ジャンプ20号感想
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表紙
また「振り」の効果が加えられてる。
これ、マンガ家が描いてるんじゃなくて、
デザイン担当者が処理してるんだろうな。

遊☆戯☆王
表遊戯の声を受け、ラー降臨。
闇遊戯は完全に王様になりきってたが、
これで正気に戻ったのだろうか?
というか、過去の出来事を追体験
しているはずなのに、何で表遊戯の
魂が介入出来るんだ? やはりこれは
単なる回想ではなく、時間旅行なのか?

ONE PIECE
空島編もついに最終ステージに突入。
けど、空島破壊とか箱舟とか大鐘楼とか
色々あって、直接バトルで決着が
つきそうな気配ではない。大体にして、
ルフィ達には空島を守るなんて気は
今のところ、さらさらないからなぁ。

NARUTO
ナルト、カブトからも正式にザコ認定。
そしてバトルでもやっぱり足手纏い扱い。
一体どこまで冷遇され続けるんだろう……。

アイシールド21
桜庭再登場。けど不遇。
桜庭、復活する時は新たな
決意に燃えてたりするのかと
思ってたんだが……まだ
しばらくは落ち込みモードか。

ボボボーボ・ボーボボ
何だかんだで、段々とボーボボの世界に
ペースを巻き込まれていくハレクラニに
堕落というものの真髄を見た。

闇神コウ〜暗闇にドッキリ!〜
道満改め路蔭改め、聖子さん(眼鏡)!!
よし!! 以後は聖子さんと呼ぼう!!
ようやくコウが鬼に同情心を示してくれて、
途中までは結構よかったのに、何で最後に
その同情心をすっぱりと忘れているのかね?
大体ギャグで落とすには、背景があまりにも
悲惨過ぎる。殺された生徒の陰惨な描写も、
必要性が薄くて、単なる悪趣味にしかなってない。
聖子さんのミニスカとか、いい掴みも増えて
きてるんだけどなー。まだ上手く噛み合わないか。

ヒカルの碁
ヒカルVS永夏、一進一退。
そして塔矢行洋と楊海がsaiを
巡って接近遭遇。やはり楊海は
スーパー囲碁コンピュータsaiを
作ってんのかなぁ? で、行洋が
そのプログラムに協力する、と。

BLEACH
死神達の内紛とか、一護の超パワーとか、
色々あったけど、一番印象に残るのは
「石田は食べるのが遅い」だな。
石田がどんどんいじられていく……。

★SANTA!★
かつての飼い主を守り、死んでいく獣人。
冒頭の説明セリフから強引な展開には
どうなることかと心配させられたが、
なかなかどうして、感動的な話になった。
単に泣かせ話ではなく、世界観の説明にも
なっている辺り、第二話としては優秀。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
ひっ、酷過ぎる……。メロン蹴るなよ……。

いちご100%
新キャラは、外村の妹。
友達の妹、部の後輩、か……。
性格的には他と被らないので
独自のポジションは築けそうだ。

(読み切り)SELF HEAD
天下一漫画賞佳作、原哲也読み切り。
どーでもいいが、思わず原哲夫と読んだ。
床屋の息子で喧嘩に強い主人公、母が
美容師と駆け落ちして以来、美容師を
憎む彼は、仲間を虎刈りにしたカリスマ
美容師との髪切り喧嘩マッチに挑む。
まず、何で髪切りながら戦うんだとか
考えてはいけない。そういう突っ込みを
吹き飛ばす熱気がこの作品の最大の魅力。
そして、作画・キャラ・ドラマ・バトルと、
どれも荒削りながら全てに将来性が見える。
この作品そのものは一発ネタっぽいが、
そこから覗く才能には、期待が持てると思う。

Mr.FULLSWING
司馬くんの日常。
けどメインは兎丸の女装だよなー。
何気ない変態仮面ネタも嬉しい。

プリティフェイス
伝説の樹の下でキス。
卒業生限定ではなく、卒業式の日なら
誰でも発生させられるイベントなのね。
それにしても……生徒会長あれで終わりか。

Ultra Red
渡辺、男気を見せつけて敗れる。
実にカッコいい散り様でしたよ……。

HUNTER×HUNTER
ゲンスルー、本気モード。
「ダルマにしてやる」って、
出版コードに触れないんだっけ?
何かこのままだと、作戦とやらを
出すまでもなく、ゴンがガチンコで
勝っちゃいそうな感じなんだけど。

BLACK CAT
霊丸(レールガン)は一日に四発が限度。
そしてトレインの前に、指輪物語風の
酸を操るタトゥーハーツが現れる。
いやぁ何かもう、非常に面白いですな。

シャーマンキング
仏教って、中庸か?
これまでは、善悪はっきり
させるなんておかしい、
中庸最高、みたいなスタンスで
やってきたが、ここにきて
中庸も否定する気なんだろうか?

ROOKIES
桧山、友情と屈辱の代打要請。
ああ……もうせつねーなぁ。
見せ場のない選手の見せ場、
負のスポットライトの当て方が
非常に上手いと思う。

ピューと吹く! ジャガー
ギタリストトーナメント編、完。
セクシーコマンドー大会の時より、
遥かにやるせないオチだ……。
つーか妙にリアリティあるぞ……。

総評
あー、「ドッキリ」と「サンタ」が
好きになってきた……どうしよう。
次回は天野洋一「ライブアライブ」
読み切り。02年35号のデビュー作と
同じく音楽ものであるらしい。けど、
音楽ものはジャンプではむずかしいよなぁ。