ジャンプ15号感想
>>戻る

表紙
すっかりハーレムマンガ。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
子供時代編、今回は東京タワー。
今時眼の中に星がある少年描いているのは、
敢えてレトロな味わいを出そうとしてるのか?
ところで、こんなに年代のはっきりとした
過去編て結構珍しいよな。逆算すると両津が
明確に五十代になっちゃうんだけど、いいの?

ONE PIECE
傷付いたチョッパーを見て、燃えるゾロ。
何だかんだでゾロは頼りになる奴だ。
食われてる奴とか速攻でやられる奴とは違って。

NARUTO
綱手の哀しい過去。
首飾りもそうだが、キスと死の
イメージが重なっちゃってて、
恋が出来ないというのも
あるのだろうか。弟の死に様が
詳しくわからないんだけど、
大蛇丸が何かしたのか?

シャーマンキング
葉、ハオに敗れる。
そしてマルコはメガネで、チョコラブは不人気だった……。
本編では、ルシフェルがランボルギーニでミカエルが
フェラーリであることが判明。趣味全開な媒介だなー。
マルコもメイデンに救われて、これにてX−LOWSとの
バトルも一応決着。一気にわだかまりが解けた感じも
するのだが、これから対立関係はどうなるんだろう?

アイシールド21
部員集め再び。今度は向こうからやってきた。
登場の仕方で攻撃型か守備型かわかるってのが
妙に説得力ある。野性的な方が守備なんだな。
サッカーなんかだと逆って感じするけど。

テニスの王子様
桃城の秘めたる力が覚醒する。
ステップ……というか踏み込みに
何かあるようだが、乾も試合前に
教えといてやればいいのに。

ROOKIES
「麻酔を簡単に考えるな」
どんなに怪我しても、麻酔を打てば大丈夫!!
というスポ根マンガに対する問題提起ですか?
最近ではサンデーのアレとか。

Mr.FULLSWING
最初の3ページから本編に切り替わる際の
違和感がとんでもないな。切り替え時に
変な余白があるもんだから余計にそう感じる。

(読み切り)神撫手
堀部健和読み切り。赤マルでは名前、平仮名だった模様。
正直なところ、赤マル掲載作、よく憶えてない……。
なのでそれを逆に活かして先入観なしで読んでみる。
まず、第一印象として、絵が女性っぽいという感想を持つ。
実際どうなのかはわからないが、少なくとも少年誌的な
絵柄ではない。しかしまあ、作画や演出の出来は
しっかりしているので、絵柄自体はそれほど問題ではない。
やはり最大のネックは設定がありきたり過ぎるってこと。
少年怪盗で、母の遺した贋作で、幻覚能力だもんなぁ……。
何か一つでも新鮮味のある設定があればよかったんだけど、
どうにもこれはもったいない。基本的にはよく出来ているので
あとは企画の練り込みだと思う。ネタを探して再挑戦希望。

ボボボーボ・ボーボボ
三兄弟、色々と芸達者だなー。
100回記念の割りにページ数少ないのは
次号の巻頭カラーに備える為か?

HUNTER×HUNTER
爆弾魔、まともな戦闘でもこんなに強かったのか……。
爆弾魔の凄味はこれまで、狡猾さと残酷さで
演出されていたから、読んでて違和感が拭えない。
素のガチンコで強いって話、これまで出てたっけ?

遊☆戯☆王
セトとアクナディンは親子だった模様。
で、白き龍と聞いて同じ過ちを……と
アクナディンが戦慄していることから、
どうやらアクナディンと青眼少女も
何か関係があるっぽい。もしかして、
生き別れの兄妹とかそんなんか?
そっちの方が大恋愛よりかありそうだが。

BLEACH
人の話を聞かないガンジュとケンカ。
唐突に始まってブツっと終わるので、
今回は完全に「繋ぎ回」という印象。
アクションで魅せてはいたけど……。

Ultra Red
山田吾郎は無拍子使い。
ノーモーション攻撃なんて、
ほとんど究極奥義みたいなの
いきなり出しちゃって大丈夫なのか?

BLACK CAT
最後の数式、足し算引き算掛け算割り算しかないから
イヴなら余裕で暗算出来るな、と思ったら……。
とりあえず、そろばんでも習いなさいな。
で――それはそうと、本当にこの答えは正解なのかと
計算してみたんですが……。あれ、133349.5???
…………まさかっ!!!!
括弧がない場合、掛け算と割り算を
優先して計算するという、小学校で
習った知識を使わずに計算したところ、
確かに合ってました。

ええっと……さすがに素で間違えたとは思いたくない。
きっとわざとだよね? 高度な矢吹ギャグだよね?
つーか編集も、そこまで自爆かまさせることはないだろ。

いちご100%
天地がどんどんいい奴になってきてるな。
このまま北大路とくっついちゃうんだろうか?

ストーンオーシャン
最強は、岸辺露伴ということで。
DIOのナイフ投げを神父が真似したのは、
偶然なのか? それとも承太郎の記憶ディスクで
知ったんだろうか。で、わざわざ同じ攻撃で
とどめを刺してやったと。やっぱり陰険だ……。

TATTOO HEARTS
千里、莫山をかばって死亡。
やっぱりやられキャラだったか……。
ところで「戯れはおしまいだ」って、
おしまいにしちゃったら能力発動
出来なくなるんじゃないのか?

グラナダ―空想科学探検隊―
プロフェッサーの死を受け、アトム発動。
プロフェッサーここで一度消えてるのか。
で、どうやって第一話に繋がっていくんだ?
時間逆行か、並列宇宙か、ネタは何だ?

プリティフェイス
理奈に恋の予感。
とはいえ、相手は引っ越しが決まっているので、
あくまでも小エピソードとして留まりそうだが。
それにしても、最後尾に落ちたか……。

ピューと吹く! ジャガー
ギター科にもろくなのがいない。
ま、事務所が事務所だからなぁ。

総評
新人読み切りが続く。
次号では手塚賞準入選作「ドーミエ」が登場。
受賞の時に、カット一つで異彩を放っていた作品だが
さてその内容やいかに。結構楽しみだったりする。