわぁ……。怖いほどの情念を感じるコメントだ。
このままこの方向を突き詰めていけば、もしかしたら
変な感じにブレイク出来るかも知れない。

総評
新年号感想。
だからといって、別にサイトリニューアルとか
そういうことはありません。面倒くさいから。
背表紙の背景色、赤から黒になったのか。
赤黒の組み合わせは結構格好いいかも。